2020年06月28日

オイル漏れ対処

前回、サスの錆取りと左クランクケースカバーのオイル漏れ2箇所のチェックをしましたが、今回はその後日談。

サスは錆取りのために外して、代わりに台湾サス(ダンパー)に純正2レートスプリングを入れて代用。
取り外した錆サスは錆取り&研磨後、2液性ウレタンクリアーでコーティングしました(錆取りの詳細は前回記事を参照)↓
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前回「このダンパー本体、どうもXLの純正ではないような気がします」と書きましたが、やはりこのサスは純正ではないと確信しました。
上下の取り付け部分やイニシャルアジャスターの形状が全然違うことに加え、セカイモン(e-bay)で検索していた際に見つけた、旧車用の社外品として現在も新品で売られているサスがこの錆サスとほぼ同じ姿だったのです。
さすがモータリゼーションの本場アメリカ。
日本ではちょっとマイナーな旧車になるとなかなか手頃なものが見つからないもんですが、向こうではちゃんとXL用としてカテゴライズされた現行商品がけっこう見つかります。向こうはこっちより旧車レストアが流行ってるんでしょうか?

そしてこのウレタンクリアー硬化後にサスを取り付けるついでに、オイル漏れの対処をしました。
といってもクラッチアジャスター部のシールはクランクケース割らないと交換できないので、カムチェーンテンショナーアジャスターのOリングだけ交換。
Oリングを交換するということは、カムチェーンテンショナーも調整しないといけないので、改めてマニュアル(英語)をチェック。
カムチェーンテンショナー調整はマニュアルによると…
1:ピストンが圧縮ストロークの上死点にあるとき、ジェネレーターローターのTマークをインデックスマークに合わせます。
2:カムチェーンアジャスターロックナットを緩めます。
3:ジェネレーターローターを持ち、カムチェーンアジャスターを緩めます。カムチェーンには自動的にテンションがかかります。
4:カムチェーンアジャスターとロックナットを締め付けます。
以上、Deep Lによる翻訳を簡単にまとめました。
ジェネレーターローターってのはフライホイールのことです。
てことはジェネレーターカバーを開けないとできません。
となると開けた途端オイルがドバっと出てきてしまうかもしれないのでオイルも抜きます(この辺はマニュアルには記述無し)。
まぁちょうど夏前だしオイル交換にはいいタイミングでしょう。
ちなみにXL-K3まではほぼ同じエンジンなんですが、後継車種であるXL250S(500も同じ)になるとこのTマークをチェックする穴とクランクを回すセンターの穴が別々に小さく設置されていて、オイル溢れの可能性はほとんどありません。

というわけで作業開始↓
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ジェネレーターカバーを開けた直後。
カバーの裏を見るとオイルが溜まっていたラインがわかります。
よく見るとクランクケースカバーの方に漏れ防止の堰がありました。
メンテスタンドで車体を垂直に立てれば漏れないのかもしれません(カバーの裏についたオイルは堰を越えて着いた分なので漏れても少量だと推測)。
センタースタンドがある車種ならこんな問題も気が付かなかったでしょう。

これが噂のTマーク↓
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クランクケースカバーの内側にある突起が合わせる目印。
Tマークの下にあるFマークはコンタクトブレーカーのポイントギャップ調整時に合わせるようですが、その下の2本線はなんだろう?(まだ正確に翻訳してない)。
このTマーク、キックによる圧縮上死点開始点(強めにグン!と止まる箇所)の位置よりわずかに進んだ所にあるので、キックの感触だけで合わせるにはグンと止まったとこからグ〜っと力を絶妙に加えてわずかに進める必要がありそうです。

※ここで訂正。Tマークはピストンが上がり切る上死点に来る位置を示すものなので、キックスターターが強めにグン!と止まる箇所が圧縮上死点であるという上記の文は間違いです(線で消して訂正してあります)。
今までTマークが合う位置はキックがグン!と止まる位置から少し進んだ位置なので、Tマークは単なる合わせマークだと思ってました。
脳内では圧縮上死点でピストンがグン!と止まるようなイメージがあったんすよね…。
しかしよくよく考えてみるとピストンの圧縮というのはいきなり「グン!」と最大に圧縮されるわけではなく、バルブが全閉してからピストンが上死点に到達するまでに少し上昇して圧縮していくわけで、キックで感じる「グン!」という感触は圧縮上死点ではなく、圧縮が開始される位置だということに最近気がつきました。
なのでキックがグン!と止まる位置から少し進んだ位置にTマークがあるのは当然なわけですね。
ちなみに過去にバハでタペット調整した際(Tマークが単なる合わせマークだと思ってた時)に、キックを使わず手でフライホイールを回してTマークを合わせてタペット調整してエンジンかけたら「ガチャガチャガチャ〜!」とものすごい異音が出たので慌てて止めて、よ〜く考えたら
調整する前のタペットクリアランスがシックネスゲージが入らないくらいギッチギチだったのを思い出して「クリアランスがギッチギチ=バルブが押されてる」ということに気がついて、フライホイールをグルグル回してみると同じTマークでもバルブ全閉の圧縮行程でも合う。
それで4ストは上死点が圧縮と排気の2種類あることを思い出して「そっか圧縮行程で合わせるのか」とわかって、それ以降はキックでグン!と止まる位置からTマーク合わせをするようになったんですが、そのTマークが圧縮上死点そのものだったとは今の今まで気が付きませんでした。
ただ、さらに考えるとタペット調整もカムチェーンテンショナー調整も、キックでグン!と止まった位置だろうが、キッチリTマークに合わせた位置だろうが、結局バルブは同じく全閉で変わらないので、そんなにシビアじゃなくても大丈夫なんじゃないかとも思いました。
でもグン!と止まった位置から戻ってしまうことも考えられるので、やはりグン!の位置からわずかに進めるのがベストかな。
なのでタペットとカムチェーンテンショナーの調整は、わざわざジェネレーターカバー開けなくてもできるなぁと思いました。
逆に点火に関する調整の場合はシビアにやらないとダメな気がします(2020年7月追記)。

外したカムチェーンテンショナーアジャスター↓
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けっこう特殊なボルト&ナットです。

そしてオイル漏れの容疑者であるOリングを確認↓
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片面が少し平らになってますがこれが原因でしょうか?こんなんで漏れる?

と思って新しいOリングと比べてみたら…↓
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全然サイズちゃうやんけ!
外径はほぼ同じなんですが、内径が純正新品の方が狭い。原因はこれだったか!
過去に誰かがサイズ違いのOリングに変えちゃったのか、それとも年次改良とかクレーム対策品とかで変わったのかよくわかりませんが、これでもう大丈夫でしょう。
ちなみに今まで純正部品を注文していた行きつけのバイク屋さんは昨年閉店してしまった(長年お世話になりました)ので、ネットで部品番号で検索しているとバイク乗りならご存知と思われるウェビック(https://www.webike.net/)で購入できることを知りました。
部品番号がわかってて在庫があればここで買えちゃうんすね。今の今まで知らなかった…。

そして取り付けなんですが、カムチェーンテンショナーの調整手順で一つわかりにくいことがありました。
それはアジャストボルトの締め込み具合。
機械ってのは箇所によっては強く締めたら具合が悪くなる場合もあるので、こういうパッと見構造がわからない機構はよく調べないと怖いです。
マニュアルには「カムチェーンアジャスターとロックナットを締め付けます」と書いてありますが、ロックナットはまぁアジャスターをロックさせるのでガッチリ締めるのはわかるんですが、アジャスターは軽く止まるとこまで締めるのか、強く締めるのか。
こういうのは構造がわからないと判断しにくいのでパーツリストを見ましたが、パーツの繋がりがよくわからずネットで検索。
結局そんな細かいことは出てこなかったんですが、クランクケースカバーを開けてカムチェーンテンショナー本体が見える写真を発見しまして、それとパーツリストの図を見比べて構造が理解できました。
要はスプリングの力でテンショナーがチェーンを押さえるように張り出す仕組みになっていて、そのままだとテンションが掛かりすぎてかなりのフリクションロスになるので一定の所で止める必要があると。
そこをアジャスターボルトでテンショナーを押さえることで一定のテンションを掛けることができるわけです。
てことは強く締め込んだ方がいいわけですね。
しかし、この作業時にはまだその事実を知る前だったので、とりあえずアジャスターボルトが止まるところで強くは締めずにロックさせました。
その影響は後述。

次に、何の対処もできないけど確認のため、クラッチアジャスター部のゴム蓋も開けてみました↓
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なにこのやたら粘度の高いオイル!?
妙にドロドロしていて明らかに普通のオイルではありません。
細い工具で掻き出してみたら、ドロドロ成分は溢れ出たグリスでした(ダマになっているグリスがたくさん出てきた)。
これは穴の真下にあるグリスニップルからクラッチレリーズ(ワイヤーに引っ張られる部品)の先端とクラッチプッシュロッドを押すピンの摺動部に注入されたグリスと思われます。
過去のオーナーさんか、ぼくが購入したショップさんによるものなのかわかりませんが、グリスアップはちゃんとやっていたようです。
でもちょっと量が多すぎてかなりの量を掻き出しました。
まぁグリスが溢れてても問題はないとは思いますが。

クリーニング後↓
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ホントはニップルからグリスアップしないといけないんだけど、注入器具が無かったのでこのまま。
まぁ恐らく過去のグリスが末端部には残ってるだろうし、どうせオイルが漏れてきて潤滑されるからいっか、と手抜き。

そしてもう一つ、気になる箇所のチェック。
それは自作ブリパイのオイルキャッチタンク。
前回、50kmほど走ったところでエアクリーナーボックスの下に少しオイルが垂れていたのを発見。
調べてみるとブリパイからエアクリ内に吹き出していた模様。
ブリパイに時間をかけて溜まったオイルが徐々に出口に移動してて、それがなにかの拍子に吹き出たのか?と推測しましたが、よくよく考えたら途中にキャッチタンクがあるのでそれがタプタプになってないと吹き出すはずがないと思い、キャッチタンクを外してみると…↓
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いきなり白濁オイルが出てきた!
エアクリーナーボックスに吹き出してたのはこれだったんすね。
これはオイルに水分が混合してできるものですが、いったいどこで水分が入ったのかがわからない。
クランクケース内のオイルは全然真っ黒で普通だったので、クランクケース内は大丈夫。
てことはブリパイかキャッチタンクのどこかから入ったものと推測されます。
でもエアクリ内部以外、開放しているとこは無いはずなんだけどなぁ。
とすると考えられるのは水蒸気が長期間でタンク内に溜まってオイルと混合したということでしょうか。
長いブリパイの中で水蒸気が水滴に変わったというのも考えられます。
そういや純正ブリパイってエアクリーナーボックスにつながっている他に、キャッチタンクからドレンが出てるんすよね。
これって水分を逃がすためだったのかもしれない、と今気が付きました。
素人頭で「ドレン付けたらオイルが地面に垂れちゃうじゃん」と考えてドレンは付けてなかったんですが、バハ(XLR)純正だとキャッチタンク内に薄いスポンジが入ってて、どうやらそこでオイルを捕まえて水分だけをドレンしてたっぽいんすよね〜。
今使用しているこのキャッチタンクはXR650L用で、分解できない(全プラ製で軽量)ので内部構造がわからないんですが、パーツリストを見ると縦に設置して上部からエアクリに繋がってエアクリ下にドレンって感じなので、やはり水蒸気だけをエアクリに入れてるような気がします。
ちなみにクランクケースからキャッチタンクにつながるルートは2箇所ありまして、これはなんでだろうと考えるとどうもエンジン停止時にタンク内に溜まったオイルがクランクケースに戻るためなんではないかと今気が付きました。
これ、バハのより新しいだけあって頭いい設計だな…。
てことはやっぱり純正同様、縦に設置してルートも同じように繋がないとダメっぽい気がしてきました。

でもこの作業時はまだそのことには気づいてないので、このようにルートを改良↓
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赤いルートが今回改めた箇所。
クランクケースから吹き出たオイルがクランクケース内に戻りやすいように上に向けてパイピング。
以前にもクランクケースから上に伸びるルートを試したことがあったんですが、この時はループの途中でパイプが折れてクランク内圧が抜けずに変なとこからオイル漏れを起こしたんですが、今回はその時とは別ルートを開拓して折れないようになっています(たぶん)。
まぁ結局上記のようにキャッチタンクの設置からやり直さないとダメっぽいんですが、キャッチタンク付けてから約2年、大きなトラブルにはなってないのでしばらくはこれでもいけるでしょう。

そして最後に新しいオイルの注入。
今までバイク屋さん任せにしていたオイル交換ですが(今回のように作業の都合上自分でやることもあり)やっぱり旧車は最新バイクのオイルよりも粘度の高いものを入れた方が良さそうに思いましてオイルも厳選しました。
といっても金欠なので、ナップスでかなり安かったSUNOCOのREDFOX 15W-50を購入(1缶1,408円)。
ホントはもっと安かったハーレー用の鉱物オイルにしようかと思ったんですが、あまりにも安い(980円だったかな?)のでナップスの店員さんに聞いてみたら国産車には使えないとのこと。
オイルでそんな違いがあるのか不思議でしたが、この店員さんがやたらオイルに詳しくていろいろ教えてくれたので信じます。

注入量はマニュアルによると1.5L。
なので1L缶を2個買うことになって割高ですが、途中途中で補充したり次回交換にも使えるかなとセコく考えます。
そしてバハの時から度々忘れちゃうゲージの見方。
バハもXLもオイル量はキャップに付いてるディップスティックで確認するんですが、このキャップを締めるのか締めないのかを忘れちゃうんです。
なのでマニュアルを確認すると「オイルレベルの点検は、モーターサイクルを平地に直立させ、オイルフィラーキャップがフィラーオリフィスの表面に触れているが、ねじ込まれていない状態で行う必要があります」とのこと。
締めないでチェックするんすね…なんか今まで締めて確認していたようなしないような…。
で、1.5L入れてチェックすると規定量以上になってる〜(写真上)と早とちりしてしまいますが大丈夫。
エンジンをしばらく回せばヘッドにもオイルが回って規定範囲内になります↓
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もちろんチェック時には車体を垂直に立てますが、センタースタンドが無いので手で直立を保持しながら。

そしてサスもウレタンコートしたサスに交換。
ちなみにスプリング交換時に使う自前安上がりシステムですが、締め込んでスプリングを縮めていくとサス下部が棒を滑ってどっちかに偏ってしまってやりにくくなったり、バランスの悪い締め込みをすると一気に「ガチン!」と滑って怪我をしかねない現象が起こりますが、この棒にバイクの耐油ホースをかぶせて使えばサスが滑らずに安全確実に作業できました(写真撮っておらず)。
こんな簡単なこともっと早く思いついてもいいようなもんですが、人間の発想って出てこない時は出てこないんすね。

というわけで早速44km走ってみましたが、カムチェーンテンショナーアジャスター部からのオイル漏れは見事解決!
クラッチアジャスター部もクリーニングしたのでまだ漏れてませんでした↓
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クラッチアジャスター部はいずれまたタプタプになるのかなぁ(後述で判明)。
調整したカムチェーンテンショナーは、やはりアジャスターの締め込みが間違っていたので、途中から「シャー」というカムチェーンノイズが以前より目立つようになりました。
そこで帰宅後にネット検索して前述のように構造を理解できたので数日後に再調整。
しかしまたジェネレーターカバー開ける際に車体を直立させてもオイルが漏れないとは限らないので面倒だなぁと思い、試しにキックの感触だけで調整してみることにしました(多少ミスってもカムチェーンテンショナーだからそれほど重大なトラブルは起きないと判断。ダメだったらちゃんとやり直せばいい)。
キックで上死点圧縮開始点を出した後、わずかにキックを踏んでTマークが合いそうな感じにして(先日作業した時のクランクの回転角度を思い出して)からカムチェーンテンショナーアジャスターを緩めて締めてロックして終了。
このアジャスター、テンショナーを押し上げるロッドの横に溝があって、そこを横から押さえることでロックしているのでけっこうしっかり締めないとズレそうな気がします。

そしてこの後「クラッチアジャスター部はどうなってるかな?」とゴム蓋を開けようとしたらもうタップタプにオイルが溜まってたのでそっ閉じ(笑)。
こりゃ想像以上に漏れてるようです。やっぱいつかシール交換しないとなぁ。でも交換したところでどれくらい持つんだろうか。
ここの設計だけはちょっと許容しがたいですが、やはり人間の発想は出てこない時は出てこないんすね(後継車種では解決されている)。
ここまでではないにしても、旧車には現代の車両ではありえない効率の悪い設計がいろんな箇所で多々見られます。
でもそれもまた旧車の味わいの一つでもあるし、そんな効率の悪い部分があっても現代の車両には無い魅力がたくさん詰まっているのが旧車なんではないかと思う今日このごろ。
でもまぁゴム蓋だけでけっこう漏れ止めにはなっているので、このままでもにじむ程度にしか漏れないでしょう。
今までクランクケース下がけっこうオイルで濡れている状態になってたのは、やはりカムチェーンテンショナーアジャスター部からだったんだと思います。

というわけで、この日は天気も良かったので作業後に適当に走行↓
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ここはサマーランド近くの川沿い。
今回はいつものテストコースの陣馬山ではなく、もうちょっと距離を伸ばして埼玉の御荷鉾林道に行ってみようと思いました。
作業後なのでちょっと出発時間が遅かったんですが、まぁ久々の夜中の林道もいいよね〜という軽い気持ち。

これはどこだったかなぁ、青梅から秩父方面へ向かう山道の途中にあった小さなお社↓
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こんなとこ設置した人以外来るんだろうか?と思いつつお参りすると、5円玉が数枚お皿の上に置いてありました。
もちろんぼくも5円置いて拝んできました。
ちなみにカメラはα7IIで、レンズはフォクトレンダーのアポランター50mm。

お社側から道路を見た風景↓
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この日は土曜日だったので何台かのバイクが通ってました。
山に行くので寒さ対策の上着をバッグに入れています。

秩父市街地に入るともう夕方になっていましたが、季節柄まだ日は落ちていませんでした。
しかし、進行方向の雲行きがかなりヤバそうな感じだったのと、なんか少し疲れてきたのもあってここで帰路につくことに。
となるとどのルートで帰るかが問題に。
秩父から家(町田市)方面に向かうには大雑把に2ルートしかありません。
一つは今来た方向に帰るルート。
もう一つは山梨方面へ抜ける国道140号ルート(その後は国道20号か富士五湖か国道411から山道抜けるかの3ルートがある)。
いま来た方向は何個か分岐があって来た道そのままではないルートもあるんですが、どこを通っても埼玉の市街地を通ることになってしまうのであまり面白くない。来た道は交通量が少なく快適で距離も短いけど、とんぼ返りするのも面白くない。
というわけで140号ルートを進行。
しかしこの先は雁坂トンネルという、有料の長〜いトンネルがあってこれが辛い。
何の景色も見えないままひたすらまっすぐなのも面白くないんですが、通行料金も軽自動車等が590円なので1食分にはなる額…と考えたら行く気が失せまして(笑)とりあえず他に旧道とか無いかコンビニのマップで調べてみようと思いました。
そう、今回バッグまで持ってきてたのにオフラインマップの入ったタブレットを忘れるという、またしてもこのクソ脳みその忘却システムに変な縛りプレイを強要されたのであります。
まぁタブレットとかスマホとかがこの世に存在してない時代は紙のマップが当たり前で、さらに思い立ったが吉日方式で手ぶらで遠出するなんてことも多くて度々コンビニのマップを拝見させていただいておりました(要は立ち読み)んで、それもまた一興かと思いながら近くのコンビニへ行くと…なんとマップが置いてない…!
もう時代は完全に紙のマップを必要としないのか!
しょうがないので次のコンビニへ行くと…辛うじて秩父のガイドブックみたいなのだけありまして、その中にあったマップを見つけることができました。
でも縮尺がマクロなので細かい道がよくわからず。
雁坂トンネルの手前まで行って旧道が無かったら癪にさわるし、天気も不安だしで結局今来た道を引き返すことにしました。
ちなみに家でグーグルマップを見ると雁坂トンネルの代わりになるような旧道はありませんでした(登山道はあるみたい)。
このトンネルができるまでは秩父〜山梨間はけっこう不便だったんすね。有料なのも納得。

コンビニから出て走り出すとすぐ横にキレイなそばの花畑が見えたので行ってみました↓
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向こうに見える建物は「ちちぶ花見の里」という手打ちそばが有名なお食事処らしいんですが、この場所はちょうど裏手になるんでしょうか、そんなお店があることは全然気が付きませんでした。
まぁ気づいたところでお金も無いしコロナのこともあるしで行かなかったとは思いますが。

秩父市街地へ戻る途中でこんな場所を発見↓
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上を通る鉄道は秩父鉄道だそうです。
ここで何枚か写真を撮った後、ちょうどこの線路の真下でエンジンをかけようとしてたらいきなり凄い轟音が鳴り響いて電車が通過していきました。
線路が低いのかちょっと怖いくらい迫力がありました。
残念ながらカメラはポーチに入れた後だったので撮影できず。
この先は民家っぽかったのでこれ以上進みませんでした。
ちなみにリアウインカーがバッグで隠れてしまってます。これは道中度々直してたんですが、やっぱりキャリア付けないとダメすね。

結局のんびりと来た道をとんぼ返り。
サマーランド近くにて↓
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この写真は三脚使用のスローシャッターだったんですが、なんと三脚とカメラを繋ぐマウント部品も忘れてきてしまい、三脚の上にカメラを置いて手で動かないように固定しながら撮影(もうホントこのクソ脳みそメモリ増量したいわ!)。
なので何枚か撮った中でほとんどが微ブレでアウト。これだけ辛うじてマトモな写真となりました。
日中の写真も花畑以外は暗いシチュエーションが多くて微ブレ量産。
やっぱり気軽にテキパキ撮るならベースISO固定じゃなくてISOオートにすべきだなと今更にして学ぶ。

夜の山間部はさすがに冷えて、持ってきた上着が大活躍しました。
エンジンも絶好調!カムチェーンノイズもほぼ皆無(耳を近づけて聞こえるレベル)。
サスもやっぱりこのくらい柔らかい方が快適!
残す問題はクラッチアジャスターのシールだけかな。

総走行距離:200.5km
所要時間:約5時間30分

★給油
18:52 1回目給油:99.2km 3.21リッター 燃費:30.9km/l 446円 エネオス 秩父上野町店
22:09 2回目給油:101.3km 3.04リッター 燃費:33.3km/l 389円 エネオス 家の近所
ガソリン費用合計:835円(ハイオク)

★食事
15:02 ベルク野津田店
    おーいお茶 70円
    KITCHEN ライチ 80円
    合計:160円
18:23 ローソン秩父荒川上田野店
    午後の紅茶マイスターズミルク 129円
    Lチキ旨塩 180円
    合計:339円
食費:499円

出費合計:1,334円

そういやコンビニで買い物する際、コロナのことを考えてメット被ったままマスク(バンダナ風)も外さずにレジ行きましたが、誰にもなんにも言われず変な目で見られることもありませんでした。
コロナ前だったら完全に強盗扱いだったかもしれません。
posted by 文鳥 at 19:43| 東京 🌁| Comment(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月11日

リアサスの錆

3月末にリアサスがサビサビになってしまい早数ヶ月。
早いとこ錆をなんとかしないと梅雨の湿気でさらに悪化してしまいそうなので、なんとかすることにしました↓
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そもそもなぜいきなりリアサスがサビサビになってしまったのかというと、春先にブラっと山道を走った際に、山道あるあるの雪解け水が流れている箇所がいくつもあって、そこにどうやら塩カル(融雪剤の塩化カルシウム)が含まれていたようで、その後2ヶ月の放置であっという間に赤錆地獄となってしまったのであります。

その前に、去年11月にタイヤを新調した際、自分で交換しようと車体をレーシングスタンドにかけようとしたものの、車重と筋力の無さが相まって持ち上げられず(前はなんとか上げられた)断念したことがありまして、今後タイヤだけでなくブレーキシューの交換でも車体を浮かせる必要が出てくることも考慮した結果、油圧ジャッキを導入してみました↓
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結果は大正解!
最初は安くあがりそうなネジ式のパンタグラフタイプとかも考えたんですが、上下の調整とかも考えると油圧がかなり便利そうだったので、モノタロウのPB商品を購入。
上げるには棒を突っ込んで上下にキコキコ動かすだけなんですが、これがめちゃくちゃ軽い!
親指と人差し指の2本指でつまんでもできます。
まぁ2トンまでいけるそうなので、130kg程度なら余裕なわけですね。
下げる時はジャッキ本体下部にある黒いツマミを緩めるだけなのでこれも楽々。
なので、サスを脱着する際のネジ穴をちょうどの所に合わせるなんてのも非常〜に簡単です。
今まではつま先をタイヤ下に入れてグイッと持ち上げたりして高さ調整しながらボルトを突っ込んだり引っこ抜いたりしてたんですが、これでもうそんな力仕事も必要なし。
ただ、さらに上げやすくするためにジャッキの先端を改造して幅広いバーでも取り付けようと思ったんですが、この先端が曲者でして、ネジ式なのでそのまま緩めれば取れるかと思いきや、ある程度の長さまで伸びた時点で中でカシメてあるのかそれ以上回らなくなって取り外し不可でした。
ここが簡単に取り外せればネジ穴を利用して好きな先端に交換できたのに…。
ちなみに本来は安全面から、ジャッキアップしたらウマ(ジャッキスタンド)をかませる等でしっかり固定するのがセオリーなんですが、上記にあるように穴位置微調整(数mm単位の調整)で上下させるためにこのような使い方をしております。
タイヤ交換等でホイールまるごと取り外す場合はちゃんとウマをかませた方が良さそうです。

で、早速リアサス分解↓
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これは以前から使用している安上がりシステム(笑)ですが、コツをつかめばサクサク脱着できるようになります(怪我は自己責任)。

ダンパー表面はご覧の通り↓
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試しに粗目のペーパーで少し擦ってみたら(向かって右半分)意外とメッキ地のダメージはそれほど大きくはなさそう。
でも強力な錆もあるので手で研磨するのはかなりの重労働になりそうだったので、一旦これは家に持って帰って電動ツールを使用することに。

もう一方のリアサス↓
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ダンパー本体だけでなく、スプリングもけっこうやられてます。
もう正直、山道に塩カル撒かないでほしいなぁ…チェーン付けて徐行するだけじゃダメなんでしょうか。

ガレージ所有ならこのままウマかませて放置ってこともできるんですが、ここは団地の一角。
なので臨時に以前購入した台湾サスを取り付け↓
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このサスでもいいように思いますが、やっぱりメッキダンパーの方が純正らしくていいなぁと思うのと、スプリング取り付け部分の最大長がこっちの方が短い、つまりバネレートがアップするのと同じく少し硬くなっちゃうのでこのサスはあくまで臨時です。
あと、サイドバッグを取り付けるための自作ホルダーは、今回確認したらサスにギリギリ当たりそう(振動によっては当たると思う)な位置にまで曲がっていたので、よくよく調べてみるとやっぱり取り付け部分の剛性が足りない感じでした。
ドラムバッグが付けられるようになったので、無理にサイドバッグ付けることもないかなぁと思って取り外しましたが、やはり長距離遠出用にちゃんとしたサイドバッグホルダーもいずれ特注したいところです。

そして錆問題とはまた別の問題、オイル漏れの確認↓
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けっこう垂れてます。
この辺は過去いろいろ検索してみたところ、奥にあるクラッチプッシュロッドのところでシールされているらしいんですが、そこが劣化していると漏れてくるようです(でもそのシール、パーツリストで見ても見つからない…どこに載ってる?)。
※6月28日追記:シールはトランスミッションのページに載ってました。普通クランケースかクラッチのページだと思うじゃんねぇ。
しかもそのシールの交換が大変で、クランクケースを割らないと交換できないんだそうで…こういうところが旧車ならではの効率の悪い設計ってやつですね(しかもこのケースは上下に割るタイプなのでガスケットが無く、組む際は液状ガスケット必須)。
カムチェーンテンショナー調整部のゴム蓋なんて、飛び出た調整ボルトに「カポッ」とはめ込むだけで保持しているので、穴に押し付けるような効果は皆無で密閉性はほぼ無し。
てことはここも奥の方でシールされてる設計なのかな?と調べてみるとこれも奥の方にOリングがあるようです(パーツリスト調べ。これは載ってた)。
ここは自分で交換できそうな気もします。

で、実は購入以来、怖くて一度も開けてなかった(笑)クラッチ調整穴のゴム蓋を開けてみることに↓
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上半分開けてみただけでもうヤバいのがわかったのでそっ閉じ。
オイル満タンやんけ!
これ、シール交換するのいくらくらいかかるんだろう…。
それとも漏れるのを前提でケースカバーの穴にネジ切って、ゴム蓋をアルミ蓋にしてOリング仕込む改造した方が楽なようにも思えます。
カムチェーンテンショナー調整穴も同じように改造しちゃえばもうオイル漏れしなくなると思うんだよなぁ。
まぁとりあえず現状はダダ漏れってレベルではないので、しばらくはたまに拭き取って対処。
穴に溜まったオイルは自前でオイル交換する際に除去しようと思います。

そういえばエキパイの錆はどうなったかと確認してみると↓
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こちらは細かい窪みに汚れだかワックスだか錆だかが残ってますが、それ以外は以前のキレイなままで一安心。

というわけで臨時に台湾サスを取り付けたってことでホントに純正より硬く感じるのか確認のために試乗。
テスト走行なので身なりも持ち物も作業してた時のままの軽装で行きます。
エンジンはなんとキック1発で始動!?何週間か前に家の前を100mほど走っただけだったんですが内部は絶好調のようです。オイル漏れはしてるけど。

天気は初夏というよりもはや夏のような陽気の晴天。
冷感Tシャツの上に薄手の半袖シャツ、靴もお気軽スリッポンといったお買い物レベルの軽装ですが、この陽気だと気分良し。
最近、近所にあることを初めて知った、かなりレトロなバス停待合小屋↓
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道は狭いのに交通量は多く、よく買い物でここを通っていたんですが最近まで全然気づきませんでした。
ちなみにカメラは作業記録用のスナップ専用GM1(SS1/250固定オート)+14mmパンケーキレンズのみなのでボケ味とか一切無し。

やはりテスト走行といえば陣馬山。というわけで以前バハでも似たような写真を撮った場所にて↓
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やっぱりこういう背景は80年代テイストのバハよりも70年代のXLの方が似合います。
この建物だとジャストなのは60年代の車両(C72とか)でしょうね〜。
ちなみにバハの写真はこれ↓
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2015年5月撮影。
GM1にKOWAのプロミナー8.5mmという超広角レンズ(フルサイズ換算17mm)を付けて撮影した写真をレトロっぽく加工。
今にして思うのは、レンズを昔からポピュラーな35mm〜50mmあたりで撮ればもっとそれっぽかったのに、ということ。
今回のXLの写真は換算28mmでボケの少ないマイクロフォーサーズなので、レトロ加工してもイマイチな気がするのでそのままにしました。
いずれαにオールドレンズ付けて撮った写真に加工してみたいと思います。
あと本物のフィルムカメラのFE2でも撮りたいなぁ。

陣馬亭の窓ガラスに貼ってあったレトロな「MISSION COLA」のステッカー↓
13.jpg
こんなコーラあったんすね。知らなかった。

眼の前の茶屋「山下屋」さんは平日にもかかわらず開店してて(土日しかやってなかったと記憶)手打ちそばをやってましたが、この時全然空腹じゃなかったし、コロナのリスクも考慮して店前の自販機でつめた〜い緑茶だけ買ってそこで飲み干しました。
そして出発しようと思ってバイクを見ると、変なとこにオイル漏れがあるのを発見。
どうやらエアクリーナーBOXから漏れている…ってことは自作ブリパイから!?とエアクリを開けてみると↓
13b.jpg
やはりブリパイからのオイルがかなり吹いていた模様。
これまでこんなに吹いたことなかったのでイマイチ意味不明でしたが、液体がたんまり溜まってるというほどではなかったので、とりあえずウエスで拭き取り。
ブリパイに時間をかけて溜まったオイルが徐々に出口に移動してて、それがなにかの拍子に吹き出たのか?と推測。
一応パイプも引っこ抜いて中を確認してみましたが、下に向けても垂れてきませんでした。
やはりホースを最初に上に向けて配管した方が良さそうな気がします。
でもそれだと途中でホースが折れて詰まる可能性大なので、途中に曲がったパイプを仕込むのがいいかも。

そしてグローブをはめていてふと「そういやもっとマトモな夏用グローブ持ってたよな?」と思い出しました↓
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これはもう20年以上使用している米軍のグローブ。
家を出る際に、適当にそこにあったグローブを持ってきたんですが、なんでこれ持ってきたんだ…?。

陣馬山頂上に向かって登る和田峠道中にて↓
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ブロック塀全体がキレイに苔むしています。

前方の風景↓
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この辺はなんてことない、よくある日本の山道といった感じで珍しくもない風景ですが、なんかいい雰囲気なんすよね〜。
日差しがちょうどいい角度になると木漏れ日が非常に神々しく差し込みます。

毎度おなじみ眺めのいいところ↓
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もう何度もここで写真撮ってるので正直見飽きた風景ですが、やっぱり現場にいると気分良し。
この日は平日でしたが、チラホラとバイカーやチャリダーやハイカーの方々が見受けられ、頂上の茶屋駐車場にも車が停まっていて、今回のコロナ騒動で平日と休日の境目が曖昧になっている人が増えたのかなぁなんて思いました。

頂上を越えた先にあるこれまた毎度おなじみ眺めのいいところ2にて↓
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ドラムバッグでも付けて食料入れて持ってくりゃここでくつろげたかなぁとちょっと思いました。

ここからもおなじみの牧歌的な道を快適に進み、比較的新しい深城ダムに到着↓
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水量がかなり減っている!てことは…↓
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普段は見ることができない水没旧道も丸見え!
これはまたたまらん景色ですな。

今回まで全然気づかなかった展望台を発見(最近できたのかな?)↓
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早速登ってみます↓
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階段は数えてみたら105段(だったと思う)ありました。
普段団地の階段を上り下りしてるので階段は慣れているはずなんですが、後半体重を押し上げている感覚が如実に感じられて、展望台に着く頃には脚にきてしまい、思わず手を膝についてゼエハアしてしまいました。情けなや!(←源平討魔伝ゲームオーバー時の脱衣婆のセリフ)

展望台の姿とそこから見えるダムの姿↓
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展望台にはなんか鐘がぶら下がってましたが、よくわからんので鳴らしませんでした。
普段水没している部分がハッキリわかります。

ダムに至るまでに長〜い新しいトンネルがあるんですが、中は冷房効きすぎ!と言いたくなるくらい気温が低くて一気に身体が冷えてしまい、夕暮れ時も間近だったこともあって次第に寒くなってきたので、そろそろ国道20号で温まりながら(大きいトラックが多く走ってるせいか、真冬でも多少気温が高い)帰ろうかと思い出発。
途中でいつもと違う道を進んだら「甲斐の猿橋」という、歴史的な観光スポットらしい橋がありました↓
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でも観光客の姿はほぼ皆無で、近くにジャージ姿の中学生の集団が下校しているだけでした。
バイクを降りて橋を見に行こうかとも思いましたが、だんだん腹が減ってきたしこれからもっと寒くなりそうだったのでスルー。
やはりバッグ付けて上着と食料持ってくりゃよかった。

あとは20号をひたすら行くだけ…と思いきや、古い鉄道橋脚らしきものを発見↓
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これ完全に昔の橋脚でしょ〜。
昔から何度も通ってた20号にこんな鉄道遺構があったとは。なんか嬉しい発見でした。
隣には現役の路線(中央本線)が並走しています。
道の奥にはこれも線路脇によく見られたコンクリ柵があります↓
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この道の先にも同じ柵がしばらく続いてたので、おそらく内側に国鉄の土地があったのかなぁと思いを馳せます。

しばらく写真を撮っていたら突然轟音が鳴り響き、現役路線を電車が通過↓
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なんて車両だろうかと調べたら「E353系スーパーあずさ」だそうです。
やっぱり電車も車もバイクもみんなその時代らしいデザインになるんすね。なんでだろ?

古い橋脚のディテール↓
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鉄棒で作られた梯子がまたたまらん。
足元には「工」の字が入った境界標がありました↓
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こんな低い位置にまで梯子必要ないっしょ。

国道20号に戻って進むとすぐ脇道がありまして「もしかして古い橋脚の上に出れる?」と思って入っていくと、現役路線の真横を並走する小道でした↓
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古い路線跡は確認できず(バイクに跨ったまま見渡しただけなので、もしかしたら橋脚付近に何らかの痕跡はあるのかもしれません)。
昔はこの金網ももっとレトロな柵だったりするのかなぁ。それとも柵自体無かったりして…なんて、いろいろ妄想しながら写真を撮っていたらいきなり駅のアナウンスで電車が入ってくるとのこと。
なんとここには駅があったんすね。
梁川(やながわ)駅というらしいです。
これは写真撮っとこうと待っていると、やってきたのはこれでした↓
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EH200ブルーサンダーという電気機関車だそうです。EF系の子孫かな?
ブルーサンダーつったらロイ・シャイダー主演のSFヘリコプター映画を思い出す人も多いかと思います。
ちなみにその後TVシリーズ化された際には仲間に「ローリングサンダー」っていう車も登場してたような気がします。どうでもいいけど。
話は戻ってEH200は貨物車で何個もコンテナを積んでましたが、何も乗ってない部分は薄っぺらい車台のみが轟音とともにけっこうなスピードで走っていくのでけっこう面白かったです。

さてこの先の道はどうなってるのかと言いますと↓
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けっこうな急坂!しかもやたら狭い!
一応バイクで行けるか歩いて確認しに見に行くと、ちゃんと国道20号に接続してたのでエンジン切ったままブレーキかけかけコロコロゆっくり降りていったら真横に民家がありまして、たまたまそこのおばちゃんが家から出てきてたようでビックリしてました。失礼いたしました。

20号はこのまま進むとやがて相模湖を経て津久井湖に出るんですが、津久井湖に近づくにつれて交通量が急増する印象であまり好きじゃないので途中の藤野駅のあたりで20号を降りて南下することにしました。
ところが今度は交通量が無さすぎる&民家もまばらになってきて寒さ倍増。
そして道志ダムに到着↓
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ここで写真撮るついでに小休止。

このくらい小規模なダムってのもなんかゾクゾクするものがあって好きです↓
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小さなダム湖の縁から一気に水深が深くなっていそうな雰囲気がたまらん。
そういやこっちの水位は低くないですね。

放流するところ(なんて名称なんだろ?)はこんな感じ↓
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これも良い造形してますね〜。どうやってこんな巨大な曲面作るんだろ?

あとはもう寄り道せずに帰宅。
家の近所のGSで給油ついでにオイル漏れチェック↓
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カムチェーンテンショナー調整部から薄っすらもれているような形跡がある以外はそれほど多くは漏れていません。
エアクリBOXは開けて確認もしましたが、ほぼ吹き出しなし↓
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いったいあの大量吹き出しはなんだったんだろうか。

そして今回のテスト名目である台湾リアサスの乗り心地はやはり少し硬めで、荒れたアスファルト路面でのガタガタ振動が少々不快でした(購入当初付いてた硬いシングルレートスプリングよりは全然マシ)。
スプリングの圧縮以外にもダンパー自体のセッティング(オイル硬度?)も硬めだと感じました。

★走行データ
総走行距離:約171km
所要時間:約5時間50分

★給油
19:55 1回目給油:171km 5.22リッター 燃費:32.7km/l 684円
ガソリン代合計:684円(ハイオク)

★食事
15:33 陣馬そば山下屋前の自販機でつめた〜い緑茶 130円
当日消費額:130円

出費合計:814円

その後、錆びた純正リアサス(ダンパー)を研磨して錆除去にチャレンジ。
スプリング以外の全部品↓
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上部マウント部品はアルミ製なので錆びておらず、これは汚れを拭き取るだけ。

ちなみにこのダンパー本体、どうもXLの純正ではないような気がします。
というのも、下部取り付け部分の形状とイニシャル変更用金具(とでも言いましょうか)の形状が、ネットで見られる幾多のXLやSLのものとは若干違うんです。
最初はK1以降は年次改良で違うだけなのかと思いましたが、K1もK2もK0と違いはありませんでした。
購入時に付いてた状態はスプリングも異様に硬いシングルレートのもので、当初は柔らかいサスを嫌う外人さん(過去オーナー)がスプリングだけ変えたのかと思ってましたが、どうもサスまるごと交換したのではないかと思えます。
スプリングが異様に硬かったことを考えるとレース用とも考えられるんですが、今の所正体は謎。
とにかくXLの純正サスではない可能性は高いです。

話は錆取りに戻りまして、まずアシレックス粗目を取り付けた電動ドリルで粗研磨↓
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これだけでほぼ全ての赤錆が取れました。
不思議なのは赤錆が広がっていた部分の下はちゃんとメッキが残っていて、全然剥がれていなかった点。
小さなメッキの穴から錆が出てきて表面に広がっていたという印象ですが、錆ってそんなふうに出るもんなのでしょうか。
表面の赤錆はまるで人体のかさぶたのように「パリッ」と剥がれました。

しかしこれだけだと表面は傷だらけなので、番手を徐々に細かいペーパーに変えて磨いていって最後はコンパウンドで仕上げ↓
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とはいえあまり気合入れて磨いてないので磨き傷が多数残ってますが、まぁ完璧レストア目指してるわけではないのでこれでいっか、という感じ(欲を言えば再メッキしたいところですが、分解できないダンパーって再メッキできるのかな?)。
今回使用した研磨用具↓
1:アシレックススカイ粗目(360番相当)
2:アシレックススカイ細目(600番相当)
3:アシレックスレモン(800番相当)
4:アシレックスオレンジ(1200番相当)
5:バフレックスグリーン(2000〜2500番相当)
6:バフレックスブラック(3000番相当)
7:コンパウンドのバフがけ

イニシャル変更用金具も同じように磨いたら、なぜかこれだけ下地の銅メッキっぽい色が出てしまいました↓
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メッキの厚みとか素材が違うのかな?

というわけで錆落とし完了↓
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思ったより簡単に錆を落とせましたが、メッキ表面の保護膜も剥がれてしまったので、このまま付けたらまたすぐサビサビになってしまいそうな気もするのでウレタンクリアーでも吹いとこうかと思いましたが、今の所手付かず。
どうせすぐ梅雨入りなので、梅雨明けまで取り付けずにのんびりコーティングでもしようかなという算段です。
posted by 文鳥 at 00:41| 東京 ☀| Comment(3) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする