2015年12月28日

FE2とフジカラー100

もはやバイクのブログとは思えない状態になってる今日このごろ。
先日、FE2とフォクトレンダーレンズ2本を持って試し撮りしてきました。

フィルムについては以前、近所のキタムラのフィルム品揃えがイマイチで、欲しかったネガのASA100が置いておらず、やむを得ずASA400(スーペリアプレミアム400)にしたという経緯がありました。
個人的にはASA100の方が安いし粒状感も少なくて好きなので、今回はASA100を使おうと、もう一つある近所のキタムラ(前述の店舗よりほんの少し遠い)に行ってみました。
するとASA100どころかモノクロやリバーサルフィルムまで置いてあったのでフジカラー100(カラーネガ)、ネオパン100アクロス(モノクロ)、ベルビア100(リバーサル)、の3本買ってきました。
この店舗はベテランっぽい店員さんがいて、以前フィギュアキットの同梱写真をプリントした時にブツ撮りのアドバイスをしてくれたこともあったので、2回目の現像からはここで出すことにしたのですが、さすがフィルムの品揃えもしっかりしてました。
ただベルビア50と100はありましたが、同じリバーサルのプロビアは置いてませんでした(売り切れてたのか、それとも店員さんの好み?)。

てなわけでまず初っ端はオーソドックスなカラーネガのフジカラー100を装填。
FE2は、前回の記事で書いてたアイカップとシンクロターミナルキャップも装備して準備万端↓
01.jpg
昔はこの丸いファインダーとアイカップがあまり好きではなかったのですが、今こうして見るとレンズからファインダーにかけてのつながりがひと目でわかるというか、いかにも光学機器!みたいなスタイルに惚れ惚れ(病気か)。
ただこのアイカップ、目を密着させていると体温がこもってファインダーレンズが曇ってしまうので、使用時はペコッと反対側に折り曲げて使うことにしました。
まぁ光の遮断という機能は無くなりますが、眉毛あたりを押し当てる際にゴムのおかげで冷たさやゴツゴツ感も無くなり、快適なホールドは維持。
通常時と折り曲げ時の様子↓
02.jpg
もちろん1が通常時、2が折り曲げ時。
ちなみにず〜っと折り曲げたままだとアイカップがすぐ傷みそうなので保管時は元に戻してます。

ではいよいよFE2の初陣↓
04.jpg
レンズはノクトン58mm。絞りはf2だったと思います(そういやまた撮影データメモるの忘れた…)。
なんかいい感じ〜。フィルムの雰囲気ももちろんですが、ノクトン58mm…好きかもしれない。
粒状感はやはりASA400と比べたらかなりきめ細かくてこれまたGOOD。この感じが欲しかったんす。
ちなみに写真は全て現像したフィルムをスキャナーで取り込んで(取り込み時の形式はTIFFにして、出力時はJPEGにしてます)Lightroom5(Lr5)で色味や明暗の微調整を施してますが、粒状感はそのまま。カラーノイズだけ除去しています。

ほぼ同じ場所にてレンズをカラースコパー20mmに交換して撮影↓
05.jpg
絞りはf8くらいだったかな?
アングルのせいか、歪曲の少なさからか、それほど超広角という感じはしませんが、全景を捉えるスナップレンズとしてはすごく活躍してくれそうな気がします。

同じくカラースコパー20mm↓
06.jpg
なんとか超広角らしい感じで撮れました(笑)。
m4/3のプロミナー8.5mmもそうでしたが、超広角って風景探しが他の画角より難しい気がします。
適当に撮るだけだと凡庸なスナップ写真にしかならなくて、歪曲補正された四隅の広がりが活きる景色(アングル)を見つけないとカッコよくならない、みたいな。

同じ場所にて、ノクトン58mmで2枚↓
07.jpg08.jpg
絞りf11だったかな〜。
街と空の2パターンで撮ってみました。
両方ともに夕日を入れてますが、さすが現代のレンズです。フレアもゴーストもほぼ皆無。
逆にこの場合オールドレンズの方が、よりカッコイイ写真になったりしそうな気もします(笑)。

日と場所を改めてノクトン58mm↓
09.jpg
やっぱ一眼レフと上等なレンズだと、ネガフィルムでも解像感あるな〜と感じます。
近いうちに写ルンですとかバカ◯ョンで撮った昔の写真と比べてみようかな。意外と変わらなかったりして。

これもノクトン58mm↓
10.jpg
f2くらいだったと思います。開放だとピント合った部分も若干ソフトフォーカスっぽくにじむ感じになるのが嫌で避けてたんですが、試し撮りなんだから開放も使ってみればよかった…。

ノクトン58mm↓
11.jpg
これはf2より少し絞ってたかなぁ〜?
全然カッコイイ写真ではありませんが、この鳥達はぼくがエサでもくれるのかと勘違いしたのか、大勢で近寄ってきました。可愛かったです。
ちなみにこの日は絞り優先AEは使わずに、手動でシャッタースピードダイヤルを回してたんですが、露出計の針が目盛りと目盛りの間にある場合、ダイヤルでは針ぴったりに合わせられないので、露出固定させる以外ではAE使った方が無難だなと思いました。
そもそもFE2はセルフタイマーレバーをレンズ側に押しこめば露出ロックできるので、今度からは無理せずAE使お〜っと(笑)。

これもノクトン↓
12.jpg
若干露出オーバー気味でしょうか。
フィルムはオーバー気味の方が像が残りやすいなんて話をネットで見たような記憶があったので、露出計の針が中途半端なとこにある時はオーバー寄りにセットしてたんですが、それほど補正の許容範囲が高いようには思えませんでした。RAWに慣れすぎちゃったからそう感じるのかな?ちなみにRAWだとアンダー気味の方が補正しやすい気がします。
ちなみに鳥達はエサをもらえないとわかったのか、寄ってきてた群れが一斉に引き返して行く後ろ姿が写ってます(笑)。

カラースコパー20mm↓
13.jpg
ちょっと斜めったかな。
しかしやはり超広角はムズい…コンデジとかでも撮れそうな感じになってしまいました。

これもカラースコパー20mm↓
14.jpg
フレアとゴーストは若干発生して四隅に流れが見受けられますが、木の影とベンチのおかげか、多少いい雰囲気になったかな?
でもやっぱり超広角の良さは活かしきれてないように思います。

最後はノクトン58mm↓
15.jpg
豪快に斜めってしまいました。
この後もまだ時間があったのでバシバシ撮ろうと思ったのですが、フィルムを巻き上げたら「グッ」と途中で止まってしまいました。
あれ?36枚撮りのはずなんだけど…ひょっとして初日でぶっ壊れ…!?と焦りましたが、カウンターは24で止まってます。
「あれ?24枚撮りだったっけ?」と狐につままれたような気持ちでしたが、とりあえずこのままではどうしようもないので、巻き戻ししてフィルムを取り出してみると、見事に24枚撮りでした。焦った〜!
裏蓋の窓にフィルムの箱の切れ端入れとく意味がこの時初めてわかりました(笑)。今度から入れとこう。

このノクトン58mmはX-T1に付けてる時はわからなかったのですが、FE2で覗くと肉眼と全く同じ縮尺で見えるのでちょっと感動しちゃいました。ってことは58mmが標準レンズど真ん中ということでしょうか。
ボケや画角の雰囲気もお気に入り確定です。
カラースコパー20mmはもうちょい修行しないと使いこなせないように思いましたが、超広角というほどの異質感はそれほど感じなかったので、当面はスナップレンズとして、時には修行用として、ノクトンとバーターで使って腕を磨くことにします。
そんなわけで無事FE2は完璧に使える確証を得ました!
めでたくFE2とノクトン58mm、カラースコパー20mmのセットはお気に入りセットに認定〜!

さぁ次はモノクロにしようか、それともほぼ初体験のリバーサルにしようか、楽しみ〜…っていうか、もうちょいバラエティに富んだ写真撮りたいな…遠出してぇ〜っていうか年賀状書いてなかった!あと仕事な!
posted by 文鳥 at 03:34| 東京 ☀| Comment(5) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きれいに撮れていますね。露出計もちゃんと動いているようなので、安心して撮影に挑めるのが心強い!
解像度もかなり良いですね。拡大しても輪郭がつぶれていないというかにじみが無いと言ったらよいのか?
取り込みのサイズにもよると思いますが、デジ一眼にはまだまだ負けていない感じがします。
フィルムカメラを改めて使って感じたことは、カメラの性能(いかに正確に動いているか)と良いレンズが必要なんだと痛感しています。
なので、古いレンジファインダーカメラと言うのは、しっかりとフィルムカメラを使えるようにならなければ楽しめないカメラなのだと言うことがわかりました。
バルナックライカなどは、お金をかけてメンテナンスすればしっかりと使えるとは思いますが、いまさらこの手のカメラで一生懸命になるのはちょっとシンドイかな?と思っています。
現在所有しているOM2は、FE2と同様に露出計内臓の一眼レフなので、しっかりと煮詰めていこうと思っています。
モノクロも面白そうですね。カラーとの違いはやはり全体的な描写の良し悪しが分かりやすいところでしょうか?
色でのゴマカシがきかないというか。
ユニバーサルは難しいようですね。わたしも使ってみたいと思って単体露出計を買ってしまいました。
ネガだとプリントの際に補正が可能らしい(よく知りませんが)ので、狙い通りの露出で写真が撮れているのかイマイチ分かりにくいところがあるような気がしています。
ユニバーサルはその補正の自由度が非常に狭い分、うまく撮れているか失敗したかが明確になるところが面白いですね。
わたしもいずれはユニバーサルで撮ってみようと思っています。
Posted by goto at 2015年12月28日 14:01
すみません。ユニバーサルってなってますね・・・。
最近このパソコンの変換ひとつひとつが非常に時間がかかってイライラしながらつかっていまして。
リバーサルフィルムの間違いです。
Posted by goto at 2015年12月28日 14:06
>goto様
いや〜やっぱりフィルム写真の雰囲気っていいっすね〜。
フィルムの解像感についてはやはりスキャナーの良し悪しが大きく影響すると思いますが、フィルム自体にはいったいどこまで写り込んでるのか興味深いです。ミクロな世界の話になっちゃいそうですね。

レンジファインダー機はファインダー像がレンズを通してないってとこからして難しい印象がありますね。よほど経験積んでないと狙った写真にならないような…。
でもそう考えるとあれこれ深く悩まずに、むしろパンフォーカスで気軽にパチパチ撮ってまぐれ当たりを楽しむ、なんて使い方した方が健全なのかも(笑)。
まぁ何にしても正確に作動してくれないと話にならないのは確かですね。
露出計がダメでも知識と経験さえあればなんとかなりそうですが、シャッタースピードが不安定だともうどうしていいかわからんし。

デジカメはセンサーのサイズや構造、画像処理エンジン等の本体そのものの性能だけでも個性がある程度決められてしまいますが、フィルムカメラって光漏れしてない正確に動く個体ならばどんな機種でも写真の写りには大差ないようにも思えてきました。
重要なのはレンズとフィルムの特性と、撮影者のセンスと腕前だけっていう(笑)。
そのシンプルさが創作意欲を刺激するのかもしれませんね。

OMシリーズ(もちろんフィルムカメラの話)は一時期ぼくも中古で買おうかなと考えたことがありました(偶然MEスーパーが手に入ったので諦めましたが)。
やっぱあの時代のカメラって70年代のバイクと同じく、基本的な機構が究極の到達点に差し掛かった魅力があるように思えます。
山登りに例えると頂上一歩手前といった感じ。一番盛り上がる時。
それ以前の時代は麓から山腹まで一所懸命登ってる感じ(それも魅力的だけど)で、それ以降の時代は頂上からどこに行こうか模索してるような感じ。
一時的なブームとかファッションじゃなくて、あの時代にはなにか普遍的な魅力が詰まってるように思えるんすよね〜。

モノクロは過去にアサペンSPでちょこっと遊んでた時期があったんですが、カラーネガよりも深いノスタルジーというか、その撮影時の瞬間の空気を閉じ込めたような味わいがありますね。
今は自分でもある程度フィルムを補正した画像を作ることが可能なので、モノクロだとどうなるか楽しみです。フィルター使うっていう楽しみ方もありますね。持ってないけど。
リバーサルは撮影した時点で画作り完了してしまうようなシビアさがあるらしいので、じっくりと露出考えて撮ろうと思います。
でも今はLr5があるので、ポジフィルムがどれだけシビアなのか確認してみたいと思います。
ネガよりも高精細に撮れるんじゃないかとワクワクしてます。
リバーサルは近所じゃなくて景色のいいところに出掛けて撮りたいっすね〜。

ちなみにLr5の補正についてですが、やりすぎちゃうとフィルムの良さが無くなっちゃいそうなので、その辺のさじ加減も注意しないとですね。
今回のカラーネガもホワイトバランスと明暗をある程度調整してますが、ずっと画面見てると現実(記憶)の色とフィルムの色の程良きバランスがわからなくなっちゃいます。
まぁなんだかんだで楽しいんですけどね〜(笑)。
Posted by 文鳥 at 2015年12月28日 18:45
ファインダー内の露出計が見やすくていいですね。OM2も針式の露出計ですが、マニュアルにすると、簡易表示に切り替わるので少し分かりにくいです。
これも慣れれば問題ない事なのですが。
来年は、OM2で色々と撮って見ようと思ってます。
先日、ずいぶん昔に読んだ事のあるカメラを題材にした漫画があったので、思い出しながら探したら見つかりました(笑)
「ピンボケ写太」って漫画です。
早速ヤフーブックでダウンロードしました(笑)
ニコンF2のファインダーから絵が始まっているのが面白いです。ちょうど我々がいまさわっているカメラの時代の漫画なので、なかなか楽しめそうです。
では、今年も私のつまらないコメントにお付き合いくださりありがとうございました(笑)
来年こそはXLが仕上がる事をお祈り致します(笑)
Posted by goto at 2015年12月30日 21:12
ピンボケ写太、今画像検索したら少しだけ読めました。モロ70年代の少年漫画っすね〜。
やはりこの時代の大御所漫画家さんの絵は上手いな〜。こういう活き活きとした絵をさらっと描けるってのがすごい。
ぼくはフィギュアの仕事始めた頃に、ちばてつやさんの描いた少女漫画(60〜70年代初期の作品に多い)にハマって古本屋回って集めまくったことがありましたが、少年誌系の漫画は今も昔もやっぱり対決とかバトル系の話が鉄板ですね。

gotoさんもたくさんコメントしていただいてありがとうございました。
趣味が共通している部分が多くてこちらも楽しかったです。
来年はもう絶対XL納車してもらわないと、死んでも死にきれません(笑)。
では良いお年を〜。
Posted by 文鳥 at 2015年12月30日 23:48
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