2020年03月23日

錆と廃墟

以前ワンショルダーバッグを改造して大型ウエストバッグとして使用していて、それをバイクのシートに挟んでリアバッグとする方法を見つけて「やったね!」と思っていたんですが、よく考えてみるとコットンのサイドバッグに対してナイロンの最新鋭システムのバッグではビンテージバイクの身なりとしてはおかしいのではないかと、また他人からするとどうでもいいことが気になってしまい、リアバッグも70年代らしくコットンにしようとあれこれ検索。
そして見つけた安いバッグを購入↓
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「ROTHCO キャンバスショルダーバッグ19インチ」
送料込みで2,554円。安っす!
まぁ安いだけあって構造は極シンプルで、中に仕切りもポケットもなく、ただの袋に近い姿。
かろうじてサイドに1個ポケットがあります(反対側のサイドは縦に手提げ可能なベルトがある)。
でもこれでいいんです。
想定ではサイドバッグには工具やレンズ等の金物や小物を入れて、このリアバッグは衣類を入れるつもりなので、変に仕切りがあると入れにくくなってしまうのでこういうシンプルなものを探していたんです。

で、早速リアバッグとして使用すべく少々改造↓
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カチャカチャうるさい金属ファスナーのツマミをパラコードに変更。

シートに挟む持ち手部分はいささか強度が足りなそうな気もするので同じ色の糸(シルコート)で手縫い補強↓
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ホントはもっとしっかり挟み込めるベルトを考えて取り付けたかったんですが、とりあえずこれでいけるかテスト。
もう一方の持ち手はシートには挟まないので、ブラブラしてしまうのを防ぐためホックで固定できるようにしました。

そしてしばらくの月日が経ちまして、そろそろ暖かくなってきたので遠出に備えようとバイクを見てみると…↓
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ギョエ〜!
前回のプチ遠出時についた汚れを落としてなかったせいか、塗装したばっかのエキパイがすごいサビてる〜!

エキパイだけじゃねぇえ〜↓
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これ酷くないすか?
水だけでこうなるとは考えられず…となるとやっぱり塩カル(山道の凍結・積雪時に撒かれる融雪剤)か…。
あの山に流れてた水は融雪剤が混ざっていたと思われます。
帰ってすぐ洗車しときゃよかった〜〜〜!!

もう嘆いてもしょうがないので、とにかく早く汚れを落としてみます↓
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幸い水拭きだけで大半の錆は落とせましたが、細かいくぼみに残ってるし、変な変色もあり。
そこで外装に使うコンパウンド入りのワックスで磨いてみると…↓
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うむ、けっこう落ちた(左下にボケて写ってるのがワックス「オートグリム スーパーレジンウォッシュ」)。
幸い塗装を剥がすほどの錆は発生しておらず。
でもどういう理屈で塗装表面に鉄錆が浮いて出てくるんだろう?分子レベルの穴でも開いてるのかな?

ついでにフレームも大まかにクリーンアップ。
アンダーガードも外してみるとやはりオイルと砂の混合汚れがビッシリだったので全拭き取り。
このオイル、どっから漏れてんだろ?
最初はクランクケースカバーのつなぎ目かと思ったんですが、なんか違うっぽい。
もちろんドレンボルトも確かめましたが違う。
てことはやはりクラッチ調整機構のあるあの辺だろうか。
まぁ漏れは僅かな量のようなのでこれは後々追求しましょう。
問題はリアサスの強烈な錆。これはもう簡単には落ちないだろうな〜。
とりあえず近い内に以前買った台湾サスのダンパーに交換しとこう。

車体の掃除とワックスがけも終わったのでリアバッグの取り付けテスト↓
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けっこうすんなり取り付けできました。
外れることはなさそうなんですが左右にも少々動いてしまうのが今後の改善点。走行はできそう。
これはサイドバッグサポートの特注と同時にリアキャリアも作ってもらおうかと画策。

あと、以前走行中に脱落・紛失したトリップメーターリセットノブを新調↓
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厳密にはこのノブは80年代の車種のものっぽいんですが無いよりマシ。

それから購入時の記事に載せるの忘れてたタンクの中↓
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過去のオーナーさんがコーティングしてくれてたおかげで未だ錆知らず。
でもコーティングも万全ではないので、いずれアルミで同じ形のタンクを特注したいなぁと夢想。

そして、すっかり乗らなくなってしまったバハ↓
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さすがに耐錆改造してただけあってネジや金具類の殆どはキレイなもんですが、樹脂や塗装部分の劣化が目立ってきました。
自前塗装のライトバイザー(とでも言おうか)とタンク↓
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タンクは2液性ウレタンなんですが、漏れを放っといたらこんななってしまいました。
黒い塗料はデイトナの…なんだっけ?名前忘れましたが黒樹脂用の奴で、密着性はすごくいいんですが、耐候性はそれほどではないみたいです。

エンジンの表面にはアルミ腐食っぽい白い汚れが浮き出ていました↓
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指で擦っただけで落ちたので大したことはないと思いますが、黒の表面も白っぽく劣化しています。
でも純正塗装のように内側がらプクプク浮いて剥がれるようなことは今の所ありません。
白化もワックス等で取れそうな気がします。
ちなみにこの塗料は西村コーティングさんの「レーシング1000」という耐熱塗料。これはいい塗料です。

このバハ、もう乗らないだろうなと思ったので先日ナンバー返納してきました。
今後の予定としては、全バラして団地の4階に持って上がって室内で組み立てて保管しとこうかと思ってます(笑)。
まずは置き場所を作るところから始めないと…あぁガレージが欲しい。広い土地が欲しい。

話は変わりまして、ここからは遠出の話。
リアバッグもとりあえず付いたのでそろそろ遠出しようかなと思っていたら、先日の土曜日が天気予報でドピーカンらしいということだったので、前夜急遽行き先を決めて行ってきました。
目的地は山梨県にある廃校跡。
目的地周辺は桜の開花にはまだ少し早いかもしれませんが、このド晴天は遠出したくなります。
ただ数日前から変な生活リズムになっていて、前日は夕方から寝て、夜23時頃起きて明日の遠出ルートを考えてたら朝5時になってしまい、このまま出発すれば最高のタイミングだったんですが、ちょうど眠くなってしまった(笑)ので多少寝といた方がいいかなと4時間ほど就寝。
で、起きて軽く飯食って(カップラーメン)準備して出発したのが10:40頃。
ホントは早朝に出たかったんですが、バイオリズムのタイミングが合わなかったという感じで悔しい。20代の頃だったらこういうシチュエーションで無理できたんすけどね〜。
もう思い立ったが吉日方式の遠出はやめて、綿密に準備して態勢整えとかないとダメっぽいです。

XLは前日のメンテで約2ヶ月ぶりの始動だったんですが、4回のキックで快調に始動。
なので本日も快調に…あれ?なかなかかからない…と思ったらキーがオフでした。
オンにしてキック3回で無事始動。

今回のルートは体力・身体的にあまり無理しない方が良さそう(最近三年寝太郎みたいな堕落した生活してて各部筋力の低下を自覚)だったので、目的地まで一直線になるべく短距離で行こうと計画(でも高速道路はつまらないので使わない)。
ところが家の近所の街の時点でかなりの交通量。
ここ最近のコロナ騒ぎで悶々としてた人々が、この陽気で一気にストレス発散しに出てきたような、田舎の人が見たら「今日お祭りでもやってんの?」と思ってしまうくらいの人出です。
まぁ3連休真っ只中ということもあるんだと思いますが、この混雑は延々と続き、よりによってこういう時に限ってメジャーな道を通らざるを得ないルートだったので、ず〜っと車列の中で法定速度で巡航。
速度的にはXLなので全然苦にならないんですが、他の車の加減速に合わせるのってけっこうストレスなんすね。
なので車間空け気味で進むんですが、クラッチの重さもあって信号の多い街中ではどんどん左手の筋力が鍛えられます、というか冗談抜きにこのクラッチの重さが旅の後半で効いてきて、握力無くなってクラッチ握ってられなくなるんです。
走行中のシフトはタイミングでノークラ操作できるので問題ないんですが、信号からの発進&渋滞がヤバイ。
バハの軽いクラッチが恋しくなりますが、乗り味はXLの方が圧倒的にいいのでやめられない。
まぁ今はまだ出発したばかりなので全然余裕です。

ルートは町田市から相模原市を抜けて道志みちで山中湖、そこから富士五湖沿いに本栖湖の先へさらに西進…という感じなんですが、道志みちは関東有数のドメジャーなツーリングルートなだけあってバイクが前後に必ず見えるような状態。
もしかしたら車より多かったんじゃなかろうか。
対向車線からは手を振ってきたりピースサインをくれるライダーの方々が定期的にやってくるのでこちらも返します。
なんか高校生の時のバイクブームを思い出します。
途中には工事の臨時信号なんかもあってさらにのんびり。
そんな大名行列の中に紛れながら道の駅「どうし」に到着。
さすがにこのまま行列の中にいるのは疲れるので、ここでお茶でも買おうと思ったらみんな入るんかーい。
駐車場は車もたくさんですが、バイクがブームになってるんじゃないかってくらいギュウギュウ詰め↓
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とはいえバイクだから少しの隙間さえあれば停められます。
ちなみに写真に写ってない範囲にもいっぱいバイクがいて、後ろの道はひっきりなしにバイクが通ります。
ただ旧車が少なかった、というかほとんど見かけなかったのが残念。
対向車線で80年代のRZ-Rとかゴールドウィングは見かけたんですが、70年代とかそれ以前の車種は見なかったなぁ。
こういう景色見ると「なんだかんだ言ってもバイク売れてんじゃん」とか思いますが、80〜90年代のブーム時は季節を問わず毎週末、峠がこの写真のような状態になってたんだから、あの時代はやっぱりバイクの売れ方もすごかったんだろうなぁとしみじみ。
とはいえ、こないだ発売開始されたCT125は相当売れてるそうでなにより。
たしかにあれは最近のバイクの中でも飛び抜けていい旅バイクだと思います。
今年の夏はCT125であふれかえりそうな予感。

話は戻りまして、この時点で13:15。
自販機でペットボトルの綾鷹(冷た〜いやつ)を買って、あまりのんびりしてるとまたすぐ日が暮れて目的地でいい写真が撮れなくなるので一口飲んで出発。
出発時ももちろん前に数台のバイクがいますが、しばらく後ろが居なかったので車間をかなり空けて快適マイペース走行。
ところが山中湖に近づいてくるにしたがって前の車のペースが遅くなり、後続のバイク達が追いつき、大名行列の完成。
山中湖にぶち当たっての丁字路は右折でショートカット。
道中の富士山(13:41)↓
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たしかに雄大ですごい風景なんですが、富士山写真はそこら辺でたくさん撮ってる人がいるので、このスナップだけで山中湖はこれでおさらば。
そしてここから国道138号線に入ると本栖湖までひたすら行列&渋滞。
ところが本栖湖を過ぎた途端にほとんどの車&バイクがいなくなりまして、いつもの快適道路が戻ってきました。
とはいえのんびりマイペースで走ってる場合ではなくて、急がないと日が暮れるのでかなりのハイペースで進行。
購入当初「60km/h以上になるとバランサーの無いエンジンからの振動が…云々」と書いてましたが、最近はその振動も慣れたのかほとんど感じなくなって(よくよく味わうとたしかに共振してるのはわかる)70〜80km/h巡航も苦ではないと思えるようになりました。
そのかわりブレーキは油圧ディスクに比べたらプアーなので、その辺は注意すべきところであります。
でもやっぱりこのXLは40〜50km/hのトコトコ走行が一番気分がいいのは変わりありません。

