2012年03月26日

自動二輪博覧会

一昨日モーターサイクルショー2012に行ってきました。
全体的に来場者も出展メーカーも数が多くて活気がある気がしました。
出展内容的には4輪主体のモーターショーのようなエコ・安全性のゴリ押し感とか、夢物語でしかないコンセプトモデルのようなものは少なく、趣味性の高いモーターサイクルらしい、楽しさやワクワク感を漂わせた実際に販売されているものやカスタムマシン等が数多く展示され、純粋に「いろんなバイクを見れた」といった感じでした。
その中でも「なんとなく面白かった・気になったもの」を写真に納めてきました。

↓KTMブースにて、かなり高い位置に展示されていたトレッキングマシン。
DSC07267x.jpg
セローやトライアル車に乗ってた人にはちょっと気になる存在ではないでしょうか。

↓ハスクバーナのNUDA900R。
DSC07292x.jpg
タンク横の張り出しとか、フロントフェンダーの形状とか、ステルス戦闘機っぽいデザインがあふれる昨今のマシンの中でも1歩先をイッてる感じでカッコよろしい。
今回見たステルス系マシン(笑)の中で一番好きかも。

↓BMWの大型スクーター。
DSC07324x.jpg
小さな子どもが見たら泣き出しそうな強烈な面構えです。
2ストのスバルサンバートラックとかを思い出す、良い意味で気色悪くて怖いデザインです。

↓こっちも同じBMWのスクーターですが、これは怖い顔ではありません。
DSC07325x.jpg
ポケモンでこんな顔したのがいたような…。

↓ヤマハのレーサーYZF…だったっけ?のトップブリッジ周辺。
DSC07317x.jpg
機能美を絵に描いたような魅力が満載です。
やっぱり肉抜きにしてもリブにしても全て意味があるので、ホントに美しくて惚れ惚れしちゃいます。
上っ面だけのデザインモールドとかの愚かさが思い知れます。
最近の市販車(特に国産車)によくある、エンジン表面にガンダムみたいなモールド入れるのはぜひ止めてもらいたいものです。

↓逆に飾り的なデザインがいっぱいのハヤブサカスタムですが、これはセンスがいいので嫌悪感はありません。
DSC07332x.jpg
リアタイヤの太さなんて意味があるのかわかりませんが、超絶過ぎて思わず「おお〜!」と声が出てしまいます。
80年代後半から90年代初頭にかけて「リア140だぜー!レーサーじゃん!」とか「150なんて太過ぎだろ〜!」とか言ってたのが懐かしく思い出されます。

↓ヤマハのSR400カスタム。
DSC07346x.jpg
初期型テイストのキャストホイールとリアサスローダウン、エンジンガードやらキャリアバッグの追加やカラーリング等、さりげないカスタムでなかなか魅力的。

↓ホンダのCB1100。
DSC07352x.jpg
なにげにシートがCB750four的形状になっていてカッコイイ〜。
モリワキの2本出しマフラーも非常にいい形。
でもタイヤが今風なのが少々残念。
もっと扁平率の低いタイヤにすりゃいいのに。

本来CBは高回転エンジンを目指して誕生したはずなんですが、このCBは低回転の鼓動感やトルク感等のフィーリングや扱いやすさを重視したエンジンだそうです。
CBのコンセプトから脱線しているようにも思えますが、ぼくとしてはこういう方が好き。
街乗りやツーリングではこの新しいCBの方が心地良いフィーリングが得られるのではないでしょうか。
ブースではステージ壁面に各車のPVが映し出されていまして、このCBのPVでは「ブロロロ〜」なんてとてもDOHCインライン4とは思えない、レシプロエンジン好きにとって非常にたまらない音を奏でていました。
水冷DOHCの高回転型エンジンはCBRにまかせておいて、CBはこれからこういう方向性で作ればいいのではないかと思います。

↓真っ黒なバージョンもいい感じ。
DSC07356x.jpg
でもやっぱりこの薄いノーマルシートは好きじゃないなぁ。
まぁシートやタイヤなんてのは後でどうにでもできるからいいけど、フレーム形状とかエンジンといった基本コンポーネンツはそう簡単に変えられないので、改造派としてはエンジン・フレームは重要なチェックポイントです。
そういう視点で見ると若干車格がコンパクトなのが残念ですが、このCBはかなりぼく好みのバイクと言えます。

あと写真撮り忘れちゃいましたが、同じホンダのNC700Xも非常に魅力的です。
ぼくが昔から口酸っぱくして言ってた「ロングストロークエンジンの方がイイ!」ってのを実証してくれそうなマシンなのです。
エンジン特性は低回転を重視しており、位相クランクを採用して鼓動感にもこだわっているそうです。
カムもDOHCではなくOHCなのが好感度大。
しかもアルミ製ローラーロッカーアームでフリクションロスを低減しているそうですが、アルミで大丈夫なのか?ってちょっと不安。まぁメーカーがやるなら大丈夫なのでしょう。
強度的に問題なければこれは相当いいメカだと思います。
他にも目新しい技術が満載。樹脂コートピストンなんて興味津々。
エンジンのレイアウトはシリンダーが前に倒れたような形で、エンジン上には大きなメットインスペースがあり、かなり便利そう。
フューエルタンクはシート下となり、構造としてはオーソドックスではありませんが、見た目には今風でなかなかカッコいいシルエットを構築しています。
街乗り・ツーリングがメインで、エンジンの鼓動感が好きで、バッグ等を持ちたくない人にはかなり強力なマシンだと思います。

エンジン形状も特殊ですが、フレーム形状も姉妹車のインテグラと共用しているせいか、かなりスクーター的なので、旧車風に改造…なんてことは考えない方がいいかもしれません(笑)。
でもエンジンの中身はホントうらやましいくらいに魅力的。
あ〜ぼくのバハもロングストローク化してバルブ駆動ももっとシンプルにしたい…。

↓なんのブースだったか忘れましたがカワサキZ1100のレース仕様。
DSC07360x.jpg
やっぱりなんだかんだ言っても旧車の方がカッコイイなぁ…なんて夢の無いこと言ってみたりして。

個人的にはやっぱりキック始動のバイクがほとんど無くなったのが至極残念。
W800はなぜキックを廃止しちゃったのか…やっぱりコスト?
最近のモデルはキックスターターシャフトの入る穴すら無いし。
せめてオプションでキックスターター付けれるようにしててほしいもんですが…。
なんでこんなにキック始動にこだわるかと言うと、バッテリーレスにできないから。
究極のメンテフリーはやっぱりバッテリーレスだと思うわけです。
経年劣化による故障確率や部品交換頻度も減るし(バッテリー廃棄なんて必要も無くなる)、重量も軽くなるし、電装が減るから配線もシンプルだし、長期間ほったらかしでも元気に始動するし、いいとこあるんだけどなぁ。
技術的にはバッテリーレスでもインジェクション使える(コンペマシンで存在する)んだし、せめてトレール車にそういう硬派なモデルがあったらいいのにな〜。
クルマもクランク始動できるようにしておけばいいのにとまで考えちゃいます。

あと、なんでもかんでもコンパクトな車体にしちゃうのも止めてほしい。
身長170cmくらいまでならおかしくはないのですが、180近い身長だともうバイクが小さく見えてカッコ悪いったらありゃしない。
まだ発売されてないけど、CRF250Lなんて250とは思えない小ささだもんな…。
サスやらマフラー換えてレーシーに改造したのも展示してありましたが、やっぱり小さい。
小さい方が有利なはずのコンペCRFの方が大きく見えるから不思議(実際大きいのかな?)。
大きさもさることながら、外装も今流行のステルス的デザインなのに、エッジのライン取りや面取りがセンス無いのか、メイドインチャイナかと思えるくらいダサい。
同じステルス的デザインのハスクバーナやKTMのデザインと比べたらビッグワンガムのオマケみたいな雰囲気。

それから最近のバイク全般に言えることですが、エンジン周辺のギュウギュウに詰め込んだ配線やら配管やらもなんとか無くせないもんか…。
結局旧車マニアの戯言なのかもしれませんが、エンジンがあってキャブがあってエキパイがあって、その間には操作系ワイヤーとオイル・燃料配管以外何も無くて…という極シンプルな状態が最も美しいと思っちゃいます。
今のバイクはキャブもインジェクションに変わってしまったので、そこをプラのカバーで覆ったりして、しかもそのカバーにまた何の意味も無いモールドが成形されていたり、排ガス浄化システムの配管が所狭しと這いずり回ってたり、エキパイの根元にセンサーが付いててそこからカラフルな電線が出てたりと、もう無惨としか言いようがありません。
バイクもクルマみたいに電子制御だらけになってしまって、レシプロエンジンの根本的メカニズムを直接この手で操作しているという感慨が薄くなってしまっているのが残念。
Gが体感できるリアルなコンピューターゲームのような印象。
そこには気化したガソリンが爆発して、金属の部品がカチャカチャ動いている感覚はほとんど無い…みたいな。

…というわけで結局自分で好き勝手に改造して乗ってるバハが一番理想に近いなぁなんて自画自賛している今日このごろ。
DSC06078x.jpg
といっても理想に「近い」というだけで100%満足してるわけではありません。
ショートストロークとかRFVCとか4バルブとかは不満点。
なんとかロングストロークの2バルブにできないもんだろうか。
【関連する記事】
posted by 文鳥 at 18:25| 東京 ☁| Comment(2) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お、久しぶりに来たらMCショーの感想が!
KTMやハスクの新型は面構成はわりとシンプルなのに
新鮮な印象があって上手いなと思わされますよねえ。

エンジン周りは極力シンプルに…!というのは激しく同意です〜。
あ、でも車体のコンパクト化は個人的には歓迎かなあ(苦笑
近年は中型ネイキッド系とかの肥大化が酷かったので
むしろ流れ的には健全になった印象ですし。

そして久々のバハはかなりタカアシガニなイメージですねw
これならスイングアームを少し伸ばすともっとバランスよくなりそう。
エンジンに関しては…もはや積み替えるしか無いレベルかも(汗
Posted by mihoto-k at 2012年04月05日 11:41
>mihoto-k様
お久しぶりですー。
最近のエンジン周辺のギュウギュウ詰め感はクルマにも言えますが、レシプロエンジンの魅力を覆い隠しているようにしか見えませんね。
まぁそのおかげで大気汚染もだいぶ軽減されるようになったのかもしれませんが、趣味性が高くて少数派のバイクまで全て同じようになってしまうのはぜひ企業努力で回避してもらいたいもんですね〜。

車格については乗り手の体格によって千差万別なんだとは思いますが、最近のバイクって全部コンパクト化しちゃってる気がするんですよね。
各排気量クラスに1モデルくらい大柄なのがあったらいいのになぁと思います。

あと最近の大きいバイクといってもタイヤとかタンクが太ってデカく見えるだけで、またがってみると意外とこじんまりしてた、みたいなのが多いです。
良く言えばスペース効率を活かした作りが上手になってきたということなのかもしれませんが(もちろんコンパクトな方が何かと効率いいんだろうけど…)やっぱり旧車みたいに無駄なスキマがあったり、デカいエンジンに対して心配になるくらい細いタイヤだったりという、ある意味洗練されてない作りに個人的に魅力感じちゃいます。
最近のバイクはCB1100のように古き良き的なマシンもありますが、やっぱり良くも悪くも洗練されてるんですよね〜。
まぁこの辺はマニアの戯言ですね(笑)。

バハ、とうとう80年代風味にしちゃいました。
やっぱり前の状態だと、ぼくがまたがると小さく見えるんですよね〜って自己満な話ですが。
それである日80年代初頭のCR250とかXR500Rなんかを見て「これだ!」とビビッときちゃいまして…(笑)。
そんなわけでリアアームの長さはぼく的にはこれで満足ですね。
ちなみにこの型のXLRは今の同クラス車と比べても元々のホイールベースがけっこう長いんで、前後サスを少し延長しただけでかなり大柄になりました。

エンジンはねぇ〜…悪くはないんですが、好みから言うとやっぱり1カム2バルブであってほしかった…。
片面にプラグがあって反対側には丸いカムカバーがあって、ってのが好きです。
メンテもしやすいしね〜。
腰下の形はこの形でいいので腰上移植できたら完璧かな(笑)。
でも実際乗ってるとそんな些細なことは吹き飛んで満足してしまいますね。
Posted by 文鳥 at 2012年04月05日 14:02
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。