2019年09月30日

ヘッドライトと廃線跡

バイクネタです。
春にXL250S(以下XL-Sと記述)のヘッドライトに交換してしばらく乗ってましたが、やはり夜の林道では暗い。
もしかしたら6V車並の暗さなんではないかと思うほど(簡易12V化してある)で、過去にバハに付けていた小糸製作所のプラレンズなら最近のやつなので明るいからそれに交換しとこうかと思いましたが、やっぱり形が気に食わない。
新しい車種のレンズは明るいけど、丸く飛び出てないのでビンテージっぽさが無いんです。

そこであれこれ検索。
条件としては
★丸く飛び出しているレンズ
★ハロゲンレベルの明るさ
★リフレクターではなくレンズカットが入ってるやつ
★レンズ径140mm
★できればH4バルブ
ということになります。
最初はホンダ限定で検索してたんですが「レンズだけならメーカー関係ないか」と気づいて全メーカーの丸目ヘッドライトを調査。
…すると!見事にありました。
エリミネーター125の純正ヘッドライト↓
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125以外の他のエリミネーターはフラットレンズなのがイマイチ意味不明ですが、まぁ〜よくこんなニッチなヘッドライトがあったもんだ。
さすがカワサキ(笑)。
送料込みで1,876円(もちろんヤフオク)。
H4用コネクターが無かったので青配線とともに購入(640円)。
合計2,516円で長年探していた理想的なヘッドライトが手に入りました。

さて問題はこのユニットがXL-Sのヘッドライトリムに入るかどうか。
XL-Sのリムは一般的な140mm径ライトより若干小さいんですが、ギリ入りました↓
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ただ、エリミ125ライトユニットの取り付けステーはグラインダーでカットしないと入りませんでした↓
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赤矢印部分がカットしたとこ。
あと、リムに付いてた取り付けバネもそのままでは入らなかったので、倉庫にあったXT250のリムに使用していたバネを曲げて使用↓
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上が元の形。
エリミライトがかなり厚みがあるので、薄いバネじゃないと入らないんです。

見た目比較↓
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ライト内にポジション球の穴が空いてるのがXL-S純正。
XL-Sのリム下部には光軸調整用のネジ穴が空いているんですが、エリミライトでは使えないのでネジは無し。
と、ここで「…そういや元々付いてたリムの方がシンプルでいいんじゃね?」と思い出し、早速交換↓
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XL-Sのリムよりもゆとりがあってすんなり入りました。
バネも元々付いてたやつそのままで大丈夫でした。
ちなみに横からみるとこんな感じ↓
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やっぱりビンテージはこういうレンズじゃないとなぁ。
ちなみにこのリム、どうもXL250K2(以下XL-K2と記述)純正ではないようなんです。
元々付いてたレンズはCD50とかいろんな車種に使われてたやつらしいんですが、リムもレンズと同じくCD系のものだと思ってたんですが、よくよく調べるとCD系のリムは下部にネジ止めするためのステーみたいな部分が飛び出していることが判明。
そしてXL-K2(K0〜K2)のリムはXL-Sのような光軸調整穴が横に付いてるタイプのはず(輸出仕様のマニュアルで確認)なので、この穴の無いリムはいったいなんなのかと。
まぁシンプルでいい形なのでこれで満足なんですが、正体が知りたいところです。

ライトの交換と同時に、過去何度も起きたハイビームトラブル(過去記事「ヘッドライトトラブルの旅」「ツインリンクもてぎ」参照)の調査・解決をしようとバラシ↓
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純正の配線図と見比べていくと、12V化してある部分以外にも若干の違いがあるようでちょっと悩みましたが、意外にもハイビームの配線は正しく接続されていました。
逆にロービーム配線(白)に怪しい部分がありました。
写真の矢印部分にあるように白カプラーが2本、メインハーネスから出ていました。
配線図では1本なのに…。
意味がわかりませんでしたが、ためしに今までつないでなかった方(空いていた)にロービーム配線をつないでエンジン始動。
そして恐る恐るハイビームにしてみる…切れない。
以前はここで安心して終わらせてしまった結果、トラブったわけで、今回はちゃんと回転を上げてみます。
…おぉ!切れない!1分近く試したけど切れない!(ホントはそれが当たり前なんだけど)
もちろんロービームも問題なし!
でもまだ実走行で試さないと確実とは言えん、と日が暮れるまで走ってみてチェックしてみましたが、見事解決!
光量も一昔前のハロゲンって感じで不安のない明るさ。
ハイビームにすると遠くまで照らせる!(それも当たり前)
これにてヘッドライト関連の問題はすべて解決しました。

ヘッドライトが完璧になったということで、早速遠出したくなりまして、先日行ってきました。
もうすぐ仕事の方が忙しくなりそうということと、天気も下り坂になっていきそうな感じだったので今しかない!と出発前日に急遽大雑把な計画を立てました。

目的地は静岡県の海岸沿いにある廃線跡。
出発は08:00頃でしたが、現地での日照時間を稼ぐべく寄り道せずに国道246号線をひた走り。
この日は雲は出ているものの日差しは強力で、冷感ロングTシャツ1枚でも汗ばむほどでしたが、走ってれば超快適でした。
富士山の東側あたりの道の駅「ふじおやま」で小休止(11:00頃)↓
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この日は平日でしたが、幹線道路沿いのためか車やバイクもそこそこ多く、駐車スペースの隣にいた手の込んだカスタムを施したCD50(だったかな?)が面白かったです。
乗ってた兄ちゃん曰く、エンジンを125ccに載せ替えて静岡の友人に引き渡しに行く途中だそうで、オイル漏れしてないかチェックしてたとのこと。こういうメカに強い若者を見かけるとなんとも頼もしく思えます。

国道246号の流れはけっこうハイペースで、5速までしかないXL-K2にとっての快適な回転数だと50km/hくらいで巡航することになるんですが、周りの車は60km/h以上が当たり前。
なので今回は車のペースに合わせて普段よりちょい回し気味で走ってました。
信号待ちで先頭になった場合はチンタラすると申し訳ないのでダッシュします。
80km/hくらいまでなら現代の250クラスの平均水準の加速力はあると思います。
でも80km/h超えるあたりからはかなりブン回ってる感じになるので、長時間飛ばす気にはなれません。
そんな感じで車のペースに流されるように走っていると、左に廃墟感満載の建造物を発見!
「なんだあれ?!」と思う間もなく後ろの方に過ぎ去っていく建造物。
そろそろ飛ばし疲れてきた感もあって、すぐ横道に入って建造物の方へ向かいました。
現れたのはコレでした(12:43頃)↓
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水門でしょうか。
全体的にサビサビでゲートを吊るす鎖も切れてたり、完全に機能停止しており、ぼくは「うぉぉ…」と唸りながら写真を何枚か撮りました。
カッコつけ写真↓
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水門の両側の水辺には大量のカモ達の楽園になっていて、ほのぼのとした雰囲気につられてノンビリしたくなってしまいましたが、メインの目的地はまだまだ先なので撮影はそこそこで再出発。
ちなみに今回持っていった撮影機材は

カメラ本体
★ソニー α7II(デジタル)
★ニコン FE2(フィルム)
★パナソニック GM1(デジタル)

レンズ
★フォクトレンダー NOKTON 58mm/f1.4 SLII N
★ニコン Aiニッコール24mmF2.8S
★パナソニック LUMIX G 14mm F2.5
★パナソニック G VARIO 45-150/4-5.6

といった感じで、久々にフィルムも使おうと思ったんですが、前日にフィルム買うの忘れてこの時点ではまだデジカメのみ。
コンビニにフィルム売ってるかと思ったら、もう写ルンですしか置いてないんすね…。
荷物の軽量化を狙ってαとFE2でレンズを共用させたので、α専用のノクトン40mmは今回もお留守番。

どれくらい走ったでしょうか、いつしかあたりは海の近くになりまして、左手に港が見える…船も停まってる!
というわけでまた寄り道(13:13頃)↓
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宇部興産のレトロな巨大タンク。
この辺は全然観光地でもなんでもない工業地帯なので変に混雑してることもなく、妙にガランとした雰囲気で最高です。

工業地帯なので海の近くは立入禁止な場所も多いのですが、一般人も立ち入りできる所もありまして、もちろん海ギリギリまで行ってみました。
そこから見える風景はいかにも工業地帯といった眺めで、自然豊かな山の風景とは180度違うベクトルですが、これまた妙にソソる景色でした↓
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ここは田子の浦港というらしいです。
ホントはこの位置から対岸の背後に富士山が見えるんですが、この日は残念ながら富士山に雲が覆いかぶさっていて拝めず。

そこでしばらく何枚か撮影したりボケ〜っと風景を眺めていると、なにやら「ブオオオオオ〜」というやたら重低音の効いた排気音らしき音が聞こえてきました。
「なんだ?」と思って音の方向を見てみると、大きなクレーン船を引っ張るタグボートでした↓
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速度は非常にゆっくりなんですが、こんな重たそうな船を引っ張れるなんて相当な馬力なんだろうな〜。
ちなみにこの写真はGM1とズームレンズによるもの。やっと遠出で望遠レンズが役に立ったような気がする…。

港を出発してほどなく、適当な方向感覚だけで元の国道1号線に戻ろうと走っていると、いつの間にやら田子の浦の大きな公園に出ました(13:37頃)↓
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こういった大きな堤防のある海岸はあまり見たことがないので新鮮でした。
平日なので人出もまばらで気分良し。
もちろんカッコつけ写真も撮りました↓
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今回の積載は、写真に写っているサイドバッグの他に、過去記事で登場した「ワンショルダー改ウエストバッグ」も持っていきました。
昨年夏の「西日本の友人巡り旅」ではこのウエストバッグのみだったので、後半かなり辛くなって最後の方で宅急便で家に送ってしまったんですが、今回はサイドバッグにもかなり振り分けられたので、かなり軽くなりました(サイドバッグが約5kg、ウエストバッグが約3kg。昨夏はウエストのみで約7kg)。

静岡の街中をしばらく走っているとカメラのキタムラを発見(15:00頃)。
ちょうど道もウヤムヤになってきてたところだったので、フィルム買うついでにマップ確認。
そして小一時間走って今回の目的地に到着(15:50頃)↓
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ここは大崩海岸にある旧東海道本線の「石部洞門」。
2枚目のトンネルの上部に逆から読む形で「石部洞門」と書いてあります。
少し手前には「鎮魂」と書かれた石碑があり、過去のトンネル工事で起きた落盤事故によって犠牲となった方々を祀られています(拝んでおきました)。

そして目的地中の目的地、崩落した石部トンネルに向かいます。
この辺は駐車場になるようなスペースがあまりないのですが、石部トンネルに向かう道の入り口の真向かいには駐車場があったようです。
過去形なのは今はそこも廃墟と化していて使えなくなっているからです。
なのでバイクは道の路肩に寄せて駐車。
その石部トンネルへの道の入り口↓
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見ての通り、鉄道愛好会の方が立てた看板のようです。
ここを入るとすぐ小さな石が埋め込まれて足がかけられるようになっている水路が現れます。
そこを降りていくわけですが、親切なことに上部の木にロープがくくりつけられていて、下の方にある段差も登り降りできるようになっています(笑)↓
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誰だかわからんけどありがとう!
この水路から段差まではけっこうな急勾配なのでこのロープはありがたいです。

段差↓
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たぶん150cmくらいでしょうか。
しかし、この時は降りた先がかなり深い藪になっていて、どこが道だかわからない状態だったので「こっからどう行きゃいいんだ?」とあたりを見渡すと左手側に獣道のようなルートがあるのを発見↓
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その道はこの段差を迂回するような形になっているようなので、そっちに行ってみました。
獣道といってもほぼ藪の中をかき分けて進むという具合なんですが、なんとか視界が開けてきました↓
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「おぉもうすぐ到着かな?」と横を見ると…↓
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ドォォォン…!いきなり現れるトンネル!うは〜!(16:00頃)
手前のトンネルはすぐに行ける感じだったので向かってみました。

中にはなにやらゴミのような廃道具のような、なにかがプラスチックかごに入れられて並んでいました↓
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綺麗に整頓されているようですが、やっぱり不法投棄なのかなぁ。
さらに奥へ進むと、盛り土なのか崩落なのか、よくわかりませんが、トンネルは塞がっていました。
奥から見た様子↓
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やっぱりレトロな鉄道トンネルは照明が無いのがいいっすね〜。

隣のトンネルはどうやって行くのかな?と横を覗いてみると、このような感じに…↓
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これまた親切な道具が(笑)。
しかし、普段運動らしいことを一切してないぼくは、ここまで降りてくるだけでけっこう疲れてしまったので、隣のトンネルは行かず(言い訳するとウエストバッグとカメラ3台+レンズとヘルメット装備したままだったので汗だく&ヘトヘト)。

トンネルの高さからの一望↓
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破壊されてしまうことは残念なことなんですが、滅びの美学というか、崩れたレンガ構造物に妙な美しさを感じてしまいます。

トンネルから海岸に降りてきました↓
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美しい海と遠くに見える伊豆半島をバックに佇むレンガの瓦礫。
フィルムでも撮ってみました↓
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実はこの日は最後まで気が付かなかったんですが、ASA100のフィルム入れたのにASA400設定のまま撮っちゃってたんですよね〜。
そのせいかどうかわかりませんが、なんか色味調整が難しくて納得いきません。
こういう現場でミスすること多いなぁ。

波打ち際↓
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人工的な構造物の廃墟に打ち寄せる波…なんかタマランものがあります。

瓦礫はけっこうな距離続いているようです↓
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しかしやはり体力的にもバイクのことも心配なのでこれ以上は行きませんでした。
それにしても廃墟あるあるの落書きやらゴミのポイ捨てがほぼ皆無なのがまたいいっすね、ここ。

トンネルではなく地面を構成していたと思われるレンガ構造物↓
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明治時代に作られたと思うとロマンを感じざるを得ません。

下からトンネルを見上げる↓
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ここもフィルムと撮り比べ。
ちなみにこのデジカメ写真(1枚目)のみα7II。その他このトンネル周辺のデジカメ写真はGM1によるもの(αでも何枚か撮ったんですが、イマイチいい写真ではなかったため)。
海側のトンネルは一昔前までは内陸側トンネルの位置まで壁が半分残ってたようです(画像検索で判明)。
…ってことはやっぱり今も崩落の危険性ありありだってことなんですね…まぁ考えてみりゃメンテされてないんだから当たり前ですな。
「行かれる方は自己責任で」ってことですね。

崩落したトンネル天井部分のアップ↓
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蒸気機関車の煤汚れと思われる黒い跡がまたロマンティック。

そろそろバイクの元に戻らないと心配になってきたのでここらで引き上げます(16:30頃)。
元来た道を戻るんですが、行きの時よりも急勾配のように感じ、段差のあたりに来た時点でもう「ゼェハァ」状態。
迂回路で段差の上まで来たところで酸素不足なのか脚がふらついて「おっとっと〜」という感じで、よろめいた勢いで段差を飛び降りる羽目に(笑)。
もう情けないやら苦しいやらで可笑しくなってきました。
結局、また迂回路を歩く気力も無かったのでロープで登りました(脚さえ段差の上にかければ意外とすんなり登れました)。
なんとかバイクの元にたどり着くと、ヘルメットには藪を抜けた際についたと思われる蜘蛛の巣と、蜘蛛かなにかの虫の体液らしき黄色い汁がけっこうな面積で付いてて、服には毛虫の赤ちゃんみたいな小さい子がウネウネ歩いてました(潰さないように指で弾き飛ばしました)。
なんか久々に童心に帰って野山で遊んだような気がしました。身体は老いてましたが…。

さて、今回の主目的は果たしたので、あとはノンビリ自由なルートで帰ろうと、焼津まで海沿いを走った後はテキトーに走ります。
しかしやはり行きと同じような街中はあまり面白くないので山方面へ向かいます。
焼津あたりから山を通って東京方面へ帰るとなると大井川を遡上して山に入るルートが行けそうな気がしますが、マップを見るとどうも行き止まりになって結局海の近くまで戻されそうな予感。
できれば長野とか山梨まで北上したいんすよね〜。
でもさすがに長野となるとかなりの大回りになって1泊しないと体力的に厳しそう。
無理して徹夜走行も可能っちゃ可能なんだけど、景色は真っ暗だし疲れで面白みは半減しちゃうし。1泊は金銭的に厳しい(この時かなり金欠)。
そこでどこかヒト気の無い所見つけて野宿でもしようかと思い、とりあえず清水あたりまで街中の道通って戻り、富士川を遡上して山梨入りすることにしました。

まずはコンビニで軽く食事と、細かいルートの確認&記憶(18:11頃)↓
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何気ないコンビニの駐車場も、照明が意外といい感じだったりするんすよね。
地方のコンビニ(田舎であればあるほどいい)だと、なんか旅情をくすぐる寂しい照明に思えます。

清水区茂畑の林道(あたりに民家が無さそうなので)でヘッドライトの光り具合を撮影(19:00頃)↓
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ここに来るまでに対向車のいない真っ暗な道でハイビームを使って走りましたが、なんか久々な感覚でした(バハもローで十分明るいしスイッチが調子悪くて戻らなくなるからローのみしか使ってなかった)。
さすが比較的新しい車種であるエリミネーター125のヘッドライトなので、ハイロー共に配光・光量に不満無し!
いや〜ハイにしても切れないって気分いいっすね〜(←アホ)。
もちろん今回は予備電球を持ってきてましたが、こりゃ必要無さそうですな〜って油断するのが一番危ない。今後も遠出時には持っていきます。他に左右レバー、左右ワイヤーもサイドバッグに入ってます。

林道から出て東に少し進んで国道52号線に入りひたすら北上。
まだ夜中ではないためか結構交通量が多く、といっても混んでるわけではないので車やトラックがかっ飛んでおり、あまり快適ではありません。
そんな時にタイミング良く現れた道の駅「とみざわ」にて(20:11頃)↓
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ここで休んでいる時、ふとシートを開けてウエストバッグのストラップを挟んで閉めてみました。
すると、見事にリアフェンダー上にバッグが固定されたではありませんか!
かなりガッチリ固定できているので荒れたダート走っても平気そう。
サイドバッグが増えてウエストが軽くなったとはいえ、3kgでも長時間着けているとけっこうな負担になっていたのでこれは大助かり!
「う〜わ、もう完全に地元の近場走る時の身軽さやんけ!楽〜!」といった感じに気分良くなって、これなら徹夜して長野の北の方まで回れそう、なんて一瞬思いましたがさすがにそれは無理か。
どっちにしてもこれから楽になったぞ〜、ていうか昨夏の西日本巡りの時もこうやってりゃよかったのに〜。

気分良くなったついでにフィルムでもパチリ↓
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ASA設定は400のままですが夜間は意外といい感じの色味でした。

ちなみに三脚は今回、実験的にこんなやつを持ってきました(手ブレしちゃった)↓
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ハクバの安っすいやつ。
自分で買った記憶がないくらい昔から家にあったやつ。
でもコンパクトさと伸ばした時の長さ、そして軽さがダントツのパフォーマンスを誇ります。
欠点は雲台のホールドが甘く、ロックしてても簡単に動いちゃいます。
なのでロック後に微調整する時にはロックしたまま調整できるという、欠点なのか利点なのかよくわからない状態になります(ユルユルではないので一応固定はされます)。
シャッターショックの大きいカメラだともしかしたらホールドしきれずにブレちゃったり動いちゃったりしそうな予感。
とりあえずαとFE2は使えました。
でも重たくて長いレンズ着けたらお辞儀もしくは転倒しちゃうと思います。
今回は軽量化とスペースの確保でこの三脚をチョイスしましたが、ウエストバッグが車載できるとわかった今、これからの遠出は以前のちゃんとした三脚(ベルボン UT-43Q)にしてもいいかもしれません。

道の駅を出て、もうハイペースの車をやり過ごすのも面倒なので、ほど近い橋を渡って川の対岸にある県道10号線を北上。
以降も適当に川の東側をひたすら北上して、山梨県西八代郡にある市川三郷町の山奥にある四尾連湖(しびれこ)キャンプ場を目指すことに。
キャンプ道具は何も持ってきてないけど、雑魚寝で睡眠さえとれりゃいいや、あわよくば夜露がしのげる場所でも提供してもらえたらいいなぁ〜なんて甘い考えでした。
その道中にあったトンネルの出口でマップ確認したついでに、ちょっと寒くなってきたので厳冬用インナーを着込む(21:42頃)↓
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この時点でトップスはインナー、薄手のフリース、防風ジャケット、パーカー。ボトムスは下着とインナーとズボンのみ。
これ以上の寒さ対策としてネックウォーマーと雨合羽もありますが、さすがにまだ夏の名残があるような季節なので、この時点ではこれで快適。
この時、マップ確認時にアスファルトの上に寝転がってた(だ〜れも来ない)んですが、これがけっこう快適でこのまま眠れるんじゃないかと思えるほどでした。
ちなみに気温計のついた腕時計(プロトレック)も持ってきてたんですが、どこを押したら気温が表示されるのかイマイチわからず(ダッサ)。
今まではTIMEXのEXPEDITION WS4ってやつを右グリップの根元あたりに付けてたんですが、これだと何も操作せずに常に気温表示してたので見るだけだったんすよね。プロトレックも時刻と気温を同時に表示してくれるもんだとばっかり思ってましたが、どうやら違ったらしい…これはまたWS4に戻した方が良さそう。
ただ、WS4は1mくらいの高さからアスファルトに落としただけでバグって電源喪失しちゃったりするんでイマイチ信頼性は低いんすよね〜。

で、結局キャンプ場にはたどり着いたものの、営業時間は終了しており(平日はやってんのかな?)ネックウォーマーを装備して再出発。
山梨県中央市に入り、見慣れた街中を北東の方角へ進み、定番の塩山(甲州市)から柳沢峠を通って帰ることにしました。
その途中にはこれまた毎度おなじみループ橋がありまして、過去にその根元を見に行ったこともありまして「そうだ久々に橋の根元に行ってみよう」と向かってみました(00:51頃)↓
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あたりは当時とさほど変わった様子もなく、ただ夜中だったので以前のように奥の方までは怖くて(笑)行けませんでした。
「怖い」というのは霊的な意味もあるんですが、山の場合はそれよりも熊の方が怖いんですよね〜。
前に来た時は半ばミイラ化した状態の鹿の死体があったりしたのでこの辺はちょっと怖いです。
とかいいつつ、奥の川(沢とでも言うべきか)が以前より少し流量が増えてたので写真に撮っとこうと思ったんですが、さすがにLED懐中電灯の明かり程度では写らず。
そこでGM1のフラッシュをほぼ初使用してみようと思い、テープを剥がして(ふいに飛び出さないようにいつもは封印してある)写そうと思ったらフラッシュが発光禁止になっている。
設定でフラッシュ発光禁止を解除しようと思ってメニュー画面を見たら、フラッシュの項目が暗くなってて一切いじれない。
いったい何をどうやったらいじれるようになるのか、さっぱりわからず10分くらいあーだこーだカメラと格闘してましたが、なんとかフラッシュ使用できました(サイレントモードを解除しないといけなかった。わかりにくい!)↓
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過去の写真と見比べたら滝の縁が少し後退したくらいであまり変わってなかったです。
三脚使って長時間露光すればもっといい感じに撮れたのになぁと今気づく。

柳沢峠を登りきったところにある茶屋でトイレ小休止(01:45頃)↓
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ついでに小腹がすいたので買い置きしてた食材を一部食べる。
フィルムでも撮影↓
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ちょっと色味調整がミスったかな?

そこから定番にも程がある道を通っておなじみ陣馬山へ向かい、和田峠頂上の茶屋のベンチで仮眠しようと思ってしばらくゴロゴロしてたんですが、考えたらここはもう家からそう遠くない場所なので、おとなしく帰ることにしました。
峠の道中にある展望ポイント(04:11頃)↓
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この展望ポイントはぼくにとって「地元から出る」「地元に帰ってきた」区切りみたいな地点になってます(とはいっても家までは50kmくらいありますが)。
日中に飲んだドリンク剤のおかげでこの時点でもそれほど眠くならず。

そんなこんなで家の近所のガソリンスタンドに到着(05:39頃)↓
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XL-K2は相変わらず調子よく走ってくれましたが、ポイントカバーの下から出てる配線のあたりからオイルが滲んできました。
カムシャフトのシールがヘタってきたってことなのかな?それともヘッドカバーのつなぎ目かな?要調査。

<旅データ>
総走行距離:488.9km
所要時間:約22.5時間

★給油
14:36 1回目給油:169.8km 5.00リッター 燃費:33.96km/l 680円
23:27 2回目給油:162.5km 5.11リッター 燃費:31.80km/l 761円
05:36 3回目給油:156.6km 4.74リッター 燃費:33.03km/l 664円
平均燃費:32.93km/l
燃料費合計:2,105円(すべてレギュラー)

★食事
11:05 道の駅ふじおやま:自販機のファンタ:120円
12:21 ローソン:お茶、アリナミン7:287円
13:57 ローソン:アイス、Lチキ:345円
17:56 ローソン:カルピス、おにぎり、肉まん:379円
23:20 ローソン:コロッケパン、お茶、ウィダーinゼリー、カロリーメイト、おにぎり、キットカット:779円
食費合計:1,910円(内、家に持ち帰った分:273円)=1,637円

★雑費
15:01 カメラのキタムラ静岡千代田店 ASA100フィルム:723円

出費合計:5,257円

…で、ここまでもかなり長い記事でしたが、もうちょい続きます。
といいうのも、フィルムを使い切ってないまま現像に出すのはもったいないので撮りきろうと、もう一度プチ遠出してきました。

今回の目的地は埼玉県にある廃線跡。
持っていくカメラはFE2とGM1のみ。αはお留守番。
レンズはノクトン58mmと24mm/f2.8、GM1用は14mmパンケーキと45-150mmズーム。
完全に日帰り予定(フィルムをその日の内に現像に出す)なので防寒装備もほとんど無しで、サイドバッグのみ。

しかし寝坊してしまったため出発は13:00過ぎ頃になってしまいました。
国道16号線をひた走り(バイパスは通らず)横田基地に到着↓
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ここは古くからアメリカンなお店が多く、ぼくが20年以上前にサバゲーやってた頃はたまに来て米軍払い下げの装備なんかを探しにきたものでした。
しかし、いつしか本物の軍装品を置いているお店も品数が少なくなっていき(多少はあるみたい)今はアンティーク雑貨屋さんが多くなっているようです。
でも店構えは異国情緒あふれる洒落たお店が多く、なかなか絵になります↓
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ここはアメリカのアンティーク雑貨や家具とかを扱う「ビッグママ」。
ちなみにこの日はちょっと曇ってたせいか、またしても写真の色味調整に難儀しました(ASA設定は直した)。

16号線からちょっと外れたところにあったビンテージアメリカン風な誰かさんの家の前にて↓
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この反対側では作業員らしい格好をしたおじさんが壁をペタペタ刷毛でペンキ塗っていて、これまたなんかアメリカンな雰囲気でした。

一気にワープして目的地に到着〜(16:48頃)↓
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左の茂みに見える柵のところが鉄橋がある場所。
埼玉県川越市の南大塚駅から安比奈駅を結んでいた西武鉄道安比奈線という貨物線だそうです。
ここ以外に街中にも線路や遺構が残ってたりするようです。

もうちょい近づいてフィルムで撮影↓
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鉄橋と言ってもかなり小さいもので、数mしかありません。

GM1にて左右から撮影↓
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正直、柵は付けないでほしかったなぁ。
立入禁止にした理由はやっぱり怪我する人が出る恐れがあるからなんだろうけど、自己責任でいいんじゃないかと。
昔はこんな過保護な世の中じゃなかったけど、みんな文句言わずに平和に暮らしてたと思うんだけどね〜。

鉄橋の場所から少し離れたところにはオープンな雰囲気なモトクロス場がありまして、その傍らには線路が残ってます↓
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レールは残ってるのに枕木は無し。なんで?
この撮影地点のすぐ背後にコースがあって、この日もブイ〜ンブイ〜ンと何台も走り回っていました。

もうちょっと奥に入ったところにて↓
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いい感じに撮れました。
ここでフィルムは終わり。

フィルムが無くなったのでここからはGM1オンリー↓
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この辺は入間川の範囲なのか、広範囲に未開拓のような荒れ地が広がっていて、その中をオフ車が走るためのようなダート道が張り巡らされています。

この線路を奥に進んでみると森のような茂みでそれ以上進めませんでした(線路が続いてるのかは未確認)。
その途中には線路があったと思われる敷地の両脇にこのようなものが↓
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調べてみると境界標というものだそうで「工」は明治期にあった工部省という組織の工の字で、文字通り境界を示すものだそうです。
「工」の刻印の境界標は旧国鉄のもので、鉄道会社によっていろんな刻印があるようです。
あれ?でも西武鉄道って私鉄だよね?国鉄と同じ境界標なんすかね?まぁどうでもいいか。

線路の場所から離れて、広大な荒れ地に縦横無尽に広がるダートを走ってみると、また謎の遺構が…↓
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これはいったいなんでしょう?さっぱりわかりませんが、廃墟的なロマンは感じます。
※追記:これは鉄橋の根元と思われます。前述の鉄橋写真を見るとこれと同じ形のコンクリ構造物が見えます。てことはここは昔は川だったってことですかねぇ…廃墟好きの心にグッときます。

さらに進むと川沿いに出ました↓
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ホントはもっとギリギリ川沿いの細い道もあったんですが、撮りそびれてしまいました。
しかし広い敷地だなぁ。もったいない。

そして道はちょっとした川で寸断されていました↓
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セローに乗って無茶してた頃なら徒歩で深さ確認して渡るか渡らないか考えたかもしれませんが、今となってはなんか怖い思いが先立ってしまいすんなり引き返しました。
川底がクリアに見えるレベルならXL-K2でも渡れそうなんですが、ここは川底が見えないので急に深くなってそうなのが怖い(暗い緑色なのがまた怖い)。
シュノーケル付けた4駆とかなら余裕なんだろうなぁ。オフロードバイクは大概シート直下あたりに吸気口があるので、そこまで浸からなければ大丈夫なはずですが、丸石に足取られてコケたら即水没→不動というリスクがあります。

この後はテキトーに道を探して無事アスファルトの一般道に出て、16号に戻って地元のキタムラに急行。
閉店直後でしたが、レジで作業してた店員さんにお願いしたら預かってくれました。ありがたや。
そして翌日現像だけしてもらったネガを取りに行って、帰宅後にスキャン→色味調整&ゴミ取り→JPEG化で完了〜。
ちなみにフィルムスキャナーに関する記事はコチラ
この日は全般曇りがちでしたが、ほぼ街中だったためかTシャツにパーカーだけで全然快適でした。

<旅データ>
総走行距離:130.5km
所要時間:約6時間

★給油
20:15 1回目給油:130.5km 4.52リッター 燃費:28.8km/l 633円
燃料費合計:633円(レギュラー)

★食事
17:34 ローソン:カルピス、Lチキ、おにぎり:429円
食費合計:429円

★雑費
20:10 カメラのキタムラ町田旭町店 フィルム現像:648円
雑費合計:648円

出費合計:1,710円

というわけで、XL-K2のヘッドライトの完全復活と、新たな積載システムの発見でさらに長旅がしやすくなったの巻でした。
次は野宿ノウハウの勉強だな。
posted by 文鳥 at 05:21| 東京 ☀| Comment(0) | 遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月19日

花見遠出

4月頭に「そろそろ桜が見頃なんではなかろうか」とネットで調べると、定番遠出エリアの山梨・長野近辺の高原地帯はまだ時期尚早な感じではありましたが、低地はけっこういい感じ。
ここのところ晴天が続き、初夏のような陽気になる日が連続してたので気分も高揚して「桜の写真撮るついでに山梨・長野のいい感じなスポットも行ってみようかな」と、準備も適当なまま昼頃に出発。
100kmを超える遠出は、本来なら早朝に出るんですが、今までのように「父の介護の都合で翌朝には帰らないといけない」とか「鳥のエサが心配になる」というような時限的なことも無くなったので、行こうかどうしようかダラダラ迷ってる内に昼になってしまいました。
でも天気予報を見ると、連日続いた晴天も翌々日くらいから下り坂になるみたいなことを言ってたので「桜と晴天のタイミングは今しかないな」と決断。
ただ山梨に着く頃には夕方になってしまうのは確定(XLなので高速は使わないつもり)だったので「まぁ日が暮れたらその時の気分で現地で泊まるか帰るか決めよう」と、8年ぶりにフリーダム&ノープラン感覚を発揮。

ちなみに上記にある「山梨・長野のいい感じなスポット」というのは、2004年に見つけた長野の高原地帯にあった雰囲気のいい砂利道↓
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と、その砂利道を2010年に再訪しようとした時に見つけた観光地でもなんでもない田舎道…なんだけど眺めのいい場所↓
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の2箇所。
結局2010年の時はその砂利道は発見できず、その後2011年に再度その2箇所に行こうとしましたが両方共行けず。
結局その2スポットは家に帰ってからグーグルマップで探しまくって位置を確認できたんですが、なんやかんやで今まで行けずじまい。
それを今回一気に訪れて、桜も探しつつα7IIでキレイな写真に収めてこようと思ったわけです。
ルートとしてはなるべく山道を使ってひたすら北西の方角に進み、山梨の塩山を経由して林道をつないで八ヶ岳の西側へ出る、という感じ。

バイクいじりした際のテストコースでもあり、西に行く際の定番コースの一部でもある陣馬山の和田峠は土砂崩れだかで通行止め(この数日前にXLで散歩してて確認済み)だったので、国道20号で上野原まで西進したところで北上していつものコースに入り、小菅村、丹波村を経て国道411号で山梨県の塩山(甲州市)へ。
その道中にあるもはやおなじみ感のある廃バス↓
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この日持っていったカメラ&レンズはα7IIとフォクトレンダーの40mm(標準域)、GM1と14mmパンケーキ(広角域)だけだったんですが、これは40mmで撮った方がよかったなぁ。
なんかこの時天気も良くなくて、少し先を急ぐ気分も強くてサッと取り出して撮れるGM1にしちゃいました。

塩山市街地の端にある「塩山ふれあいの森総合公園」にて↓
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ここは川上牧丘林道へ行く際に何度か訪れたことのある、小休止の定番スポットです。
この時点で16:45となり「宿泊するならこの辺かな〜」と、すでに帰る気も無くなったのでさっそうと新兵器を取り出す…この新兵器というのは昨年、家のテレビ・固定電話・携帯電話・電気をJ-COMにひとまとめにした際にタダで貰えたi-padみたいなサイズのLGのタブレットです(笑)。
スマホも持ってない上に、普段macばかり使ってる(一応ウィンドウズ7機もあるけど使ってない)ので度々アンドロイドの使い勝手に難儀しましたが、なんとかオフライン地図アプリを入れてきたので宿泊施設を検索。
やはり大きな画面でグーグルマップのようにスルスル動く地図アプリで現在地がすぐわかるってのは便利〜!
以前ちょっと使って、しばらく放置してたらバッテリーがダメになって使わなくなった自転車用GPSマップは、画面がかなり小さい上に表示される地図も解像度が低く、操作感も前時代的な重たいものだったので、こういう周辺の施設を探すのはほとんどできませんでした。
で、近くに見つけた宿を目指して出発。

しかし到着した宿は妙に高そうな感じで、まだ日は暮れていないのでもうちょい探してみることに。
ネットに繋がれば料金とかも検索でわかるんだけどな〜と思って近くのコンビニの駐車場でフリーWiFiを使ってみましたが…クソ重てぇ!
重すぎてエラーになっちゃいます。
しょうがないので位置だけわかる宿を巡ってみることに。
でもやはり外見で安そうなとこ選んじゃうんスよね〜。
結局日が暮れるまで走り回ったあげくに決めたのは笛吹市にある「ホテル平成」。素泊まり5,000円なり(今グーグルマップで周辺の宿を軽く調べたら万円クラスのとこばかりで、自分の安宿センサーもなかなかのものだなぁと感心)。
外観はちょっと昭和感のあるビルで、中身も昭和感ありありです。といっても昨今ブームの昭和テイストのようなオシャレな感じではなく、リアルに古い感じ(笑)。
従業員は威勢がよい昔気質の商売人っぽい雰囲気の人の良さそうなおじさんと、まだ入社したてっぽい、元野球部って感じの若い兄ちゃんの2人がいて、部屋は他のシングルが空いてなかったようで2人用を用意してくれました↓
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照明は青みがかった昼白色で、夏場の暑い日には涼し気な錯覚をもたらすことでしょう。
奥の机的な部分には青と黄色のプラダンが貼ってあり、殺風景になりがちな部屋を華やかに演出。
大浴場も稼働してるし、タオル等の備品も完備してるし、ベッドに大量の髪の毛は落ちてないし、謎の液体がいたる所に付着してるなんてこともないし、使用に関しては何の問題もないビジネスホテルです。
マジメに褒めると、大浴場は小さな銭湯くらいの規模があってサウナもありました。
ぼくが入った時はサウナに1人いるだけで、ほぼ貸し切りみたいになってて快適でした。
あと、重くないフリーWiFiもあります。
タブレットはまだ充電容量が80%くらいありましたが、明日のことも考えて近所のショッピングモールにあった100均でACアダプターとUSBケーブルを買ってきて部屋で充電。
ついでに夕飯もこのショッピングモール近くのココスで満腹…せっかくの旅だってのに味気ねぇ〜。まぁ疲れもあって早く部屋戻りたかったんす。ちなみに翌朝の朝食もコンビニにて買い置き。

翌朝は07:00頃にチェックアウト。
そのまま気分良く国道140号を北東の方向へ進み、毎度おなじみの川上牧丘林道へ向かう道へ入り、過去何度も撮影してる見晴らしのいいスポットに到着↓
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ちなみに過去の写真はコレ(2011年10月末頃)↓
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2010年9月初頭↓
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写真的には過去の2枚はコンデジなのでショボイですが、風景的にはやっぱ夏(2010年)がベストですかね。

さらに進むとこれまたおなじみの場所、ペコちゃん牧場に到着…といっても現在はペコちゃん牧場という名称(大看板も)は無くなってるようで、金峰山荘という宿泊施設があります(ここは昔からやってたのかな?)。
そういや昔(1997年5月)ここで食ったカレーと搾りたて牛乳は妙に美味かったです↓
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フィルムカメラのアサペンで撮った写真もいい雰囲気でした。
その金峰山荘のサイトを見てみると…素泊まり3,500円…!う〜わ、こっちに泊まりゃよかったかも…ま、まぁ地方都市で過ごす一夜も一興よ…。

金峰山荘から少し南に戻った所にある琴川ダム近くの展望ポイントからの風景↓
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奥に見える住居群のような場所が金峰山荘のあたり。
ぼくがセローでよく来ていた頃(1990年代後半)はこんなダム無かったんだよな〜。
ダムができる前の写真↓
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恐らくこの時点で空き家だったと思われる家。この辺の雰囲気好きだったんすよ。今もこの家が残ってれば住みたいくらい。
その家が取り壊された跡↓
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レンガの床があったってことは暖炉とか石窯でもあったんでしょうか。いいなぁ〜。
ダム建設中の頃↓
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恐らく画面中央あたりが上記の家があった場所でしょうか?

展望ポイントから一段下の道から↓
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道路が…たまらんことになってます。
ちなみに奥のダムの方にも行けるようになってて、こんな立派なダムの姿も見学できます↓
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キレイな公衆トイレもあります。

ひとしきりノンビリして「さてクリスタルラインに入りますか…」とペコちゃん牧場の分岐から西進しようと思ったら…↓
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あれ、ここは通行止めか。じゃ引き返すのもなんだし、久々に川上牧丘林道から北に抜けるかな…↓
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え〜こっちもダメか…他に北上できる所ないか探してみるか…と、一旦国道140号まで戻り、適当な道を北上してみる。
途中まではなかなか風情のあるいい感じの地域を走れるんですが、最終的にはやっぱりゲートが閉じていてクリスタルラインに入れず。
クリスタルラインに入らないと、かな〜り大回りに市街地の交通量の多い道をひたすら走ることになってしまうので、なんとか田舎道&山道だけで行きたいわけです。
途中で見つけた看板↓
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色が退色しちゃっててわからない…3月末に開いてる道にいきたいんだけど…。

それでもけっこうな距離の林道的な道を走ることはできるんですが、どうにも北へ抜ける道が無い。
そんな人里離れた林道をトコトコ走ってると鹿でも狸でも猿でもない、非常に見慣れた動物が出現↓
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最初、とっさに出せるGM1で撮ったんですが、このニャン公はずっとこっちを凝視したまま固まっていたので、すぐαに切り替えて撮影。
かなりトリミングしてますが、さすがフルサイズ2,000万画素クラス。解像感はまだ失っておりません。

さらに進むとこのような分岐に出ました↓
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まっすぐは目の前にゲートがあって行けないんですが、妙に背が高くて下がガラ空きになってるので「これXLでくぐれちゃうんじゃね?」と近づいてみましたがギリギリハンドルが当たる高さだったので行けず(行けても行っちゃだめだけど)。
ふと横の看板を見るとこんなことが書かれていました↓
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この地域のゲートは以前大阪からの帰り道でも通せんぼされましたが、どこも非常にゴッツイ真新しい南京錠がかけられていまして、とても壊せるようなものじゃないはずなんですが…どうやって壊したんだろ?もしかしたら壊したというより、分解したのかもしれません。

分岐のもう一方は牧場となっていて「休牧中」とか「車は通り抜け不可」とか書かれているし、マップでも抜けれそうには見えないので行き止まりは確実なんですが、そこまでの風景はどんな感じか、確認しに進んでみました↓
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道は次第に寂れていき、ガードレールも無くなって実にいい感じの風情を漂わせており、だ〜れもいない&来ないのでノンビリ撮影。
1970年代はこんな林道が関東近郊でもたくさんあったんだろうな〜。
シムシティとかの街育成シミュレーションゲームやると、土地が許す限りどんどん近代的な街を広げて行きたくなりますが、現実にはこういった寂れた場所や人里離れた場所はいつまでも残っていてほしいものです。
さらに進んでいくと牧場の入り口と思わしき場所に出ました↓
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…が、ゲートは開いてます。でもこれ、誰かが無許可で開けて入ったんだろうなぁと思ったのでこれ以上は進まずに引き返しました。

林道からまた市街地に戻り、適当に(といっても八ヶ岳方面へ向かうように)走っているとこんないい場所を発見↓
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ここに来るまでにも何度も見事な桜が咲いてる場所を通り過ぎていたんですが、撮影に適した場所となるとなかなか見つからなかったんですが、ここはすごく良かったので何枚もアングルや絞り変えて撮りました。

ずっとそこで撮影しているわけにもいかないのでほとぼり冷めたら出発。
また適当に走っていると、なんか見たことある風景になってきました↓
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少し走って思い出しました。ここは去年の10月に大阪で個展の打ち合わせやった帰り道で通った昇仙峡のあたりでした(進行方向は逆)。
この辺は中国の水墨画のような風景が続くところで、けっこうメジャーな観光地なんですが、さすがシーズンオフの平日は人出も少なく走りやすかったです。
観光地はすっ飛ばしてどんどん進むと荒川ダム(能泉湖)に到着↓
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こんなキレイにどうやって積み上げたんだろ!

ダムの奥にある橋を渡ったところの分岐でマップ確認をしていると1台の車がすぐ横(というか道路のど真ん中:笑)に止まり、運転手のおじさんが「地元の人かい?」と聞いてきました(その現場写真。けっこう車通りそうな道)↓
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ぼくは「いやいや、東京から来ました」と言うとおじさんは機関銃のように喋ってこの辺の面白いスポットを教えてくれました。
なんでも、この分岐を山の方に登っていくとロープウェイで行ける所よりも高いとこに行けるとか「この辺は面白いとこいっぱいあるよー」とのこと。
道のど真ん中で5分位喋ってたんで他の車が来ないかヒヤヒヤしたんですが、全然誰も来なくて笑えました。
おじさん(60代くらいの校長先生のような雰囲気のある、休日は山歩きしてそうな人という印象)にお礼を言って別れ、早速教わった通り、山に登ってみることにしました。
「単車ならそう苦労せずに行けると思うよ!」みたいなこと言ってたことから察するに、車じゃ行けないような道なんだろうか…と少しワクワクしながら山を登っていくと頂上らしき場所に到着↓
25.jpg
ん?眺めのいいとこなんて無いじゃん…。
とりあえず横の分岐(バイクの停めてある場所の横に見える砂利道)に入ってみましたがすぐにだだっ広い荒れた広場があるだけで行き止まり。
おじさんがかなりマシンガントークでかなりの情報量を発信してくれたんですが、情報量多すぎて記憶しきれずに詳しい道がわかんない…。
さらに進むと道は下っていき、山道にありがちな見通しのいいヘアピンカーブが現れまして、そのアウト側に一本の荒れた道が山の上に向かって伸びている…「これか!」と早速突入。
けっこうガレた道で、いかにも知る人ぞ知る道という感じでワクワク度アップ。
するとこんな魅力的な光景に出くわしました↓
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ネットで調べたらマツダのプロシード(1965年発売の初期型)のようです。
恐らく林業に使われてたんでしょうか。1960年代のこの辺の道なんて未舗装ばっかだったろうな〜。う〜ん行ってみたい。

結局この道は完全に林業用の道だったらしく、結構な距離をガレガレな感じで登っていったあげくに、最終的に道は木々の狭い間のフカフカ土のある地帯に突っ込んで消えてしまってたのでそこで引き返し。
帰り道の様子↓
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写真で見ると大した事ないんですが、これがけっこうガレガレで一気に体温上昇。
これも撮ってる時は「川になりかけてんじゃん:笑」とか思ったんですが、写真で見るとイマイチ↓
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XLはさすがに足つき性がいいので全然不安要素は無いんですが、やはりリアショックが硬くて、かなりアグレッシブに足腰でショック吸収しないと疲れます。

結局おじさんの言ってた眺めのいい所ってどこだったんだろ?と思いながら今来た道を引き返して走ってると「あー!ここのことか!」という場所に気付きました↓
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行きに通った時は全然気づかなかったな。ていうか全然車でも来れる場所でした。
そういやおじさんは「日頃の行い悪いんでしょ〜(笑)今日はガスってるからあまりキレイじゃないんだけどナンチャラカンチャラ…」とか言ってたのを思い出しました。
たしかに遠くの山々は白っちゃけてます。

時刻はちょうど昼時だったのでこの山の麓(つまりダム湖のほとり)にあった蕎麦屋に行ってみることに↓
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これはなかなか期待できる感じじゃない?
店舗に入ってみると座敷もあって夏は気分良さそうな雰囲気なんですが、テレビの音が異様にデカい状態になっていて「すみませーん!」とか「ごめんくださーい!」とか5分くらい大声で何度か言ってたんですが、だ〜れも出てきませんでした…耳が遠いのかな。それともウンコでもしてたのかな。ていうか一人でやってんのか…まぁシーズンオフだから誰も来ないと思ってるんでしょうか。
しょうがないので立ち去ります。

そこからまたしばらく舗装された快適な山道を進み、クリスタルラインまであともう少しという分岐に来ました↓
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ここは過去に何度か来たことがあるので知ってる場所です。
何度か見て気にはなっていたんですが、いつも素通りしてたこの看板にある「マウントピア黒平」という所の「手打ちそば・ソフトクリーム」がこの時ばかりは非常に魅力的に見えたので、行ってみることにしました↓
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店舗の外観はいかにも山小屋っぽい雰囲気で、中も常連さんが度々訪れそうな感じの御食事処でした。
メニューを聞くと店のおじさんは「そばとうどんしかないよ」と壁を指差すので見ると紙にデカデカと「手打ちそば うどん」と筆で縦書きされていました。シンプル〜!
「じゃ、そばでお願いします」と注文。
店のおばちゃんに「クリスタルラインって今時期はどこからも入れないんすか?」と聞くとわざわざ地図の入ったチラシをくれて教えてくれましたが、どうやらその通りらしい…うぇ〜無駄足踏んだ〜。
まぁその代わり今まで行かなかった風景にも出会えたし、いい写真も撮れたから良しとしよう。
そして看板に書いてあったソフトクリームと焼き魚も食べたかったのでおばちゃんに聞くと「すみませ〜ん今まだやってないんですよ〜」とのこと。たしか4月末頃から始めるとか言ってたかな?今は完全にシーズンオフのようです…。
するとおばちゃんは熱いお茶を出してくれたんですが、この日は初夏の陽気で冷たい炭酸飲料でも飲みたい気分。
そこで「あ、すいません、冷たい飲み物って何かないすか?」と聞くと「あ〜すいません〜外の自販機しかないんです…」とのこと。
いや、いいんです、自販機でもなんでも冷たい清涼飲料水が飲めりゃいいんです。と久々に普段滅多に飲まないコーラを買いました。
それにしてもけっこう長い時間そば作ってるなぁと思ったら、店の奥からは「カタンカタン…」みたいないかにも蕎麦を打ってる音が聞こえます。
そしてやっとおじさんがそばを持ってきてくれました。
聞いてみるとホントに奥で今そばを打ってたとのこと。そんな本格的なそば初めて食う〜!
食してみると今まで経験したことのないコシの強いそばで美味しかったです(写真撮り忘れ)。
「こんなコシのあるそば初めて食べました」とおじさんに言うとおじさんは「あ、普段そば食べないの?」と不思議そう。
ぼくはいつもジャンクなものしか食べてないことを伝えると納得したようでした。
途中でおばちゃんが「はいこれ蕎麦湯」と急須に入った謎の液体を出してくれたのですが、蕎麦湯って何?状態のぼくは食べ方すらわからなかったので素直に「あの、蕎麦湯ってどうやっていただくんでしょうか…」と聞くと、蕎麦湯というのはそばを煮たお湯で、それをそばつゆに混ぜて飲む、というものらしい。そんなものがあるということすら知らなかったっす。
ジャンキー舌なぼくにとってはちょっと大人な昼飯となりました。

腹も満たされいざ出発となるわけですが、一応ホントにクリスタルラインには入れないのか確認しに(しつこい)行ってみました↓
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ここも度々訪れたことのある分岐。
ここを上に登っていくとクリスタルラインなんだよね〜と進むと↓
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…だろうね〜。
クッソ、4月末なら行けたのか…。まぁでも今回は桜の写真がメインだから別にいーんだもんね〜。

またメジャーな道に戻ってさらに北西へ進むと、さりげなく奇岩が現れました↓
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なにやら説明看板もありましたが、さほどいい風景でもなく、疲れも出てきていたのかこの1枚を撮ってスルー。

さらに道を進むと次第に山から離れて市街地に近づいていきました。
その道中に突如現れたこんな方々↓
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おー!絵がちゃんとしてるー!オリジナルまんまじゃん。後ろのサザエさんのエンディングみたいな絵も可愛らしい。センス良し。
ここは山梨県北杜市にあるハイジの村というレジャー施設。
でももちろんメジャースポットはスルー。でもやはりシーズンオフの平日だからかガラガラっぽかった。
そういや高畑勲監督、亡くなっちゃったな…。ぼくはジブリ映画の中で「おもひでぽろぽろ」が一番好きでした。

ハイジの村からちょっと進んだ地点↓
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非常に見晴らしのいい景色で気分良かったので撮影。
遠くの山々の影の奥にもう一段巨大な山脈があるのがおわかりいただけるだろうか…南アルプスです。
肉眼で見ると異様にデカく見えました(ハイライト抑えればもっと見やすくなるんですが、この晴天の雰囲気を優先して現像)。

ポカポカ陽気の中を延々、牧歌的な風景の道を進んでいくと、あたりは再び山深くなっていき、以前大阪からの帰路で立ち寄った「みずがき湖ビジターセンター」に到着。
大阪からの帰路」の時はイラストのみだったラジウム星人も、みずもちゃんと同じくフェルトぽい感じになってました(笑)↓
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売店も利用したいんですが、ぼくが行った時っていつも閉まってるんすよね…なんかスイマセン。

で、みずがき湖から北に進むと山に入る横道が現れまして、そこに入ってひたすら進むとまたクリスタルラインなわけですが、この道中にはちょいちょい変な看板が現れます。
黒い板に白いペンキで殴り書きされたようなその看板は「森のラーメン 高須」というラーメン屋さんのものなんですが、けっこうな山奥にある店舗までの道のりのそこかしこに小さな看板が隠れるように設置されていて、文面も妙にコミカル。
開いてたら食べたかったんですが、やはり今日はやってませんでした。
そのラーメン屋さんに向かう道中の近辺は、道も廃道寸前なルックスで、言っちゃ悪いけど妙に陰気臭い雰囲気があって、倉庫か作業場の廃墟みたいな所がいくつも現れます。
そんな横溝正史の小説に出てきそうな風景の中に、上記のようなコミカルな看板が出てくるので妙な可笑しさがあります。
そういやその道中で桃太郎に出てくるようなキレイな色したキジ(オス)に遭遇しました。
目の前をトコトコトコ〜!って走って横切って山の方に入っていったので、すぐカメラを出したんですが見失ってしまいました。
鹿や狸や猿はよく見ますがキジは初めて見たな〜。「ケーン!」という鳴き声も聞けました。
ラーメン屋さんを過ぎてしばらくするとやっぱりそうっすよねーという風景が↓
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まぁゲートがちゃんと閉まってるか確認したってことで…。

このゲートを撮影した時点で16:00を過ぎており、クリスタルラインが絶対通れないことも重々承知したので、さすがにもう心が折れまして「林道はやはり夏だな」と帰路につくことにしました。
山から下りてきて北杜市の市街地近辺にて↓
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市街地とはいえやはり甲信越地方なので雄大な景色が簡単に現れます。
日が暮れて空が幾分暗くなってきたので、先程の南アルプスが薄っすら写った写真よりもハッキリ南アルプスが写ってます。

市街地近辺の道を適当に走ってると、最後の最後に見事な桜の木々が現れまして、早速撮影↓
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ここの桜が今日イチかな。
あまりに見事だったんで何枚も撮りました。
ピント位置変えてみたりして↓
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夕暮れ間近の色合いと光の具合もベストマッチ!
「バイクの位置もちょっと変えて撮ろう」なんてバイクを押していると急に風が吹いて、実にドラマチックな桜吹雪になったので、すぐカメラを構えたんですがピークを過ぎちゃいました↓
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でもいい写真撮れた。
この場所はマップによると「西宮不動院」というお寺があるらしいのですが、それらしき建物は一切見当たりませんでした。
でもこの場所の感じからして「元はお寺があった」場所なんだと思います。
すぐ近所には現代的な民家も立ち並んでましたが、住んでる人は毎年の花見は苦労しなそうです。散った花びらの掃除で苦労してそうだけど。

この後は途中まで市街地のマイナーな道と国道20号で南下して、20号が東に曲がるあたりでそのまま南下し続け、富士五湖の近くを通って帰宅。
この遠出の途中あたりからスロットルを戻した時に混合気が薄いと起こる「パン、パン」というような音が聞こえるようになったので、帰ってから調べてみたらなんとチェーンがダルダルになってました。
混合気とかではなく、チェーンが緩みすぎてどっかに当たってたんすね。
シール無しチェーンってこんなに伸びるの早いのか…。
あと、購入時から思ってたんですが、やはりシート形状が純正と少し違うのが気になってきました。
座り心地も近代的なオフ車のシートに比べれば快適なんですが、もうちょい改善できそう。

というわけで、当初予定していた「山梨・長野のいい感じなスポット」巡りはまたしてもできませんでしたが、桜のキレイな写真は大満足レベルで撮れました。

★旅の記録★
初日走行距離:140km
2日目走行距離:385.7km
総走行距離:525.7km

初回給油時燃費:32.8km/l
2回目燃費:30.8km/l
3回目燃費:31.1km/l
4回目燃費:34.1km/l
平均燃費:32.2km/l
ガソリン代:2,475円

食費:4,140円(内、手打ちそば:600円。自販機除外)
宿泊費:4,980円

総費用:11,595円+自販機(千円いってないと思う)
posted by 文鳥 at 10:47| 東京 🌁| Comment(0) | 遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月06日

梅雨と仕事の前に

ここしばらくはこれからの仕事に向けてぼちぼちと行動を起こし始めていたのですが、4月末の記事で不調が直ったと思われたバハのアイドリングが不安定(停車した際にアイドリングが上がる)になる事象が何回か出たので、やっぱり電装系部品(レギュレーターレクチファイア、コンデンサーあたり)を新調した方がいいのかなぁと、オイル交換ついでに行きつけのバイク屋さん(ストラーダ)に在庫確認しに行ったんですが、やはりそんな古い車種の部品なんてあるわけがなく、代用品を探すにしてもよく調べてからにしないと大変そうなので、とりあえずもう一度時間をかけて乗って症状を詳細に確認すべく、特に行き先も決めず、地図も持たず、時計も持たず、昼前に走り出しました。
始動は以前の不調時のような困難さは無く、数回のキックで始動。

行き先も決めずとはいうものの、なんとなく先日行ったばかりのバイク屋さんにもう一度行って店長さんと話していると昼飯の話になって、すぐ近くの定食屋さん(キッチンきねや)が美味いとのこと。
時刻はちょうど昼前だったので行ってみることに↓
01.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f1.4 ISO100
食いかけですがソースカツ丼。このソースがまた独特な味で美味い。漬物と味噌汁付きで700円。もちろん完食。
飯も食ったし、まだまだ時間もあるし、気候も快適なので山方面へ行ってみることにしました。

ちなみに今回持っていったカメラはもちろん買ったばかりのα7IIですが、レンズはいつもの定番ノクトン58mmではなく、以前買い取り不可と言われた(笑)Ai Nikkor 50mm F1.4↓
02.jpg
GM-1K+LUMIX G 14mm F2.5 絞り優先f16 ISO200
なぜノクトン58mmではないのかというと、この数日前に仕事がらみでノクトン58mmを使った際に、以前から少々気になっていたレンズ内のゴミが目立ってきたので、近いうちにクリーニングに出そうと思い(一度バラそうとしたけど銘板が接着されているようでバラせなかった)その間の代用として使えるのか、どういう写りなのかを実際に使ってみて確かめるために今回持ってきました。

マウントアダプターは、カスカスタッチだったプレビュースイッチを改善しています↓
03.jpg04.jpg
DSC-TX1 プログラムオート f3.5 ISO400
ノーマルだと銅板のバネが入っていますが、これをシリコン製Oリングの切れ端に替えました(グリスでくっついてるだけで接着はしてません)。
するとカスカスだったタッチが、「グ〜ッ」という劣化したグリスが入ってるようなタッチに変わり、気づかぬ内に動くことが無くなりました。
Oリングの薄さを調整すれば好みの硬さに変えられるかと思いますが、この状態でも悪くないのでとりあえずこのままに。
あと、スイッチを回転させる際によく触る部分にはギザギザが無いので耐水布ヤスリを貼ってグリップを向上させています。

さて、山とは言ってもどこの山に行こうかと考えて、やっぱり浮かぶのは毎度おなじみ陣馬山。
以前から「次に遠出するなら」と考えていたルートでは陣馬山抜けてから北上して長野、さらに北上して北陸、そこから東北かすめて埼玉通って帰ってくるという案がありましたが、天気予報ではにわか雨の可能性もあるとのことだったので、程良き所で帰ってくりゃいいかとスタート。
バイク屋さんのある府中から立川を抜けて五日市方面へ進み、陣馬山へつながる道へ↓
05.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f1.4 ISO100
この日は日曜だったので街中は車が多かったんですが、山に近づくに連れて混雑も無くなって山中に入ると快適になりました(それでもレジャーで訪れているハイカーやロード系自転車、車がちょいちょい現れたので、平日よりはやはり人が多い)。
ちなみに山に入る前に福生のあたりで給油したら24.7km/lという悪燃費でした。
これはある程度ガソリンが減った状態で長期間放置した後の初回給油ではよくあることなんですが、平均的な燃費から計算すると約1リッター余分に減ってる感じなんすよね…1リッターも揮発するもんかね?

んで、そこからしばらくは写真も撮らずに初夏の陽気の中ボッケ〜と走り続け、これまた毎度おなじみ塩山のループ橋に到着。たった今気がつきましたが、塩山市っていつの間にか甲州市になってたんすね…走行中にやたら標識に甲州って出てくるから「あぁ山梨のどっかだろうな〜」と思ってましたがまさか塩山のことだとは(2005年に変わってた…気づくの遅)。
ここで、以前ループ橋を通った時に「柱の根元に行ってみたい」と思ったことを思い出し、早速根元へ行ける道を探すと、あっさり発見↓
06.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f2.8 ISO100
かなりの急勾配で、あまり使われない道のためか木の枝が頭のすぐ上まで生い茂ってました。
その道を下っていくと巨大なループ橋の支柱がお目見え↓
07.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f2.8? ISO100
ホントこんな山奥によく作ったよなぁ〜と感心しちゃいます。
その根元↓
08.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f2.8〜5.6? ISO100
もっと近くに行こうとしたら何やら毛皮のようなものが落ちている…よく見たら子鹿の亡骸でした。
野犬なのか熊なのかよくわかりませんがすでに食い尽くされており、半ばミイラ化していたので腐敗臭等の臭みはほとんど無く、もはや自然の一部になりかけているような感じで、恐ろしさや気持ち悪さは感じませんでした。

なんとも魅力的な風景↓
09.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f5.6? ISO100
大自然の中にぽつんとある巨大建造物ってなんかたまらんものがあります。
広角レンズは持ってきてなかったのでサブカメラのGM1で↓
10.jpg
GM-1K+LUMIX G 14mm F2.5 SS優先1/250 f7.1 ISO200
RX100とほとんど同じコンパクトさで手ブレ補正機能も搭載してませんが、速めのシャッタースピードで撮ればブレ率低くてスナップに重宝してます。
さすがに解像度はX-T1やα7IIにはかないませんが、コンデジよりは遥かに高精細で、レンズを替えればある程度のボケを活かした写真も撮れたりします。

柱の根元からさらに道を下っていくとこのような場所に出ました↓
11.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f5.6? ISO100
道が寸断されてる…。
小川の上流はこのようになってます↓
12.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f5.6? ISO100
周りの状況を見ると、大雨の日とかはけっこうな水流があると推測。そんな状態もちょっと見てみたい…。
流れる水はけっこう澄んで見えましたが、飲むのはやめとこう↓
13.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f5.6? ISO100
その小川に沿って上流に向けて進んでみました↓
14.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f2.8 ISO100
おぉ〜カタログ写真のようだ(自画自賛)。洗車してから来ればよかった。つーかサビ駆逐がまだ終わってないんだよな〜。
そこからもう少し進んだあたりで、レンズのテストを兼ねて撮影大会(笑)。
Aiニッコール50mmの絞り比較。まずは解放↓
15.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f1.4 ISO100
解放は意外と滲みも色収差も少な目ですが、やはりノクトン58mmと比べるとオールドレンズ感は強いです。
やわらか描写に加えて周辺減光も出るので、どぎつい光が無いシチュエーションで使えばいい演出になるかもしれませんが、ボケは多少ガチャガチャした感じです。
f2↓
16.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f2 ISO100
解放と比較して被写界深度はわずかに深くなりますが、ボケはコチラのほうがガチャガチャ感が抑えられ、収差も少なくなるので解放より使い勝手が良さそうです。
やわらか描写を出したい時だけは解放で、それ以外のボケ写真はほとんどf2でまかなえそうな気もします。
f2.8↓
17.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f2.8 ISO100
ボケの醸し出す立体感も欲しいけど、背景の情報も少し欲しいという時にはこれでしょうか。
f4もそんな感じですかね?(違いが微妙すぎていつも使わない)
一段(f4)飛ばしてf5.6↓
18.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f5.6 ISO100
f2.8より背景情報を加算したい時、またはピント面の解像感を引き出したい時に…って感じでしょうか。
あとはf16まで3段ありますが、背景がクッキリしていくだけなので割愛。
被写体が風景・遠景のみならもっと絞った方がいいと思いますが、小絞りボケを回避する意味で使えるのはf11までかな?
結果としては、このレンズ十分使えると思えます(あ、でもモロ逆光撮ってなかったな…)。
サイズもノクトン58mmより多少小さいし、ゴミが入ってもすぐ分解清掃できるし、常用レンズに最適かも。
こりゃビンテージHN-5フード探さないとな…(この日はフード無し)。
でもやっぱり見てくれはノクトン58mmの方がカッコイイ。
ちなみにこの日は三脚を持ってきていないので全て手持ち撮影。手ブレ補正機構万歳(笑)。
さほど気合い入れずにサッと撮ってもブレてなくていとうれし。

ここから上流は足つきの悪いこのバハではちょっと躊躇するガレ場になってたので進行は断念。
でも一輪だけ花が咲いていたので徒歩で近づいて撮影↓
19.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f2かな? ISO100

そして一旦道が寸断されていた場所まで戻り、小川を渡って道の続きを探検↓
20.jpg
GM-1K+LUMIX G 14mm F2.5 SS優先1/250 f2.5 ISO200
ここからこのようなゴロゴロした落石がわんさか落ちてて足つき性の悪さを実感。
こんなとこでステップに足乗せたまま勢いで進んだら絶対コケる。
やっぱり探検はセローの2輪2足思想が有効であります。
この先、上のループ橋につながってるのかと思いきや、砂防ダムの横に沿う形で進んだあげくに行き止まり↓
21.jpg
GM-1K+LUMIX G 14mm F2.5 SS優先1/250 f2.5 ISO200
写真は苦労してUターンした後の状態。ここから下ります。
大きめの落石踏んで弾かれたら谷底落ちちゃいそうなので、邪魔な石を歩いて除去してから進行するも、行き止まりとは…振り返ってみると、勾配のキツさもあって「やっべ、怖えな」と思いましたが登りよりは楽でした。

他に行けそうな道は無いので元のループ橋に戻って甲州市(塩山市)へ↓
22.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f1.4 ISO100
カラーフィルムっぽく加工してみました(笑)。ちょっと粒子が大げさ過ぎたかな?
そういえば、この行き止まりの道に入って坂の途中で写真を撮ってたら、ハンターカブ(CT110)に乗ったお姉さん(ハッキリ見てなかったけど若い女性だったと思う)が登ってきて、お互い軽い会釈をしてすれ違いましたが、乗ってるバイクも渋い上に、こんなマニアックな場所に来るとは…見た目普通のお姉さんだったけど只者ではないオーラが凄かったです(笑)。

天気は予報どおり、にわか雨が降りそうな雲行きになってきました。
天気以外にも、この日は中途半端な時間に出発したことと、装備がテキトーだったこともあり、長旅はやめて甲州市から真っ直ぐR20で帰ろうと思いながら走ってたら、低地に来ると超快適な気温になり、気持ちにゆとりが生まれて混雑するR20はやめて、少し遠回りになる河口湖方面から帰るルートに変更。
その道中で神々しい風景に遭遇↓
23.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f8だったかな? ISO100
真上一帯は今にも落っこちてきそうな雨雲がありましたが、幸いにわか雨には遭遇せずに進み、河口湖に向かう道中で給油(最近できたっぽいデカいGSでした)。
燃費は32.5km/lでした。これが普通レベルの数値でしょう。でも35km/lはいってほしかったなぁ。ループ橋の根本で何度も停止&始動を繰り返したのが響いてるんでしょうか?
甲州市では超快適な気温でしたが、河口湖に到着する頃にはけっこう冷えて、山中湖ではあまり飛ばす気も起きなくなる寒さでした。
しかし日曜にしては車の混雑も無く、スイスイ進んでノンストップで帰ってきました(20:30頃帰宅)。
山中湖からの道志みちは、車列の絶妙な空白地帯の位置(前の車は百〜数百m先で、後の車はほぼ見えず)をキープしながら帰ってこれたので快適でした。
変に煽ってきたり、逆に激遅な車が皆無だったことが幸いしていたのだと思われます。

ウチの近所のGSにて↓
24.jpg
α7II+Ai Nikkor 50mm F1.4 絞り優先f2.8? ISO100
燃費は35.6km/lでした。これで遠出レベルの数値と言えましょう。
でもやっぱり40km/l近くいってほしかったなぁ〜。もっと長距離じゃないとそんな数値出ないかな。
冒頭で述べたアイドリング不調ですが、途中からはほとんど発生しなかったように思います。
もしかしたら長いことメンテしてないキャブ関連の影響だったのかな(長時間の運転でジェット類の詰まりが取れたとか)。
バイクの遠出は久々だったのでリハビリにはなりましたが、何度も行ったことのある場所じゃやっぱりイマイチ面白みに欠けるなぁ。
1日500km前後走って地方情緒のある知らない場所に行きたい…いや、その前にやるべき仕事に集中しないと(長いことお待たせしてるお客様にはお詫び申し上げます。これから仕事モードに切り替えますので…)。

遠出データ
総走行距離:約280.3km
所要時間:約9時間
初回給油時の燃費:24.7km/l(過去の街乗りした分や放置期間も含む)
2回目給油:32.5km/l
3回目給油:35.6km/l
平均燃費:30.9km/l
ガソリン代(ハイオク)合計:1,196円(この日使った分だけで計算)
食費:ソースカツ丼 700円
   自販機のお茶 120円
   自販機のコーヒー 120円
食費合計:940円
費用合計:2,136円
posted by 文鳥 at 08:40| 東京 ☁| Comment(0) | 遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする