2020年12月03日

悩ましいメガネっ子のゴーグル問題

11月中頃にふとゴーグルを一新しようと思いたちまして、今までならゴーグルを検索するなりしてたんですが、もうメガネの上にゴーグルというシステムが面倒になってきまして、ゴーグルにメガネレンズだけくっつけちゃおうかと考えました。
ちなみに20年以上前ですが、ナンニーニというイタリアメーカーのメガネレンズ装着型ビンテージゴーグルを使ったり、オフ用ゴーグル(SWANS)にそのナンニーニのメガネレンズを移植したりしてたんですが、このレンズを収めるフレームのマウント部分が掃除等のメンテを考慮してなのか上だけにしかなく、パカパカ動いてしまいゴーグルが傷だらけになってしまったりするので下にポリパテで押さえ部品を自作したりと、当時からメガネ関連でも試行錯誤していました。
もちろんそのポリパテ部品は経年劣化で割れてしまい今は使えず(ナンニーニゴーグルも事故で潰れちゃってメガネレンズのみ現存)。
そもそもオフ用ゴーグル(またはそれに準ずる樹脂とスポンジで作られたゴーグル)ってのが交換前提な出来なのが気に食わず、またナンニーニやハルシオンみたいなビンテゴーグルにしようかと思ったんですが、とりあえずなにか使えそうなものがないか近所のナップスに行ってみました。
そこで発見したのがこれ↓
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安っすいサングラス。半額セールで1,320円。
これだけ面積広くて湾曲してれば防風パッド仕込むのも簡単そうだなと判断。
形も最近のスポーツグラスみたいに近未来的な形じゃないし。
早速これを眼鏡市場に持っていってメガネレンズ入れてもらおうとしたんですが、店員さんはこれを見るなり「これは無理ですね…」と言う。
しばらく考えてこのサングラスと同じ大きさでメガネレンズだけ作ってもらえれば自分でなんとかマウントさせることができそうな気がしたので、その旨を伝えるといささかめんどくさそうに「いや〜それも無理ですね」とほぼ門前払い。
昔作ったメガネはこれより湾曲してたけど作ってもらえたんだけどなぁ〜。フレーム材質が無理なのかな?
ていうかフレーム関係なしに同じ大きさのレンズだけ作ってくれりゃいいって言ったんだけど、意味伝わってなかったのかなぁ。
まぁぼくも面倒になってあっさり断念。

帰宅後に「そういや昔使ってた湾曲したメガネどこいったかな?」と部屋中捜索すると出てきました↓
02 Ray-Ban Balorama RB4089 のコピー.jpg
記憶では安もんのメガネかと思ってたんですが、よく見たらレイバンのBalorama RB4089というちゃんとしたメーカーのモデルでした(改造前の写真撮ってなかったので販売サイトより純正状態の写真を拝借)。
これならすでに度付きレンズ入れてもらってたのでこのまま使えます。
ただフレームが肉厚でかなり重いのが欠点。

早速改造開始。
まずフレーム裏の面をスポンジを貼りやすくするために平滑化&面積拡大します↓
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写真は加工前の状態。
妙に3次元的面構成なので、このままだとスポンジが貼りにくそう。

レンズに傷つけないように外して切削加工↓
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このメガネの場合、レンズはフレームを暖めなくても簡単に脱着できました。

仕上げに鏡面加工でテカテカにするので表もやったんですが、リューターの軸が当たってしまい傷ついてしまいました…まぁいいや↓
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裏面切削の際に軽量化も兼ねて肉厚も薄くしようと思ったんですが、下手するとレンズが保持できなくなりそうだったので、ほとんど軽量化せず。

ホムセンで買ってきたスポンジを瞬着で貼り付けてフレーム完成↓
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最初はスポンジに付いてた粘着テープをそのまま使おうと思ってたんですが、いざ貼ってみたら全然粘着が弱くスポンジからも剥離してしまったので、手持ちの強力な両面テープを使おうとしたらこれも受け付けず。
ちょっと瞬着がはみ出して汚くなってしまいましたが、どうせ誰もそこまで見ないのでそのまま(笑)。

裏面から見た図↓
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何度も顔に当ててみて、正面からの扇風機の風が漏れて目に入らないかチェックしながらスポンジの干渉部分をハサミで切削。
これでほぼまんべんなく目の周りを密封することができるようになりました。
体温による曇りを防ぐために曇り止めも塗布しました。
巷で売られているパッド付きのスポーツグラスも、似たような感じでフレーム裏にスポンジパッドが貼ってあるものが多いんですが、もれなくどれもパッドが薄すぎる上に、一番重要な目頭近辺の防風効果が皆無なのでバイクには使えないと思います。
こうなるともう水中メガネでいいようにも思えますが、あれはレンズ部分が小さすぎて明らかに「水中メガネ」って感じでカッコ悪いんすよね。
というわけで巷には理想的なものが存在しない以上自分で作るしかないとなるわけです。

次にツルの部分の改造。
純正状態だと長過ぎてメット内装に干渉してしまい、理想の位置に収まらないのでツルを短縮↓
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昔使ってた時にすでに短縮してたんですが、メットが変わったせいかそれでも長かったのでさらにカットしました。
これもメガネっ子あるあるだと思いますが、市販の一般的メガネはツルが長すぎるんすよね〜。
まぁその方がホールド感は上がるんだとは思いますが、メットかぶるとこれがけっこうウザい。
熱かけて頭の形に沿って曲げるという手もあるかと思いますが、内装の圧迫で痛くなるのがありありと想像できるので、やはりカットするのが一番かと思いました。

短縮したツルをフレームに取り付けてメットをかぶってしばらくそのまま過ごして着け心地テストしてみると、ツルがメットの内装に押されているのか、ツルの幅が狭いのか、頭が太ったのか、次第に側頭部が痛くなってきました。
そこでツルの厚みを削減↓
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上が元の状態。下が切削後。
この点はベルトが外側に出るゴーグルの方が快適ですね。

ツル2本とも薄肉化した後装着テストして、大丈夫そうだったのでバフがけして終了↓
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この数日後、100km以内だったと思いますが実際に使用してみるとけっこういい感じでした。
ただ、真冬はやっぱりゴーグルじゃないと顔が寒くなりそうな気がします。
やっぱり素直にゴーグル新調すること考えるか…。

一方バイクの方はというと、前回遠出してから約1ヶ月ほど放置したまんまでしたが、幸い塩カル水には会わなかったようで汚れ部分は錆びてませんでした↓
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もちろん周辺部品全部はずしてお掃除。

ところがエキパイはパッと見錆びてないように思えたんですが、見えにくい下面にはすでに赤錆が発生していました↓
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これは以前の塩カル被害とはまた別なような気がします。
もしかしたらブラストが甘かったんじゃないかな…という気も無きにしもあらず。
穴が開くほどになったらエキパイ作り直しってことになりますが、まぁまだまだ使えるかな。
花咲かG処理しとこうかな。

あとエキパイから拡張室に切り替わるあたりもこのような錆が…↓
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これは塩カルの拭き残しがあったのか、それとも自然に発生したものなのか、よくわかりませんが細かいひび割れもあるのでやはり下地処理で抜かりがあったんではなかろうかと疑ってしまいます。
やっぱ西村コーティングのレーシング1000の方が良かったかな…。
ホントは1から10まで全部自分で施工するのが確実なんですが、専門施設(ブラストや焼付け)が無いとできないのが悔しい。
家が一戸建てだったらなぁ〜と常々思います。

他にこんなところにも錆が…↓
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も〜ホント錆って憎たらしいわ〜。
ここも花咲かG処理でなんとか抑えられるかなぁ。

あと毎度おなじみとなりましたクラッチレリーズ調整部分からの漏れチェック↓
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やはり長期間の放置で滲んでくるようです。
ここも早いとこシール交換しないとなぁ。

車体全体をチェックがてら掃除して、パーツを元に組み付けしている時「これ必要無いんじゃねーの?」という部品を発見↓
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フロントフェンダー裏の鉄フレーム。
後年のオフ車はほぼこういうフレームは無くてプラフェンダーを直に取り付けています。
別に軽量化したいわけではなく毎度の掃除が面倒ってのと、いつかまた錆びそうなので、このフレームは除外。
あ、でも今思ったけど、ラバーマウントしないとヤバい気がする…今度やっておこうかな。

掃除もチェーンオイルの塗布も終わったので、前々からやろうと思ってたブレーキシューの交換をします。
ドラムブレーキはディスクブレーキのように車体にホイールが付いたままの交換ができないので、車体をジャッキアップさせる必要があります。
以前リアサス交換の際に使った油圧ジャッキに加えてウマも使ってジャッキアップしてリアタイヤを外します↓
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けっこうドラムブレーキって面倒だなぁと思いますが、見た目はドラムの方が好きなんすよね〜。

ドラム内部のアップ↓
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あれ?まだ使えそうなくらい残ってるように見えます。
新品シュー(上)と比べてみるとこんな感じ↓
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確かに減ってますが、まだいけそうな気がします。
しかし、ブレーキワイヤーの調整ネジは目一杯締まった状態(ペダル踏み込み量も多い)なのでやはり交換ってことなんでしょう。
よくよく見るとシューのベース部分が凹んでいるのでその分シューが厚く見えるわけで、見た目より寿命は少ないのかもしれません。

いざ新しいシューを組み込もうとしたら、片方のハマりがやたら硬い。
よくよく調べてみると写真の矢印部分に派手なバリが出ていたので、部屋に持っていってリューター&ダイヤモンドカッターで切削↓
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すんなりくっつきました。

そしてリアタイヤを車体に取り付けて「次はフロントだ〜」なんて思ったら地面にワッシャーと割りピンが落ちている。
「これどこのワッシャーだ?」としばらく考えてみると、どうもシュー組付け時に入れる押さえワッシャー以外に思いつかない。
「めんどくせぇ〜!!」と思いましたがこれは着けないと怖いので再度リアタイヤを取り外し。
これがそのワッシャーの入る部分(写真下)↓
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写真上がワッシャーと割りピン。
ホント、ディスクブレーキのパッド交換って楽だったんだなぁと痛感。

そして再度リアタイヤを取り付け、ブレーキをホールドするロッドを取り付けて、ナットを締めた後にボルト部分に割りピンを挿すんですが、この割りピンがなっかなか入らない。
ボルトを外して割りピンの入る穴をよく見てみると…なんか割りピンより細い…。
もうなんか嫌な予感しかしないんですが、その予感は的中。
ブレーキシューの押さえに入れたワッシャーを留める割りピンと入れ違いになってしまった模様。
「んんんんぬぉ〜〜〜!!」とイライラが爆発しそうになりましたが、落ち着いて考えました。
もう腹立ったので意地でもリアタイヤはバラさずに、このボルトの穴を拡大することにしました↓
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ここが問題のブレーキ押さえロッド(勝手に命名)の取り付け部分。
拡大といっても0.5mmほどで十分でした。
そもそも割りピンの見た目がほっとんど同じに見えるくらいの差しかないってのもなんだかなぁ〜。
純正でこんな仕様だったのかな?だとしたらバカっぽいなぁ。同じピンにすりゃ効率的なのに。

というわけで次はフロント。
ところがリアを上げるのは簡単だったんですが、フロントを上げるのに一悶着。
エンジン下で水平になっている部分が少なく、前の方は全部斜めになっているのでジャッキをかけても「ガスッ」と外れてしまいます(エンジン部分は強度の低いアルミやマグネシウムなのでジャッキはかけられない)。
仕方ないのでいつもジャッキを掛ける部分(エンジン後端下あたりのフレーム)でジャッキアップさせて、ウマをその前に入れて少しづつ上げるしかありません。
もう一人人間がいればリアを押さえてもらってフロントを浮かすこともできるのに、と思った時「重りを後ろにかければいいんでない?」と思いつきましたが、周辺にそんな重い物は無く諦めました。
とにかくジャッキとウマだけでなんとかフロントを上げてホイールを取り外し↓
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リアと同じくパッと見まだ使えそうですが、やはりよくよく観察すると使える厚みはそれほど無いようです。

もう夕暮れ近いのでテキパキと組み付け、ホイールをフォークに取り付けます。
ちなみにこのフォークのアクスルシャフトもまた旧車らしい、ちょっと複雑な構造になってまして「この部品必要か?」という感じになってます。
さらにスピードメーター用のギア部分も、どうやって位置を保持しているのか謎なんです↓
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普通はフォークに突起があってギア部分がそこに引っかかって回らないようになっているのですが、このフォークにはそういった部分が一切ありません↓
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でもシャフトを締めていくとちゃんと定位置に固定されるんです。
写真をよく見るとギア部分に一部平らになっている部分があるので、おそらくここがフォークの下ブラケットかなにかで押さえられて固定されるのかなぁと思いますが…そんなんで大丈夫なんだろうか。

これでフロントも終了〜!と思いきや、足元には見覚えのあるワッシャーと割りピンが…うぬぉおおお〜〜!また同じ失敗をしてしまった!
そうです、またしてもブレーキシューの押さえワッシャーを入れ忘れたのです。
こうなるとまたホイールを取り外さないといけません。腹立つ〜〜〜!!
夕暮れ間近で焦っていたのもありますが、やっぱりこういう作業は落ち着いてじっくりやらなきゃダメですね…ガレージさえあればなぁ…。
そして再度バラして組み付けて、いざフォークにホイールを付けようとしたら今度はなかなか上手く入らない。
ガタガタとホイールの角度を変えたりフォークをグリグリ回したりしていたその時…!車体がグラッと動いたかと思ったらガッシャ〜〜ン!!とぶっ倒してしまいましたぁあああ〜〜ん(泣)↓
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ジャッキの頭が小さく滑りやすいってことと、掛ける部分がほとんど無いってのが原因でちょっとガタガタやったら外れちゃったんすね。
ガソリンタンクの蓋からはポタポタガソリンが漏れてるし、車体持ち上げたところでどうやってフロントホイール取り付けすんだよ!とちょっとパニックに。
いっそこのままホイール入れちゃえば楽かな?と思いましたが、フォークはハンドルの影響でタイヤが入らない角度に固定されたまま。
これをホイールが入る角度にするには重たい車体をかなり持ち上げなければなりません。
そこでフレーム横にジャッキをかけて持ち上げようとしましたが、ホイールが入る角度になるまで上げることが出来ずに断念。
そんなことやってたらこの階段の住民の方が帰宅されて大回りに階段に入るという、非常に迷惑な感じになってしまいました。
たった1個のワッシャー入れ忘れただけでこの惨状。
2度もワッシャー入れ忘れたこのクソ脳みそぶっ潰したくなります。
もう寝転したままでは埒が明かないと判断して一旦フォークを地につけた状態で引き起こします(よくフォーク下端のボルトが曲がったりしなかったなと、たった今気が付きました)。

そこでじっくり考えまして、まずジャッキがかかる場所を少しでも増やすためにアンダーガード(スキッドプレートともいう)を取り外して、ジャッキでサイドスタンドの反対側あたりを持ち上げて、ある程度持ち上がったところでサイドスタンドをかけて(それまではフォークだけで自立していた)ウマを入れてジャッキを抜いて、別の部分にジャッキをかけて少しづつアップ。
別の部分に2本目のウマを入れてさらにジャッキアップ、ウマを伸ばす、ジャッキアップ、ウマ伸ばす、の繰り返しでやっとフロントホイールが入る高さにまでジャッキアップすることに成功。
今度はジャッキやウマが外れないか念入りに確認してホイールを取り付け。
やっと作業終了しました。
辺りはすっかり日が暮れて手元がハッキリ見えないくらいに暗くなっていましたが、ここはガレージではないので工具も全部片付けないといけないのがまた面倒。
次フロントをジャッキアップさせるまでに背の低めなレーシングスタンド買っといた方が良さそうです…。
なんか最近、センタースタンドのある旧車ほしくなってきました(笑)。

ちなみに転倒によるダメージは右グリップ末端が少し傷んだくらいで済みました。
後日100km以内ですが走行しまして、前後ブレーキも含め各部全く問題無し。
エンジンは相変わらず快調で始動性も良好。
単気筒オフ車はちょっとやそっとじゃ派手に壊れないのがいいですね。
posted by 文鳥 at 03:53| 東京 ☁| Comment(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月10日

ヘルメットの話

ある日、ふとセカイモン(要するにe-bay)でビンテージヘルメットを検索してみると、面白そうなメットがいっぱい出てきました。
憧れのメットでもある、日本ではプレミア物のHA(ヒロタケアライ)のR-1はさすがに向こうでもプレミア化しているようで、めったに無い上にあったとしてもボロいのに手が出ない価格だったりしますが、個性的な形でカッコいい、McHALとか英国のスタジアムなんかは稀に買えそうな値段で出てたりしました(やっぱりボロいやつだけど、帽体さえあればいいという人にはお買い得な感じ)。
BucoやBELLはさすが欧米なので山程出てきますが、今はこの辺あまり興味無いんすよね〜。

今回ぼくが考えていたのは、R-1のようにテンプル(こめかみ)から後頭部まで革で覆うタイプのダブルストラップ(革ストラップとナイロンベルトの2重で固定するやつ)のメットを探すことだったんですが、やはりなかなか出てこない。
半帽やハーフジェット(半帽とジェッペルの中間的な形)でもそういうストラップのがたまにあるのでそれ狙いで探していたんですが、ストラップ形状を撮影していない出品者にはイラッとします(笑)。
そういう場合は、かろうじてはみ出して見えるストラップの一部だけで判断したりします。
よくあるのはY字のナイロンベルトだけで耳が丸見えになるタイプだったり、革ストラップが顎下まで無くて耳しか隠れないタイプで、これはちょいちょい出てくるんですが、ぼくが欲しいのはこれじゃない。
要するに60年代のレーサーがかぶってたようなやつが欲しかったんですね。
そういうメットで程度が良ければ後々C72とかの60年代車種に乗るときに使いたいなぁなんて思いもあったんですが、そんなの買えるのはいつの日になることやらなので、ストラップだけを今使ってるジェッペルに移植できないか試してみたいという思いもありました。
そうすればR-1っぽさがより向上するんではないかと(厳密にはR-1の帽体形状は一般的なジェッペルより耳部分の高さが少ないので、相当な加工を施さないと全く同じにはならない)。

そんな中、ハーフジェットのメットが何個か出てまして、そのうち2件のものはR-1と似たような革ストラップが顎の下まで伸びているダブルストラップでした。
1件は同じようなメットの2個セットで、程度は明らかに中古だけど使えそうなレベル。
もう1件はほぼ未使用っぽい雰囲気で付属品や当時の箱もついてる極上品。
値段は両方共同じくらい。
数日考えた結果、極上品を購入〜↓
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お値段は送料込みで16,449円。

そして数日後到着したので内容確認。
まずは箱↓
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「ロードマスター」なんて聞いたことありませんが、日本製のようです。
出品者さんがいつ購入したのかわかりませんが、値札には$9.97(1,000円くらい)という表記が。激安!
そして肝心の内容物↓
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メット本体、バイザー2種、反射テープ。
反射テープにはご丁寧に説明書が同封されてまして、DeepLで翻訳してみますと…
「この素晴らしいヘルメットには反射板が同封されています。買い手が次のように希望する場合は、これを適用することができます:鉛筆で後ろの中心から前の中心にまっすぐな線を引く。裏面を剥がすと、テープは自己接着性のセメントでしっかりと固定されたままになります」
とのこと。この説明必要か?

そして肝心要のストラップ形状↓
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これこれ!こういうのが欲しかったんすよ。
なんで最近のメットはこういうストラップ使わなくなったんだろうか。

ちなみに開閉可能なシールドは、ホックによって簡単に脱着できるようになっていましたが、マウント部の金具はリベットを除去しないと取り外せません↓
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シールド自体は薄緑で小傷のせいかあまりクリアーな視界ではありません(磨けば大丈夫そう)。まぁこれは使わないと思うので別にいいや。

付属のバイザー2種は両方共に「Japan」の刻印&印刷が入ってました↓
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黒い方はFRP製の物を型取りして、透明(スモーク)樹脂で複製したもののようで、一部にFRP特有のファイバークロスの跡が成形されています。

そしていざかぶってみると…ギッチギチのパッツンパッツン!
無理矢理押し込んでストラップを閉めてみると、頬の肉が強調されて下膨れのデカイ顔の出来上がり(ここ数年で少し太ったのもある)。
これはいくらなんでも使用不可!
みっともないというのもありますが、このキチキチさ加減は数分でギブアップの辛さです。
サイズはMだから大丈夫かと思ったのに〜(以前購入したビンテージのSHOEI EX-5はMでほぼピッタリだった)。
内装に貼ってあるサイズステッカーには大きくMと書いてある横に「HEAD SIZE 6 7/8〜7」とありまして、今更ながら調べてみると頭囲55cmのXSに相当するとのこと…全然Mじゃないじゃん!↓
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ちなみにぼくの頭囲は57〜58cmほど。小さくていい形の頭蓋骨に交換したい…いや、いっそのこと全身まるごとモデルさんと交換したい。
ていうかアメリカはいつまでインチだのフィートだのマイルだの使ってんだよ!わかりにくいっつーの!
こないだ発表されたPS5(ゲーム機)の◯✕問題も腹立つわ〜!
なに後から勝手に変更しといて「ウチらが世界標準です」とか言ってんの?
ファミコンで育った人間は右が決定ってDNAに刷り込まれてるんだよ〜!
はぁ〜ぁ、もうSONYはガイジンに乗っ取られちゃったのかねぇ…日本人しっかりしようぜ。
…ハッ…取り乱しまして申し訳ありません。

そして泣きっ面に蜂とでも言いましょうか、箱の中には謎の青い破片がいくつもありまして↓
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なんだこれ?とメットを見ると、内装のベースに使われている発泡ウレタンが加水分解で劣化したものでした。
劣化は部分的なもので、外周部はそれほど劣化してなかったんですが頭頂部付近はパリパリのポロポロでした↓
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しょうがないのでこの青い内装は全剥がし。
まぁこのくらいなら個人でもリペア可能なのでいいんですが、やはりこのギチギチサイズはなんとかせんといかんというわけで、さっそくバラしてみました↓
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今のメットと違って吊り天井方式なので、この頭囲を囲むベルト部分さえ拡張すればサイズ変更できそうな感じですが、あちこちけっこうガッチリ縫い込まれていて面倒になってきた上に、かぶれるようになったとしても今乗ってるXLにはちょっと似合わないだろうなぁと気がついて、思い切ってこの革(合成皮革)部分を今使ってるジェッペルに移植してみようと行動開始。

写真撮り忘れちゃったんで文字だけになりますが、要は革部分の縫い糸を解いて、取り外した革部分をジェッペルの発泡ウレタン内装の外側に強力テープで固定。
ジェッペルのチークパッドは取り外して、上記の内装を帽体にセットするという手順であっさり移植成功〜↓
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完璧を目指すなら革の裏面にも両面テープか接着剤を使用した方が良さそうですが、このままでも内装と帽体に挟まれてかなりガッチリ固定されており、ストラップだけでぶら下げても外れることは無さそう。

今までのストラップを固定していた部分には穴が開いたままなので、ロードマスターから取り外したアルミリベットを強力両面テープでくっつけて塞ぎます↓
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ちなみにリベット横の白いホックは普段外出時に使ってる不織布マスクを引っ掛けるためのもの。
夏はこれでマスクくっつけて走ってました。

今回入手したバイザーの白い方をつけてみた図↓
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なかなかレトロで真面目な感じでカッコいい。
ちなみに顎下のストラップの取り回しは30数年前に教習所で習った簡単に解けるやり方なんですが、この場合あまりカッコよくないですね。

ゴーグルはどうするか…と考えて、昔買ったものの着け心地が良くなかったのでそのまましまったままだったビンテージゴーグルを合わせてみました↓
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おぉ〜これはなかなかいい感じ。ですが、やっぱりこのゴーグル着け心地良くないんだよなぁ。

かといって今までのゴーグルは…↓
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バイザーが白になった途端に違和感が出ました。
顔に当たるスポンジもそろそろ劣化してポロポロしてきたし、この辺はなんか考えないといけません。
レンズは2重で全然曇らないから便利なんすけどね〜。

そんな感じであれこれ観察していたら、ストラップのベルクロがどうも個人が後付けしたもののようだと気が付きました↓
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そもそもなんで茶色なんだよ。縫い方も雑。

R-1のこの部分はスナップボタンが4個付いており、ある程度サイズ調整できるようになっていますが、このロードマスターは最初からなにも付いてなかったんでしょうか?
とにかくここもR-1っぽくすべく、近所の手芸屋さんでスナップボタンを買ってきて取り付け↓
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オス側に4個、メス側は2個にしました。
間隔は勘で取り付けましたが、全箇所に上手くはめられます。

教習所で習ったやり方ではなく、正式なやり方で締めました↓
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やっぱりこの方がスマートでカッコいい。

なんかバイザーが無いほうがリムが強調されてカッコよく思えたので改めて上等なカメラで撮影↓
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おぉ〜なかなかいいんではないでしょうかと自画自賛が炸裂。
今まで、オフ車なんだからバイザー付けないと様にならんなぁとなんとなく思ってましたが、XLは現代のマシンほどオフオフした形じゃないのでノーバイザーでも変じゃないかと思いました。ただ、バイザーがあると夕日の眩しさを遮られるので便利なんすよね〜。

最後にe-bayで見つけたアライの古いカタログより↓
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上の段はパッと見R-1かと思いきや、よく見たらリムにステッチが無く、名称も「R-3」とあります。
少し新しい年代のカタログなんでしょうか。
下段R-8は今回購入したロードマスターと同じようなタイプです。
説明をみるとオフロード使用も想定したものらしいです。

上段C-1は子供用、下段L-8は軽量タイプでしょうか。ジョン&パンチっぽいです。↓
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L-8のストラップは今でも半帽等でよく見るタイプです。バイザーは今回同梱されてた黒い方にそっくり。

R-6M↓
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これはもうほとんど最近のジェッペルと同じですね。
ただ、妙に頭頂部が長いように見えてイマイチ…。

R-7↓
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値段からして当時のフラッグシップでしょうか。
でもリムはR-1と同じ手縫いに戻ってます。こっちの方が手間がかかって高級だったんでしょうね。
しかしこの帽体もR-6と同じなのか上が長くてイマイチ…。
本来はこのようにおでこが若干見えるくらいが安全で正式なかぶり位置なんだと思いますが、最近は眉毛が見えるか見えないかくらいまで深くかぶれるように加工するのが流行ってるみたいです。
たしかに純正状態の浅いかぶり位置はカッコ悪いと思えますが、あまり深すぎると脳みそ容量が足りないみたいに見えちゃって、何事もやりすぎは禁物だなぁと思う今日このごろ。

結局R-1は載っておらず、もうちょい古いカタログが見たくなります。
あ〜頭蓋骨小さくならないかな〜。
posted by 文鳥 at 13:15| 東京 ☔| Comment(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月05日

いろいろ改良

これまでの改良・改造でいろいろ手を入れてきたXLですが、まだまだ細々とした問題が解決されずに残っていました。
まずはリアサス。
購入時からの経緯をサラッと書くとこのような感じに↓
1:やたら硬くてわずかな段差で内蔵に響くようなショックがある。
2:ダンパーが原因かと思って台湾製の安い新品サスにまるごと交換。
3:それでもやはり硬かったので、純正だと思いこんでいた購入時のスプリングに交換。
4:それでも改善せず。シートを手で押し込んでも全くストロークしないという異常な硬さ。
5:結局スプリングが諸悪の根源で、純正は2レートスプリングだったことに気がつく(台湾サスのスプリングも硬かった)。
6:純正2レートスプリング(サスまるごとだったがダンパーはロッドが曲がっていた)をeBayで購入して交換。
7:ダンパーも購入時に付いていた純正と思い込んでいたものに交換。
…という感じに紆余曲折を経て、とりあえずショック吸収能力はマトモになったのであります。

ところがある日、いろいろネットでXLの画像を見ていると、購入時に付いていたダンパーも純正ではなく、社外品だったことが判明。
そこでXL純正サスの程度の良さそうなものをeBayで購入↓
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汚れはあったものの比較的錆は少なく、下部に貼ってあるSHOWAのシールが純正であることを物語っています。
ちなみにeBayで見つかるリアサスはもれなくイニシャルアジャスターが一番硬い状態になっているのが当たり前。やっぱガイジンさんは身体がデカくて重い人が多いからそうなっちゃうんでしょうか。

過去何度もeBayで部品を購入しましたが、中古品はもれなく汚れが落とされてないまま送られてくるのが定番なんすよね↓
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現地の草が挟まったまま…こういうのって防疫法とかにひっかからないのかな?

上部取付部はけっこう錆びていましたが、ガッチリ圧入で組まれているので現状の環境ではバラせませんでした↓
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今まで純正だと思いこんでいたサスはこの部分も非常にシンプルな構造でいともたやすくバラせたんですが、やはり本物の純正はしっかりしています。

バラし開始↓
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砂だらけ。
バイクから取り外しただけだとしても、レースした後はまずは高圧洗車機とかで車体全体洗ったりしないのかねぇ…ガイジンさんには物を大切に扱うとか、購入したお客さんに失礼とか、そういう概念が無いんだろうか。

イニシャルアジャスターの内側に入り込んだ砂↓
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恐らくきめ細かい泥だったんだと思います。
ハードなエンデューロレースでもしてたんでしょうか。

ダンパーを守るプラスチックガイドもハードな使用がされたせいかガビガビです↓
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傷に入り込んだ泥汚れが落とせなかったので、ダイヤモンドカッターをつけたリューターでガビガビ表面を削って強引なクリーニング。

ダンパー表面にもダメージが多数↓
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1:プラガイドとダンパーの間に泥が入ったままハードな使用をしたのか傷だらけ。
2:こんなとこが凹むもんかね?どういう使い方したらこうなるんだ?

イニシャルアジャスターにも謎の傷がガッツリ↓
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なにがどうなってこんな深い傷が入るんだ?

プラガイドには傷以外にもこんなダメージも…↓
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1:ニッパーでぶった切ったような断裂跡。
2:もはやどうやってこうなったのか想像すらできない欠損。
XLがレースを目的に作られたのはわかるけど、eBayで見つかるXLの中古パーツがほとんどこんな感じにボロボロなのがちょっとイラッとします。大事に街乗りしてた人はいなかったんでしょうか。

でもまぁ磨いて組んでしまえばほとんど見えない(気が付かない)ので良しとしよう。
錆が少ないのも良かった。
最後にウレタンクリアーでコーティング↓
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ちなみにダンパー機能は片方がほぼ皆無、もう一方はわずかに効いているという感じなので、かなりフワフワな乗り味になりそう。

購入時に付いてたサスとの比較↓
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1:購入時に付いてた社外品(スプリングも)
2:XL350純正
なんとストローク量も全然違う(純正の方がストロークが長い)。
そういえば2レートスプリングに変えた後も、そこそこ激しいギャップを越えた時に「ガツン!」とフルボトムしてる感触があって、この時代のサスはそんなもんかと思ってましたが、本物の純正はもっとストローク量があったんすね…この社外サスはオンロード用なんでしょうか。
走行してみると、ダンパーが抜けているだけあってギャップを越えた後に「フワンフワン…」というポンピングが若干後を引くような感じはあるものの、ショック吸収能力は抜群で観光バスみたいになりました(笑)。
というわけでリアサスはこれでまたさらに純正状態に近づいて、乗り心地も良く(?)なりました。
ダンパーのオーバーホールしてダンパー能力を復活させれば完璧なんですが、まぁこの乗り味でもいいかなと。

次に自作ブローバイシステムの再構築。
オイルキャッチタンクの向きと位置、出入力経路を変更することを考えると、バッテリーがあったスペースの無駄な構造物を除去する必要があると判断。
そうなるとそこに入っていたバッテリーレス用の自作コンデンサーの位置も変更となって、単体でステー固定する必要が出てきます。
というわけでコンデンサーの入っている箱にステーを取り付けられる加工をするためにコンデンサーBOXを開封↓
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1:開けてみてビックリ。内部が水浸しになってました。
2:最初は上部の配線取り出し口のシール(シリコン系接着剤)が劣化したとこから水分が侵入したものと推測したんですが、雨天はほぼ未使用なので、保管時の湿気が長期間で溜まったのか、コンデンサーの発熱で結露した名残なのか、よくわかりません。
3:コンデンサーの異常圧力を逃がす部分も少し膨らんでいましたが、今の所機能的な問題は無いようなのでこのまま使用します。
4:防水性は個人のノウハウでは無理っぽいので、冷却性と排水性を重視して下部に穴を開けました。

バッテリーが収まるフレームパーツをまるごと取り外して、オイルキャッチタンクを設置↓
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1:タンクだけならもっとフレームに近づけて設置したいところですが、配管が折れないようにしないといけないので、このようにクリアランスのある取り付け位置になりました。
2:配管説明。タンクはXR650用なので配管もXRと同じ経路にしました。

コンデンサーの取り付け↓
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なんとか空いたスペースに入れることができましたが、もっとマフラーから離したい気もします(赤矢印の部分がマフラーとの隙間)。

キャッチタンク上部からエアクリーナーへ向かう配管もマフラーから離れたルートに変更↓
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急激な角度で曲がる部分にはL字コネクターを入れてあります。今は便利なものが売ってますね〜。

コンデンサーをマフラーから離れた位置にしようとしましたが、今度はエアクリーナーBOXにネジが当たってしまいNG↓
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もはやパズルのようにあーでもないこーでもないとステーの向きや箱の位置を変えたりして試行錯誤。

ステーを急遽追加してこのような位置にコンデンサーBOXを配置↓
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なんとかギリギリまでエアクリーナーBOXに寄せて配置できましたが、少々キャッチタンクを圧迫してしまいます。
いつしか日も暮れてしまい、一旦この日は終了。

撮影した写真を見ながらあれこれ考えて、もっといい取り付け位置を思いついたので翌日実行↓
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これでどのパーツも無理な接触もせずに、マフラーからも距離を空けて設置することができました。

左右から見ても後付部品が見えないようになりました↓
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クランクケースからのパイピングが少々複雑になっているのが見える程度で、言われないと気づかないレベルかと思います。
これで無駄に長い配管も無くなって水蒸気が貯まることも無くなったのではないかなぁと希望的観測。
キャッチタンクの構造的にも理想的な配管経路になったかと思います。

次に、キャッチタンクの位置変更前に、中にガソリンを入れてジャブジャブ洗浄したんですが、この時フューエルコックのリザーブルートが詰まってポタポタレベルでしか出てこないことが判明したのでコックを取り外してみました↓
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黄色矢印の穴がリザーブ、赤矢印が通常穴(ONの穴)、青矢印がタンクと接続するネジ穴。
結局、リザーブ穴にはタンク内コーティングが剥がれたカスみたいなものが詰まっていたようです。
最近の車種(ホンダで言うと恐らく70年代後半以降?)はこの取り入れ口にフィルターが付いているのが当たり前なんですが、この時代のコックにはそれが無く、コック下部にあるチャンバー部分にフィルターがあるという、これまた効率の悪い設計がなされています。
今回のように取り入れ口そのものが詰まるということは考えられなかったのだろうか…やはり人の発想は出てこない時には出てこないもんですね〜。

とりあえず正真正銘の純正になったリアサスと、位置変更したブローバイシステムの様子を見るためテスト走行↓
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いつもの陣馬山へ向かう途中「バシッ」と胸に飛び込んできたカミキリムシ。
けっこうな衝撃がありましたがお互い怪我もなく、カミキリムシは近くの木に離してやりました。

いつもの眺めの良いところ↓
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この日はまだ梅雨明け前で、たまたま天気が良かった日でした。

ホントは深城ダムと道志ダムを巡るつもりだったんですが、道を間違って山梨の塩山に出てしまいました↓
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これ以上遠出にならないようにフルーツラインを通って国道20号へ。

20号から外れて適当に走ってて出くわした鉄砲水?の跡らしき工事現場↓
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今年の梅雨は異常だったなぁ。

ブローバイシステムもサスも特に問題は起きず、気分良かったです。

<走行データ>
総走行距離:233.2km
所要時間:約7時間

★給油
17:40 1回目給油:188.2km 5.98リッター 燃費:31.4km/l 813円 キグナス相模湖S.S
※途中エンジンを切って転がった距離もけっこうあったので燃費はもうちょい悪いはず。
帰宅時給油無し(約45km走行)
ガソリン費用合計:813円(ハイオク)

★食事
13:30頃 自販機 リアルゴールドっぽいやつ 110円
16:22頃 自販機 ミルクティーっぽいやつ 100円
食費合計:210円

出費合計:1,023円

次に、取り入れ口にフィルターの無いフューエルコックが心配になったので、ネットで汎用フューエルコックを検索してみると、取り入れ口にフィルターが付いた使えそうな安いやつがあったので購入↓
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2,207円なり(Amazonポイント227円分使用)。
ホントは純正と同じような長いボディのが欲しかったんですが存在しませんでした(ぼくの欲しいものは売ってない説炸裂〜)。
コックのプレートには「S」「ON」「R」と表記されてましたがイマイチわかりにくい。
ONはいいんですが、Rはリザーブですかね。んでSって何?セーフティ?OFFじゃないの?
しかもコック裏のルート溝が間違ってるのか、この表記通りにはなってません。
Sで両方のルートが開通、ONでリザーブのみ開通、Rで全閉(OFF)。さすがのチャイナクオリティ。
しょうがないのでコックを上下反転させるとSで全閉、ONでONのみ開通、Rで両方のルートが開通…と表記通りになりました(でもプレートの文字は上下逆さま)。

下部チャンバー内部のフィルターはこのような感じに↓
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純正よりもシンプルな構造はいいんですが、網目粗くね?
ちなみに写真ではOリングがありませんが、さすがにこれはちゃんと付いてます。

早速取り付け↓
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純正コックと見比べてみると違いが一目瞭然。
赤矢印が純正、青矢印がチャイナ製。真逆でやんの。
ちなみに上に写ってる丸いゴムパッキンの付いた網が純正フィルター。

ここでふと「純正レバーとプレート付けた方がいいな」と思いついてチャイナボディに純正レバーとプレートを移植してタンクに取り付けてみたら…↓
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レバーが当たってリザーブが使えねぇ〜!
純正はプレートのストッパーが横位置なので、反転させてもレバーがタンクに当たってしまいます。
かといってチャイナレバーを下向きに取り付けるとONが使えない(常にリザーブかOFFの2択)。

そこでチャイナボディにくっついてたフィルターを純正ボディに移植することに↓
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そのままでポン付けできるかと思いきや、穴を4mmドリルで拡大しないと入りません。
これでリザーブは取り入れ口にフィルターを入れることができました。
現代の車種ならONもフィルター付いてるんだけど、まぁこれくらい長いパイプが伸びてればゴミが入る確率は低いと思われます。

これで車体的にはクラッチアジャスター部のオイル漏れ以外は問題は無くなり、お気楽度合いが高まったわけですが、長距離ツーリングをする際の積載システムはまだまだ未完。
サイドバッグはタイヤへの巻き込みやサスとの干渉等を考えると特注サポートじゃないと不安なのでとりあえず保留。
そこで比較的簡単そうなドラムバッグの取り付けをもっとしっかりしたものにすべく行動開始。

まずはお手軽に元から付いてた肩がけストラップをバッグ本体下部から動かないようにボルト止めしてみました↓
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1:バッグの側面。赤矢印がストラップを固定するボルト。
2:バッグ下面。黄色矢印がボルトで固定した位置。
下面に固定されたストラップをシートに挟めばガッチリ固定できるんではないかと予測。

バッグ側面の型崩れを防ぐことと、予備ワイヤーの収納も兼ねてこのようなホルダーを取り付け↓
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1:ナイロンベルトとスナップファスナー(バチンと止めるホック)を利用してワイヤーを固定…したんですが、ちょっと保持力が足らず。
2:ワイヤーを仕込んだバッグの姿。ホルダーが足りないせいかワイヤーが動いてしまいイマイチ。

ちなみにボルトやスナップファスナーを布地に貫通させる際は、ほつれを防止する意味でなるべく糸を切らずに押し広げて貫通させています↓
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裁縫用具の目打ちがあれば比較的簡単に穴を拡大できるんですが、手元になかったのでスパチュラで代用。
M6ボルトは太いので穴を作るだけで手が疲れます。

実際に取り付けてみましたが…やっぱりバッグ全体が動いてしまいます↓
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形も内容物の状態で変形してウインカーが隠してしまいそうな感じ。

そこでふと「別に柔らかいベルトで固定しなくてもいいんじゃね?」と思いつき、早速そのための部品を考えて制作開始↓
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1:サイドバッグ取り付けで使った自作サポートのアルミ板を流用してこのようなパーツを切り出し。
2:バッグ側に取り付ける部分としてアルミL字板をネジ止め。M6ボルトで固定して、アルミナベ頭ネジで回転止め。
3:左右の板を接続。
4:バッグの反対側の下面に長い袋ナットを取り付け。これがバイクのシートレールの穴に入って固定されます。

ガタを防止するためと、車体を傷つけないためのスポンジを貼り付け↓
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スポンジはメーターベースの緩衝材にも使った、ホムセンで売ってたポロンスポンジ。

これだけではバッグは取り付けできても、荷物の内容物が少ない時等にバッグが潰れてウインカーを隠してしまうので、今度はバッグ内部にフレームを仕込みます↓
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1:買ってきた材料。最初はカーボン管のデカイのを使おうかと思ったんですが、かなり高価なので断念。
2:バッグ側面のアールに合わせて鉄ステーを曲げます。

フレームのみで仮付け↓
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予想では後部木材がフェンダーの上に乗るかと思ったんですが、思いの外デカくてフェンダーが空白部分にハマってしまいました。
これだと木材フレームが傷んでしまうのでさらに試行錯誤。

後部木材の位置をフェンダーの上に来るように変更↓
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余って飛び出した鉄フレームはそのままボルトでバッグに固定。
ちなみに内部に使用するナットは袋ナットを使用して積載する内容物を傷つけにくいようにしてあります。

フェンダー上に来る木材をベースにゴム足を取り付け↓
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これで多少のガタツキがあってもフェンダーは傷つかないかと思います。

側面にはこれまで通り予備ワイヤーを収納↓
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保持力がイマイチなのもそのまま。

これで完成かな?と取り付けてみました↓
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お〜なかなかキレイに付いたではないか。
これでウインカーが隠れることもなかろう。

取り付け手順はいたって簡単↓
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1:シートを開けてシートレールの穴にバッグの自作フレームの突起(袋ナット)を入れて…
2:シートを閉めるだけ。これで完全にロックされてバッグが外れることはありません。

フェンダーの上にゴム足が乗って傷つきも防止しています↓
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ただ、このゴム足は屋外使用を想定していないものなので、経年劣化が心配です。
ここはいずれバイク用純正部品のゴム足(純正シートの裏に使用されてるようなやつ)に変更したいところです。

横から見た図↓
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この状態では上手くいったように見えますが、この後少し走行テストしたらバッグ形状が後部に崩れてウインカーを少し隠してしまい、視点の高いトラック等から見えにくくなりそうだったので要改修。

考えた結果、横から見たバッグの丸い形が崩れなければ大丈夫だろうと判断し、内部に丸い木材の板を仕込みました↓
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予備ワイヤーの時とは違い、今度はガッチリ形状を維持してくれます。
ちなみに使用した各木材はそれほど重くないので大幅な重量増とはならず一安心。
★バッグ内部フレームの材料費:4,495円(取付部のアルミフレームは以前購入した材料や手持ちのネジ類を使用したので計算から除外)

テスト走行に出発↓
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他府県への移動を控えてとのことで、東京都から出ないように檜原周辺の林道を探検。
この日は平日だったにもかかわらず、ぼくと同じこと考えた人が多かったのか道中かなりたくさんの人が遊びに来ていたのが見受けられました。
山の麓にある河原にはたくさんの釣り客や家族連れがテントを張ってました。

いつもは通り抜けできないピストン林道は入らないんですが、今回は近場で時間もたっぷりあるので枝葉のようにたくさんあるピストン林道もなるべく入ってみました↓
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改めて行き止まりまで来ると、人も来ないし意外と居心地がいいなぁと思いました。

ここも数十m進むと行き止まりなんですが、妙に開けていて珍しい雰囲気でした↓
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行き止まりの先は林業用と思われる足場がありまして、これまたひんやりした冷気が流れてくる快適な場所でした↓
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家を出てすぐ近所にあるスーパーでランチパック的な安い惣菜パンと安い飲料を積んできたので、こういう心地いい場所で食べようと思ってたんですが、まだこの時点では空腹ではなかったのでもうちょい移動してみることに。

路面の苔?がいい感じに残っている林道にて↓
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いつも遠くに行きたくて、近場の檜原周辺はほとんど来たことがなかったんですが、林道も多くて散歩レベルの遠出としてはなかなかいい場所が多いように思います。
ただやはり道中には地方風情のようなものは無く、非常に見慣れた風景が続いているのが個人的には物足りなかった気もします。

檜原街道につながる林道内にて、ドラムバッグを積んだXLの姿を撮影↓
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ここに来るまでにけっこう荒れたガレ場も走行しましたが、バッグは型崩れせずにウインカーが隠れることはありませんでした。
積載内容は
・三脚
・工具セット
・予備ブレーキワイヤー
・予備クラッチワイヤー
・予備ブレーキレバー
・予備クラッチレバー
・予備H4バルブ
・レインジャケット
・防風ジャケット
・タオル
・ハンドタオル
・小物ポーチ1(予備電池、LED懐中電灯、T字カミソリ、爪切り、ボールペン、ミニ工具)
・小物ポーチ2(形見のバンダナ、ビニール袋多数、マイクロファイバータオル、メガネ拭き、ポケットティッシュ、パラコード)
・スーパーで購入した食材
これでもう少し小物が入る程度の余裕があります。
春・秋はネックウォーマーやフリース衣料も追加されるのでパンパンになりそう(冬は最初から着込むのでむしろ少ない)。
今後もっと積載が必要になったら、バッグ外部に取り付けられる改造するといいかも。
あと防水加工しとかないと。

そしてちょうど腹も減ってきたし全然誰も来ないので、アスファルトの上に座ってバイクを眺めながら、ウグイスの声を聞きながら食事するという至福のひとときを過ごしました。
今回は食材・飲料をいつも買い物してる地元で積み込んできたので、現地店舗に入ることはおろか自販機すら触らずに帰ってこれました。
この方法なら他県へ行っても問題なさそうに思いますが、他人から見ればそんなことわからないので、やはり控えた方がいいんですかね〜。
あ〜ぁ〜今年は東北行きたかったけど、当分お預けか…。
そういやここ数ヶ月、ちょいちょいバイク乗って左手が鍛えられたせいか、200kmレベルの走行距離ではクラッチの重さが気にならなくなってきました(しかも2本指引き)。
アシストスリッパークラッチなんていらない(けどあったらあったでいいなぁと思う)。

<走行データ>
総走行距離:167km
所要時間:約7時間

★給油
18:09 1回目給油:167km 5.03リッター 燃費:33.2km/l 689円 近所のエネオス
ガソリン費用合計:689円(ハイオク)

★食事
11:25頃 ベルク野津田店にて購入
スナックサンド タコスチーズ 88円★
スナックサンド ツナマヨ 88円★
スナックサンド 塩麹たまご 88円
スナックサンド トマトチーズ 88円
ホイップあんぱん 99円
C.Cレモン 78円★
おーいお茶 68円
合計:644円
当日消費額(★):274円

出費合計:1,333円
当日消費合計:963円
posted by 文鳥 at 21:05| 東京 ☀| Comment(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする