2014年12月29日

仕事の合間に

前回の日記(もはや日記とは言えない)からあっという間に約3ヶ月経ってしまいましたが、その間ほっとんど仕事に打ち込んでまして、バイクで紅葉を見に行くこともなく冬に突入してしまいました。
先日やっと仕事が一段落したので、中高生時代に挫折したスケートボードに年甲斐もなく再トライ(最近のスケートボード事情を調べたら完全に浦島太郎状態になりました)しましたが、スタミナ激落ちで想像以上にバテてしまい、練習になるどころか自分の肉体的ポテンシャルの低下に気付かされた次第であります。
でも友人の子どもが持ってたブレイブボードには乗れるようになりました(笑)。

今回の日記はそんな横乗り系ネタでもバイク系ネタでもなく、最近深みにハマった趣味であるカメラに関してちょっと気になることを発見したのでそれについて書いときます。
普段メインで使ってるSONYのRX100はコンデジとは思えない高精細な写真が撮れるので、お気に入りカメラとして持ち歩いてるのですが、このRX100のレンズが実はけっこう樽型歪曲が激しいということに最近気がつきました。
しかし、この歪曲はJPEGはもちろんのこと、RAWデータでもカメラ内部で補正されていて、よく見ると画像の四隅に画像が引っ張られているような感じに補正されています。
この補正によって画像中央近辺から縦横方向は歪みの少ない像になるのですが、四隅に向かう斜め方向にけっこう歪みます。
そのためバイクのタイヤや人物の頭が四隅に近い位置にあると、歪んでるのが一目瞭然。
んで、この補正を解除して大元の画像を見てみると、なんか補正しない方が自然な感じに見えなくもない(軽〜くフィッシュアイっぽい感じ)場合もありまして、四隅近辺の像はこちらの方が正しい姿なんではないかと思えることもあります。

まぁ歪みだけならLrでもある程度自由に補正できるのでそれほど気にならないのですが、ここで問題提起したいのは、補正によってかなりの幅の画像端がカットされているということ(つまり補正後の画像では写ってない部分が、実は大元データでは写っているということ)。
この「大元の歪曲画像」は、RAWデータをSONY純正のフリー現像ソフトの「イメージデータコンバーター(以降IDCと表記)」で開いて、歪曲補正を解除しない限り見ることができません(そもそもRAWなんだから補正してない状態をデフォルトにしてほしかった)。
つまりセンサーが捉えた自然な画像の全てを見るにはIDCで処理しないと見られないということなんですが、これがIDCでしかできないってのが気に食わない!
普段現像に使ってるアドビの「Photoshop Lightroom5(以降Lrと表記)」ではこの歪曲補正解除ができないのです(歪みはいじれるけど、本来写ってるはずの画像端はカットされたままで見られない)。
補正がメタデータとして後付されているのではなく、RAWデータ内部にSONY独自の方法で組み込まれているような感じなのでしょうか?
ここで一瞬「IDCで補正解除したRAWデータをLrで開けばいいんじゃね?」と思ったのですが、この2ソフトは互換性が無いのでIDCで加工したデータはLrでは読み込めないんすね〜。
IDCで補正解除したRAWデータをLrで開くと、一瞬だけ補正解除された画像が写るんですが、すぐ補正のかかった状態になってしまうってのがなんとも変(ホントは表示できるんじゃないのか?)。
かといってIDCで現像するのは嫌(なかなかキレイにできない上に動作が激重&不安定。Lrの方が遥かにキレイに現像できるし圧倒的に扱いやすいので作業が早い)なので、なんとかならんかと考えたあげく、苦肉の策としてIDCで補正解除したらTIFFで現像して、それをLrで開いて調整する方法を思いつきました。
しかし、この方法はRAWデータをいじるわけではないので、白飛び&黒つぶれした部分はあまり補正できません(もちろんIDCでやってもトホホなレベル)。
まぁそんなにムキになるほどのことでもないとは思うんですが、なんかこういう些細な事って気になっちゃうんすよね…。
そもそもなんでRAWデータの互換性ってこんなに融通効かないんだろ。規格統一すりゃいいのに。

とりあえず百聞は一見にしかずということで比較写真を載せておきます。
※画像サイズを少し小さくしていますが、データ圧縮していないので非力なパソコン等ではご注意ください。

まずはRX100の内部で歪曲補正されたRAWデータをLrで現像した写真↓
DSC01977rp.jpg
最初からLrでいじくったので白飛びした空もかなり補正できて、消えてた枝も復活してますが、やはり四隅が伸びたように補正されてます(RX100の補正をそのまま見るためにあえて四隅の歪み補正はしてません)。
それよりも問題なのは左右の画面端が実はまだ「端」ではないということ。

というわけでIDCで補正解除したTIFFをLrで調整した写真↓
DSC01977tp.jpg
これがセンサーが捉えた真の画像。
補正後では左の小さい木や右奥の家がほとんどカットされてたのがわかります。
ちなみにIDCでTIFFに現像した後の調整なので、白飛び部分はほとんど補正できてません(一応IDCで現像する際に極力調整したけど…やっぱダメでした)。
まぁこの写真は別に左右カットされてても全然気にならないっていうか、補正されてる方が落ち着いた感じで良いですな…。

最後にRX100とPANASONIC GM1+OLYMPUSの単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8で撮影した写真の比較。
ちなみに撮影場所は同じですが、撮影時期&位置はちょっと違います。
↓RX100
DSC03999-1 のコピー.jpg

↓GM1+M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
P1010326p.jpg

やはりGM1の方が歪みも少ないですが(レンズが違いすぎるので当たり前)この写真の場合RX100の四隅は歪みの目立つ被写体が無いせいかそれほど気になりません(本体内で歪曲補正されたRAWをLrで現像。四隅の補正はしてません)。
むしろRX100の写真は画角の印象もあるかとは思いますが、広がりが演出された感があって洒落た写真のように思えます。GM1の方はマジメ〜な写真って感じがします。
ちなみにGM1の写真は元画像が4:3でしたが、好みの関係で3:2にトリミングしています。
まぁなんだかんだ言ってもこれだけキレイに撮れちゃうと、やっぱりRX100は最強のコンデジだなぁと思えます(最近発売された1型センサー搭載コンデジ機の中でも最安最小最軽量ってことで)。
RX100のボディの中にM3のレンズとコンピュータ回路だけ移植できないかな〜。

…というわけで、RX100の画像には写ってるのに見えない部分がある、というお話でした。めでたしめでたし(?)。
posted by 文鳥 at 01:58| 東京 ☀| Comment(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする