2020年10月16日

通行止め三昧

ちょっと前に晴れが続いた日々がありましたが、仕事とゲームに明け暮れているうちに秋雨前線と台風やらの影響で曇りや雨ばかりの毎日になってしまいました。
XLは8月末に近所を160km強走ったのを最後に指一本触れてなかったので「そろそろ乗らないと2ヶ月放置だなぁ…晴れないかなぁ」なんて思ってたら先日全国的に晴れました。
早朝に起床して窓から外を見ると、空に雲はあるけど鮮やかな青空が広がる気持ち良い秋晴れの空でした。
早速天気予報を見ると関東甲信越付近は概ね晴れでしたが、一部にわか雨もあるかもとのこと。
全く遠出する予定も立ててなかったんですが、2ヶ月近くバイク乗ってないのと、空の気持ちよさそうな色を見たら遠出せずにはいられなくなりまして「まぁにわか雨くらいならずぶ濡れにはならないっしょ〜。上だけ雨合羽あるし」と、朝08:49に出発。
前回記事で改造したメットの具合もどんなもんか確かめるのも兼ねてます。

家から数km走ったところでカムチェーンの音が前よりうるさくなった(コォ〜とかカァ〜というような音)ように感じた直後に「そういやオイル量チェックするの忘れてた」と思い出して交通量の少ない公園横の道で急遽オイル量をチェックすると、ゲージ下限ギリギリの量に減ってました。
まだそれほど走ってないし、カムチェーンの音も気になるので家に引き返し。
オイルは前回交換した際に余ったやつをとりあえず0.3L追加したらゲージ上限を少しはみ出すくらいの量になってしまいましたが、無いよりは遥かにマシでしょう。どうせしばらく走ったら減るだろうし。
そしてカムチェーンの音。
いちいちジェネレーターカバー開けてチェックマーク合わせてる暇は無いので、キックスターターで圧縮上死点を出してテンショナーアジャスターを調整(バルブクリアランスとカムチェーンテンショナーの調整はこのくらいアバウトでも大丈夫だと思います。要はキック踏んで圧縮が抜けてない段階で行えば良い)。
エンジンをかけて走り出したら明らかに静かになりました。
ただ、メットのチークパッドが無くなって、以前より音が聞こえやすくなったことにも気が付きました。
風切り音も意外と多い。
革ストラップが顔の横を塞いでくれるかと思ってましたが、あまりパツパツに締めるとあご下が不快なので、多少ゆとりをもたせた締め具合にするんですが、その影響で隙間風が発生します。
これはヒロタケアライのR-1のようにストラップの縁にスポンジかなにかを入れてぷっくりしたストラップにすれば改善できるかな?
というわけで結局家を出たのは09:25。36分のロス。

あと、今回はゴーグル無しのメガネのみで走行して目が耐えられるかという実験も兼ねてゴーグル無しで走っていたこともあり、それもあって風切り音が出まくりだったわけです(一応耐えられないとなった場合に備えてゴーグルも持参)。
20年くらい前にも米軍戦車兵用ヘルメットをかぶってメガネのみ、という今の世知辛い世の中では総バッシングされそうな装備で走ってたこともあったんですが、その時は特に目から涙が出てマトモに走れないなんてことは無かったので、今回もそれほど苦にならないだろうと予想。
最初のうちは50km/h超えるあたりから目に風が入って少々ウザくなり、60km/h以上で涙が出てきましたが、旅の後半では慣れたのか60km/h以上で走っても平気になりました(80km/h以上になると辛くなってくる)。
幸いXLでは鼓動感があって気分が良い低速で走ることが多く、目が辛くなる速度で走るのは大きな幹線道路とかで速い車の波に乗ってる時くらいなので、今後はゴーグル無しでも良さそうに思えました。
正直、メガネにゴーグルって面倒なんすよね。
ゴーグルが2重レンズで曇らなくてもメガネが曇る(曇り止めも付け焼き刃)し、かといってシールドにするとせっかくのビンテメットのカッコよさが損なわれる感じだし、なによりジェッペル特有の開放感が無くなってしまいます。
理想を言えば、ほぼ風をシャットできて曇らないメガネがあれば完璧なんですが、検索して出てくるのは最近の流麗なデザインのスポーツグラスとか、保護メガネとかばかりで、ビンテージバイクに似合いそうなレトロでオーソドックスな黒縁メガネっぽい形のものは皆無。
はいまた出ました〜「ぼくの欲しいものは売ってない説」。
ぼくの人生こんなのばっかりだから必然的に物作り能力が向上したのかもしれません(それでも作れないものが多くて悔しい)。
そもそも視力が良ければゴーグルだけで快適だったんすけどね…メガネっ子は面倒なこと多し。

前置きが長くなりましたが今回の旅の予定は、群馬県南部にある御荷鉾林道を埼玉側から長野へ向かうルートで通って、長野〜山梨を経由して帰ってくるというもの。
過去何度も通ったルートでもありますが、ルートの大半は覚えているので気軽に行けるルートです。
北に向かう定番ルートとして町田から青梅まで適当なルート(その時の状況・気分で選ぶ)で進み、成木街道を経て国道299号へ出て秩父へ。
299号へ出て秩父市街地へ向かう途中で道の駅「果樹公園あしがくぼ」へ入りました↓
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普段はこの道の駅は人がいっぱいなのでスルーすることが多いんですが、この日は平日にも関わらずたくさん駐車しているバイクを見に行きたくなって入りました。
ちなみにここに来るまでにCBやZといった大人気大排気量車やCB92(たぶん)といった旧車とすれ違いました。

ホントはここで食料を買い込むつもりだったんですが、土産物と弁当(バッグに入れたらグチャる)しかなかったので自販機の紅茶だけ購入。
バイクの所に戻ると60代前後と思われるおじさんが「これ輸出仕様の…」と話しかけてくれまして、このXLが輸出仕様であることを知ってるってだけでマニアだとわかりまして「そうです!SL250Sの輸出仕様です〜よくご存知で!」と返答。
聞けばこのおじさんもSLを所有してて、かなり有益でマニアックな情報を教えてくれました。
埼玉の荒川河川敷で開催される「笹目ミーティング」という旧車乗りの集まりの話もあって、その時はよく聞こえなくて「ささみミーティング」だと記憶してたんですが、さっき調べたら笹目だったんすね(笑)。
ひとしきりマニア談義をした後におじさんが帰っていく様子を見るとピカピカなアメリカン系のデッカイやつに乗っておられました。
ガレージあるんだろうな〜いいな〜。

その後ぼくも出発しようとメットをかぶってストラップを引っ張ったら片方の前の縁がスポッと抜けてしまいました!
どうやら長時間の体温と発汗による湿気と、人工皮革の揮発成分によって粘着が劣化してしまった様子。
とりあえず他の箇所は抜けてないので、抜けたところを押し込んで出発。

昔ちょいちょい御荷鉾林道に行ってた頃は国道140号を北上して神流湖の東あたりに来たら左折して西へ、というルートをよく使ってましたが、メジャーな幹線道路ばっか走っても面白くないので、今回は秩父市街地で140号に入らずにそのまま荒川沿いに向かって進行。
川沿いの道をつなぎながら行こうというわけです。
するといきなりホームセンターが現れまして「こりゃ都合がいい!」と早速入店。
強力両面テープと梱包用テープを購入し、駐輪場に停めたXLの横でヘルメット補修・改善作業開始↓
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工具セット持ってきてよかった〜。
革ストラップの内側上部に強力両面テープを使用。これを貼ればちょっとやそっとでは抜けなくなるでしょう。
エポキシ系接着剤の方が確実かと思いますが、数時間もかかる硬化時間を待ってられないのでテープにしました(未硬化では帽体に押し込む際にズレてしまう可能性大)。
一度上手くできたと思ったら微妙に左右バランスがズレていたためイチからやり直したりしつつも完成〜↓
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もし次抜けたら接着剤とボルト(ナイロンベルトを帽体にとめる)でガッチリさせるつもり。

結局作業に40分もかかってしまい、時刻は作業終了時点で13:52。
ホームセンターを出てどこをどう通ったのかよく覚えてないんですが、いつの間にか和銅黒谷駅に到着↓
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風情ある低い鉄道の陸橋をくぐった後に線路の先が見たくなってUターンして脇道に入ったら駅前に出たんだったかな?
踏切を渡った先は140号で「こりゃつまらん」となり、踏切に引き返すとちょうど貨物列車が通り過ぎようとしていたので慌ててカメラ(GM1)を取り出して撮影↓
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帰宅後に調べたらこの青い車両は「デキ100形電気機関車」という秩父鉄道のものでした。
いい感じのレトロ具合です。
引っ張っていたのは「ヲキ100形貨車」↓
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ですが、末端には「ヲキフ100形貨車」がくっついてまして、顔(尻か?)が可愛すぎる↓
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ほっぺたのとこが赤いのが狙ってるとしか思えない(笑)。

踏切を渡って細い道をさらに北へ進むと墓地があり、傍らに歴史の有りそうなお地蔵さん達が並んでました↓
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過去何度か訪れた山梨県北部の増富温泉近くにあったお地蔵さん達と同じく、一度首が落とされた痕跡がありました。
増富温泉のお地蔵さん達は可愛らしい頭が乗っかってましたが、こちらはオリジナルの頭が残っていたようです。
これは明治初頭の廃仏毀釈という、神道と仏教を区別する政府の意向が元になって全国規模で発生した民衆の破壊活動の痕跡と思われます。
オカルト的な話で語られる場合もありますが、真相はそういう歴史のいちページの出来事だったようです。

結局細い道は140号に接続するわけですが、その手前にこんな踏切がありました↓
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XL購入直前にバハで実車確認に行った時にも同じタイプの踏切を見つけて喜んでたんですが、この辺の線路沿いにはたくさんありました。
全然珍しくもなかったという。
でもこういう単線の簡素な踏切には魅力を感じます。

そのまま140号を北上して、昔からよく通ってたルートである県道13号を使って鬼石まで行ったとこまではよかったんですが、曲がるべき所を間違えて直進してそのまま進行。
7kmほど行ったところで間違いに気がついたんですが、別に違う道でもつながってんだろとマップを確認して新たなルートを進行。
その道中で見つけた味のある給水塔↓
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この辺は田んぼや畑が多くて開放感のある土地でした。

道はやがて山の中に入り、標高が高くなっていきまして眺めの良い所を発見↓
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このすぐ先にはなにかの施設っぽい建物(グーグルマップによると「みはらし茶屋」という所らしい)がありまして、その先に行くと道は妙に広い丁字路にような感じになっており、左右どちらも山の中に続くダートになっていました↓
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建物のある方が今来た道。
撮影地点から振り返るとこういう風景↓
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かあちゃん茶屋と書いてある方の道はこんな感じ↓
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道の入口にある看板にはこのような文言が↓
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こうなるとこっちは行っちゃだめなんだろうなぁとなります。
反対方向はこのような感じ↓
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右に降りていけそうな空間がありますが、これを降りていくとすぐだだっ広い整地された砂利の広場があるだけで行き止まりなので、実質奥に続く細い道1本のみ。

マップ(タブレットに入れたオフラインマップの「MAPS.ME」というアプリ)を確認すると実際の道と違う形…丁字路になってない。
ちなみに今グーグルマップで見比べてみるとグーグルマップの方が正確っぽい上に、MAPS.MEの道の形(周辺の道も)がぜんぜん違う!
なので当時はどっちに行けば西に出られるのかよくわからず、行っちゃだめって方には行かずにもう一方の道に進みます。

道はすぐにダートになりましたがそれほど荒れてなく走りやすい状態でした。
すると突然右の森の中に獣の姿が現れたので急停車。
見ると特別天然記念物のニホンカモシカではないですか↓
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とりあえずエンジンを切ってバイクから降りずにスナップ用のGM1で撮影(またしても絞り優先で撮ってしまったためブレ発生)。
カモシカはじっとこちらを見つめて動かない。
では50mmレンズの高画質なα7IIでも撮影しとこう↓
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カモシカは落ち着いているのか警戒しているのかやはり動かず。
時刻は15:54頃。

こりゃもっと近づいても大丈夫かな?と静かにバイクを降りて近づいていくとカモシカは急に逃げようと動いたんですが、なんとその左前足にはくくり罠がかかってまして、カモシカはその場から身動き取れない状態だったのです↓
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これは逃した方がいいよね?と思ったと同時に、先日罠にかかったカモシカを逃がそうとして角で太ももを刺されておじいさんが亡くなったというニュースも思い出しました(太ももの動脈をやられてしまったんでしょうか)。
とりあえずカモシカが落ち着いて動かなくなるまで待ってから、ゆっくり近づいてみました。
カモシカはこちらを見つめたまま動きません。
罠を見ると蝶ネジを緩めてスプリングのテンションを開放すれば輪っかの部分が緩められるとわかりました。
カモシカの立っている場所はかなりの急斜面で、ぼくが罠に触ろうとすると向こう側へ逃げようと暴れるんですが、こちらに攻撃してくるような素振りは見せません。
幸いカモシカと罠の間には小さい木があってカモシカの動きはかなり制限されていたので上手くいけそうな気がします。
ぼくもなるべくカモシカを興奮させないように静かに緩やかに動くようにして、なおかつこちらが危害を加える気がないというオーラを発散させながら(笑)至近距離まで近づいて罠をいじり始めました。
ネジを緩めてスプリングのテンションを開放したまではすぐできたんですが、カモシカはぼくから遠ざかろうとするので輪っかが締まってなかなか緩めることができません。
なのでぼくは思い切ってカモシカの脚を左手で掴んで引き寄せることにしました。
「ほら、こっちこっち」とか「もうちょいもうちょい」とか、伝わるわけないのに日本語で話しかけながら脚を引っ張ります。
カモシカは最初のうちは「フゥーッフゥーッ」と鼻息を荒げていたんですが、ぼくが大きく動かずに脚に食い込んだ輪っかをいじってると次第におとなしくなっていきました。
しかしなかなかこっちへ脚を伸ばしてくれない(場所が斜面で体重もあるので引っ張ってもこっちに動かない)ので輪っかは緩まないんですが、それでも少しづつ足先の方にずらしてあとは蹄(ひずめ)さえ抜ければ脱出できるとなりまして、右手だけで輪っかをわずかながらに緩めつつ位置を下げていきます(左手は脚を掴んだまま)。
しかしかかとのあたりでワイヤーが引っかかってそれ以上下がらなくなりました。
そこで今度はつま先側のワイヤーをズリズリと蹄の上を押し広げるように引きずって…抜けた!
ぼくはすぐ立ち上がって後ろに下がると、カモシカは自分の脚を確認するなり振り返ってサクッサクッと森の中へ降りていきました。
暴れた時に脚が折れるんじゃないかと思うくらい変な方向に曲がったようにも見えましたが、走り方を見るに怪我はしてなさそうです。
「よっしゃ〜!」とぼくは大喜び。
助けることができたことも嬉しいんですが、特別天然記念物の野生のカモシカを至近距離で見て触って、なんとな〜くコミュニケーションがとれたような錯覚もあり、ヤマハのセロー225(セローはカモシカの意味)を2台も乗り継いだ経験のある身としても(笑)なんか縁を感じてしまい妙に嬉しくなりました。
ちなみに帰宅後にネットで調べると罠にかかって怪我したり死んでしまうカモシカはそこそこいるようで、もし見つけた場合は速やかに市役所なりに連絡したほうが良いとのこと。
今回のぼくの場合は地形や木々のおかげでカモシカの動きが制限されていたのがラッキーだったと思います。
あれがだだっ広い場所でカモシカの動きがほぼ制限されてない状況だったら抑え込む自信ありません。

カモシカの脚を掴んでいた左手のグローブ(ちなみに鹿革)は特に汚れることもなく、見た感じも掴む前の状態のままですが、一応それ以降は顔等には触れないようにして帰宅後に洗います。
野生生物との遭遇にしばらくの余韻を感じつつ進行↓
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黄色く見えるのはほとんどが葉っぱのようです。
紅葉の時期ももうすぐ。
時刻は16:14。

日も落ちてきて、雲行きも少し怪しくなってきましたが、こういう空も嫌いではありません↓
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空を基準に明るさを調整しているので、あたりがかなり暗く見えますが実際はまだ明るいです。
ぼくが使用しているRAW現像ソフトのLightroom5はもっと明暗差をなくすこともできますが、やりすぎるとリアリティが無くなったり、カッコよさが無くなってしまうので、写真によってはあえて明暗差を残します。

しばらくダートが続いた道はいきなり白い舗装路に切り替わった途端にこのような感じになりました↓
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この撮影地点少し後ろでこの急勾配の坂道と、緩やかな登り坂の二股に分かれていました。
急勾配の先は恐らく行き止まりだろうとは思いつつ、バイクで行ってUターンできないくらい狭かったら怖いので歩いて登りました↓
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坂の上から振り返るとこういう眺めになります。
頂上はやはり行き止まりで、少し広く整地された状態になっていました↓
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この先どこに道を作るつもりなんだろうか?それとも家でも建つんでしょうか。
頂上からもう一方の道が見えます↓
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遠くの雲からは局地的に雨が降っているっぽく見えます。

坂を降りてもう一方の道を進むと…↓
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すぐにこっちも行き止まり。ズコー!
後ろを振り返った図↓
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しかしこうやって長年山道観察してると、道を作ったりメンテしたりしてる人たちのありがたみを感じざるを得ません。
まぁそれ言っちゃうと衣食住等の人が生きていく上で必要不可欠なお仕事されている方々みんな尊いんすけどね。

この林道にはここ以外にも何本か分岐があり、その中でも行き止まりの林業用ではなく、どこかに通じてるっぽい道がカモシカを助けた地点から少し進んだところにあったのでそちらに進んでみましたが、その道は前述のみはらし茶屋の少し手前に出てくるだけでした。
となると残すは「行っちゃだめ」な道しかありません。
というわけで進行↓
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ちなみに道の入り口から振り返るとこんな風景になっています↓
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白線やガードレールまで整備されたアスファルト道と、両脇に鬱蒼とした木々があるダートが同居している様子は、千と千尋の神隠しみたいな異世界との境目のように思えます。

やはりこっちが本道だったようで、無事ふもとの県道175号に出られました↓
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連日の降雨の影響で川の水量が増えているようです(グーグルマップと見比べてわかった)。
時刻は16:54。

あとはこの道を西進すれば御荷鉾林道につながるというわけで、また山の中へ突入。
やがて日が暮れて夜になりました。
厳密な地点がよくわからない山道からの夜景↓
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そういえば今回の旅でも定番の野生動物である鹿にはやたら遭遇しました。
街灯の無いアスファルト道でロービームのまま走ってたら急に目の前に立派な角の雄鹿が仁王立ちしてて心臓飛び出そうになったことがありました(ギリギリで鹿が逃げたのでぶつからずに済んだ)。
こういう夜間の田舎道ではハイビーム必須だなぁと痛感しましたが、対向車にとっては目くらましになって危険だと思うのはぼくだけでしょうか。

無事御荷鉾林道へ入り、しばらく進むと崩落したアスファルトの道がある分岐に出ました↓
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数十年前に来てた頃は崩落してなかったような記憶がありますが、結局一度もこの道には行かなかったなぁ。
絞り優先のままなので、フラッシュ使ってもブレちゃって悔しい。
撮ったらちゃんと確認すればよかったんだろうけど、GM1のモニターでは小さくてブレてるかどうか確認しにくいんすよね。いちいち拡大するのも面倒だし。
なので帰宅後、カメラの横に「ツーリング時には基本SS優先にすること」と書いたテープ貼っときました(笑)。

さて先を行きますかとバイクに跨って走り出して数m、通行止めの柵がありました↓
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真っ暗だから数m先で通行止めになってるのがわかりませんでした。
理由は書いてませんでしたが、まぁ土砂崩れとかだろうなぁと納得。

分岐の別の道を下っていくとまたこんな看板が↓
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でも工事期間がもう終わってるのでどこも通行止めにはなっておらず問題なし。

国道299号へ出るちょっと前あたりにあった看板↓
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現在地は「施工箇所」のあたりなんですが、分岐があるだけで特になにも無く、迂回路の意味がわかりません。
どこの道に対する迂回なんだろうか。
現在地書いてないのもなんだかなぁ。

299号を進んでいたら道の駅「上野」が現れました。
14時頃にコンビニで購入した食材がまだ残っていて、カモシカ助けた後あたりの山中で食べようかと思っていたんですが、先に飲み物を飲み干してしまい、飲み物無しでパン類はキツいので、ここでようやく食事することにしました。
薄暗くて誰もいないテラスなんて最高にお気楽↓
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厳密に言うとここまでの道中にも自販機はあったんですが、民家の近くだったりくつろげそうもない場所だったりで、イマイチいい食事スポットが無くてここまでスルーしてました。
時刻は19:26。

道の駅を出て299号から行ったことのない県道124号で長野へ出ようと丁字路を入った途端にこの看板↓
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なんか通行止め多いなぁ。やっぱり長雨の影響でしょうか。

しかたなく馴染み深い299号で長野へ抜けることに。
ところがこの299号もこのようなことに↓
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うっそ〜ん!じゃどっから長野へ抜けるん?とマップを見ると、幸いちょっと引き返した所に北上して南牧村に抜ける県道45号があるとのこと。南牧村からはまた西進する道があるのでそこを通ります。

45号へ入る分岐にはこのような道案内があります↓
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真ん中あたりの看板にある「やまびこ荘」という宿は、20数年前にTLM200Rで御荷鉾制覇にチャレンジしようとして夜中にガス欠になり、藁にもすがる思いで助けを求めた所で、この時は夜中にも関わらず宿の人が軽トラからガソリンを数リッター分けてくれて、無事ガソリンスタンドのある国道16号までたどり着けたという、情けなくもありがたい出来事がありました(ガソリン代+お礼として500円だったか600円だったか支払いました)。
んで、今グーグルマップで見てみると…めっちゃデカくて立派な宿になっててビックリ!
ぼくが助けを求めた時は少し大きい民家くらいの宿だったような記憶でしたが…。
あの時のご主人(ぼくより年上っぽいけどけっこう若い好青年な印象)は今も宿で働いておられるのだろうか。
そもそもすぐ近くの「湯の沢トンネル」ってのも昔は無かったよなぁ?と思って調べたら2000年に着工、2009年に完成とのこと。
時の流れを感じざるを得ません。

南牧村に出ましたが…ここもかよ!↓
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しかも2つあるルート両方とも通行止めって質の悪い嫌がらせでしょうか↓
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両方共に災害復旧工事。これもう完全に長雨のせいだろ。
こうなるともうあとは約17km東に戻って下仁田から国道254号に乗るしかない。
そしておそらく254号は長野に入るまでガソリンスタンドは無さそう(長野に入ってもあるかどうかわからない)。
そろそろXLのガソリンも少なくなってきたので少々焦り始めます。
雰囲気的にはめっちゃ静かなので夜中っぽく感じますが、この時点で時刻は20:48。

下仁田へ向かう途中にあった道の駅「オアシスなんもく」にて↓
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なぜかグーグルマップにはこの道の駅の表記が出てこず「EV充電スタンド」としか表記されてないので探すの時間かかった(充電スタンドをクリックすると詳細ウィンドウに道の駅の名前が出る)。

下仁田から国道254号を西進してやっと長野県佐久市に入ったところ↓
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なんとなく青い色が混ざっててホワイトバランスがおかしくなたのかと思ったらすぐ背後に信号がありました(青信号が点灯している)。
時刻は22:38。

これでガソリンスタンドもすぐ見つかるだろうと思ってたんですが、一向にスタンドが現れる気配がない。
正確に言うとスタンド自体はあるのにみんな閉店。
山梨へ近づいていけば開いてるスタンドも出てくるだろうと国道141号を南下していきましたが状況は変わらず。
佐久市街地から離れてまた田舎っぽい風景になり、XLのガソリンもリザーブに入ってしまい、危機感が増したちょうどその時、交差点の角に小奇麗な交番があるのを発見。
早速飛び込んで聞いてみましたが、年配の方と若いお兄さんの2人のお巡りさんも困った様子。
やはりこの時間にはもうこの界隈で開いてるガソリンスタンドは無いらしい。
若い方のお巡りさんが「バイクは何ですか?」と聞いてきたので「XL250っていうんですけどリザーブ入っちゃってるから2リッターくらいしかないんすよ、それで燃費が30km/lくらいだから走れるのは60kmくらいかなぁと」と答えると「あぁ〜なるほど」とヤバさを納得された様子で「じゃちょっとグーグルで調べてみます」とノートパソコンとにらめっこ。
しばらくすると「ガソリンスタンドありそうな所まで48kmくらいで行けそうですね(数値やセリフはハッキリ覚えてないけどこんな感じだったと記憶)」とのことで「え!マジすか!」と一気に安心感が広がりました。
「じゃ南下してみます!ありがとうございました!」とお礼を言って交番をスタート。

しかし、XLのトリップメーターはすでに想定以上に走っている(この時点で何kmだったか覚えてない。数字の記憶はホント弱い)。
満タンで6Lのはずだから、燃費が30km/lと少なく見積もって180km程度でガス欠になるはずなのに200kmを超えている。
「まぁ遠出でずっと走ってるから燃費いいんだろうな」と考えて、今はとにかく低燃費を意識して無理のない一定の速度(5速で3000rpm、40〜50km/h)を保って走行。

交番を出てすぐに妙に濃い霧が多くなってきて、ライトの光が帯になっているのがわかるようになってきました。
雨もライトの帯に映るようになってきて「う〜わ!雨かよ〜」と路肩に停車してモンベルのレインジャケットを着込む。
ところが停まってみると全然雨が降っているようには思えないくらい小雨。霧雨という表現の方が近いか。
でも走行してみると前面に水滴が短時間に集中するせいかメガネに水滴がついて視界が白っぽくなり、濃霧なんだか視界不良なんだかわからん状態に。
レンズをグローブで拭くと多少コントラストが向上するものの、霧も出ているのでやはり白っぽい。
そんな感じでガス欠の恐怖と水滴の視界不良に襲われながら走っていると、甲信越地方ならではのコレが現れました↓
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ロールサイレージ製の牛。
最初に出会ったのが2010年の9月。
これがその時の写真↓
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小学1年生が命名した「うっしー」
次に見つけたのがコレ↓
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「かあちゃん」
この名札を見た瞬間吹き出しそうになりました。
小学2年生の命名だそうで、成長したネーミングセンスを感じます。

「あぁ〜なつかしいなぁ、まだ作ってたんだ」となんだかホッコリした気持ちになり、αでも撮影↓
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霧の効果で妙にドラマチックな写真になりました。
バイクのバックミラーから水滴が滴り落ちそうになっているのが写っています。
もう雨天未使用とは言えなくなりました(まぁ過去のオーナーさんがハードな使用をしてたっぽいので雨天も使用してたんだろうとは思いますが)。
時刻は00:12。

濃霧と霧雨は高原地帯を抜けるまで続き、山梨の標高が低い地域に入るとカラッと晴れて、衣服の水滴もみるみる乾いていきました。
そして、山梨県の国道20号に入り、甲斐市でようやく開いているガソリンスタンドが現れました!↓
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時刻は01:18。
ガス欠しないで済んだ〜。
トリップメーターは255.1km、給油量は7.8リットル!?
あれ?XLのフューエルタンクって6リットルじゃなかったっけ?どうやら8リットルだったようで勘違いしてました…6と8って似てるからよく間違うんすよね…(数字に弱い人間の感覚)。
でもガス欠ギリギリだったのは間違いなく、残り0.2リットルだったわけでヒヤヒヤもんです。
燃費は32.7km/lで、悪くはないんですが思ったほど良くはありませんでした。
もうちょい回して速度上げた方が効率よかったのかな?

ガソリンも入れて改めて開放された気分になって、のんびりサイドカバーを開けて自作ブローバイシステムの様子をチェック↓
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あれ?白濁オイル吹いてる…。
薄々気づいてたけど、オイルキャッチタンクからエアクリーナーに戻る配管が長いっすね。
この長い配管で水滴が発生しているのかもしれません。
エアクリーナーの接続部分を変更すれば、キャッチタンクからの配管長をかなり短縮できそうに思うので、近い内に改善したいです。

あとは塩山から国道411号を通るルートか、このまま国道20号を通るルートか、河口湖から道志を経由するルートの3パターンのどれで帰るかを考えます。
河口湖ルートは交通量もそこそこ多く、長い時間標高の高い地域を走らなければならず、確実に寒そうなので却下。
20号は交通量が確実に多く、山梨から先はずっと片側1車線なので後ろから速い車が来たら面倒ということで却下。
やっぱり交通量が圧倒的に少なくて寒い時間も比較的少ない、定番の塩山ルートになります。
山に入る前にコンビニで食料を補給。
ちょうど腹も減っていたのでその場でのんびり食します。

コンビニを出発して、山梨の市街地から離れるに従って交通量がどんどん減っていって、ループ橋に入る手前頃にはだ〜れもいない貸し切りロードになります(深夜の話)。
ところが今度は強烈な眠気が襲ってきました。
このまま走ってたら事故りそうなので柳沢峠頂上の茶屋の奥にある公衆便所の前(車道から離れているので人目につきにくい)でバイクの横に寝転がって20分ほど仮眠↓
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これは寝る前に三脚セットしてセルフタイマーで撮影。
時刻は03:09。
ちなみに夜の山の気温は10℃台前半だったと思いますが、トップスは厳冬用インナー、防風ジャケット、普段着のパーカー、フリースジャケット、レインジャケット、首にフリースボアネックウォーマー、顔にストレッチ素材の薄手のネックウォーマー兼マスク、ボトムスは下着とヒートテックと太めのデニムパンツ、足は普通の綿ソックス、で長時間走行でも凍えることはありませんでした。
でも真冬には上記セットをさらに強化しないと耐えられません。
ホントは見た目もビンテージにしたいところですが、さすがに快適性を犠牲にすると長距離走る気がなくなるので機能性を重視せざるを得ません。
理想は見た目ビンテージで機能は最新、みたいなジャケットやパンツがあれば最高なんですが、やっぱりぼくが欲しいものは売ってない。

公衆便所の明かりがいい感じだったのでαでも撮影↓
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この写真を撮影していたら、茶屋に単気筒エンジンらしきバイクが入ってくる音が聞こえまして、エンジンを切って休んでいる様子。
奥で人が寝転がってるのを見たらさぞかしビックリしちゃうだろうな…。
このまま寝ちゃおうか出て行こうか迷いましたが、やっぱり眠気をある程度覚まさないと危ないので寝ることにしました。
寝転がって目をつぶると頭上の方数m先(山の方)で柔らかい足で歩くような足音が数歩聞こえましたが、幽霊や熊だったとしてももう恐怖も感じないほど眠かったし、斜面の土が落ちた音のようにも考えられるし、衣服の折れる音が遠くから聞こえたように錯覚したとも考えられるし、公衆便所の配管の音かもしれないし、なんて考えてたらそのまま寝てしまったようで、しばらくして地面の硬さで深く眠れないまま目覚めて、眠気を確認するともうけっこうスッキリしたので出発することにしました。
次の遠出までにはマットとタープくらいは買っておこうかな。

トイレから峠道に出る下り坂で転がしがけ(押しがけ)してそのまま走行。
茶屋で休んでいると思われる単気筒ライダーをビックリさせちゃったかもしれませんがまぁ仕方ない。
峠道を下り始めるとすぐまた濃霧が広がっていました↓
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今度もやはり標高の高い間はずっと霧と雨のダブル攻撃でしたが、ズボンの太もも上面だけしっとり湿るくらいで濃霧&雨区域を脱したようでずぶ濡れにはなりませんでした。

そして毎度おなじみの道を通って無事帰宅↓
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近所のガソリンスタンドにて。
時刻は06:35。
最後の最後まで絞り優先のまま気づかず撮影しててこれも微ブレ(怒)。
また泥汚れ早めに落としておかないと錆びが進行しちゃう〜と言いつつ全身筋肉痛でもう2日放置…。

今回は間違いや災害復旧工事でやたらルートを変更することになってガス欠の恐怖を久々に味わいましたが、いろいろと知らない道を走れたし、カモシカも助けられたしで楽しかった〜。
改造したヘルメットは途中でトラブルが起きましたが、無事リペアできてその後は問題なく使用できました。
ゴーグルなし走行はけっこう大丈夫でしたが、帰宅後の目を見たら真っ赤に充血してたのでやっぱりあまり目には良く無さそう。
これはなにか対策を考えた方が良さそうです。
ビンテージゴーグルはやはりつけ心地が良くありませんでした。
あと些細なことでは自販機で買ったものはちゃんと記録残しとこうと思いました。

**旅データ**

総走行距離:510.7km
所要時間:約22時間

★給油
13日 14:37 1回目給油:108.5km 3.60L 燃費:30.1km/l 493円 埼玉県秩父郡皆野町のコスモ
14日 01:20 2回目給油:255.1km 7.80L 燃費:32.7km/l 1,100円 山梨県甲府市の宇佐美(エネオス)
14日 06:37 3回目給油:147.1km 4.21L 燃費:34.9km/l 560円 近所のエネオス
ガソリン費用合計:2,153円(ハイオク)

★食事
13日 12:22 道の駅 果樹公園あしがくぼ
・自販機 午後の紅茶あたたかいストレートティー 280ml 130円
合計:130円

13日 13:52 ベルク公園橋店
・自販機 葉の茶 日本一の茶師監修 275ml 120円
合計:120円

13日 14:09 セブンイレブン秩父阿呆町店
・手巻きおにぎり辛子明太子 140円
・カロリーメイト フルーツ味2本 100円
・たまごサラダロール 120円
・ツナサラダロール 110円
・野菜一日これ一本 200ml 102円
・バイオマスレジ袋中1枚 3円
合計:620円

13日 19:36 道の駅 上野
・自販機 紅茶花伝ロイヤルミルクティー 270ml 130円
合計:130円

13日 21:26 道の駅 オアシスなんもく
・自販機 つぶコーンスープ 130円
合計:130円

14日 01:34 ローソン甲斐竜王バイバス店
・バターチキンカレーブリトー 268円
・手巻きおにぎりガーリックチキンマヨ 138円
・おかずコロッケ 80円
・アサヒホットカルピス 300ml 138円
・レジ袋 3円
合計:629円

食費合計:1,759円(自販機飲料の価格は記憶のみで書いてるので10円単位で間違ってる可能性もあり)

★雑費
13日 13:00頃 オリンピック秩父店
・3M 超強力両面テープ 698円
・透明梱包用テープ 148円
合計:929円

出費合計:4,841円
posted by 文鳥 at 13:21| 東京 ☁| Comment(2) | 遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月23日

錆と廃墟

以前ワンショルダーバッグを改造して大型ウエストバッグとして使用していて、それをバイクのシートに挟んでリアバッグとする方法を見つけて「やったね!」と思っていたんですが、よく考えてみるとコットンのサイドバッグに対してナイロンの最新鋭システムのバッグではビンテージバイクの身なりとしてはおかしいのではないかと、また他人からするとどうでもいいことが気になってしまい、リアバッグも70年代らしくコットンにしようとあれこれ検索。
そして見つけた安いバッグを購入↓
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「ROTHCO キャンバスショルダーバッグ19インチ」
送料込みで2,554円。安っす!
まぁ安いだけあって構造は極シンプルで、中に仕切りもポケットもなく、ただの袋に近い姿。
かろうじてサイドに1個ポケットがあります(反対側のサイドは縦に手提げ可能なベルトがある)。
でもこれでいいんです。
想定ではサイドバッグには工具やレンズ等の金物や小物を入れて、このリアバッグは衣類を入れるつもりなので、変に仕切りがあると入れにくくなってしまうのでこういうシンプルなものを探していたんです。

で、早速リアバッグとして使用すべく少々改造↓
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カチャカチャうるさい金属ファスナーのツマミをパラコードに変更。

シートに挟む持ち手部分はいささか強度が足りなそうな気もするので同じ色の糸(シルコート)で手縫い補強↓
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ホントはもっとしっかり挟み込めるベルトを考えて取り付けたかったんですが、とりあえずこれでいけるかテスト。
もう一方の持ち手はシートには挟まないので、ブラブラしてしまうのを防ぐためホックで固定できるようにしました。

そしてしばらくの月日が経ちまして、そろそろ暖かくなってきたので遠出に備えようとバイクを見てみると…↓
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ギョエ〜!
前回のプチ遠出時についた汚れを落としてなかったせいか、塗装したばっかのエキパイがすごいサビてる〜!

エキパイだけじゃねぇえ〜↓
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これ酷くないすか?
水だけでこうなるとは考えられず…となるとやっぱり塩カル(山道の凍結・積雪時に撒かれる融雪剤)か…。
あの山に流れてた水は融雪剤が混ざっていたと思われます。
帰ってすぐ洗車しときゃよかった〜〜〜!!

もう嘆いてもしょうがないので、とにかく早く汚れを落としてみます↓
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幸い水拭きだけで大半の錆は落とせましたが、細かいくぼみに残ってるし、変な変色もあり。
そこで外装に使うコンパウンド入りのワックスで磨いてみると…↓
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うむ、けっこう落ちた(左下にボケて写ってるのがワックス「オートグリム スーパーレジンウォッシュ」)。
幸い塗装を剥がすほどの錆は発生しておらず。
でもどういう理屈で塗装表面に鉄錆が浮いて出てくるんだろう?分子レベルの穴でも開いてるのかな?

ついでにフレームも大まかにクリーンアップ。
アンダーガードも外してみるとやはりオイルと砂の混合汚れがビッシリだったので全拭き取り。
このオイル、どっから漏れてんだろ?
最初はクランクケースカバーのつなぎ目かと思ったんですが、なんか違うっぽい。
もちろんドレンボルトも確かめましたが違う。
てことはやはりクラッチ調整機構のあるあの辺だろうか。
まぁ漏れは僅かな量のようなのでこれは後々追求しましょう。
問題はリアサスの強烈な錆。これはもう簡単には落ちないだろうな〜。
とりあえず近い内に以前買った台湾サスのダンパーに交換しとこう。

車体の掃除とワックスがけも終わったのでリアバッグの取り付けテスト↓
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けっこうすんなり取り付けできました。
外れることはなさそうなんですが左右にも少々動いてしまうのが今後の改善点。走行はできそう。
これはサイドバッグサポートの特注と同時にリアキャリアも作ってもらおうかと画策。

あと、以前走行中に脱落・紛失したトリップメーターリセットノブを新調↓
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厳密にはこのノブは80年代の車種のものっぽいんですが無いよりマシ。

それから購入時の記事に載せるの忘れてたタンクの中↓
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過去のオーナーさんがコーティングしてくれてたおかげで未だ錆知らず。
でもコーティングも万全ではないので、いずれアルミで同じ形のタンクを特注したいなぁと夢想。

そして、すっかり乗らなくなってしまったバハ↓
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さすがに耐錆改造してただけあってネジや金具類の殆どはキレイなもんですが、樹脂や塗装部分の劣化が目立ってきました。
自前塗装のライトバイザー(とでも言おうか)とタンク↓
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タンクは2液性ウレタンなんですが、漏れを放っといたらこんななってしまいました。
黒い塗料はデイトナの…なんだっけ?名前忘れましたが黒樹脂用の奴で、密着性はすごくいいんですが、耐候性はそれほどではないみたいです。

エンジンの表面にはアルミ腐食っぽい白い汚れが浮き出ていました↓
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指で擦っただけで落ちたので大したことはないと思いますが、黒の表面も白っぽく劣化しています。
でも純正塗装のように内側がらプクプク浮いて剥がれるようなことは今の所ありません。
白化もワックス等で取れそうな気がします。
ちなみにこの塗料は西村コーティングさんの「レーシング1000」という耐熱塗料。これはいい塗料です。

このバハ、もう乗らないだろうなと思ったので先日ナンバー返納してきました。
今後の予定としては、全バラして団地の4階に持って上がって室内で組み立てて保管しとこうかと思ってます(笑)。
まずは置き場所を作るところから始めないと…あぁガレージが欲しい。広い土地が欲しい。

話は変わりまして、ここからは遠出の話。
リアバッグもとりあえず付いたのでそろそろ遠出しようかなと思っていたら、先日の土曜日が天気予報でドピーカンらしいということだったので、前夜急遽行き先を決めて行ってきました。
目的地は山梨県にある廃校跡。
目的地周辺は桜の開花にはまだ少し早いかもしれませんが、このド晴天は遠出したくなります。
ただ数日前から変な生活リズムになっていて、前日は夕方から寝て、夜23時頃起きて明日の遠出ルートを考えてたら朝5時になってしまい、このまま出発すれば最高のタイミングだったんですが、ちょうど眠くなってしまった(笑)ので多少寝といた方がいいかなと4時間ほど就寝。
で、起きて軽く飯食って(カップラーメン)準備して出発したのが10:40頃。
ホントは早朝に出たかったんですが、バイオリズムのタイミングが合わなかったという感じで悔しい。20代の頃だったらこういうシチュエーションで無理できたんすけどね〜。
もう思い立ったが吉日方式の遠出はやめて、綿密に準備して態勢整えとかないとダメっぽいです。

XLは前日のメンテで約2ヶ月ぶりの始動だったんですが、4回のキックで快調に始動。
なので本日も快調に…あれ?なかなかかからない…と思ったらキーがオフでした。
オンにしてキック3回で無事始動。

今回のルートは体力・身体的にあまり無理しない方が良さそう(最近三年寝太郎みたいな堕落した生活してて各部筋力の低下を自覚)だったので、目的地まで一直線になるべく短距離で行こうと計画(でも高速道路はつまらないので使わない)。
ところが家の近所の街の時点でかなりの交通量。
ここ最近のコロナ騒ぎで悶々としてた人々が、この陽気で一気にストレス発散しに出てきたような、田舎の人が見たら「今日お祭りでもやってんの?」と思ってしまうくらいの人出です。
まぁ3連休真っ只中ということもあるんだと思いますが、この混雑は延々と続き、よりによってこういう時に限ってメジャーな道を通らざるを得ないルートだったので、ず〜っと車列の中で法定速度で巡航。
速度的にはXLなので全然苦にならないんですが、他の車の加減速に合わせるのってけっこうストレスなんすね。
なので車間空け気味で進むんですが、クラッチの重さもあって信号の多い街中ではどんどん左手の筋力が鍛えられます、というか冗談抜きにこのクラッチの重さが旅の後半で効いてきて、握力無くなってクラッチ握ってられなくなるんです。
走行中のシフトはタイミングでノークラ操作できるので問題ないんですが、信号からの発進&渋滞がヤバイ。
バハの軽いクラッチが恋しくなりますが、乗り味はXLの方が圧倒的にいいのでやめられない。
まぁ今はまだ出発したばかりなので全然余裕です。

ルートは町田市から相模原市を抜けて道志みちで山中湖、そこから富士五湖沿いに本栖湖の先へさらに西進…という感じなんですが、道志みちは関東有数のドメジャーなツーリングルートなだけあってバイクが前後に必ず見えるような状態。
もしかしたら車より多かったんじゃなかろうか。
対向車線からは手を振ってきたりピースサインをくれるライダーの方々が定期的にやってくるのでこちらも返します。
なんか高校生の時のバイクブームを思い出します。
途中には工事の臨時信号なんかもあってさらにのんびり。
そんな大名行列の中に紛れながら道の駅「どうし」に到着。
さすがにこのまま行列の中にいるのは疲れるので、ここでお茶でも買おうと思ったらみんな入るんかーい。
駐車場は車もたくさんですが、バイクがブームになってるんじゃないかってくらいギュウギュウ詰め↓
01 1315g.jpg
とはいえバイクだから少しの隙間さえあれば停められます。
ちなみに写真に写ってない範囲にもいっぱいバイクがいて、後ろの道はひっきりなしにバイクが通ります。
ただ旧車が少なかった、というかほとんど見かけなかったのが残念。
対向車線で80年代のRZ-Rとかゴールドウィングは見かけたんですが、70年代とかそれ以前の車種は見なかったなぁ。
こういう景色見ると「なんだかんだ言ってもバイク売れてんじゃん」とか思いますが、80〜90年代のブーム時は季節を問わず毎週末、峠がこの写真のような状態になってたんだから、あの時代はやっぱりバイクの売れ方もすごかったんだろうなぁとしみじみ。
とはいえ、こないだ発売開始されたCT125は相当売れてるそうでなにより。
たしかにあれは最近のバイクの中でも飛び抜けていい旅バイクだと思います。
今年の夏はCT125であふれかえりそうな予感。

話は戻りまして、この時点で13:15。
自販機でペットボトルの綾鷹(冷た〜いやつ)を買って、あまりのんびりしてるとまたすぐ日が暮れて目的地でいい写真が撮れなくなるので一口飲んで出発。
出発時ももちろん前に数台のバイクがいますが、しばらく後ろが居なかったので車間をかなり空けて快適マイペース走行。
ところが山中湖に近づいてくるにしたがって前の車のペースが遅くなり、後続のバイク達が追いつき、大名行列の完成。
山中湖にぶち当たっての丁字路は右折でショートカット。
道中の富士山(13:41)↓
02 1341g.jpg
たしかに雄大ですごい風景なんですが、富士山写真はそこら辺でたくさん撮ってる人がいるので、このスナップだけで山中湖はこれでおさらば。
そしてここから国道138号線に入ると本栖湖までひたすら行列&渋滞。
ところが本栖湖を過ぎた途端にほとんどの車&バイクがいなくなりまして、いつもの快適道路が戻ってきました。
とはいえのんびりマイペースで走ってる場合ではなくて、急がないと日が暮れるのでかなりのハイペースで進行。
購入当初「60km/h以上になるとバランサーの無いエンジンからの振動が…云々」と書いてましたが、最近はその振動も慣れたのかほとんど感じなくなって(よくよく味わうとたしかに共振してるのはわかる)70〜80km/h巡航も苦ではないと思えるようになりました。
そのかわりブレーキは油圧ディスクに比べたらプアーなので、その辺は注意すべきところであります。
でもやっぱりこのXLは40〜50km/hのトコトコ走行が一番気分がいいのは変わりありません。

本栖湖から国道300号線をひたすら西進。
この間、先程までの大名行列が嘘だったんじゃないかと思えるほど交通量が少なく、前後に誰も居ないのが当たり前の状況に。
そろそろ給油しとかないとなぁと思ってたら前方にのんびり風景を見ながら走るスクーターのおじさんがいたので軽く手を上げて追い抜いてカッ飛び。
ところがすぐガソリンスタンド(GS)が出現。
「今入ったらさっきスクーター追い抜いたのがアホっぽいな」と変に気を使ってそのまま進行。
この先は国道52号線と交差するので、その辺でGSあるだろうと推測してたんですが、その交差点でGSのこと忘れてそのまま目的地へ向かって直進(アホ)。
ここから先は県道37号線「南アルプス街道」となります。
この道もかなりの交通量の少なさで快適なんですが、行けども行けどもGSがある雰囲気にならない。
もうちょっといくと廃校へ向かう山道に入ることになり、それまでに給油しないとその先延々と山道を進行予定なのでガス欠の恐れが出てきます。
52号に戻るべきか悩みながら進んでいくと、東京電力の施設があったので事務所っぽいところで聞いてみようと建物の入口へ入ろうとすると自動ドアは開きません。そうだ今日は休日だったか。
しかたなく先程見かけた工事現場のダンプの出入口にいた警備員さんに聞いてみようとUターン。
警備員さんに近づいていくと、てっきりおじさんだとばかり思っていた警備員さんは眉毛が入れ墨のようなコロコロしたおばちゃんで「ガソリンスタンド?う〜ん、じゃあ詳しい人に聞いたげる」と言うと同時にタイミングよくでっかいダンプが現場からやってきました。
おばちゃんがダンプの運ちゃんに聞くと、やはりこの先には当分GSは無く、52号線沿いに戻らないと無いとのこと。
ただ、おばちゃんも運ちゃんも52号をどっちに行けばGSがあるのか詳しくはわからないようで「そっちの方いきゃ出てくるよ」みたいな感じでした(笑)。まぁどっち行ってもすぐあるという意味合いだと思います(実際今マップ確認したら左右どっちも同じ距離くらいにあった)。
おばちゃんは「あたしもこないだ迷っちゃった時にあっちの道行ってどうのこうの…」とおしゃべりが始まりそうだったので「あ〜なるほど、じゃやっぱ52号ですね〜」とか適当な相槌とお礼を言ってその場を後に(笑)。
申し訳ないけどこっちは日が暮れる前に目的地に行かなくてはならんのです。
周りに道路と川と工事現場しかない場所にただ突っ立てる仕事ってのもなかなかヒマでつらいだろうな〜といささかの同情を抱きながらGSを探します。

なんとなくの勘で左折するとすぐコンビニがあったので「GSの場所を聞くついでに食料もここで調達しとこう」と買い物。
ところが恒例のこのクソ脳みそのド忘れ機能が炸裂しまして何も聞かずに店を出ました。
店を出てすぐ思い出したので引き返して聞いても良かったんですが、ちょうどコンビニの隣の消防署で隊員さん達が縄跳びをやってたので聞いてみました。
すると10人はいなかったと思いますが全員であれこれ詳しく教えてくれまして「銘柄はどこがいいとかありますか?」とか細かく親切でした。
さらにぼくがバイクの所に戻ってグローブはめてると一人の若い隊員の兄ちゃんがやってきて「最初にあるスタンドは小さい所で休みかもしれないので、その場合はその先に大きなスタンドがありますんで」と、もうホントどんだけ〜!
そういや2018年の夏の旅で道を訪ねた消防署の人たちも大勢ワラワラ出てきて細かく親切に教えてくれたなぁ。
そういう風に教育されてるのかと考えましたが、そもそもあんなに過酷な仕事なのに「人を助けたい」という、清らか過ぎてぼくの不純でジャンキーな心を打ち砕くようなことを真剣に考えてるような人たちなわけで、そりゃ親切だよなぁと納得。
しかしなぜぼくはこんなに執拗にGSの位置を知りたがっていたのかというと、少しでも短距離にあるGSの方が時間が節約できるからです。

消防隊員さんたちの案内通り、最初に小さなGSが現れました。
ぼくは解体屋ガソリン(解体屋から集めた安いガソリンを大手石油会社の看板で売ってる所もある…信じるか信じないかはあなた次第…)だろうが水とかの不純物さえ入ってなければ銘柄なんてどこでもいいや、というスタンス…というか今は時間が惜しいのですぐここで給油します。
出てきた店員さんは小鼻にピアス付けた若い女の子で、なんかすごい懐かしい感じがしました。
20年くらい前はウチの近所にもセルフなんて無くて、こういう雰囲気の子がバイトしてることが多かったです。

トリップメーターをぐるぐる2分くらいかけて回してリセットし、改めていざ出発!
最初に道を訪ねた警備員のおばちゃんの所を通ると、まだおばちゃんがいたので大きく手を上げて会釈すると、おばちゃんも照れくさそうな仕草で手を振ってくれました。
しばらく進むとこんな桜の木が現れました(15:59)↓
03 1559.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2.8 絞り優先オート ISO100固定
ちなみに今回持ってきた撮影機材は
★カメラ本体
ソニー α7II
パナソニック GM1

★レンズ
フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ニコン Aiニッコール24mmF2.8S
以上α用(α用はMFレンズしか持ってません。AFあんまり好きじゃないです)
パナソニック G VARIO 45-150/4-5.6
パナソニック G 14mm F2.5
以上GM1用(これは2個とも速写性を優先してAF)

★三脚
ベルボン UT-43Q改

主役はα+アポランター50mmですが、今回の目的地は廃校なので狭い空間も予想して、α用の広角となる24mmも用意。
GM1用の14mmもフルサイズ換算28mmの広角レンズなのですが、やはり解像感やノイズ耐性、マニュアルでのフォーカシングのしやすさはαの方が明らかに上なので、狙った所にピントの合ったキレイな広角写真を撮るためにαでも広角レンズを使うことにしました。
GM1はとっさの撮影や手軽に撮影するスナップ用とします(写真下に特に記載のない写真はGM1で撮影)。
フィルムカメラのFE2は急遽の出発だったのでフィルムが用意できずお留守番。

廃校へ向かう道らしき分岐に到着(16:09)↓
04 1609g.jpg
「うお!こんなマイナー感ある道がホントに続いてるの?」とワクワクしましたが、この先すぐ本来の車道につながるだけの小道でした。

しばらくは山によくある川沿いの山道といった風情でしたが、やがて道がこのようなことに(16:27)↓
05 1627g.jpg
ストリートビューでは2014年9月撮影なのでかなり様子が異なり、ビューもこの付近で終わっていて先を見ることができません(2020年3月現在)。
この写真の撮影地点の右斜め後ろの方に本来の道があります↓
06 1628g.jpg
この時、この曲がり角付近で何人かの真面目そうなおじさん(40代かちょい上っぽい感じ)達が崩れた壁面を見てなにやらしゃべってまして、最初工事関係者かと思って「こっちの道(本来の道)って先行けるんですか?」と聞くと「すぐそこで崩れちゃって通行止めですよ」「滝の所までは行けますよ」とのことだったので、滝を見る時間もないだろうから先を進もうとお礼を言って少し進んで「もうちょい写真撮っとこう」と思いバイクを停めてふと「あのおじさんたち工事の人じゃないっぽいな?」と思って彼らの所に歩いて戻って「なにか珍しいものでもあるんですか?」と聞くと「え〜と何と言ったらいいか…要はここの地層が面白くてどうのこうの…」というブラタモリの地質案内人のような人たちの集まりでした(ちなみに彼らは車でここまで来ていた)。
彼らが見ていた崩落地点↓
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崩落というか台風による増水で流された感じでしょうか?
続けて他の人が「あそこに道が崩落してるのが見えてますよ」と指差す方をよく見ると…↓
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ウゴォ!道が完全に崩れてるのが下から見渡せる〜!
これはαでも撮っとこう↓
08 1631g.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2.2 絞り優先オート ISO100固定
この部分は本来ヘアピンカーブのような急な曲道で、崖の向こうに続きのアスファルトの断面が見えます。
そういや45-150mm(換算90-300mm)のズームレンズも持ってたのすっかり忘れてた。
300mmならもっと細部が撮れたのに。

地質案内人の方々はぼくが写真撮ってるうちに帰って行きましたので、ぼくも先を急ぐべく出発。
少し進むと崩落した道の断面がよくわかる状態に↓
10 1632g.jpg
断面にはなんていう石だか岩だか忘れましたが、崩れやすい石がたくさん積層しているのが見えます。

進んでいくとなんだか妙に雄大な景色が広がっており、もう一度撮影↓
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あの遠くにある堰はいつもよく見るコンクリ製ではなく、巨大な鉄管?あんなの初めて見た。

さらに進んだ位置にて↓
12 1637.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF5.6 絞り優先オート ISO100固定
なんか鉄管のスケール感がわからないけど恐らくかなりデカイ。
背景の大きな山も崩落したと思わしき山肌が見えます。
しかしなんでこの川こんなに水が少ないんだろう?

しばらくこの砂利道(水のない川底を臨時に整地してできたような感じ)は続きましたが、やがて元のアスファルト道に戻り、とある橋の手前に差し掛かった時、視界に異様なものが飛び込んできたので急停車(16:49)↓
13 1649g.jpg
崩れかかった鉄橋。
こういうのはαでも撮影したくなります↓
14 1648.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) 絞り優先オート ISO100固定
根元がしっかり埋まって固定されているせいか、何年も流されずに先っちょが橋脚に引っかかってる感じが芸術的です。
埋まってる根元の先の様子も見てみたい。トンネルでもあったのかな?
ちなみにここは今回のルートを考える際に廃墟検索してて見つけたネタでしたが、全然別の場所だとばかり思い込んでいました。なんか得した気分。

妙にだだっ広いトンネルへのカーブを走っているとまた視界の端に異様な存在を感じまして停車してみると…↓
15 1652g.jpg
ほぼ埋められた旧隧道(すいどう・ずいどう:トンネルの昔風の言い方)の頭だけが見える!(16:52)
斜面を登ってアップで撮影↓
16 1654g.jpg
微ブレしてますが「稲又隧道」と読めます。
αで中を撮影↓
17 1656.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2.8 絞り優先オート ISO100固定
反対側の出口がわずかに見えます。
なんかこの道、かなり廃レベル高くておらワクワクすっぞ。
ちなみに反対側も新しいトンネルを通った後に撮影したんですが、ブレブレなので割愛。反対側はあまり古さを感じさせない佇まいでした。

車のようにナビを見ながら進むことができない(車体にタブレットを取り付けるのは旧車らしさを著しく損なうのでやらない)ので、廃校の入口がどこにあるのかキョロキョロしながら進んで、たまに位置確認でタブレットをバッグから取り出して確認する、ということを繰り返していると左の崖下の木々の間に壊れた屋根が見えた!
マップで位置確認。やっと到着(17:07)。
川上牧丘林道の長野側のようなガレガレな坂道(最近は行ってないからどうなってるか知りませんが、20年くらい前はガレガレでした)を下っていきます↓
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この写真は下から撮影。ちょっとわかりにくいですが、かなり深い溝や大きな石ころもある上に急勾配なので、バイクだとけっこう難易度高いです。

ガレ坂の下には放棄されたと思わしき畑と廃車がありました(17:06)↓
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α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2.8 絞り優先オート ISO100固定
1973年式 トヨタ パブリカスターレット(初代)。
XL(1974年式)とほぼ同世代じゃないすか!
やっぱりこの時代の工業デザインは最高にカッコいい。
ちなみにぼくも1972年式ですがカッコいいデザインではありません。

そして今回の目的地、硯島小中学校室畑分校跡に到着(17:12)。
ギリギリ日暮れ前に着いて一安心ですが、のんびりしてるわけにはいかず、早速撮影開始↓
20 1714.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) 絞り優先オート ISO100固定
※ISO100固定で絞り優先だったのでシャッタースピード(SS)が遅くなって微ブレしててキレイじゃないので若干小さめにリサイズ。
「絞りたぶんF2.8」というのは古いニコン用MFレンズのため、他社カメラ本体との通信ギミックがなく、絞り数値が記録されないためですが、たしか24mmはほとんど開放で撮ってたと思うのでこのように記載。
これ以降はマニュアルモードで暗めに撮影して手ブレしにくくして、RAW現像で明るさ調整しています。

まずは上記写真右の校舎とは別の住居用らしき建造物(上記写真真ん中の建物)↓
21 1717.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
この建物は用務員さんとか先生の宿直用だったんでしょうか。

別の開いてるところから撮影。なぜかどんぶりが何個も…↓
22 1718.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/15 ISO100固定
ネットで軽く調べてみると、昭和30年代の写真ではこちらの住居用っぽい建物はもっと背が高く、校舎だった様子が伺えました。
入口の形状は同じっぽいんですがなぜ小さく改装したんだろう?

どんぶり家屋の外側↓
23 1718.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
窓ガラスも一部割れてますがかなり残っていて、廃墟にありがちな破壊行為がされていないことがわかります。
廃墟はこうして当時の息吹を残したまま長く存続していってもらいたいですが、自然崩壊もあるので次第に土に還っていくことでしょう。
その儚さも廃墟の魅力の一部だと思います。

どんぶり家屋の隣の建物↓
24 1719.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
こちらはさらに家っぽい雰囲気です。
こっちが宿直用でしょうか。
こちらも自然崩壊はあるものの、かなりいい状態を維持しています。

宿直用家屋(と命名)の窓から覗いた様子↓
25 1719.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/13 ISO100固定
磨ガラス窓の付いた扉が倒れかかってますが、この辺も人の手で破壊されてないことを物語ってます。

宿直用家屋の入口↓
26 1720.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/13 ISO100固定
この建物はまだ手直しして使えそうな気も…いや無理かな?
なんか校舎以外の2棟は人の家っぽさがまだ生きているように感じられ、土足で踏み込む気がしなかったので入りませんでした。

入口横の壁が剥がれて中の古い小便器が見えます↓
27 1720.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
そういえばこういう山深い所の下水処理ってどうやってるんだろう?やっぱり汲み取りでしょうか。
※追記:写真の左下に汲み取り式特有の臭突が写ってるので汲み取り式確定。
ってことはあの急坂をバキュームカーが往来してたと…まぁ人が居た当時はあんなにガレてなかったんだろうけど、一瞬ガレガレの坂道をバキュームカーがタプンタプンさせながら移動してる危なっかしい様子を妄想してしまいました(笑)。

ここからは一番大きな校舎の撮影↓
28 1716.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/15 ISO100固定
ここは一番大きい教室のようです。

大きな教室の別アングル↓
29 1731.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/15 ISO100固定
光と影の雰囲気がいい感じに撮れました。
現像時には当時の肉眼で見た感じに近くなるように明るさを調整しています。

床の手書き看板を主役に↓
30 1725.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/25 ISO100固定
「ハッピ〜トリオ」と読めます。もう一つの看板はなんて書いてあったのか未確認。
閉校時のイベントとかで使われたんでしょうか。ちなみに閉校は昭和48年(1973年)。
廃校の外にあったパブリカスターレットの年式と同じです。
ちなみにこの写真はアポランター50mmです。
開放のF2でもピント部分はかなりシャープです。

大きな教室の壁に書かれていた落書き↓
31 1731.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/5 ISO100固定
昭和59年(1984年)に書かれたようです。
「パパ ママ バイナラ」という文言に激しく時代を感じます。
バイナラの横にある長方形のものは恐らく磁石だと思われます(なんで磁石?)。
ちなみに「バイナラ」というのは当時テレビで放送していた「欽ちゃんのどこまでやるの!(通称:欽どこ)」という人気お笑いバラエティ番組に出演していた斎藤清六さん演ずるアナウンサーの「バイ〜ナラ、ナラ〜イバ」という締めの台詞からと思われます。

大きな教室の隣にある小教室↓
32 1717.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
上の「創造」「連帯」というのを書いたのは雰囲気からして中学生でしょうか。
2つ置いてある木製の四角い箱は、教壇かと思ったらよくわからない四角い筒のようなものでした。

小教室の別アングル↓
33 1728.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
謎の筒の下部にはこれまた謎のパイプらしきものが飛び出ていました。

校舎横にある新旧生徒用机↓
34 1723.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/80 ISO100固定
古い方の木製机の天板は無垢の木板ですが、新しい机の天板は合板なのがよくわかります。

校舎の廊下↓
35 1723.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/25 ISO100固定
ほぼ同じ位置で24mmレンズも使用してみました↓
36 1729.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/13 ISO100固定
レンズの焦点距離の違いで印象が変わります。

廊下を挟んで教室の反対側にある部屋↓
37 1730.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/13 ISO100固定
ほぼ崩壊しています。
この部屋はなんだったんだろう。職員室?保健室?

廊下を反対側の出入口まで来ました↓
38 1726.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/25 ISO100固定
足元を見ると…↓
39 1725.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/25 ISO100固定
先生が教える用のそろばんがありました。
現代のものなら珠(たま)はプラスチックだと思いますが、これは木製。
これも24mmで撮影↓
40 1732.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/15 ISO100固定
壁面が右上の方に傾いているように見えますが、広角レンズの歪曲の影響だと思います。実際多少傾いてたかもしれないけど。

大きな教室の横にあるもう一つの部屋↓
41 1732.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/15 ISO100固定
半分朽ちかけています。
こっちが保健室っぽいような気がします。
崩壊した壁があった場所から撮影↓
42 1726.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/25 ISO100固定
ずいぶん高い位置にコンセントがあります。
ちなみに「コンセント=consent」という言葉は英語だと「同意」「承諾」という意味で、電源プラグとは全く関係ない言葉だそうで。
なんでこんなネーミングになったんだろうか。
似たような意味不明ネーミングで「ジンギスカン」という料理もありますが、あれもホントはモンゴル帝国初代皇帝の名「チンギス・ハーン」が元です。

廊下を出た所から校舎の出入口全景を撮影↓
44 1733.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/15 ISO100固定
小部屋の天井からは蛍光灯が電線1本でぶら下がっていました。よく持ちこたえてるなぁ。
出入口のアップ↓
43 1727.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/60 ISO100固定
絞り開放で出る周辺減光がいい雰囲気です。

恐らく壁の高い所に付いていたと思われる拡声器↓
45 1722.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/25 ISO100固定

敷地の端の方にある石碑↓
46 1721.jpg
α7II+ニコン Aiニッコール24mmF2.8S 絞りたぶんF2.8(開放) マニュアルモード SS1/30 ISO100固定
文字は家帰ってから写真で読もうと思ってたんですが、リサイズ前の元写真でも読めませんでした…。
上部の大きい文字すらよくわからない。
「項」っぽい文字も偏が「公」のように見えてさっぱりわからないので調べてみると、公偏に頁で「頌(ジュ、ショウ)」という漢字で、「褒める、称える」という意味があるそうです。
恐らくこの分校創設か運営に尽力した人たちの名が書かれていると予想。

可愛そうな雨ざらしキティちゃん↓
47 1722.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2.8 マニュアルモード SS1/80 ISO100固定
人形やぬいぐるみってのは単なる「物」のはずなんですが、人はなぜそこに魂を感じるのでしょう。
首が凄惨なことに…意図的なのか自然に切れたのかわかりませんが、意図的であってほしくはない。

最後にバイクも入れて撮影(17:56〜18:01)↓
48 1756.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/8 ISO100固定

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α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/6 ISO100固定

50 1759.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/6 ISO100固定

51 1801.jpg
α7II+APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 絞りF2(開放) マニュアルモード SS1/6 ISO100固定
これら一連のバイク写真は三脚を使用。
ベルボン UT-43Qは収納時はコンパクトなのに最大まで伸ばすとぼくの身長(178cm)くらいで撮影できます。
ちなみにこのUT-43Qは雲台をアルカスイス規格に改造してあります。

この後は校舎前の石垣に座ってコンビニで買った食料をのんびり食べて一休み。
そしていよいよ日が落ちてきてあたりが一層暗くなって、帰りのガレ坂に出るのが困難になる恐れが出てきたので、いそいそと帰路につきます。
テントとかの野宿装備&ノウハウがあったらここで泊まりたかったなぁ。
そういや行きの道志みち沿いで、備え付けのベンチと机(公園だったのかな?一瞬だったのでよくわからず)にキャンプ用品並べてなにやら支度してるライダーさんを見かけましたが楽しそうだなぁと思いました。

上の道に戻り、ここから長大な山道が延々と続くぞ〜と走り出しましたが、廃校からすぐ隣に集落があり、そのすぐ先で崩落の危険性ありで完全に通行止め↓
52 1828g.jpg
暗闇に目を凝らしてみると、アスファルトがグニャグニャに歪んでいる様子でした。
写真はブレブレですが通行止めの撮影はこの写真しかないのでしかたなく掲載。
この日のGM1は絞り優先になったままだったのに気づかず、ず〜っとそのまま撮影してたためブレ量産してしまいました。
SS優先で速めのSSに固定して撮ってればこんなことにはならなかったのに…。

これからの長い山道に備えて入山前に必死にGS探し回って給油したのに意味ねぇえ〜。
まぁ仕方ないのでこれからどこに行こうかタブレットのマップとにらめっこ。
翌日もド晴天で雨の心配もいらないっていうのならどこかに宿泊してもよかったんですが、予報だと次第ににわか雨の所も出てくるなんて言うし、どっちにしてもクラッチの左手、というか全身かなり疲れており、もうじき眠くなりそうな気もしたので、今回はこれにてまっすぐ寄り道無しで帰宅決定。
帰り道は行きの大名行列がすっかり夢物語かのような快適道路状況(3連休真っ只中の土曜日なので、さすがに平日の夜ほどの空きっぷりではない)。
あれよあれよという間にノンストップで家の近所のGSに到着。
最後の給油を済まして、端にバイクを寄せてトリップをリセットしたついでにオイル漏れの様子を観察。
やっぱりクランクケースカバーのつなぎ目ではなく、クラッチ調整機構(ゴムの丸い蓋の所)と↓
54 2243g.jpg
カムチェーンテンショナー調整機構(シフトレバーに隠れる位置にあるゴムカバー部分)↓
53 2243g.jpg
からジワ〜っとオイルが垂れているのを確認。
クラッチ調整機構の方はもしかしたらその直下にあるグリスニップルも怪しい。
いつかこの辺もオイル漏れないように改造したいところです。
そしてGM1は相変わらず絞り優先のままなのでブレ多発。

というわけでかなりの疲れと眠気に襲われつつ、クラッチの左手も最後の方は気合入れないと握ってられなくなるくらいでしたが、無事帰宅できました。
XLの燃費も相変わらず良く、キレイな写真もたくさん撮れて満足。
今回新たに導入したコットンリアバッグ(ホントはリアバッグじゃなくてショルダーバッグ)も一応問題なく使える事がわかりましたが、やはりリアキャリアも特注した方がより安定感が出るかと思いました。
次は桜満開の時期もどこか行きたいなぁ。その前に体力回復させないと。
あと仕事な。

★旅データ★
総走行距離:336.4km
所要時間:約11時間40分

★給油
15:51 1回目給油:147.6km 4.41リッター 燃費:33.4km/l 754円 コスモ石油
15:51 2回目給油:188.8km 5.80リッター 燃費:32.5km/l 812円 エネオス
ガソリン費用合計:1,566円(ハイオク)

★食事
13:23 道の駅 道志
自販機の冷茶(綾鷹) 160円

15:39 セブンイレブン見延下山店
ファンタプレミアムグレープ 150円
北海道ジャガイモコロッケパン 130円
山賊焼スティック 119円
*たまごサラダロール 120円
食費合計:720円
内、持ち帰り(*印):120円
当日消費額:600円

出費合計:2,166円(持ち帰り分減算=2,046円)
posted by 文鳥 at 14:43| 東京 ☁| Comment(0) | 遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月09日

紅葉見に行きウンコ踏む

9月頭に、バハのカスタム(2010年頃にエルシノアアルミタンク加工とかキャブのアダプター特注とか)でお世話になったユニオンクラブで、日本で売ってないタイヤ、IRC TR-1が前後数本入荷していることを知って、買いたかったんですがお金が無かったので取り置きをお願いしておりまして、先日やっとお金ができたので購入〜(2本で合計22,550円)。
TR-1というタイヤは、キャラメルブロックパターンの21インチタイヤでは唯一3.00という太さのタイヤでありまして、これがビンテージオフロード車には大変カッコいいんですが、海外でしか流通してないんです。
一度IRCになぜ日本で売ってないか問い合わせたら、金型が壊れたとかで今残存する型はタイにしか無いとのこと。
日本でも流通させてほしいとお願いしときましたが、需要少ないだろうから無理かなぁ。
ちなみに現在日本で売ってるIRC TR-011というトライアルタイヤがありますが、これは現代の高性能タイヤなので見た目も性能も全然別物(F3.00というサイズも無い)。

そのTR-1を、そろそろ紅葉時期なので遠出前に交換することにしました(古い方もまだ十分使えるけどカッコ優先)。
過去、何度か自分でタイヤ交換したことはあったんですが、レバーでやるとリアタイヤのチューブに穴開けてしまう確率が高いので、タイヤ交換は行きつけのバイク屋さんでやってもらってました(バイク屋さんとのお付き合いも考慮して)。
しかし今はちょっとお金が心もとないので、久々に自分でやってみようといつも使ってるレーシングスタンドと工具を持って家を出て、いざバイクをスタンドにかけようとしました。
ところがこのスタンド、鉄パイプでできたテコの原理でガッコンと持ち上げる極シンプルなタイプなんですが、XLだと最低地上高も低く、スタンドを最低レベルにセットしてもけっこうな高低差があるので非常〜に重い!
バハなら車重も軽く、最低地上高もけっこうあるので簡単に上がってたんですが、XLだとぼくの体重だけでは上がらず、渾身の力を発揮して引っ張り上げないとまず無理。
しかも踏む部分が左にしか無く、支点が偏ってるので必ずと言っていいほど斜めにかかったり変なとこに挟まったりで大変。
何度かトライしましたが一気に萎えて断念。
もうお金は稼げばいいかと開き直ってバイク屋さんにやってもらうことにしました(タイヤ交換以前の問題で断念ってバカっぽいな〜)。

で、バイク屋さんなんですが、今まで長年お世話になってたショップ「ストラーダ」がちょっと前に行ったらいきなり閉店しちゃってまして(店長さんの体調が良くないみたい)いきなりバイク整備難民となりまして、新たにタイヤ交換してくれるショップを探すことに。
TR-1を購入したユニオンクラブは以前は有能なおじいちゃん整備士さんがいたんですが、こないだ聞いたらもうだいぶ前に亡くなってしまったらしく、店主さんもかなりのお年を召されており(実年齢より若々しいけど)タイヤ交換は自身なさそうだったのでこちらは断念。
で、考えたらウチのすぐ近所に長年やってるホンダのお店があるのを思い出しました。
早速行って交換してもらいました↓
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ついでにサビサビだったリアチューブと、長いこと継ぎ足しでしのいでたオイルも交換して合計9,440円。

というわけで前置きが長くなってしまいましたが、要は理想のタイヤに交換しましたというお話。
一応、以前のタイヤ(ビンテオフ系ならとりあえずこれ、という定番のダンロップ K950)との違いを御覧ください↓
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…やはり難易度の高い間違い探しレベルでしょうか。
写真のアングルが微妙に異なってますが、タイヤの太さ・厚み、極シンプルで丸っとしたサイドウォール、レトロな書体の文字、サイドのエッジがほとんど無くてトレッドの表情が丸く見えるレトロなブロックパターン、といった魅力的なディテールがおわかりいただけるでしょうか…。
マニアとしてはこの違いで気分の高揚感にかなりの差があります。

それから数日後、仕事の方も一段落して、紅葉の時期に突入したこともあり「タイヤも交換したし、そろそろ真っ赤になってるかな?」と以前行ったものの、上等なカメラでは撮影してなかった山梨県北部にある増富温泉手前の紅葉地帯に行ってみることにしました。
出発は思い立ったのが朝(07:00頃)起きてからで、風呂入って飯食って準備してるうちに10:30過ぎになってしまいまい遅めのスタート。
ルートは交通量の多い道を避けて、山道&マイナー道つないで行けるルートというわけで、まずは毎度おなじみ陣馬山の和田峠へ(12:19頃)。
ところが麓にはこのような看板が…↓
1911071219 のコピー.jpg
メジャー道との分岐からここまでけっこうな距離(約10km)ありますが、しかたなく引き返して国道20号線を西進。
中央本線 藤野駅付近から20号を外れて北上、お気に入りルート(和田峠を越えた先)に戻ります。
そこから棡原地区を経由して北西方向へどんどん進み、小菅村、丹波山村へ。
いつも平日は交通量のほとんど無い道ですが、紅葉シーズンだからか、上り線下り線ともにバイクや車がけっこう多かったです。

出発が遅かったこともあり、日が暮れる前に増富温泉まで行きたかったので、かなりカッ飛びで進行。
今まで「3,000rpm以上回したくない」とか「60km/h以下が快適」なんて言ってましたが、この時ばかりは4,000〜5,000rpm、平均60〜70km/hくらい出しちゃってました(バハの時は通常・快適レベルの速度域ですが、5速しかないXLだとけっこう回ってる感じ)。
バハから乗り換えた当初は3,000rpm以上で出てくる、バランサーの無いエンジンの「ブ〜ン」という共振が気になってましたが、慣れてくると5,000rpm以上でもなめらかに回ってるように感じられて「さすがホンダだなぁ」なんて思うようになりました。
まぁレッドゾーンが8,000rpmからなので、レース的な使用法だと5,000rpmなんてまだまだ回ってないレベルだと思いますが、普段トコトコ走りばっかりだったぼくにとっては久々に若い走り方してしまったなぁとしみじみ。
本来XLはレーシーな使用を想定して作られた、当時としてはカリカリな、ブン回すのが当たり前なバイクなんですが、やっぱりこのXLは3,000rpm前後のトコトコが一番気分いいです。

丹波山村で初回給油(14:02)。
給油後、トリップメーターをリセットするためGS敷地の端に寄せてリセットノブを見ると…ノブが無い!↓
1911071402 のコピー.jpg
ショック〜!
恐らくネジロックしてなかったから振動で緩んで脱落したんだろうと思われます。
ここに来るまでけっこうガタガタ道あったし、カッ飛ばしてたし、どこで落としたのやら…。
とりあえず持参した工具からラジオペンチを取り出してシャフトを引き出して(このノブは押し込むと、誤回転で数値が変わらないようになっている)指でチマチマ回転させてリセット。
現代の一般的メーターのように、少しの回転ですぐゼロにできるわけではないので指が疲れます(ノブを引くとトリップメーターがフリーになって1の位から順に回せるようになるだけ)。
しかしこれ、ネットで検索してもこの形のノブって出てこないんすよね〜。
純正新品を注文しようにもパーツリストにはメーターASSYでしか書いてないからノブだけの品番もわからないし。
どういうわけかe-bay(セカイモン)で中古品を検索するとメーターはそこそこ出てくるんですが、ノブが無いものばかりで謎です。
ガイジンはみんなノブ引っこ抜いて捨てちゃうんでしょうか(ノブがついてるのも少しあるけど結局メーター丸ごとなので高い)。
※後日、しょうがないので現在も手に入る中でも古いタイプのものを注文しときました(使えるかわかりませんが)。

以降もハイペースで進行。
塩山市街地に出る手前の柳沢峠の茶屋で富士山の写真だけ撮ってすぐ再スタート(14:30)↓
1911071430.jpg
横のノボリとかカラフルなガードレールとか無ければ見栄えいいんですが…こういうのも昔は無かったんだろうなぁ。

市街地に入ってすぐフルーツラインという道を北西に進んで川上牧丘林道の麓まで行く…つもりが道間違えて11kmほど余分に走ってしまいました。
しかしそのおかげというか、元の道に向かう途中にデイリーヤマザキというコンビニを発見。
ちょうど腹も減ってたし、これから山の中に入っていくのでここで食料を買い込むことにしました(15:16)↓
1911071516.jpg
店に入ると威勢のいい感じのおじさん(ぼくと同年代くらいか少し上?)が「ぃいらっしゃいゃせ〜ぃ!」みたいな感じでお迎え。
このおじさんはレジ打ちの際も非常に低姿勢でありつつ元気な感じで好感度大。昔の八百屋さんを彷彿とさせます。
レジ内には車椅子に乗ったお婆ちゃんもいて、おじさんに負けないように声出ししていました(レジカウンターの高さに隠れそうな座高なので最初いるのがわからなかった)。
外にはいい感じの位置にベンチがあったのでそこで食料の一部を食ってたら、横(店の裏手のような感じ)から杖をついた小さなお婆ちゃんがゆっくり歩いてきて「ごゆっくりお召し上がりください…」とやさしく語りかけて目の前を通り過ぎてゆきました。
ぼくは面白いやらありがたいやら可愛らしいやらで「あはぁども!」みたいな感じで答えました。
恐らく家族経営だと思いますが、妙に心温まる面白いコンビニでした。
ちなみに今マップで見ると、国道140号を挟んだ斜め向かいには大きな道の駅のような現代的な施設もあって、その隣には古い洋館作りの学校校舎を移築してできた郷土資料館みたいなのもあったんですが、なぜかぼくはデイリーヤマザキに吸い寄せられるように入っていきました。

個性的なデイリーヤマザキを出て、すぐクリスタルラインという道に入ります。
このクリスタルラインは山梨県牧丘町から北西に伸び、増富温泉のあたりまでけっこう長い距離のある気分のいい山道です。
クリスタルラインの先は清里や野辺山といった八ヶ岳の麓に出るという、非常にぼく好みな土地柄。
そのクリスタルラインは過去何度も来ているのですが、今回は「日暮れまでに増富温泉手前の紅葉を撮影する」という目的があるのでノンビリ風景を楽しみながら走るなんて呑気なことはやってられず、ここでもハイペースで味気なく進行。
しかし途中でどんどん日が暮れていき、ほのかに薄暗くなってきたので「この辺で予備という意味で黄葉も撮っとくか」と黄葉の多いところを探しながら進行。
すると妙に広い草地と黄葉のある、ガードレールの無い広場が登場。
「ここでサラッと撮っていくか」と草地の真ん中あたりまでバイクで侵入。
「このへんかな?」とバイクを90°転回させて停止してふと足元を見ると、なにやらクシャクシャになったティッシュが落ちている。
そしてそのすぐ横に、半分潰れた見事にデカいウンコが鎮座しているのを発見!
潰れ方からしてなにかタイヤのようなもので轢かれたような…嫌な予感がしたのでバイクを降りるわけですが、サイドスタンドや足で踏まないように位置を少し移動して、フロントタイヤを恐る恐る見てみると…ギィヤァアアアア〜!思い切りウンコ踏んどるやんけ〜!!
も〜〜〜!こんなど真ん中で野グソしてんじゃね〜よ!!端でやれ端で!と怒り爆発。
ウンコは換えたばっかのTR-1のブロックの隙間に縦横無尽に入り込み、ブロック面にある細い溝にまで丁寧に入り込んでいる。
色といい柔らかさといい、実に健康的なウンコですが、この野グソしたクソ野郎は今すぐ不健康になれ!と呪いたくなります。
乾燥してカピカピになってたらここまで悲惨なことにはならなかったんでしょうが、残念ながらこのウンコはひり出されてからまだそんなに時間が経っていない、できたてホヤホヤです。
全然関係ないけど昔「ホカホカ弁当」という弁当チェーン店が流行った頃「ホヤホヤ弁当」という店舗を見つけた時は笑ってしまいました。
ホントに全然関係ないですね。
とりあえずこの大量のウンコをなんとか除去しないと、このまま走行すると遠心力で飛び散ってフェンダー裏、エンジン、足に大ダメージを与えることになってしまいます。
そこで周辺を探索してみると、いい具合の硬さの薄い木の皮が落ちていたので、これをスプーンのようにしてウンコを削ぎ落としていきます。
木の皮で落としきれなかったウンコはティッシュで拭き取っていくんですが、なんせ付着面積が広いもんだからどんどんティッシュが無くなっていく…果たして使い切る前に全てのウンコを除去できるのか…という不安も抱えつつ、今度は先程のデイリーヤマザキで買ったお〜いお茶をかけて水拭き。
ティッシュに染み込んだ水分を伝ってウンコエキスが浸潤してきそうで、ずいぶんもったいない使い方になってしまいましたが、かろうじてティッシュ全部使い切ったところでなんとかほぼ全部のウンコを除去できました(ブロックの入り組んだ部分にわずかに茶色い色が数mm残ってましたがもう除去手段が思いつかないので、あとは走行中に水たまりとかで落とすつもり)。
はぁ〜想像を絶するトラブルでかなりの時間と体力と精神力を消耗してしまいました。
気を取り直して写真撮影(15:59)↓
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思いの外、黄葉満開ってほどでもありませんでした。
下の方が写ってないのはもちろんウンコ戦争の痕跡があるから。
ホントは普段ティッシュとかのゴミもちゃんと持って帰るんですが、さすがに今回は勘弁してください…。
も〜ホント野グソした野郎、野グソしてる最中に正面からキックしてウンコの上に尻もちつかせてやりたい。

さて、もう時間が無いので出発しようかと思いつつ、ウンコの残党がいやしないかもう一度タイヤをチェックしてたら、後ろから「こんにちわ」と声がかかりました。
振り返るとバイクを積んだトランポに乗ったお兄さんが「なにかトラブルですか?」なんて聞いてくれたもんだから「いや、バイクのメカ的には大丈夫なんすけど、ウンコ思い切り踏んじゃいまして〜」と今までの経緯を説明。
トランポの人はウンコ話に対するリアクションもそこそこに「いい感じのXLですね〜」と言ったと思ったら、車の中からもう一人カメラを持ったお兄さんが出てきて「バイクの写真取らせてもらってもいいですか?」と聞いてきました。
ぼくはこういうのは大歓迎なので「全然いいっすよ〜」と返答。
すると運転席のお兄さんは「実はぼくらモーターサイクリストの者でして…」といきなりの取材!
この様子はもしかしたら次か次々号のモーターサイクリスト誌に載るかもしれません(ウェブサイトと誌面どっちだろ?)。
バイク指さして泣いてる写真撮りました。
なんか短時間にいろんなことが起きたな〜。

モーサイの人達と別れてすぐ出発。
道中には妙に広い駐車場のような、車体の360°写真を撮るのに好都合な場所がありまして、前回来た時は誰かが車をど真ん中に停めて寝てたのでスルーしましたが、今回は誰もいない!
なので早速撮影(16:21)↓
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2010年に来た時はまだ赤くする前のバハでしたが同じように撮ってます↓
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タイヤは奇しくも今回と同じTR-1。しかも換えて次の日でした。
このバハは70年代マシンに憧れてこういう形にしてたんですが、やっぱりフレーム形状やキャスター角が今風(80年代以降って意味)だから根本的に同じようなシルエットにはならないんすよね。そもそもモノサスだし。
なのでこのバハは今の赤い80年代初頭風味が一番だと自負しております。

あまり黄葉・紅葉はしてませんが(むしろ散ってる?)いい感じの道にて(16:27)↓
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いつもはじっくりアングルとか絞りのチョイスしたり、グリスの詰まったフォーカスリングのトルクを味わいながら撮影も楽しむんですが、今回はバイク停めたらカメラ出してすぐ降りて走って撮影ポイントまで行って撮って走って戻ってカメラしまって乗って…みたいな感じで、ライフル担いでスキーで走るバイアスロンを思い出しました(やったことないけど)。

ちょっと開けたところでキツネに遭遇(16:49)↓
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とっさの撮影はポーチにあるGM1+14mmパンケーキなので、かなり小さくしか撮れず、拡大トリミング↓
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まぁ鹿もタヌキもイノシシもいるから当然キツネもいるんだろうけど、キツネに出くわす率ってけっこう低い気がします。
ちなみに鹿(オス)とタヌキは今回も出会いました(タヌキが多かった)。
熊は幸い出会ったことはないです。

台風の影響なのか、林業で伐採した跡なのかよくわかりませんが、妙に開けた風景(16:58)↓
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たしかここに来る前だったと思いますが、道中、所々の路肩に枯れ葉が道に沿って堆積しているところがありまして「そうだ!この上走ればタイヤクリーニングできるんじゃね?」とちょいちょい枯れ葉の上を走ってたんですが、下り道でまた枯れ葉があったので早速そこに入ると、道の端っこに突っ込みそうになったのでハンドルをちょっと切ったらズルッとフロントが滑りまして、そのまま横倒しになりそうな姿勢のまま滑っていき、左脚で踏ん張ったんですが結局腹筋&腕力&脚力が限界を超えてコケてしまいました。
しかし、大量の枯れ葉の上だったせいか「スサァアア〜」みたいな感じで、まるでスケートリンクの上を滑るように抵抗なく進み、ぼくは「クッソ〜!」とか言いながら仰向けにひっくり返ったもののやはり背中でスサァ〜と滑っただけで、身体も衣服もダメージゼロ(スピード低かったのもありますが)。我ながら間抜けなコケ方で笑ってしまいました。
バイクもシフトレバーとクラッチレバーが曲がっただけで軽傷。
このクラッチレバー、純正の鍛造レバーなので曲がっただけで済みましたが、社外の安物だと鋳造なのでこういう場合ポッキリ折れます。
もちろん両レバーともに曲げて元に戻ります(シフトレバーは鉄)。

そんなこんなで結局、増富温泉手前の紅葉スポットに到着した頃にはほぼ夕闇みたいな暗さで、肉眼でも葉っぱの色がよく見えないレベルになってしまい撮影断念。
そもそも紅葉してなかったっぽい。
それも黄葉と緑の葉と枯れ木が混在しててピーク過ぎたのかまだなのかイマイチわからず。
※帰宅後に過去の記事見たら10月末頃がピークだったっぽい。

ここからはいつものトコトコ運転で進行して増富温泉郷に到着(17:25)↓
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このホテル群、家で調べたらぼくみたいな底辺野郎の泊まれるような宿ではありませんでした(お高いんザマス)。

増富温泉からすぐ近くにあるお地蔵さん達(17:34)↓
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ここは2017年の個展の打ち合わせした帰りに初めて見つけたものです。
それ以前にもバイクで近くまで来てたんですが、ここは通らなかったので気が付きませんでした。
お地蔵さんの頭がすげ替えられているのは上記2017年の記事でも書いてますが、恐らく明治期の廃仏毀釈の影響なんじゃないかなぁと推察。

増富温泉からこれまた何度か訪れたことのある「みずがき湖」を経由して、清里方面に向かう林道(ここもクリスタルライン)に入ります。
ここも昨年の春先の遠出で通ったんですが、その時はクリスタルラインが開通してなかったのでUターンした道です。
この道中には「森のラーメン 高須」というお店があるんですが、そこに至るまでの案内看板がちょっと面白いので写真撮っときました(17:53)↓
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1から順に出現。
グーグルマップを見るとレビューがたくさんあって、けっこう有名なお店だということが伺えます。
ちなみにぼくがここに来た時はいつも休業日。

クリスタルラインを抜けるとこれも恒例の「眺めのいい場所」に出るので、やはり撮影します(18:24)↓
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絞り優先オートで撮ると長時間露光で真昼みたいになっちゃうので、マニュアルで程良きISOとSS(シャッタースピード)に設定。
ちなみにレンズはAiニッコール24mmF2.8S、絞りは開放 f2.8、SSは4秒、ISOは1600。カメラはα7II。
※ツイッターに載せた写真より明るく現像し直しました。
ちなみに三脚は前回の大崩海岸の時に使った超軽量コンパクトのハクバの安物ではなく、多少重くてデカいけど、もっとしっかりしたベルボンのUT-43Qです。
やっぱり積載性アップするとバイク旅もより楽しくなります。
今回は最初からサイドとリアフェンダー上に積載したので、身体は超身軽で最後まであまり疲れませんでした。

あとは国道141号を南下して国道20号に入り、国道140号を経て、行きに通った柳沢峠(国道411号)を通って来た道を戻って帰宅(柳沢峠茶屋の公衆トイレで防寒装備を増強)。
ちなみに防寒装備はグローブ以外は完璧で、最後まで快適性を維持できました(冬グローブ持ってきてなかったのが唯一の失敗。まぁ手がかじかむ程ではありませんでしたが手だけちょっと冷えた)。
あと、ガソリンは最近レギュラーを入れてたんですが、上り坂でノッキングっぽい雰囲気がかすかに感じられたので、この日からハイオクに戻しました。やっぱりハイオクの方が調子いいかもしれません(微々たる差ですが)。
紅葉は外しちゃったけど、なんかいろいろあって楽しかったです(ウンコ踏んだ時は楽しくなかったです)。

<旅データ>
総走行距離:409.2km
所要時間:約13.5時間

★給油
14:27 1回目給油:115.7km 4.73リッター 燃費:24.4km/l 770円 新日石丹波山給油所
18:50 2回目給油:123.9km 4.02リッター 燃費:30.8km/l 639円 エネオス高根バイパスSS
23:55 3回目給油:169.6km 5.00リッター 燃費:33.9km/l 730円 家の近所
ガソリン費用合計:2,139円(ハイオク)

★食事
15:11 デイリーヤマザキ 雁坂ライン店
ハリケーンポテト
新スパイシーチキン
お〜いお茶
午後のミルクティー
*YBSチーズバーグまん
*YBS焼きそばパン
*グラタンコロッケパン
*手巻きおにぎりシーチキン
*オムライス風パン
*カロリーメイトブロック チョコ
*カロリーメイトブロック フルーツ
*クランキーチョコ とうもろこし
食費合計:1,520円
内、持ち帰り(*印):984円
当日消費額:536円

出費合計:3,659円(持ち帰り分減算=2,675円)

燃費はやっぱり帰路が一番いいですね。なんでだろ?
初回燃費が極端に悪いのは、出発時に給油しなかったためと思われます(家での駐車期間で揮発するからかな?)。
posted by 文鳥 at 12:21| 東京 ☁| Comment(0) | 遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする