2015年11月15日

フィルム写真

露光漏れしてないか確認するためMEスーパーに入れてた新品ASA400(FUJIFILM PREMIUM400)をやっと撮り終えたので現像に出してきました(例によって大きな写真はサイズを半分に縮小しています)※2016年11月21日訂正:サイズはアップロード時に自動的に1920pxに縮小されているので、半分ではないです(アップした画像は2208x1472。今まで気づかなかった…)↓
01.jpg
露光漏れ無ーし!
やった〜タダで手に入れたジャンクMEスーパー、これにて実用機に昇格!
劣化フィルム入れて撮影した時には露光漏れらしき形跡がありましたが、やはりあれはフィルムの劣化だったようです。
近くに電子レンジがあったし、6年以上放置されてたフィルムだったから電磁波とかガスとか放射能の影響なのかな?

カメラはこれでよし。次なる問題はフィルムのスキャニング。
上の写真はちょっと前に買ったサンワダイレクトの400-SCN024っていうかなり安いモデルでスキャンしたものですがこのスキャナー、解像度とか色味にこだわる人にはオススメできません。
上の写真はスキャン後にLightroom5(以下Lr5と記述)でかなり補正したものなのです。
元の写真はコレ↓
02.jpg
露出が適正な写真でもこんな感じでした。かなりマゼンタが強いのかな?
まぁレトロな味わいがあるようにも思えますが、デフォルトでは自然な感じになってほしいところ。
んで露出アンダーな割合が多いとこんな感じになります↓
05.jpg
このスキャナー最大の欠点と思うのはこれ。
フィルム背面のLED照明に光量ムラがあって左右だけ妙に明るく、センサーは中央を基準に自動補正してるので、中央付近はコントラストがマトモですが左右は薄くなっています。
しかもキッチリ垂直ラインで変化してるのならまだ楽なのですが、右下部分だけちょっと膨らんで変化してたりしてホセ・メンドクサ。
これを色味を含めてLr5で補正↓
06.jpg
Lr5にはこういった光量ムラ補正にちょうどいいツールがあるですが、色味調整は何度も試行錯誤しちゃいます(ず〜っと同じような写真見てると視覚が麻痺してくる)。
この光量ムラの厄介なところは明暗だけでなくて色味まで変化している点。
全ての写真で同じような変化なら設定のコピペで済むのですが、1枚1枚光量や色味に微妙な違いがあってコピペだけではマトモに補正できません。
あと、かなり暗い写真だと完全にホワイトバランスが狂って暗い部分が強く茶色(赤?)がかった色になります(露光補正しても治らない)。
これをスキャン時に回避する方法として、一旦明るい写真をセンサーに写してから、サッとスキャンしたい暗い写真に移動させて、センサーが反応しきる前にスキャンボタンを押すという荒業を編み出しました(笑)。
こうすると比較的マシな色味でスキャンできますが、非常にアナログなやり方で笑えます。

あと解像度はやはり簡易的なスキャナーなのであまり良くないです。
↓この写真で見てみると…
03.jpg
等倍トリミング↓
04.jpg
パソコンの画面で拡大せずに見る分にはほとんど気になりませんが、等倍で見るとディテールがモロモロです(ピントは合ってると思うけど、もしかしたらちょい奥ピン?)。
民生用のフィルムスキャナーってこんなもんなのかと思っちゃいましたが、検索してみるともうちょいイイ機種だとちゃんと解像してるんですね〜。もっとちゃんと調べてから買えばよかった…。

このスキャナーはかなり低価格で、スキャン時間もほぼ一瞬(安いコンデジで撮影してるようなイメージ)で、さらにパソコンが無くても液晶モニターで確認しながらSDカードに直接記録できるという、画質とかにこだわらない人にとってはかなり便利な道具ではありますが、ぼくにとってはコレジャナイ感満載…。
てなわけで、先ほど高解像度の機種(OpticFilm8100)をポチりました(笑)。はたしてこれはちゃんと使えるのかな…?

一応他の写真もいくつか掲載(ちなみに以下全てLr5にて補正済みのもの)↓
07.jpg
この写真はかなりゴミが入ってしまったのですが、Lr5で消してます。自動ではありませんが超簡単です。
ちなみにこの場所は以前に劣化フィルムで撮影したのと同じ場所です。太陽が画面外すぐにあるので若干フレアーが出ました(フードは邪魔なのでいつも付けてない)。
でもフレアーやゴーストって入り方によってはいい感じの演出になるように思えてきました。

トンネルの中から↓
08.jpg
これも以前X-T1で撮影したのと同じ場所
さすがに安物スキャナーでスキャンしたASA400フィルムの写真見た後にX-T1の写真見ると「うぉ!」となりますが、フィルムはフィルムでノスタルジックな情感を掻き立てられるように思います。

バイクのカスタムでお世話になってるタックインさんにて↓
09.jpg
先ほどのトンネル写真もそうでしたが、意外とフレアもゴーストも出てないように見えます。
レンズはたしかペンタックスのSMCM28-50mmだったと思います。
ちゃんとしたスキャナーでスキャンしたらけっこうキレイな写真が見れそう。

毎度おなじみ陣馬山にて↓
10.jpg
これはかなりキレイに撮れたと思います。
でもX-T1と比べてみると…↓
11.jpg
グハ!やっぱデジカメってクリアで高精細ですな〜。
でもネット検索で上手なフィルム写真を見ると、デジカメ写真とは別ベクトルの魅力を感じて「こういうの撮りたいな〜」と、ある種もの作り魂みたいなものを刺激されます。

つーかXLまだかな…っていうかそろそろ仕事開始しないとイカンな。
posted by 文鳥 at 00:10| 東京 ☔| Comment(2) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
デジタルの登場から、写真のキレイさの基準が変わったような気がしますね。
それまで追い求めていたキレイさが、デジタルで一気に変わってしまった。
デジタルが出だした頃は、あのクッキリ感に違和感があったけど、見慣れてしまうと今度はフィルムの色調が物足りなく感じてしまいますね。
よく見比べると、デジタル画像は、肉眼からの風景の追求で、フィルムは絵画的な認識があるように思います。
もう一度、フィルム通して写真を見直そうかな?と頑張ってます(笑)
Posted by goto at 2015年11月15日 21:06
>goto様
そうそう、デジカメはリアリティや臨場感、フィルムは郷愁や旅情とかいったフィーリングに訴えかける力があるように感じますね。
なのでぼくは作業工程とか遠出の道程、その他諸々のメイン撮影はデジカメで撮って、絵的に決まりそうなシーンなんかはフィルムでも撮っておこうかな〜とか考えてます。
枚数&金銭的にもフィルムはバシバシ撮れませんからねぇ。

デジカメももちろん楽しいですが、フィルムカメラもスキャナーのこと知った今は楽しみでしょうがないです(最初はコレクション程度にしか考えてなかったんですが…)。
安物のスキャナーですらこの記事に載せた程度のクオリティで見られる(L判サイズの紙焼きより遥かに大きくキレイ)わけだから、高解像スキャナーならさぞかし凄いんだろうなと(ハードル上げ過ぎかな)。
スキャナー届いたら家の数十年分のフィルムをスキャンしようかと思ってます(笑)。

これから撮る写真のことだけでもワクワクするのに、過去のフィルムを自前で調整してデカくてキレイな画像として見られるなんて、ワクワク死しそうです。
Posted by 文鳥 at 2015年11月16日 00:45
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