本栖湖から国道300号線をひたすら西進。
この間、先程までの大名行列が嘘だったんじゃないかと思えるほど交通量が少なく、前後に誰も居ないのが当たり前の状況に。
そろそろ給油しとかないとなぁと思ってたら前方にのんびり風景を見ながら走るスクーターのおじさんがいたので軽く手を上げて追い抜いてカッ飛び。
ところがすぐガソリンスタンド(GS)が出現。
「今入ったらさっきスクーター追い抜いたのがアホっぽいな」と変に気を使ってそのまま進行。
この先は国道52号線と交差するので、その辺でGSあるだろうと推測してたんですが、その交差点でGSのこと忘れてそのまま目的地へ向かって直進(アホ)。
ここから先は県道37号線「南アルプス街道」となります。
この道もかなりの交通量の少なさで快適なんですが、行けども行けどもGSがある雰囲気にならない。
もうちょっといくと廃校へ向かう山道に入ることになり、それまでに給油しないとその先延々と山道を進行予定なのでガス欠の恐れが出てきます。
52号に戻るべきか悩みながら進んでいくと、東京電力の施設があったので事務所っぽいところで聞いてみようと建物の入口へ入ろうとすると自動ドアは開きません。そうだ今日は休日だったか。
しかたなく先程見かけた工事現場のダンプの出入口にいた警備員さんに聞いてみようとUターン。
警備員さんに近づいていくと、てっきりおじさんだとばかり思っていた警備員さんは眉毛が入れ墨のようなコロコロしたおばちゃんで「ガソリンスタンド?う〜ん、じゃあ詳しい人に聞いたげる」と言うと同時にタイミングよくでっかいダンプが現場からやってきました。
おばちゃんがダンプの運ちゃんに聞くと、やはりこの先には当分GSは無く、52号線沿いに戻らないと無いとのこと。
ただ、おばちゃんも運ちゃんも52号をどっちに行けばGSがあるのか詳しくはわからないようで「そっちの方いきゃ出てくるよ」みたいな感じでした(笑)。まぁどっち行ってもすぐあるという意味合いだと思います(実際今マップ確認したら左右どっちも同じ距離くらいにあった)。
おばちゃんは「あたしもこないだ迷っちゃった時にあっちの道行ってどうのこうの…」とおしゃべりが始まりそうだったので「あ〜なるほど、じゃやっぱ52号ですね〜」とか適当な相槌とお礼を言ってその場を後に(笑)。
申し訳ないけどこっちは日が暮れる前に目的地に行かなくてはならんのです。
周りに道路と川と工事現場しかない場所にただ突っ立てる仕事ってのもなかなかヒマでつらいだろうな〜といささかの同情を抱きながらGSを探します。

なんとなくの勘で左折するとすぐコンビニがあったので「GSの場所を聞くついでに食料もここで調達しとこう」と買い物。
ところが恒例のこのクソ脳みそのド忘れ機能が炸裂しまして何も聞かずに店を出ました。
店を出てすぐ思い出したので引き返して聞いても良かったんですが、ちょうどコンビニの隣の消防署で隊員さん達が縄跳びをやってたので聞いてみました。
すると10人はいなかったと思いますが全員であれこれ詳しく教えてくれまして「銘柄はどこがいいとかありますか?」とか細かく親切でした。
さらにぼくがバイクの所に戻ってグローブはめてると一人の若い隊員の兄ちゃんがやってきて「最初にあるスタンドは小さい所で休みかもしれないので、その場合はその先に大きなスタンドがありますんで」と、もうホントどんだけ〜!
そういや2018年の夏の旅で道を訪ねた消防署の人たちも大勢ワラワラ出てきて細かく親切に教えてくれたなぁ。
そういう風に教育されてるのかと考えましたが、そもそもあんなに過酷な仕事なのに「人を助けたい」という、清らか過ぎてぼくの不純でジャンキーな心を打ち砕くようなことを真剣に考えてるような人たちなわけで、そりゃ親切だよなぁと納得。
しかしなぜぼくはこんなに執拗にGSの位置を知りたがっていたのかというと、少しでも短距離にあるGSの方が時間が節約できるからです。

消防隊員さんたちの案内通り、最初に小さなGSが現れました。
ぼくは解体屋ガソリン(解体屋から集めた安いガソリンを大手石油会社の看板で売ってる所もある…信じるか信じないかはあなた次第…)だろうが水とかの不純物さえ入ってなければ銘柄なんてどこでもいいや、というスタンス…というか今は時間が惜しいのですぐここで給油します。
出てきた店員さんは小鼻にピアス付けた若い女の子で、なんかすごい懐かしい感じがしました。
20年くらい前はウチの近所にもセルフなんて無くて、こういう雰囲気の子がバイトしてることが多かったです。

トリップメーターをぐるぐる2分くらいかけて回してリセットし、改めていざ出発!
最初に道を訪ねた警備員のおばちゃんの所を通ると、まだおばちゃんがいたので大きく手を上げて会釈すると、おばちゃんも照れくさそうな仕草で手を振ってくれました。
しばらく進むとこんな桜の木が現れました(15:59)↓
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α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2.8 絞り優先オート ISO100固定
ちなみに今回持ってきた撮影機材は
★カメラ本体
ソニー α7II
パナソニック GM1

★レンズ
フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ニコン Aiニッコール24mmF2.8S
以上α用(α用はMFレンズしか持ってません。AFあんまり好きじゃないです)
パナソニック G VARIO 45-150/4-5.6
パナソニック G 14mm F2.5
以上GM1用(これは2個とも速写性を優先してAF)

★三脚
ベルボン UT-43Q改

主役はα+アポランター50mmですが、今回の目的地は廃校なので狭い空間も予想して、α用の広角となる24mmも用意。
GM1用の14mmもフルサイズ換算28mmの広角レンズなのですが、やはり解像感やノイズ耐性、マニュアルでのフォーカシングのしやすさはαの方が明らかに上なので、狙った所にピントの合ったキレイな広角写真を撮るためにαでも広角レンズを使うことにしました。
GM1はとっさの撮影や手軽に撮影するスナップ用とします(写真下に特に記載のない写真はGM1で撮影)。
フィルムカメラのFE2は急遽の出発だったのでフィルムが用意できずお留守番。

廃校へ向かう道らしき分岐に到着(16:09)↓
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「うお!こんなマイナー感ある道がホントに続いてるの?」とワクワクしましたが、この先すぐ本来の車道につながるだけの小道でした。

しばらくは山によくある川沿いの山道といった風情でしたが、やがて道がこのようなことに(16:27)↓
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ストリートビューでは2014年9月撮影なのでかなり様子が異なり、ビューもこの付近で終わっていて先を見ることができません(2020年3月現在)。
この写真の撮影地点の右斜め後ろの方に本来の道があります↓
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この時、この曲がり角付近で何人かの真面目そうなおじさん(40代かちょい上っぽい感じ)達が崩れた壁面を見てなにやらしゃべってまして、最初工事関係者かと思って「こっちの道(本来の道)って先行けるんですか?」と聞くと「すぐそこで崩れちゃって通行止めですよ」「滝の所までは行けますよ」とのことだったので、滝を見る時間もないだろうから先を進もうとお礼を言って少し進んで「もうちょい写真撮っとこう」と思いバイクを停めてふと「あのおじさんたち工事の人じゃないっぽいな?」と思って彼らの所に歩いて戻って「なにか珍しいものでもあるんですか?」と聞くと「え〜と何と言ったらいいか…要はここの地層が面白くてどうのこうの…」というブラタモリの地質案内人のような人たちの集まりでした(ちなみに彼らは車でここまで来ていた)。
彼らが見ていた崩落地点↓
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崩落というか台風による増水で流された感じでしょうか?
続けて他の人が「あそこに道が崩落してるのが見えてますよ」と指差す方をよく見ると…↓
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ウゴォ!道が完全に崩れてるのが下から見渡せる〜!
これはαでも撮っとこう↓
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α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2.2 絞り優先オート ISO100固定
この部分は本来ヘアピンカーブのような急な曲道で、崖の向こうに続きのアスファルトの断面が見えます。
そういや45-150mm(換算90-300mm)のズームレンズも持ってたのすっかり忘れてた。
300mmならもっと細部が撮れたのに。

地質案内人の方々はぼくが写真撮ってるうちに帰って行きましたので、ぼくも先を急ぐべく出発。
少し進むと崩落した道の断面がよくわかる状態に↓
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断面にはなんていう石だか岩だか忘れましたが、崩れやすい石がたくさん積層しているのが見えます。

進んでいくとなんだか妙に雄大な景色が広がっており、もう一度撮影↓
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あの遠くにある堰はいつもよく見るコンクリ製ではなく、巨大な鉄管?あんなの初めて見た。

さらに進んだ位置にて↓
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α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF5.6 絞り優先オート ISO100固定
なんか鉄管のスケール感がわからないけど恐らくかなりデカイ。
背景の大きな山も崩落したと思わしき山肌が見えます。
しかしなんでこの川こんなに水が少ないんだろう?

しばらくこの砂利道(水のない川底を臨時に整地してできたような感じ)は続きましたが、やがて元のアスファルト道に戻り、とある橋の手前に差し掛かった時、視界に異様なものが飛び込んできたので急停車(16:49)↓
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崩れかかった鉄橋。
こういうのはαでも撮影したくなります↓
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α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) 絞り優先オート ISO100固定
根元がしっかり埋まって固定されているせいか、何年も流されずに先っちょが橋脚に引っかかってる感じが芸術的です。
埋まってる根元の先の様子も見てみたい。トンネルでもあったのかな?
ちなみにここは今回のルートを考える際に廃墟検索してて見つけたネタでしたが、全然別の場所だとばかり思い込んでいました。なんか得した気分。

妙にだだっ広いトンネルへのカーブを走っているとまた視界の端に異様な存在を感じまして停車してみると…↓
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ほぼ埋められた旧隧道(すいどう・ずいどう:トンネルの昔風の言い方)の頭だけが見える!(16:52)
斜面を登ってアップで撮影↓
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微ブレしてますが「稲又隧道」と読めます。
αで中を撮影↓
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α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2.8 絞り優先オート ISO100固定
反対側の出口がわずかに見えます。
なんかこの道、かなり廃レベル高くておらワクワクすっぞ。
ちなみに反対側も新しいトンネルを通った後に撮影したんですが、ブレブレなので割愛。反対側はあまり古さを感じさせない佇まいでした。

車のようにナビを見ながら進むことができない(車体にタブレットを取り付けるのは旧車らしさを著しく損なうのでやらない)ので、廃校の入口がどこにあるのかキョロキョロしながら進んで、たまに位置確認でタブレットをバッグから取り出して確認する、ということを繰り返していると左の崖下の木々の間に壊れた屋根が見えた!
マップで位置確認。やっと到着(17:07)。
川上牧丘林道の長野側のようなガレガレな坂道(最近は行ってないからどうなってるか知りませんが、20年くらい前はガレガレでした)を下っていきます↓
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この写真は下から撮影。ちょっとわかりにくいですが、かなり深い溝や大きな石ころもある上に急勾配なので、バイクだとけっこう難易度高いです。

ガレ坂の下には放棄されたと思わしき畑と廃車がありました(17:06)↓
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α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2.8 絞り優先オート ISO100固定
1973年式 トヨタ パブリカスターレット(初代)。
XL(1974年式)とほぼ同世代じゃないすか!
やっぱりこの時代の工業デザインは最高にカッコいい。
ちなみにぼくも1972年式ですがカッコいいデザインではありません。

そして今回の目的地、硯島小中学校室畑分校跡に到着(17:12)。
ギリギリ日暮れ前に着いて一安心ですが、のんびりしてるわけにはいかず、早速撮影開始↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) 絞り優先オート ISO100固定
※ISO100固定で絞り優先だったのでシャッタースピード(SS)が遅くなって微ブレしててキレイじゃないので若干小さめにリサイズ。
「絞りたぶんF2.8」というのは古いニコン用MFレンズのため、他社カメラ本体との通信ギミックがなく、絞り数値が記録されないためですが、たしか24mmはほとんど開放で撮ってたと思うのでこのように記載。
これ以降はマニュアルモードで暗めに撮影して手ブレしにくくして、RAW現像で明るさ調整しています。

まずは上記写真右の校舎とは別の住居用らしき建造物(上記写真真ん中の建物)↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
この建物は用務員さんとか先生の宿直用だったんでしょうか。

別の開いてるところから撮影。なぜかどんぶりが何個も…↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/15 ISO100固定
ネットで軽く調べてみると、昭和30年代の写真ではこちらの住居用っぽい建物はもっと背が高く、校舎だった様子が伺えました。
入口の形状は同じっぽいんですがなぜ小さく改装したんだろう?

どんぶり家屋の外側↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
窓ガラスも一部割れてますがかなり残っていて、廃墟にありがちな破壊行為がされていないことがわかります。
廃墟はこうして当時の息吹を残したまま長く存続していってもらいたいですが、自然崩壊もあるので次第に土に還っていくことでしょう。
その儚さも廃墟の魅力の一部だと思います。

どんぶり家屋の隣の建物↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
こちらはさらに家っぽい雰囲気です。
こっちが宿直用でしょうか。
こちらも自然崩壊はあるものの、かなりいい状態を維持しています。

宿直用家屋(と命名)の窓から覗いた様子↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/13 ISO100固定
磨ガラス窓の付いた扉が倒れかかってますが、この辺も人の手で破壊されてないことを物語ってます。

宿直用家屋の入口↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/13 ISO100固定
この建物はまだ手直しして使えそうな気も…いや無理かな?
なんか校舎以外の2棟は人の家っぽさがまだ生きているように感じられ、土足で踏み込む気がしなかったので入りませんでした。

入口横の壁が剥がれて中の古い小便器が見えます↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
そういえばこういう山深い所の下水処理ってどうやってるんだろう?やっぱり汲み取りでしょうか。
※追記:写真の左下に汲み取り式特有の臭突が写ってるので汲み取り式確定。
ってことはあの急坂をバキュームカーが往来してたと…まぁ人が居た当時はあんなにガレてなかったんだろうけど、一瞬ガレガレの坂道をバキュームカーがタプンタプンさせながら移動してる危なっかしい様子を妄想してしまいました(笑)。

ここからは一番大きな校舎の撮影↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/15 ISO100固定
ここは一番大きい教室のようです。

大きな教室の別アングル↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/15 ISO100固定
光と影の雰囲気がいい感じに撮れました。
現像時には当時の肉眼で見た感じに近くなるように明るさを調整しています。

床の手書き看板を主役に↓
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α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/25 ISO100固定
「ハッピ〜トリオ」と読めます。もう一つの看板はなんて書いてあったのか未確認。
閉校時のイベントとかで使われたんでしょうか。ちなみに閉校は昭和48年(1973年)。
廃校の外にあったパブリカスターレットの年式と同じです。
ちなみにこの写真はアポランター50mmです。
開放のF2でもピント部分はかなりシャープです。

大きな教室の壁に書かれていた落書き↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/5 ISO100固定
昭和59年(1984年)に書かれたようです。
「パパ ママ バイナラ」という文言に激しく時代を感じます。
バイナラの横にある長方形のものは恐らく磁石だと思われます(なんで磁石?)。
ちなみに「バイナラ」というのは当時テレビで放送していた「欽ちゃんのどこまでやるの!(通称:欽どこ)」という人気お笑いバラエティ番組に出演していた斎藤清六さん演ずるアナウンサーの「バイ〜ナラ、ナラ〜イバ」という締めの台詞からと思われます。

大きな教室の隣にある小教室↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
上の「創造」「連帯」というのを書いたのは雰囲気からして中学生でしょうか。
2つ置いてある木製の四角い箱は、教壇かと思ったらよくわからない四角い筒のようなものでした。

小教室の別アングル↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
謎の筒の下部にはこれまた謎のパイプらしきものが飛び出ていました。

校舎横にある新旧生徒用机↓
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α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/80 ISO100固定
古い方の木製机の天板は無垢の木板ですが、新しい机の天板は合板なのがよくわかります。

校舎の廊下↓
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α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/25 ISO100固定
ほぼ同じ位置で24mmレンズも使用してみました↓
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α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/13 ISO100固定
レンズの焦点距離の違いで印象が変わります。

廊下を挟んで教室の反対側にある部屋↓
37 1730.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/13 ISO100固定
ほぼ崩壊しています。
この部屋はなんだったんだろう。職員室?保健室?

廊下を反対側の出入口まで来ました↓
38 1726.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/25 ISO100固定
足元を見ると…↓
39 1725.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/25 ISO100固定
先生が教える用のそろばんがありました。
現代のものなら珠(たま)はプラスチックだと思いますが、これは木製。
これも24mmで撮影↓
40 1732.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/15 ISO100固定
壁面が右上の方に傾いているように見えますが、広角レンズの歪曲の影響だと思います。実際多少傾いてたかもしれないけど。

大きな教室の横にあるもう一つの部屋↓
41 1732.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/15 ISO100固定
半分朽ちかけています。
こっちが保健室っぽいような気がします。
崩壊した壁があった場所から撮影↓
42 1726.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/25 ISO100固定
ずいぶん高い位置にコンセントがあります。
ちなみに「コンセント=consent」という言葉は英語だと「同意」「承諾」という意味で、電源プラグとは全く関係ない言葉だそうで。
なんでこんなネーミングになったんだろうか。
似たような意味不明ネーミングで「ジンギスカン」という料理もありますが、あれもホントはモンゴル帝国初代皇帝の名「チンギス・ハーン」が元です。

廊下を出た所から校舎の出入口全景を撮影↓
44 1733.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/15 ISO100固定
小部屋の天井からは蛍光灯が電線1本でぶら下がっていました。よく持ちこたえてるなぁ。
出入口のアップ↓
43 1727.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/60 ISO100固定
絞り開放で出る周辺減光がいい雰囲気です。

恐らく壁の高い所に付いていたと思われる拡声器↓
45 1722.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/25 ISO100固定

敷地の端の方にある石碑↓
46 1721.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
文字は家帰ってから写真で読もうと思ってたんですが、リサイズ前の元写真でも読めませんでした…。
上部の大きい文字すらよくわからない。
「項」っぽい文字も偏が「公」のように見えてさっぱりわからないので調べてみると、公偏に頁で「頌(ジュ、ショウ)」という漢字で、「褒める、称える」という意味があるそうです。
恐らくこの分校創設か運営に尽力した人たちの名が書かれていると予想。

可愛そうな雨ざらしキティちゃん↓
47 1722.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2.8 マニュアルモード SS1/80 ISO100固定
人形やぬいぐるみってのは単なる「物」のはずなんですが、人はなぜそこに魂を感じるのでしょう。
首が凄惨なことに…意図的なのか自然に切れたのかわかりませんが、意図的であってほしくはない。

最後にバイクも入れて撮影(17:56〜18:01)↓
48 1756.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/8 ISO100固定

49 1758.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/6 ISO100固定

50 1759.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/6 ISO100固定

51 1801.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/6 ISO100固定
これら一連のバイク写真は三脚を使用。
ベルボン UT-43Qは収納時はコンパクトなのに最大まで伸ばすとぼくの身長(178cm)くらいで撮影できます。
ちなみにこのUT-43Qは雲台をアルカスイス規格に改造してあります。

この後は校舎前の石垣に座ってコンビニで買った食料をのんびり食べて一休み。
そしていよいよ日が落ちてきてあたりが一層暗くなって、帰りのガレ坂に出るのが困難になる恐れが出てきたので、いそいそと帰路につきます。
テントとかの野宿装備&ノウハウがあったらここで泊まりたかったなぁ。
そういや行きの道志みち沿いで、備え付けのベンチと机(公園だったのかな?一瞬だったのでよくわからず)にキャンプ用品並べてなにやら支度してるライダーさんを見かけましたが楽しそうだなぁと思いました。

上の道に戻り、ここから長大な山道が延々と続くぞ〜と走り出しましたが、廃校からすぐ隣に集落があり、そのすぐ先で崩落の危険性ありで完全に通行止め↓
52 1828g.jpg
暗闇に目を凝らしてみると、アスファルトがグニャグニャに歪んでいる様子でした。
写真はブレブレですが通行止めの撮影はこの写真しかないのでしかたなく掲載。
この日のGM1は絞り優先になったままだったのに気づかず、ず〜っとそのまま撮影してたためブレ量産してしまいました。
SS優先で速めのSSに固定して撮ってればこんなことにはならなかったのに…。

これからの長い山道に備えて入山前に必死にGS探し回って給油したのに意味ねぇえ〜。
まぁ仕方ないのでこれからどこに行こうかタブレットのマップとにらめっこ。
翌日もド晴天で雨の心配もいらないっていうのならどこかに宿泊してもよかったんですが、予報だと次第ににわか雨の所も出てくるなんて言うし、どっちにしてもクラッチの左手、というか全身かなり疲れており、もうじき眠くなりそうな気もしたので、今回はこれにてまっすぐ寄り道無しで帰宅決定。
帰り道は行きの大名行列がすっかり夢物語かのような快適道路状況(3連休真っ只中の土曜日なので、さすがに平日の夜ほどの空きっぷりではない)。
あれよあれよという間にノンストップで家の近所のGSに到着。
最後の給油を済まして、端にバイクを寄せてトリップをリセットしたついでにオイル漏れの様子を観察。
やっぱりクランクケースカバーのつなぎ目ではなく、クラッチ調整機構(ゴムの丸い蓋の所)と↓
54 2243g.jpg
カムチェーンテンショナー調整機構(シフトレバーに隠れる位置にあるゴムカバー部分)↓
53 2243g.jpg
からジワ〜っとオイルが垂れているのを確認。
クラッチ調整機構の方はもしかしたらその直下にあるグリスニップルも怪しい。
いつかこの辺もオイル漏れないように改造したいところです。
そしてGM1は相変わらず絞り優先のままなのでブレ多発。

というわけでかなりの疲れと眠気に襲われつつ、クラッチの左手も最後の方は気合入れないと握ってられなくなるくらいでしたが、無事帰宅できました。
XLの燃費も相変わらず良く、キレイな写真もたくさん撮れて満足。
今回新たに導入したコットンリアバッグ(ホントはリアバッグじゃなくてショルダーバッグ)も一応問題なく使える事がわかりましたが、やはりリアキャリアも特注した方がより安定感が出るかと思いました。
次は桜満開の時期もどこか行きたいなぁ。その前に体力回復させないと。
あと仕事な。

★旅データ★
総走行距離:336.4km
所要時間:約11時間40分

★給油
15:51 1回目給油:147.6km 4.41リッター 燃費:33.4km/l 754円 コスモ石油
15:51 2回目給油:188.8km 5.80リッター 燃費:32.5km/l 812円 エネオス
ガソリン費用合計:1,566円(ハイオク)

★食事
13:23 道の駅 道志
自販機の冷茶(綾鷹) 160円

15:39 セブンイレブン見延下山店
ファンタプレミアムグレープ 150円
北海道ジャガイモコロッケパン 130円
山賊焼スティック 119円
*たまごサラダロール 120円
食費合計:720円
内、持ち帰り(*印):120円
当日消費額:600円

出費合計:2,166円(持ち帰り分減算=2,046円)
posted by 文鳥 at 14:43| 東京 ☁| Comment(0) | 遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月09日

紅葉見に行きウンコ踏む

9月頭に、バハのカスタム(2010年頃にエルシノアアルミタンク加工とかキャブのアダプター特注とか)でお世話になったユニオンクラブで、日本で売ってないタイヤ、IRC TR-1が前後数本入荷していることを知って、買いたかったんですがお金が無かったので取り置きをお願いしておりまして、先日やっとお金ができたので購入〜(2本で合計22,550円)。
TR-1というタイヤは、キャラメルブロックパターンの21インチタイヤでは唯一3.00という太さのタイヤでありまして、これがビンテージオフロード車には大変カッコいいんですが、海外でしか流通してないんです。
一度IRCになぜ日本で売ってないか問い合わせたら、金型が壊れたとかで今残存する型はタイにしか無いとのこと。
日本でも流通させてほしいとお願いしときましたが、需要少ないだろうから無理かなぁ。
ちなみに現在日本で売ってるIRC TR-011というトライアルタイヤがありますが、これは現代の高性能タイヤなので見た目も性能も全然別物(F3.00というサイズも無い)。

そのTR-1を、そろそろ紅葉時期なので遠出前に交換することにしました(古い方もまだ十分使えるけどカッコ優先)。
過去、何度か自分でタイヤ交換したことはあったんですが、レバーでやるとリアタイヤのチューブに穴開けてしまう確率が高いので、タイヤ交換は行きつけのバイク屋さんでやってもらってました(バイク屋さんとのお付き合いも考慮して)。
しかし今はちょっとお金が心もとないので、久々に自分でやってみようといつも使ってるレーシングスタンドと工具を持って家を出て、いざバイクをスタンドにかけようとしました。
ところがこのスタンド、鉄パイプでできたテコの原理でガッコンと持ち上げる極シンプルなタイプなんですが、XLだと最低地上高も低く、スタンドを最低レベルにセットしてもけっこうな高低差があるので非常〜に重い!
バハなら車重も軽く、最低地上高もけっこうあるので簡単に上がってたんですが、XLだとぼくの体重だけでは上がらず、渾身の力を発揮して引っ張り上げないとまず無理。
しかも踏む部分が左にしか無く、支点が偏ってるので必ずと言っていいほど斜めにかかったり変なとこに挟まったりで大変。
何度かトライしましたが一気に萎えて断念。
もうお金は稼げばいいかと開き直ってバイク屋さんにやってもらうことにしました(タイヤ交換以前の問題で断念ってバカっぽいな〜)。

で、バイク屋さんなんですが、今まで長年お世話になってたショップ「ストラーダ」がちょっと前に行ったらいきなり閉店しちゃってまして(店長さんの体調が良くないみたい)いきなりバイク整備難民となりまして、新たにタイヤ交換してくれるショップを探すことに。
TR-1を購入したユニオンクラブは以前は有能なおじいちゃん整備士さんがいたんですが、こないだ聞いたらもうだいぶ前に亡くなってしまったらしく、店主さんもかなりのお年を召されており(実年齢より若々しいけど)タイヤ交換は自身なさそうだったのでこちらは断念。
で、考えたらウチのすぐ近所に長年やってるホンダのお店があるのを思い出しました。
早速行って交換してもらいました↓
191102a のコピー.jpg
ついでにサビサビだったリアチューブと、長いこと継ぎ足しでしのいでたオイルも交換して合計9,440円。

というわけで前置きが長くなってしまいましたが、要は理想のタイヤに交換しましたというお話。
一応、以前のタイヤ(ビンテオフ系ならとりあえずこれ、という定番のダンロップ K950)との違いを御覧ください↓
191102b のコピー.jpg
…やはり難易度の高い間違い探しレベルでしょうか。
写真のアングルが微妙に異なってますが、タイヤの太さ・厚み、極シンプルで丸っとしたサイドウォール、レトロな書体の文字、サイドのエッジがほとんど無くてトレッドの表情が丸く見えるレトロなブロックパターン、といった魅力的なディテールがおわかりいただけるでしょうか…。
マニアとしてはこの違いで気分の高揚感にかなりの差があります。

それから数日後、仕事の方も一段落して、紅葉の時期に突入したこともあり「タイヤも交換したし、そろそろ真っ赤になってるかな?」と以前行ったものの、上等なカメラでは撮影してなかった山梨県北部にある増富温泉手前の紅葉地帯に行ってみることにしました。
出発は思い立ったのが朝(07:00頃)起きてからで、風呂入って飯食って準備してるうちに10:30過ぎになってしまいまい遅めのスタート。
ルートは交通量の多い道を避けて、山道&マイナー道つないで行けるルートというわけで、まずは毎度おなじみ陣馬山の和田峠へ(12:19頃)。
ところが麓にはこのような看板が…↓
1911071219 のコピー.jpg
メジャー道との分岐からここまでけっこうな距離(約10km)ありますが、しかたなく引き返して国道20号線を西進。
中央本線 藤野駅付近から20号を外れて北上、お気に入りルート(和田峠を越えた先)に戻ります。
そこから棡原地区を経由して北西方向へどんどん進み、小菅村、丹波山村へ。
いつも平日は交通量のほとんど無い道ですが、紅葉シーズンだからか、上り線下り線ともにバイクや車がけっこう多かったです。

出発が遅かったこともあり、日が暮れる前に増富温泉まで行きたかったので、かなりカッ飛びで進行。
今まで「3,000rpm以上回したくない」とか「60km/h以下が快適」なんて言ってましたが、この時ばかりは4,000〜5,000rpm、平均60〜70km/hくらい出しちゃってました(バハの時は通常・快適レベルの速度域ですが、5速しかないXLだとけっこう回ってる感じ)。
バハから乗り換えた当初は3,000rpm以上で出てくる、バランサーの無いエンジンの「ブ〜ン」という共振が気になってましたが、慣れてくると5,000rpm以上でもなめらかに回ってるように感じられて「さすがホンダだなぁ」なんて思うようになりました。
まぁレッドゾーンが8,000rpmからなので、レース的な使用法だと5,000rpmなんてまだまだ回ってないレベルだと思いますが、普段トコトコ走りばっかりだったぼくにとっては久々に若い走り方してしまったなぁとしみじみ。
本来XLはレーシーな使用を想定して作られた、当時としてはカリカリな、ブン回すのが当たり前なバイクなんですが、やっぱりこのXLは3,000rpm前後のトコトコが一番気分いいです。

丹波山村で初回給油(14:02)。
給油後、トリップメーターをリセットするためGS敷地の端に寄せてリセットノブを見ると…ノブが無い!↓
1911071402 のコピー.jpg
ショック〜!
恐らくネジロックしてなかったから振動で緩んで脱落したんだろうと思われます。
ここに来るまでけっこうガタガタ道あったし、カッ飛ばしてたし、どこで落としたのやら…。
とりあえず持参した工具からラジオペンチを取り出してシャフトを引き出して(このノブは押し込むと、誤回転で数値が変わらないようになっている)指でチマチマ回転させてリセット。
現代の一般的メーターのように、少しの回転ですぐゼロにできるわけではないので指が疲れます(ノブを引くとトリップメーターがフリーになって1の位から順に回せるようになるだけ)。
しかしこれ、ネットで検索してもこの形のノブって出てこないんすよね〜。
純正新品を注文しようにもパーツリストにはメーターASSYでしか書いてないからノブだけの品番もわからないし。
どういうわけかe-bay(セカイモン)で中古品を検索するとメーターはそこそこ出てくるんですが、ノブが無いものばかりで謎です。
ガイジンはみんなノブ引っこ抜いて捨てちゃうんでしょうか(ノブがついてるのも少しあるけど結局メーター丸ごとなので高い)。
※後日、しょうがないので現在も手に入る中でも古いタイプのものを注文しときました(使えるかわかりませんが)。

以降もハイペースで進行。
塩山市街地に出る手前の柳沢峠の茶屋で富士山の写真だけ撮ってすぐ再スタート(14:30)↓
1911071430.jpg
横のノボリとかカラフルなガードレールとか無ければ見栄えいいんですが…こういうのも昔は無かったんだろうなぁ。

市街地に入ってすぐフルーツラインという道を北西に進んで川上牧丘林道の麓まで行く…つもりが道間違えて11kmほど余分に走ってしまいました。
しかしそのおかげというか、元の道に向かう途中にデイリーヤマザキというコンビニを発見。
ちょうど腹も減ってたし、これから山の中に入っていくのでここで食料を買い込むことにしました(15:16)↓
1911071516.jpg
店に入ると威勢のいい感じのおじさん(ぼくと同年代くらいか少し上?)が「ぃいらっしゃいゃせ〜ぃ!」みたいな感じでお迎え。
このおじさんはレジ打ちの際も非常に低姿勢でありつつ元気な感じで好感度大。昔の八百屋さんを彷彿とさせます。
レジ内には車椅子に乗ったお婆ちゃんもいて、おじさんに負けないように声出ししていました(レジカウンターの高さに隠れそうな座高なので最初いるのがわからなかった)。
外にはいい感じの位置にベンチがあったのでそこで食料の一部を食ってたら、横(店の裏手のような感じ)から杖をついた小さなお婆ちゃんがゆっくり歩いてきて「ごゆっくりお召し上がりください…」とやさしく語りかけて目の前を通り過ぎてゆきました。
ぼくは面白いやらありがたいやら可愛らしいやらで「あはぁども!」みたいな感じで答えました。
恐らく家族経営だと思いますが、妙に心温まる面白いコンビニでした。
ちなみに今マップで見ると、国道140号を挟んだ斜め向かいには大きな道の駅のような現代的な施設もあって、その隣には古い洋館作りの学校校舎を移築してできた郷土資料館みたいなのもあったんですが、なぜかぼくはデイリーヤマザキに吸い寄せられるように入っていきました。

個性的なデイリーヤマザキを出て、すぐクリスタルラインという道に入ります。
このクリスタルラインは山梨県牧丘町から北西に伸び、増富温泉のあたりまでけっこう長い距離のある気分のいい山道です。
クリスタルラインの先は清里や野辺山といった八ヶ岳の麓に出るという、非常にぼく好みな土地柄。
そのクリスタルラインは過去何度も来ているのですが、今回は「日暮れまでに増富温泉手前の紅葉を撮影する」という目的があるのでノンビリ風景を楽しみながら走るなんて呑気なことはやってられず、ここでもハイペースで味気なく進行。
しかし途中でどんどん日が暮れていき、ほのかに薄暗くなってきたので「この辺で予備という意味で黄葉も撮っとくか」と黄葉の多いところを探しながら進行。
すると妙に広い草地と黄葉のある、ガードレールの無い広場が登場。
「ここでサラッと撮っていくか」と草地の真ん中あたりまでバイクで侵入。
「このへんかな?」とバイクを90°転回させて停止してふと足元を見ると、なにやらクシャクシャになったティッシュが落ちている。
そしてそのすぐ横に、半分潰れた見事にデカいウンコが鎮座しているのを発見!
潰れ方からしてなにかタイヤのようなもので轢かれたような…嫌な予感がしたのでバイクを降りるわけですが、サイドスタンドや足で踏まないように位置を少し移動して、フロントタイヤを恐る恐る見てみると…ギィヤァアアアア〜!思い切りウンコ踏んどるやんけ〜!!
も〜〜〜!こんなど真ん中で野グソしてんじゃね〜よ!!端でやれ端で!と怒り爆発。
ウンコは換えたばっかのTR-1のブロックの隙間に縦横無尽に入り込み、ブロック面にある細い溝にまで丁寧に入り込んでいる。
色といい柔らかさといい、実に健康的なウンコですが、この野グソしたクソ野郎は今すぐ不健康になれ!と呪いたくなります。
乾燥してカピカピになってたらここまで悲惨なことにはならなかったんでしょうが、残念ながらこのウンコはひり出されてからまだそんなに時間が経っていない、できたてホヤホヤです。
全然関係ないけど昔「ホカホカ弁当」という弁当チェーン店が流行った頃「ホヤホヤ弁当」という店舗を見つけた時は笑ってしまいました。
ホントに全然関係ないですね。
とりあえずこの大量のウンコをなんとか除去しないと、このまま走行すると遠心力で飛び散ってフェンダー裏、エンジン、足に大ダメージを与えることになってしまいます。
そこで周辺を探索してみると、いい具合の硬さの薄い木の皮が落ちていたので、これをスプーンのようにしてウンコを削ぎ落としていきます。
木の皮で落としきれなかったウンコはティッシュで拭き取っていくんですが、なんせ付着面積が広いもんだからどんどんティッシュが無くなっていく…果たして使い切る前に全てのウンコを除去できるのか…という不安も抱えつつ、今度は先程のデイリーヤマザキで買ったお〜いお茶をかけて水拭き。
ティッシュに染み込んだ水分を伝ってウンコエキスが浸潤してきそうで、ずいぶんもったいない使い方になってしまいましたが、かろうじてティッシュ全部使い切ったところでなんとかほぼ全部のウンコを除去できました(ブロックの入り組んだ部分にわずかに茶色い色が数mm残ってましたがもう除去手段が思いつかないので、あとは走行中に水たまりとかで落とすつもり)。
はぁ〜想像を絶するトラブルでかなりの時間と体力と精神力を消耗してしまいました。
気を取り直して写真撮影(15:59)↓
1911071559.jpg
思いの外、黄葉満開ってほどでもありませんでした。
下の方が写ってないのはもちろんウンコ戦争の痕跡があるから。
ホントは普段ティッシュとかのゴミもちゃんと持って帰るんですが、さすがに今回は勘弁してください…。
も〜ホント野グソした野郎、野グソしてる最中に正面からキックしてウンコの上に尻もちつかせてやりたい。

さて、もう時間が無いので出発しようかと思いつつ、ウンコの残党がいやしないかもう一度タイヤをチェックしてたら、後ろから「こんにちわ」と声がかかりました。
振り返るとバイクを積んだトランポに乗ったお兄さんが「なにかトラブルですか?」なんて聞いてくれたもんだから「いや、バイクのメカ的には大丈夫なんすけど、ウンコ思い切り踏んじゃいまして〜」と今までの経緯を説明。
トランポの人はウンコ話に対するリアクションもそこそこに「いい感じのXLですね〜」と言ったと思ったら、車の中からもう一人カメラを持ったお兄さんが出てきて「バイクの写真取らせてもらってもいいですか?」と聞いてきました。
ぼくはこういうのは大歓迎なので「全然いいっすよ〜」と返答。
すると運転席のお兄さんは「実はぼくらモーターサイクリストの者でして…」といきなりの取材!
この様子はもしかしたら次か次々号のモーターサイクリスト誌に載るかもしれません(ウェブサイトと誌面どっちだろ?)。
バイク指さして泣いてる写真撮りました。
なんか短時間にいろんなことが起きたな〜。

モーサイの人達と別れてすぐ出発。
道中には妙に広い駐車場のような、車体の360°写真を撮るのに好都合な場所がありまして、前回来た時は誰かが車をど真ん中に停めて寝てたのでスルーしましたが、今回は誰もいない!
なので早速撮影(16:21)↓
1911071621a.jpg1911071621b.jpg1911071621c のコピー.jpg
2010年に来た時はまだ赤くする前のバハでしたが同じように撮ってます↓
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タイヤは奇しくも今回と同じTR-1。しかも換えて次の日でした。
このバハは70年代マシンに憧れてこういう形にしてたんですが、やっぱりフレーム形状やキャスター角が今風(80年代以降って意味)だから根本的に同じようなシルエットにはならないんすよね。そもそもモノサスだし。
なのでこのバハは今の赤い80年代初頭風味が一番だと自負しております。

あまり黄葉・紅葉はしてませんが(むしろ散ってる?)いい感じの道にて(16:27)↓
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いつもはじっくりアングルとか絞りのチョイスしたり、グリスの詰まったフォーカスリングのトルクを味わいながら撮影も楽しむんですが、今回はバイク停めたらカメラ出してすぐ降りて走って撮影ポイントまで行って撮って走って戻ってカメラしまって乗って…みたいな感じで、ライフル担いでスキーで走るバイアスロンを思い出しました(やったことないけど)。

ちょっと開けたところでキツネに遭遇(16:49)↓
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とっさの撮影はポーチにあるGM1+14mmパンケーキなので、かなり小さくしか撮れず、拡大トリミング↓
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まぁ鹿もタヌキもイノシシもいるから当然キツネもいるんだろうけど、キツネに出くわす率ってけっこう低い気がします。
ちなみに鹿(オス)とタヌキは今回も出会いました(タヌキが多かった)。
熊は幸い出会ったことはないです。

台風の影響なのか、林業で伐採した跡なのかよくわかりませんが、妙に開けた風景(16:58)↓
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たしかここに来る前だったと思いますが、道中、所々の路肩に枯れ葉が道に沿って堆積しているところがありまして「そうだ!この上走ればタイヤクリーニングできるんじゃね?」とちょいちょい枯れ葉の上を走ってたんですが、下り道でまた枯れ葉があったので早速そこに入ると、道の端っこに突っ込みそうになったのでハンドルをちょっと切ったらズルッとフロントが滑りまして、そのまま横倒しになりそうな姿勢のまま滑っていき、左脚で踏ん張ったんですが結局腹筋&腕力&脚力が限界を超えてコケてしまいました。
しかし、大量の枯れ葉の上だったせいか「スサァアア〜」みたいな感じで、まるでスケートリンクの上を滑るように抵抗なく進み、ぼくは「クッソ〜!」とか言いながら仰向けにひっくり返ったもののやはり背中でスサァ〜と滑っただけで、身体も衣服もダメージゼロ(スピード低かったのもありますが)。我ながら間抜けなコケ方で笑ってしまいました。
バイクもシフトレバーとクラッチレバーが曲がっただけで軽傷。
このクラッチレバー、純正の鍛造レバーなので曲がっただけで済みましたが、社外の安物だと鋳造なのでこういう場合ポッキリ折れます。
もちろん両レバーともに曲げて元に戻ります(シフトレバーは鉄)。

そんなこんなで結局、増富温泉手前の紅葉スポットに到着した頃にはほぼ夕闇みたいな暗さで、肉眼でも葉っぱの色がよく見えないレベルになってしまい撮影断念。
そもそも紅葉してなかったっぽい。
それも黄葉と緑の葉と枯れ木が混在しててピーク過ぎたのかまだなのかイマイチわからず。
※帰宅後に過去の記事見たら10月末頃がピークだったっぽい。

ここからはいつものトコトコ運転で進行して増富温泉郷に到着(17:25)↓
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このホテル群、家で調べたらぼくみたいな底辺野郎の泊まれるような宿ではありませんでした(お高いんザマス)。

増富温泉からすぐ近くにあるお地蔵さん達(17:34)↓
1911071734 のコピー.jpg
ここは2017年の個展の打ち合わせした帰りに初めて見つけたものです。
それ以前にもバイクで近くまで来てたんですが、ここは通らなかったので気が付きませんでした。
お地蔵さんの頭がすげ替えられているのは上記2017年の記事でも書いてますが、恐らく明治期の廃仏毀釈の影響なんじゃないかなぁと推察。

増富温泉からこれまた何度か訪れたことのある「みずがき湖」を経由して、清里方面に向かう林道(ここもクリスタルライン)に入ります。
ここも昨年の春先の遠出で通ったんですが、その時はクリスタルラインが開通してなかったのでUターンした道です。
この道中には「森のラーメン 高須」というお店があるんですが、そこに至るまでの案内看板がちょっと面白いので写真撮っときました(17:53)↓
1911071753 のコピー.jpg
1から順に出現。
グーグルマップを見るとレビューがたくさんあって、けっこう有名なお店だということが伺えます。
ちなみにぼくがここに来た時はいつも休業日。

クリスタルラインを抜けるとこれも恒例の「眺めのいい場所」に出るので、やはり撮影します(18:24)↓
1911071824 のコピー.jpg
絞り優先オートで撮ると長時間露光で真昼みたいになっちゃうので、マニュアルで程良きISOとSS(シャッタースピード)に設定。
ちなみにレンズはAiニッコール24mmF2.8S、絞りは開放 f2.8、SSは4秒、ISOは1600。カメラはα7II。
※ツイッターに載せた写真より明るく現像し直しました。
ちなみに三脚は前回の大崩海岸の時に使った超軽量コンパクトのハクバの安物ではなく、多少重くてデカいけど、もっとしっかりしたベルボンのUT-43Qです。
やっぱり積載性アップするとバイク旅もより楽しくなります。
今回は最初からサイドとリアフェンダー上に積載したので、身体は超身軽で最後まであまり疲れませんでした。

あとは国道141号を南下して国道20号に入り、国道140号を経て、行きに通った柳沢峠(国道411号)を通って来た道を戻って帰宅(柳沢峠茶屋の公衆トイレで防寒装備を増強)。
ちなみに防寒装備はグローブ以外は完璧で、最後まで快適性を維持できました(冬グローブ持ってきてなかったのが唯一の失敗。まぁ手がかじかむ程ではありませんでしたが手だけちょっと冷えた)。
あと、ガソリンは最近レギュラーを入れてたんですが、上り坂でノッキングっぽい雰囲気がかすかに感じられたので、この日からハイオクに戻しました。やっぱりハイオクの方が調子いいかもしれません(微々たる差ですが)。
紅葉は外しちゃったけど、なんかいろいろあって楽しかったです(ウンコ踏んだ時は楽しくなかったです)。

<旅データ>
総走行距離:409.2km
所要時間:約13.5時間

★給油
14:27 1回目給油:115.7km 4.73リッター 燃費:24.4km/l 770円 新日石丹波山給油所
18:50 2回目給油:123.9km 4.02リッター 燃費:30.8km/l 639円 エネオス高根バイパスSS
23:55 3回目給油:169.6km 5.00リッター 燃費:33.9km/l 730円 家の近所
ガソリン費用合計:2,139円(ハイオク)

★食事
15:11 デイリーヤマザキ 雁坂ライン店
ハリケーンポテト
新スパイシーチキン
お〜いお茶
午後のミルクティー
*YBSチーズバーグまん
*YBS焼きそばパン
*グラタンコロッケパン
*手巻きおにぎりシーチキン
*オムライス風パン
*カロリーメイトブロック チョコ
*カロリーメイトブロック フルーツ
*クランキーチョコ とうもろこし
食費合計:1,520円
内、持ち帰り(*印):984円
当日消費額:536円

出費合計:3,659円(持ち帰り分減算=2,675円)

燃費はやっぱり帰路が一番いいですね。なんでだろ?
初回燃費が極端に悪いのは、出発時に給油しなかったためと思われます(家での駐車期間で揮発するからかな?)。
posted by 文鳥 at 12:21| 東京 ☁| Comment(0) | 遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月30日

ヘッドライトと廃線跡

バイクネタです。
春にXL250S(以下XL-Sと記述)のヘッドライトに交換してしばらく乗ってましたが、やはり夜の林道では暗い。
もしかしたら6V車並の暗さなんではないかと思うほど(簡易12V化してある)で、過去にバハに付けていた小糸製作所のプラレンズなら最近のやつなので明るいからそれに交換しとこうかと思いましたが、やっぱり形が気に食わない。
新しい車種のレンズは明るいけど、丸く飛び出てないのでビンテージっぽさが無いんです。

そこであれこれ検索。
条件としては
★丸く飛び出しているレンズ
★ハロゲンレベルの明るさ
★リフレクターではなくレンズカットが入ってるやつ
★レンズ径140mm
★できればH4バルブ
ということになります。
最初はホンダ限定で検索してたんですが「レンズだけならメーカー関係ないか」と気づいて全メーカーの丸目ヘッドライトを調査。
…すると!見事にありました。
エリミネーター125の純正ヘッドライト↓
01.jpg02.jpg
125以外の他のエリミネーターはフラットレンズなのがイマイチ意味不明ですが、まぁ〜よくこんなニッチなヘッドライトがあったもんだ。
さすがカワサキ(笑)。
送料込みで1,876円(もちろんヤフオク)。
H4用コネクターが無かったので青配線とともに購入(640円)。
合計2,516円で長年探していた理想的なヘッドライトが手に入りました。

さて問題はこのユニットがXL-Sのヘッドライトリムに入るかどうか。
XL-Sのリムは一般的な140mm径ライトより若干小さいんですが、ギリ入りました↓
05.jpg
ただ、エリミ125ライトユニットの取り付けステーはグラインダーでカットしないと入りませんでした↓
03.jpg
赤矢印部分がカットしたとこ。
あと、リムに付いてた取り付けバネもそのままでは入らなかったので、倉庫にあったXT250のリムに使用していたバネを曲げて使用↓
04.jpg
上が元の形。
エリミライトがかなり厚みがあるので、薄いバネじゃないと入らないんです。

見た目比較↓
06.jpg07.jpg
ライト内にポジション球の穴が空いてるのがXL-S純正。
XL-Sのリム下部には光軸調整用のネジ穴が空いているんですが、エリミライトでは使えないのでネジは無し。
と、ここで「…そういや元々付いてたリムの方がシンプルでいいんじゃね?」と思い出し、早速交換↓
08.jpg09.jpg
XL-Sのリムよりもゆとりがあってすんなり入りました。
バネも元々付いてたやつそのままで大丈夫でした。
ちなみに横からみるとこんな感じ↓
10.jpg
やっぱりビンテージはこういうレンズじゃないとなぁ。
ちなみにこのリム、どうもXL250K2(以下XL-K2と記述)純正ではないようなんです。
元々付いてたレンズはCD50とかいろんな車種に使われてたやつらしいんですが、リムもレンズと同じくCD系のものだと思ってたんですが、よくよく調べるとCD系のリムは下部にネジ止めするためのステーみたいな部分が飛び出していることが判明。
そしてXL-K2(K0〜K2)のリムはXL-Sのような光軸調整穴が横に付いてるタイプのはず(輸出仕様のマニュアルで確認)なので、この穴の無いリムはいったいなんなのかと。
まぁシンプルでいい形なのでこれで満足なんですが、正体が知りたいところです。

ライトの交換と同時に、過去何度も起きたハイビームトラブル(過去記事「ヘッドライトトラブルの旅」「ツインリンクもてぎ」参照)の調査・解決をしようとバラシ↓
12.jpg
純正の配線図と見比べていくと、12V化してある部分以外にも若干の違いがあるようでちょっと悩みましたが、意外にもハイビームの配線は正しく接続されていました。
逆にロービーム配線(白)に怪しい部分がありました。
写真の矢印部分にあるように白カプラーが2本、メインハーネスから出ていました。
配線図では1本なのに…。
意味がわかりませんでしたが、ためしに今までつないでなかった方(空いていた)にロービーム配線をつないでエンジン始動。
そして恐る恐るハイビームにしてみる…切れない。
以前はここで安心して終わらせてしまった結果、トラブったわけで、今回はちゃんと回転を上げてみます。
…おぉ!切れない!1分近く試したけど切れない!(ホントはそれが当たり前なんだけど)
もちろんロービームも問題なし!
でもまだ実走行で試さないと確実とは言えん、と日が暮れるまで走ってみてチェックしてみましたが、見事解決!
光量も一昔前のハロゲンって感じで不安のない明るさ。
ハイビームにすると遠くまで照らせる!(それも当たり前)
これにてヘッドライト関連の問題はすべて解決しました。

ヘッドライトが完璧になったということで、早速遠出したくなりまして、先日行ってきました。
もうすぐ仕事の方が忙しくなりそうということと、天気も下り坂になっていきそうな感じだったので今しかない!と出発前日に急遽大雑把な計画を立てました。

目的地は静岡県の海岸沿いにある廃線跡。
出発は08:00頃でしたが、現地での日照時間を稼ぐべく寄り道せずに国道246号線をひた走り。
この日は雲は出ているものの日差しは強力で、冷感ロングTシャツ1枚でも汗ばむほどでしたが、走ってれば超快適でした。
富士山の東側あたりの道の駅「ふじおやま」で小休止(11:00頃)↓
13 1100.jpg
この日は平日でしたが、幹線道路沿いのためか車やバイクもそこそこ多く、駐車スペースの隣にいた手の込んだカスタムを施したCD50(だったかな?)が面白かったです。
乗ってた兄ちゃん曰く、エンジンを125ccに載せ替えて静岡の友人に引き渡しに行く途中だそうで、オイル漏れしてないかチェックしてたとのこと。こういうメカに強い若者を見かけるとなんとも頼もしく思えます。

国道246号の流れはけっこうハイペースで、5速までしかないXL-K2にとっての快適な回転数だと50km/hくらいで巡航することになるんですが、周りの車は60km/h以上が当たり前。
なので今回は車のペースに合わせて普段よりちょい回し気味で走ってました。
信号待ちで先頭になった場合はチンタラすると申し訳ないのでダッシュします。
80km/hくらいまでなら現代の250クラスの平均水準の加速力はあると思います。
でも80km/h超えるあたりからはかなりブン回ってる感じになるので、長時間飛ばす気にはなれません。
そんな感じで車のペースに流されるように走っていると、左に廃墟感満載の建造物を発見!
「なんだあれ?!」と思う間もなく後ろの方に過ぎ去っていく建造物。
そろそろ飛ばし疲れてきた感もあって、すぐ横道に入って建造物の方へ向かいました。
現れたのはコレでした(12:43頃)↓
14 1242.jpg15 1243.jpg
水門でしょうか。
全体的にサビサビでゲートを吊るす鎖も切れてたり、完全に機能停止しており、ぼくは「うぉぉ…」と唸りながら写真を何枚か撮りました。
カッコつけ写真↓
16 1246.jpg
水門の両側の水辺には大量のカモ達の楽園になっていて、ほのぼのとした雰囲気につられてノンビリしたくなってしまいましたが、メインの目的地はまだまだ先なので撮影はそこそこで再出発。
ちなみに今回持っていった撮影機材は

カメラ本体
★ソニー α7II(デジタル)
★ニコン FE2(フィルム)
★パナソニック GM1(デジタル)

レンズ
★フォクトレンダー NOKTON 58mm/f1.4 SLII N
★ニコン Aiニッコール24mmF2.8S
★パナソニック LUMIX G 14mm F2.5
★パナソニック G VARIO 45-150/4-5.6

といった感じで、久々にフィルムも使おうと思ったんですが、前日にフィルム買うの忘れてこの時点ではまだデジカメのみ。
コンビニにフィルム売ってるかと思ったら、もう写ルンですしか置いてないんすね…。
荷物の軽量化を狙ってαとFE2でレンズを共用させたので、α専用のノクトン40mmは今回もお留守番。

どれくらい走ったでしょうか、いつしかあたりは海の近くになりまして、左手に港が見える…船も停まってる!
というわけでまた寄り道(13:13頃)↓
17 1313.jpg
宇部興産のレトロな巨大タンク。
この辺は全然観光地でもなんでもない工業地帯なので変に混雑してることもなく、妙にガランとした雰囲気で最高です。

工業地帯なので海の近くは立入禁止な場所も多いのですが、一般人も立ち入りできる所もありまして、もちろん海ギリギリまで行ってみました。
そこから見える風景はいかにも工業地帯といった眺めで、自然豊かな山の風景とは180度違うベクトルですが、これまた妙にソソる景色でした↓
19 1319.jpg
ここは田子の浦港というらしいです。
ホントはこの位置から対岸の背後に富士山が見えるんですが、この日は残念ながら富士山に雲が覆いかぶさっていて拝めず。

そこでしばらく何枚か撮影したりボケ〜っと風景を眺めていると、なにやら「ブオオオオオ〜」というやたら重低音の効いた排気音らしき音が聞こえてきました。
「なんだ?」と思って音の方向を見てみると、大きなクレーン船を引っ張るタグボートでした↓
18 1330.jpg
速度は非常にゆっくりなんですが、こんな重たそうな船を引っ張れるなんて相当な馬力なんだろうな〜。
ちなみにこの写真はGM1とズームレンズによるもの。やっと遠出で望遠レンズが役に立ったような気がする…。

港を出発してほどなく、適当な方向感覚だけで元の国道1号線に戻ろうと走っていると、いつの間にやら田子の浦の大きな公園に出ました(13:37頃)↓
22 1337.jpg
こういった大きな堤防のある海岸はあまり見たことがないので新鮮でした。
平日なので人出もまばらで気分良し。
もちろんカッコつけ写真も撮りました↓
21 1336.jpg20 1335.jpg
今回の積載は、写真に写っているサイドバッグの他に、過去記事で登場した「ワンショルダー改ウエストバッグ」も持っていきました。
昨年夏の「西日本の友人巡り旅」ではこのウエストバッグのみだったので、後半かなり辛くなって最後の方で宅急便で家に送ってしまったんですが、今回はサイドバッグにもかなり振り分けられたので、かなり軽くなりました(サイドバッグが約5kg、ウエストバッグが約3kg。昨夏はウエストのみで約7kg)。

静岡の街中をしばらく走っているとカメラのキタムラを発見(15:00頃)。
ちょうど道もウヤムヤになってきてたところだったので、フィルム買うついでにマップ確認。
そして小一時間走って今回の目的地に到着(15:50頃)↓
23 1550.jpg24 1554.jpg
ここは大崩海岸にある旧東海道本線の「石部洞門」。
2枚目のトンネルの上部に逆から読む形で「石部洞門」と書いてあります。
少し手前には「鎮魂」と書かれた石碑があり、過去のトンネル工事で起きた落盤事故によって犠牲となった方々を祀られています(拝んでおきました)。

そして目的地中の目的地、崩落した石部トンネルに向かいます。
この辺は駐車場になるようなスペースがあまりないのですが、石部トンネルに向かう道の入り口の真向かいには駐車場があったようです。
過去形なのは今はそこも廃墟と化していて使えなくなっているからです。
なのでバイクは道の路肩に寄せて駐車。
その石部トンネルへの道の入り口↓
25 1600.jpg
見ての通り、鉄道愛好会の方が立てた看板のようです。
ここを入るとすぐ小さな石が埋め込まれて足がかけられるようになっている水路が現れます。
そこを降りていくわけですが、親切なことに上部の木にロープがくくりつけられていて、下の方にある段差も登り降りできるようになっています(笑)↓
26 1600.jpg
誰だかわからんけどありがとう!
この水路から段差まではけっこうな急勾配なのでこのロープはありがたいです。

段差↓
27 1601.jpg
たぶん150cmくらいでしょうか。
しかし、この時は降りた先がかなり深い藪になっていて、どこが道だかわからない状態だったので「こっからどう行きゃいいんだ?」とあたりを見渡すと左手側に獣道のようなルートがあるのを発見↓
28 1601.jpg
その道はこの段差を迂回するような形になっているようなので、そっちに行ってみました。
獣道といってもほぼ藪の中をかき分けて進むという具合なんですが、なんとか視界が開けてきました↓
29 1605.jpg
「おぉもうすぐ到着かな?」と横を見ると…↓
30 1605.jpg
ドォォォン…!いきなり現れるトンネル!うは〜!(16:00頃)
手前のトンネルはすぐに行ける感じだったので向かってみました。

中にはなにやらゴミのような廃道具のような、なにかがプラスチックかごに入れられて並んでいました↓
32 1607.jpg31 1607.jpg
綺麗に整頓されているようですが、やっぱり不法投棄なのかなぁ。
さらに奥へ進むと、盛り土なのか崩落なのか、よくわかりませんが、トンネルは塞がっていました。
奥から見た様子↓
33 1608.jpg
やっぱりレトロな鉄道トンネルは照明が無いのがいいっすね〜。

隣のトンネルはどうやって行くのかな?と横を覗いてみると、このような感じに…↓
34 1609.jpg
これまた親切な道具が(笑)。
しかし、普段運動らしいことを一切してないぼくは、ここまで降りてくるだけでけっこう疲れてしまったので、隣のトンネルは行かず(言い訳するとウエストバッグとカメラ3台+レンズとヘルメット装備したままだったので汗だく&ヘトヘト)。

トンネルの高さからの一望↓
35 1609.jpg36 1610.jpg
破壊されてしまうことは残念なことなんですが、滅びの美学というか、崩れたレンガ構造物に妙な美しさを感じてしまいます。

トンネルから海岸に降りてきました↓
37 1611.jpg
美しい海と遠くに見える伊豆半島をバックに佇むレンガの瓦礫。
フィルムでも撮ってみました↓
37.jpg
実はこの日は最後まで気が付かなかったんですが、ASA100のフィルム入れたのにASA400設定のまま撮っちゃってたんですよね〜。
そのせいかどうかわかりませんが、なんか色味調整が難しくて納得いきません。
こういう現場でミスすること多いなぁ。

波打ち際↓
38 1611.jpg
人工的な構造物の廃墟に打ち寄せる波…なんかタマランものがあります。

瓦礫はけっこうな距離続いているようです↓
39 1611.jpg
しかしやはり体力的にもバイクのことも心配なのでこれ以上は行きませんでした。
それにしても廃墟あるあるの落書きやらゴミのポイ捨てがほぼ皆無なのがまたいいっすね、ここ。

トンネルではなく地面を構成していたと思われるレンガ構造物↓
40 1611.jpg
明治時代に作られたと思うとロマンを感じざるを得ません。

下からトンネルを見上げる↓
41 1613.jpg41.jpg
ここもフィルムと撮り比べ。
ちなみにこのデジカメ写真(1枚目)のみα7II。その他このトンネル周辺のデジカメ写真はGM1によるもの(αでも何枚か撮ったんですが、イマイチいい写真ではなかったため)。
海側のトンネルは一昔前までは内陸側トンネルの位置まで壁が半分残ってたようです(画像検索で判明)。
…ってことはやっぱり今も崩落の危険性ありありだってことなんですね…まぁ考えてみりゃメンテされてないんだから当たり前ですな。
「行かれる方は自己責任で」ってことですね。

崩落したトンネル天井部分のアップ↓
42 1620.jpg
蒸気機関車の煤汚れと思われる黒い跡がまたロマンティック。

そろそろバイクの元に戻らないと心配になってきたのでここらで引き上げます(16:30頃)。
元来た道を戻るんですが、行きの時よりも急勾配のように感じ、段差のあたりに来た時点でもう「ゼェハァ」状態。
迂回路で段差の上まで来たところで酸素不足なのか脚がふらついて「おっとっと〜」という感じで、よろめいた勢いで段差を飛び降りる羽目に(笑)。
もう情けないやら苦しいやらで可笑しくなってきました。
結局、また迂回路を歩く気力も無かったのでロープで登りました(脚さえ段差の上にかければ意外とすんなり登れました)。
なんとかバイクの元にたどり着くと、ヘルメットには藪を抜けた際についたと思われる蜘蛛の巣と、蜘蛛かなにかの虫の体液らしき黄色い汁がけっこうな面積で付いてて、服には毛虫の赤ちゃんみたいな小さい子がウネウネ歩いてました(潰さないように指で弾き飛ばしました)。
なんか久々に童心に帰って野山で遊んだような気がしました。身体は老いてましたが…。

さて、今回の主目的は果たしたので、あとはノンビリ自由なルートで帰ろうと、焼津まで海沿いを走った後はテキトーに走ります。
しかしやはり行きと同じような街中はあまり面白くないので山方面へ向かいます。
焼津あたりから山を通って東京方面へ帰るとなると大井川を遡上して山に入るルートが行けそうな気がしますが、マップを見るとどうも行き止まりになって結局海の近くまで戻されそうな予感。
できれば長野とか山梨まで北上したいんすよね〜。
でもさすがに長野となるとかなりの大回りになって1泊しないと体力的に厳しそう。
無理して徹夜走行も可能っちゃ可能なんだけど、景色は真っ暗だし疲れで面白みは半減しちゃうし。1泊は金銭的に厳しい(この時かなり金欠)。
そこでどこかヒト気の無い所見つけて野宿でもしようかと思い、とりあえず清水あたりまで街中の道通って戻り、富士川を遡上して山梨入りすることにしました。

まずはコンビニで軽く食事と、細かいルートの確認&記憶(18:11頃)↓
43 1811.jpg
何気ないコンビニの駐車場も、照明が意外といい感じだったりするんすよね。
地方のコンビニ(田舎であればあるほどいい)だと、なんか旅情をくすぐる寂しい照明に思えます。

清水区茂畑の林道(あたりに民家が無さそうなので)でヘッドライトの光り具合を撮影(19:00頃)↓
44 1900.jpg45 1900.jpg
ここに来るまでに対向車のいない真っ暗な道でハイビームを使って走りましたが、なんか久々な感覚でした(バハもローで十分明るいしスイッチが調子悪くて戻らなくなるからローのみしか使ってなかった)。
さすが比較的新しい車種であるエリミネーター125のヘッドライトなので、ハイロー共に配光・光量に不満無し!
いや〜ハイにしても切れないって気分いいっすね〜(←アホ)。
もちろん今回は予備電球を持ってきてましたが、こりゃ必要無さそうですな〜って油断するのが一番危ない。今後も遠出時には持っていきます。他に左右レバー、左右ワイヤーもサイドバッグに入ってます。

林道から出て東に少し進んで国道52号線に入りひたすら北上。
まだ夜中ではないためか結構交通量が多く、といっても混んでるわけではないので車やトラックがかっ飛んでおり、あまり快適ではありません。
そんな時にタイミング良く現れた道の駅「とみざわ」にて(20:11頃)↓
46 2011.jpg
ここで休んでいる時、ふとシートを開けてウエストバッグのストラップを挟んで閉めてみました。
すると、見事にリアフェンダー上にバッグが固定されたではありませんか!
かなりガッチリ固定できているので荒れたダート走っても平気そう。
サイドバッグが増えてウエストが軽くなったとはいえ、3kgでも長時間着けているとけっこうな負担になっていたのでこれは大助かり!
「う〜わ、もう完全に地元の近場走る時の身軽さやんけ!楽〜!」といった感じに気分良くなって、これなら徹夜して長野の北の方まで回れそう、なんて一瞬思いましたがさすがにそれは無理か。
どっちにしてもこれから楽になったぞ〜、ていうか昨夏の西日本巡りの時もこうやってりゃよかったのに〜。

気分良くなったついでにフィルムでもパチリ↓
46.jpg
ASA設定は400のままですが夜間は意外といい感じの色味でした。

ちなみに三脚は今回、実験的にこんなやつを持ってきました(手ブレしちゃった)↓
47 2019.jpg
ハクバの安っすいやつ。
自分で買った記憶がないくらい昔から家にあったやつ。
でもコンパクトさと伸ばした時の長さ、そして軽さがダントツのパフォーマンスを誇ります。
欠点は雲台のホールドが甘く、ロックしてても簡単に動いちゃいます。
なのでロック後に微調整する時にはロックしたまま調整できるという、欠点なのか利点なのかよくわからない状態になります(ユルユルではないので一応固定はされます)。
シャッターショックの大きいカメラだともしかしたらホールドしきれずにブレちゃったり動いちゃったりしそうな予感。
とりあえずαとFE2は使えました。
でも重たくて長いレンズ着けたらお辞儀もしくは転倒しちゃうと思います。
今回は軽量化とスペースの確保でこの三脚をチョイスしましたが、ウエストバッグが車載できるとわかった今、これからの遠出は以前のちゃんとした三脚(ベルボン UT-43Q)にしてもいいかもしれません。

道の駅を出て、もうハイペースの車をやり過ごすのも面倒なので、ほど近い橋を渡って川の対岸にある県道10号線を北上。
以降も適当に川の東側をひたすら北上して、山梨県西八代郡にある市川三郷町の山奥にある四尾連湖(しびれこ)キャンプ場を目指すことに。
キャンプ道具は何も持ってきてないけど、雑魚寝で睡眠さえとれりゃいいや、あわよくば夜露がしのげる場所でも提供してもらえたらいいなぁ〜なんて甘い考えでした。
その道中にあったトンネルの出口でマップ確認したついでに、ちょっと寒くなってきたので厳冬用インナーを着込む(21:42頃)↓
48 2142.jpg
この時点でトップスはインナー、薄手のフリース、防風ジャケット、パーカー。ボトムスは下着とインナーとズボンのみ。
これ以上の寒さ対策としてネックウォーマーと雨合羽もありますが、さすがにまだ夏の名残があるような季節なので、この時点ではこれで快適。
この時、マップ確認時にアスファルトの上に寝転がってた(だ〜れも来ない)んですが、これがけっこう快適でこのまま眠れるんじゃないかと思えるほどでした。
ちなみに気温計のついた腕時計(プロトレック)も持ってきてたんですが、どこを押したら気温が表示されるのかイマイチわからず(ダッサ)。
今まではTIMEXのEXPEDITION WS4ってやつを右グリップの根元あたりに付けてたんですが、これだと何も操作せずに常に気温表示してたので見るだけだったんすよね。プロトレックも時刻と気温を同時に表示してくれるもんだとばっかり思ってましたが、どうやら違ったらしい…これはまたWS4に戻した方が良さそう。
ただ、WS4は1mくらいの高さからアスファルトに落としただけでバグって電源喪失しちゃったりするんでイマイチ信頼性は低いんすよね〜。

で、結局キャンプ場にはたどり着いたものの、営業時間は終了しており(平日はやってんのかな?)ネックウォーマーを装備して再出発。
山梨県中央市に入り、見慣れた街中を北東の方角へ進み、定番の塩山(甲州市)から柳沢峠を通って帰ることにしました。
その途中にはこれまた毎度おなじみループ橋がありまして、過去にその根元を見に行ったこともありまして「そうだ久々に橋の根元に行ってみよう」と向かってみました(00:51頃)↓
49 0051.jpg
あたりは当時とさほど変わった様子もなく、ただ夜中だったので以前のように奥の方までは怖くて(笑)行けませんでした。
「怖い」というのは霊的な意味もあるんですが、山の場合はそれよりも熊の方が怖いんですよね〜。
前に来た時は半ばミイラ化した状態の鹿の死体があったりしたのでこの辺はちょっと怖いです。
とかいいつつ、奥の川(沢とでも言うべきか)が以前より少し流量が増えてたので写真に撮っとこうと思ったんですが、さすがにLED懐中電灯の明かり程度では写らず。
そこでGM1のフラッシュをほぼ初使用してみようと思い、テープを剥がして(ふいに飛び出さないようにいつもは封印してある)写そうと思ったらフラッシュが発光禁止になっている。
設定でフラッシュ発光禁止を解除しようと思ってメニュー画面を見たら、フラッシュの項目が暗くなってて一切いじれない。
いったい何をどうやったらいじれるようになるのか、さっぱりわからず10分くらいあーだこーだカメラと格闘してましたが、なんとかフラッシュ使用できました(サイレントモードを解除しないといけなかった。わかりにくい!)↓
50 0103.jpg
過去の写真と見比べたら滝の縁が少し後退したくらいであまり変わってなかったです。
三脚使って長時間露光すればもっといい感じに撮れたのになぁと今気づく。

柳沢峠を登りきったところにある茶屋でトイレ小休止(01:45頃)↓
51 0145.jpg
ついでに小腹がすいたので買い置きしてた食材を一部食べる。
フィルムでも撮影↓
51.jpg
ちょっと色味調整がミスったかな?

そこから定番にも程がある道を通っておなじみ陣馬山へ向かい、和田峠頂上の茶屋のベンチで仮眠しようと思ってしばらくゴロゴロしてたんですが、考えたらここはもう家からそう遠くない場所なので、おとなしく帰ることにしました。
峠の道中にある展望ポイント(04:11頃)↓
52 0411.jpg
この展望ポイントはぼくにとって「地元から出る」「地元に帰ってきた」区切りみたいな地点になってます(とはいっても家までは50kmくらいありますが)。
日中に飲んだドリンク剤のおかげでこの時点でもそれほど眠くならず。

そんなこんなで家の近所のガソリンスタンドに到着(05:39頃)↓
53 0539.jpg
XL-K2は相変わらず調子よく走ってくれましたが、ポイントカバーの下から出てる配線のあたりからオイルが滲んできました。
カムシャフトのシールがヘタってきたってことなのかな?それともヘッドカバーのつなぎ目かな?要調査。

<旅データ>
総走行距離:488.9km
所要時間:約22.5時間

★給油
14:36 1回目給油:169.8km 5.00リッター 燃費:33.96km/l 680円
23:27 2回目給油:162.5km 5.11リッター 燃費:31.80km/l 761円
05:36 3回目給油:156.6km 4.74リッター 燃費:33.03km/l 664円
平均燃費:32.93km/l
燃料費合計:2,105円(すべてレギュラー)

★食事
11:05 道の駅ふじおやま:自販機のファンタ:120円
12:21 ローソン:お茶、アリナミン7:287円
13:57 ローソン:アイス、Lチキ:345円
17:56 ローソン:カルピス、おにぎり、肉まん:379円
23:20 ローソン:コロッケパン、お茶、ウィダーinゼリー、カロリーメイト、おにぎり、キットカット:779円
食費合計:1,910円(内、家に持ち帰った分:273円)=1,637円

★雑費
15:01 カメラのキタムラ静岡千代田店 ASA100フィルム:723円

出費合計:5,257円

…で、ここまでもかなり長い記事でしたが、もうちょい続きます。
といいうのも、フィルムを使い切ってないまま現像に出すのはもったいないので撮りきろうと、もう一度プチ遠出してきました。

今回の目的地は埼玉県にある廃線跡。
持っていくカメラはFE2とGM1のみ。αはお留守番。
レンズはノクトン58mmと24mm/f2.8、GM1用は14mmパンケーキと45-150mmズーム。
完全に日帰り予定(フィルムをその日の内に現像に出す)なので防寒装備もほとんど無しで、サイドバッグのみ。

しかし寝坊してしまったため出発は13:00過ぎ頃になってしまいました。
国道16号線をひた走り(バイパスは通らず)横田基地に到着↓
54.jpg
ここは古くからアメリカンなお店が多く、ぼくが20年以上前にサバゲーやってた頃はたまに来て米軍払い下げの装備なんかを探しにきたものでした。
しかし、いつしか本物の軍装品を置いているお店も品数が少なくなっていき(多少はあるみたい)今はアンティーク雑貨屋さんが多くなっているようです。
でも店構えは異国情緒あふれる洒落たお店が多く、なかなか絵になります↓
55.jpg
ここはアメリカのアンティーク雑貨や家具とかを扱う「ビッグママ」。
ちなみにこの日はちょっと曇ってたせいか、またしても写真の色味調整に難儀しました(ASA設定は直した)。

16号線からちょっと外れたところにあったビンテージアメリカン風な誰かさんの家の前にて↓
56.jpg
この反対側では作業員らしい格好をしたおじさんが壁をペタペタ刷毛でペンキ塗っていて、これまたなんかアメリカンな雰囲気でした。

一気にワープして目的地に到着〜(16:48頃)↓
57 1648.jpg
左の茂みに見える柵のところが鉄橋がある場所。
埼玉県川越市の南大塚駅から安比奈駅を結んでいた西武鉄道安比奈線という貨物線だそうです。
ここ以外に街中にも線路や遺構が残ってたりするようです。

もうちょい近づいてフィルムで撮影↓
57.jpg
鉄橋と言ってもかなり小さいもので、数mしかありません。

GM1にて左右から撮影↓
58 1651.jpg59 1651.jpg
正直、柵は付けないでほしかったなぁ。
立入禁止にした理由はやっぱり怪我する人が出る恐れがあるからなんだろうけど、自己責任でいいんじゃないかと。
昔はこんな過保護な世の中じゃなかったけど、みんな文句言わずに平和に暮らしてたと思うんだけどね〜。

鉄橋の場所から少し離れたところにはオープンな雰囲気なモトクロス場がありまして、その傍らには線路が残ってます↓
59.jpg
レールは残ってるのに枕木は無し。なんで?
この撮影地点のすぐ背後にコースがあって、この日もブイ〜ンブイ〜ンと何台も走り回っていました。

もうちょっと奥に入ったところにて↓
60.jpg
いい感じに撮れました。
ここでフィルムは終わり。

フィルムが無くなったのでここからはGM1オンリー↓
61 1706.jpg62 1707.jpg
この辺は入間川の範囲なのか、広範囲に未開拓のような荒れ地が広がっていて、その中をオフ車が走るためのようなダート道が張り巡らされています。

この線路を奥に進んでみると森のような茂みでそれ以上進めませんでした(線路が続いてるのかは未確認)。
その途中には線路があったと思われる敷地の両脇にこのようなものが↓
64 1708.jpg
調べてみると境界標というものだそうで「工」は明治期にあった工部省という組織の工の字で、文字通り境界を示すものだそうです。
「工」の刻印の境界標は旧国鉄のもので、鉄道会社によっていろんな刻印があるようです。
あれ?でも西武鉄道って私鉄だよね?国鉄と同じ境界標なんすかね?まぁどうでもいいか。

線路の場所から離れて、広大な荒れ地に縦横無尽に広がるダートを走ってみると、また謎の遺構が…↓
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これはいったいなんでしょう?さっぱりわかりませんが、廃墟的なロマンは感じます。
※追記:これは鉄橋の根元と思われます。前述の鉄橋写真を見るとこれと同じ形のコンクリ構造物が見えます。てことはここは昔は川だったってことですかねぇ…廃墟好きの心にグッときます。

さらに進むと川沿いに出ました↓
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ホントはもっとギリギリ川沿いの細い道もあったんですが、撮りそびれてしまいました。
しかし広い敷地だなぁ。もったいない。

そして道はちょっとした川で寸断されていました↓
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セローに乗って無茶してた頃なら徒歩で深さ確認して渡るか渡らないか考えたかもしれませんが、今となってはなんか怖い思いが先立ってしまいすんなり引き返しました。
川底がクリアに見えるレベルならXL-K2でも渡れそうなんですが、ここは川底が見えないので急に深くなってそうなのが怖い(暗い緑色なのがまた怖い)。
シュノーケル付けた4駆とかなら余裕なんだろうなぁ。オフロードバイクは大概シート直下あたりに吸気口があるので、そこまで浸からなければ大丈夫なはずですが、丸石に足取られてコケたら即水没→不動というリスクがあります。

この後はテキトーに道を探して無事アスファルトの一般道に出て、16号に戻って地元のキタムラに急行。
閉店直後でしたが、レジで作業してた店員さんにお願いしたら預かってくれました。ありがたや。
そして翌日現像だけしてもらったネガを取りに行って、帰宅後にスキャン→色味調整&ゴミ取り→JPEG化で完了〜。
ちなみにフィルムスキャナーに関する記事はコチラ
この日は全般曇りがちでしたが、ほぼ街中だったためかTシャツにパーカーだけで全然快適でした。

<旅データ>
総走行距離:130.5km
所要時間:約6時間

★給油
20:15 1回目給油:130.5km 4.52リッター 燃費:28.8km/l 633円
燃料費合計:633円(レギュラー)

★食事
17:34 ローソン:カルピス、Lチキ、おにぎり:429円
食費合計:429円

★雑費
20:10 カメラのキタムラ町田旭町店 フィルム現像:648円
雑費合計:648円

出費合計:1,710円

というわけで、XL-K2のヘッドライトの完全復活と、新たな積載システムの発見でさらに長旅がしやすくなったの巻でした。
次は野宿ノウハウの勉強だな。
posted by 文鳥 at 05:21| 東京 ☀| Comment(0) | 遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする