2013年05月28日

メジャーニー

バイクの改造も一段落したので、梅雨に入る前の初夏を味わうべく、バイク友達と遠出に行こうということになりました。

一応、遠出記録の前にそれまでに施した加工&メンテを記載。
ハンドデコンプワイヤーを取り付けた様子↓
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施工はタックインさんにお願いしましたが、かなり凝った構造なので苦労してました(笑)。
強度はそれほど必要ないので自転車用ワイヤーを使用したとのことでしたが、ちょっと弾力があるタッチが少々気持ち悪いので、近いうちに別のワイヤーを加工してみようかなぁとか画策。

黒いTLM用ブレーキレバーに合わせて、クラッチレバーをXR250R用の純正黒レバーに交換↓
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やはり黒いレバーの方が80年代っぽいです(厳密に言うと80年代前半)。
グリップもかなりボロくなってたので新品に交換。
しかし、スイッチボックスがもう劣化しまくってますな…デコンプレバーも黒くしたい…レバー根元のボルトもステン(チタン)化しなければ…と、細かいとこ見るとキリ無くいじりポイントが出てきます。

フロントフォークに巻いてあるスピードメーターケーブルのバンドも白化してボロッチだったので毎度おなじみ樹脂ブラックでリペア↓
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このバンドの素材はフェンダー等のPP素材より柔軟性のある素材でしたが、樹脂ブラックは剥がれることなくガッチリ食いついてます。
ちなみにアフターの方に付いてるネジは、そこらで売ってるステンキャップボルトの頭を根性旋盤で削って安っぽさを消してあります(些細〜)。

ライト周辺の黒プラ部分も少々白化してきたので樹脂ブラック↓
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ホーンはツヤのある表面が安っぽいように思えたので、ライトと同時に樹脂ブラックでツヤを統一。

遠出前日には各部のチェック&メンテ等をしたのですが、なんと!フロントブレーキのニップルが若干緩んでたらしく、フルードが少し漏れてせっかくの塗装表面が痛んでました…↓
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この塗装はダイヤモンドコートなので、ちょっとやそっとの溶剤等では痛まないのですが、さすがにブレーキフルードを長期間(恐らく1ヶ月近く)垂らしたままだったのはダメだったようで、ニップル下あたりに気泡群ができてしまいました(赤矢印の示す部分)。
しかし微量とはいえ漏れのある状態だったにも関わらず、ブレーキの効きは全く不安のないタッチだったのが不思議。
この漏れを直した後は、トライアル車であるTLMのマスターシリンダーとステンメッシュホースが本領発揮して、さらにカッチカチのフィーリングになりました。指2本で軽く握るだけで十分な効きを発揮します。

キャブレターの前後取り付けバンドもサビサビだったのでステンレスのものに変更(青矢印が示す部分)↓
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このバンドは径の対応に幅があって便利なんですが、ベルトのジャバラ的な部分(ネジが噛む部分)が少々DIYチックに見えてしまうのが難点です。やはり究極を考えると純正と同形状のステンレスバンドでしょうな〜。
バンドはまぁこれで良しとして、問題はキャブ本体にある真っ赤っかサビサビパーツをどうするか…圧入で組んでる箇所はバラすだけでも苦労しそう…梅雨の間になんとかしたいとこです。

てなわけでやっと出発当日。
早朝6時に近所のコンビニ前で待ち合わせ↓
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友人のT君もXR250(MD30)をなるべくお金をかけずに自分で大改造して、ご覧のようなラリーレイドなマシンを作りました。カウルはFRP自作。元々工作とか美術系の人間ではないはずなのに、よくぞここまでやったもんです。やはり創作は情熱が大事なんすね〜。
ちなみにリアにくっついてるパニアケースは、ぼくも工具箱として使ってるプラチナムエッジという名のペリカンケースのパチモン(笑)。

T君のXRリアビュー↓
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カウルの形状や取り付け位置にもかなりこだわっているので250とは思えないスタイルです。
パニアケースの張り出し具合もかなりラリーチックでカッコイイ。欲を言えばケースは黒がいいな〜。

ちょっと時間がすっ飛んで夕方の写真ですが、ヘッドライトはこんな感じになっております↓
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これもT君の自作。すべてLEDで構成されています。アクリル材を上手く使って光量も照射範囲も全く問題なしな状態にしてます。よくやったな…。
試乗させてもらいましたが、ポジションもよ〜く考えられており、カウルの風防効果もあってすっげ〜快適でした。装備も増えた上にケース内に積載物もあったので鈍重さがありましたが、普通に走る分には気にならない感じでした。
あとはオイルの漏れてるエンジンと効きの悪いブレーキの改善ですな(笑)。

さて、時間は戻ってコンビニ前からスタート。
天気予報では東京地方は曇りでしたが、本日行く方面である山梨界隈は日中は晴れているとのこと。
となれば早いとこ西に向かって少しでも太陽の恩恵を受けようではないかと、毎度おなじみな道を進んでいると一瞬雨が降ってきました。しかし西は晴れているという気象庁の教えを信じてそのまま雨を無視して進むとあっという間に雨は消え去り、視界の開けた場所に出るとクモの子が散るかの如く雲が無くなっていて真っ青な空が顔を出していました↓
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今までT君と遠出すると必ずと言っていいほど雨に遭遇する(ズブ濡れレベル)のが定番でしたが、この日はこのジンクスを破れそうな気がしてきました(笑)。

さらに進んだ峠道から東京方面を見た図↓
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もうこの地点でけっこうポカポカ陽気で気分良し。
ところが…!ぼくのバハのシートを取り付けていたステンボルト(M8x10mm)が2本とも完全に無くなってるのをT君が発見!うっそ〜ん!まぁチタンボルトじゃないのが不幸中の幸いと言うべきか。
どーしよーとうろたえていると、不適な笑みを浮かべたT君が「なんか聞くことあるんじゃないの?」とパニアケースを開け、中からジャンクボルトの入ったボトルを取り出しました(そんなものまで入れてたのかよ…)。
赤サビだらけのボロボルトでしたが(失礼)見事にM8x15だか20mmのものがあったので拝借。助かる〜。
お礼に今度使ってないステンボルトをあげる〜。

この日は毎度おなじみ陣馬山から柳沢峠を経由して山梨県塩山へ入り、そこからほとんど未知な道を通って本栖湖の北にある山をウネウネ通って本栖湖の南にある道の駅「朝霧高原」へ向かい、あとは適当に山道つないで帰ろうという予定でした。
ぼく一人だったら朝霧高原などというドメジャースポットを目的地にすることは無いのですが、早朝に千葉から出てきてるT君が早めに帰りたいと言うので、あまりハードなルートはやめようということでこうなりました。
しかも曜日も土曜日という、これまたぼく一人なら絶対避けるであろう曜日を推奨してくるので最初は「エェ〜」とか思いましたが、T君としては旅ライダーの多い日、多い場所に行きたいとのこと。
まぁこういう機会でも無いと土曜日なんかに行かないだろうし、たまにはいいかと承諾。本栖湖の北の山道というのは、そんなメジャー嫌いなぼくがネジ込んだ未知のマイナールートで、ぼくの頭の中ではここがメインディッシュでした(笑)。

話は戻って塩山手前の柳沢峠の茶屋にて小休止↓
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さすが土曜日なので平日よりライダーが多くいました。
天気はすでに快晴。今話題の富士山もよく見えてました。

その先のループ橋地帯↓
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ここを抜けると次第に山梨っぽい風情が多くなります。

で、塩山に入りぼくの予定してたルートを走ってたのですが、さすが土曜日なのか、ウソみたいに遅い車が何度も現れて「マジかよ〜」状態に。ぼく一人なら即すり抜けてパスするところですが、T君のマシンではあまり無理できない(したくない)ので、安全第一で進みます。
ところがこの辺でT君が給油したいとのことで、この道(R411)じゃなくてR20に出てそこで給油して行こうと提案。これから未知の道へ行く分岐等、前日に予定を組んで頭に入ってた情報は全て無駄になりましたが(笑)T君曰く信号も少ないし、そっちの方が早いというのでR20へ出ました。
初回の給油を終え、いよいよぼくの中でのメインディッシュである山道へ行くための分岐を探すわけですが、事前に地図(PSPにグーグルマップのJPEG画像を入れたもの)を確認すると、R20からだとすんなり行けるルートが無い…反対側の車線なら分岐があるのに…なんで?
まぁ大きな川渡ってからすぐ南下すればいいべ、とスタート。
ところが行けども行けどもそれらしき川が見当たらず(大き目な川はあったのですが、下をくぐる道の雰囲気が予想と違うのでパスした。でもこの川だった…)ついにはR20が北上するあたりまで来てしまったので、適当に曲がってウロチョロ。
ぼく一人だったら時間気にせずにじっくりルート探索するところですが、T君としてはライダーがわんさかいる時間帯に朝霧高原に行きたいとのことなので、そうのんびりしてられません。
持って行ったPSPも晴天下では液晶画面が見づらく、拡大したりするとクッキリ画像が出るまでにラグがあってモッサリしてるという、紙の地図では考えられない使いづらさがあることをお勉強(笑)。
結局所々にあるコンビニで地図を確認しながら進みました(PSPいらね〜)。
その途中にあったプチ北海道的風景↓
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迷ってからこの辺までの地域は妙にだだっ広い所で、天気もピーカンで気分良かったんですが、やはり「時間的ゆとりが無いプレッシャー」があって慌ただしく過ぎ去りました。写真が少ないのはそのためです(笑)。
一応走行しながらの撮影も各所で試みたんですが、全然面白くない写真ばかりだったのでほとんどボツ。

そしてやっとぼくの行きたかった道に入ったと思いきや、実はこの道けっこう細かい分岐が多く、よ〜くPSPの地図を拡大して確認しながら行かないと間違ったとこに出ちゃう道でして、案の定間違えました…。
ここで毎度おなじみとなりましたこのセリフ「ぼく一人なら確実にUターンしてたな…」。
間違っていると気づいたのはけっこう進んでからで、一旦停止してT君の顔色をうかがったのですが、なんか少しイライラしてそうだったのでやむを得ずそのまま進行(笑)。

しかし、この間違えた道もけっこう田舎っぽくて雰囲気は良く、途中で草ぼうぼうの急な階段のある小さな神社とか、これまた一人ならすぐ止まって写真に収めるであろう場所や風景もいくつかあったのですが、もちろん全てすっ飛ばし、到着しました朝霧高原↓
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屋根の向こうに富士山が写っているのがおわかりいただけるであろうか。
かくしてぼくのメインディッシュルートは食い逃した感じで終わってしまいました…。
朝霧高原は想像通りのメジャー感のある道の駅で、テレビのワイドショーに出てきそうなデカくて賑やかな場所でした。
到着した時はハーレー軍団で埋め尽くされていて、オフ車のぼくらが浮いてしまう感じでしたが、メシ食ってる間に彼らはいなくなって、通常の一般的日本車が多数になりました。
数台「こりゃマニアックだね〜」という感じのライダーもチラホラ見受けられましたが、特にコミュニケーションも無く、しばらくダベった後に朝霧高原を出発。

ここから先にもぼくの予定してたルートがあったのですが、T君曰くどうやらその道は通行禁止の超ハード登山道だったらしく、さすがにこれは一人でも行けないので断念(一人だったらゲート前まで行って引き返すハメになってたであろう)。ここでぼくのテンションは完全に「なげやりモード」になりまして(笑)もう後のルートはドメジャーだろうがレッドカーペットだろうがおまかせします、とT君に丸投げ(この辺はT君の方が詳しいし)。

その帰途で全然マトモな旅写真撮ってないことに気づいて「いい風景があったら撮っとこうぜ」とロケハン。そして見つけたいい感じの場所で撮影会(笑)↓
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この少々ヤラセ臭い写真は、お互いのカメラで一人じゃ撮れない乗車姿を撮っておこうと盛り上がって撮ったもの。なかなか上手く撮れてるじゃないですか!
特にぼくがキック(始動)してる写真なんて望遠効かせてるせいか、妙に空気感が出てます(コンデジで「空気感」とか言っちゃうのもお恥ずかしい限りですが…)。
ちなみにこのキックはヤラセではなく、キャブセッティングが高原地帯にマッチしてないせいか、本栖湖手前あたりから異様に始動性が悪くなって何度もキックするハメになってる様子です。
欲を言えば電柱&電線が無ければよかったんですが、そりゃ無理な話。

富士山を背にした風景↓
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天気予報では午後3時頃から雲が多くなり、所によってはニワカ雨なんて言ってたのでさすがに快晴ではありませんが、雲間から差し込む日光が荘厳な雰囲気を醸し出しててカッコイイ風景でした。
この辺の雰囲気は先ほどまでのメジャースポットとは違って交通量も観光客も少ない、非常に魅力的な場所でした。おかげで先ほどまでの「なげやりモード」から幾分持ち直せました(笑)。

そこからもう少し進み、メジャー度で言えばそこそこな道(過去に何度か通ったことがある)に出て走っていると電柱&電線の入らない富士山撮影スポットを発見したので撮影↓
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生まれてこのかたず〜っと団地住まいのぼくから見ると、やっぱりこういう人口密度の低い土地に憧れてしまいます。

過去3回ほど行ったことのある富士風穴の横を通る道↓
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富士風穴入り口(厳密には風穴入り口へ行くための樹海の入り口)あたりでは巨大な観光バスが2台ほど停車しててガイドさんが交通整理して観光客の皆さんがワラワラと群れてました。
昔ぼくが来た時(たしか15年くらい前)は、注意してないと入り口に気がつかないくらいの誰もいない場所でした(平日だったからかな)が、こんな有名な観光地だったんすね…ていうか天然記念物だったのを今知りました(←馬鹿)。

その後は「道の駅なるさわ」で小休止。
この道の駅は過去(たぶん8年前)T君とバイクで富士周辺を巡った後に来て「あ〜居心地いい〜」とか言いながら夜遅くまでダベってた所です。
今回も少々くつろぎましたが、日が暮れる前に出発。
道は想像より空いていて、すんなり山中湖に到着↓
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目の前にあるスワンボート乗り場にはスワン達がくつろいでました↓
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このスワン達は人に馴れているせいか、近づいても全然逃げないので近接写真も簡単に撮れました。
恐らく新婚夫婦と思われる2羽↓
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2羽とも首をふにゃふにゃさせてウットリモード(笑)。

穏やかな気温のせいか、ここも居心地がよくてけっこうな枚数のスワン写真を撮りました。
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そうこうしてるうちにスワン達もおやすみタイムなのか次々と寝始めました↓
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片足で立ってないで座ればいいのに…(笑)。
両足立ちの写真は鳥類特有のオムツ感のある可愛さが炸裂してます。

あとはもうなじみ深い道志みちを通って帰りましたが、想像以上に道が空いていて、前を走る車も非常に快適快速なスピードを維持してくれてたので、地元までの間は気分良く走れました。
最後の地元近くの街中はやはり混雑してましたが、T君が裏道を知ってたおかげでこれまたすんなり行けました。いや〜快適快適。
しかも午後から下り坂と言われていた予報も外れたのか、地元の天気も全然悪くならず雨でズブ濡れになることもなく帰って来れたのはジンクスを破ったと言わざるを得ません(笑)。

というわけで今回久々に一人ではない遠出をしたわけですが、お互いの乗車写真を撮ったりダベったりと、一人ではできない楽しさがある半面、けっこう自由度がスポイルされたり気疲れしたりすることも改めて気づきました(笑)。
T君には申し訳ないけど、やっぱせっかく丸一日の休みを取れるなら、平日のマイナー地域走ってた方がいいや…。性格的にもぼくはやっぱりソロの方が性に合ってるってことですな。
しかし、2人ツーリングでこんなこと言ってるってことは、さらに大所帯のマスツーなんて絶対無理…。
「ぼく一人なら…」は今年の自分流行語大賞候補にノミネート(笑)。

本日の総走行距離:337.3km
初回給油時の燃費:31.2km/l
2回目給油時の燃費:36.7km/l
平均燃費:33.95km/l
最初の燃費が悪いのはなんでだろう…?遅い車のペースで走ったからかな?あ、ひょっとしたら信号で止まった回数と時間が多かったのかもな〜。まぁ正確な原因はわかりません。
posted by 文鳥 at 02:26| 東京 ☀| Comment(2) | 遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月30日

残暑でGO!

先日の月曜日に約2年振りとなる夏の遠出に行ってきました。
さすがに前回と同じルートや地域だとワクワク感が乏しいので、今回は少し方角を北にずらして埼玉、群馬、ちょい長野という感じのルートを計画。
ルートのレシピ(?)として、過去何度も行ったことがあるけど最近は全然行ってなかった「みかぼスーパー林道」をちょこっと走り、そこからほぼ未知の北側を進んで、過去2度ほどバイクで行ったことのある「碓氷峠鉄道文化むら」をメインディッシュに、そこから西へ進んで軽井沢で軽く避暑って、それから山道つないで南下&東進で帰宅…という感じ。
今回もなるべくメジャーな道は使わずに(もちろん高速道路も使わず)山道をできるだけつないで進むことにしたので、グーグルマップでルートを作ってみたら500km前後というかなりの長距離になってしまいましたが、まぁヤバかったら途中で適当な道に変更して帰ればいいかと、早朝4時半頃出発。
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↑奇麗な朝焼けですが遠くにけっこう濃い雲が見えます。でもこの方角には行かないので大丈夫でしょう。

夏も終盤とはいうものの、天気予報では「まだまだ厳しい残暑が続きます」とか嬉しいことを言っているので装備は軽めにTシャツ1枚で、バッグにヒートテックのハイネックロンTと薄手のパーカーのみ。
ホントはウインドブレーカーも持っていきたかったのですが、バッグを増やしたくなかった(ウエストのみ)こともあり断念。
ところが走り出したらけっこう涼しい…というかだんだん寒くなってきたぞ!
ちょっと冷房強過ぎ!って感じで、たしか気温は20℃前後だったような記憶が。
地元のベッドタウンでこの寒さということは山とか高原行ったらヤバいんでないの?という危機感を感じましたが、もうすでに八王子まで来てしまったので戻るのは時間がもったいない。
まぁ日が昇れば暑くなるんだろうとタカをくくってそのまま走るもやはり寒い。
そういや朝飯食ってなかったと思い出したので、ちょうど道沿いにあったマクドナルドで早めの小休止。
ありがたや24時間営業。従業員の方々お疲れさまです!
腹も満たしていざ出発!とバイクを見ると衝撃的な光景が…なんとエンジンハンガーのボルトが1本落ちかかってるではないか↓
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ナットはすでにどこかで落っこちたようで見当たらず。
しかし高価なチタンボルトが落ちなくてよかった〜!これぞ不幸中の幸い。
まぁヘッドのマウントくらい無くても大丈夫だろと、ボルトをバッグにしまいこんで出発!
この時点でAM5:32。家を出てから約1時間も消費してしまいました。
走り始めると腹は満たされたもののまだ寒いので、近くの川沿いにあった公園でロンTとパーカーを着込んでいると誰もいないと思ってた公園のベンチに小学4年生くらいの男の子がいてギョッとなりました。
こんな早朝になにやってんだ…?
着替えているうちに朝日がまぶしく照ってきて、腹も満たされ服も着た、もう大丈夫だろと出発!
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そこからは埼玉方面へ向かう定番ルートを基本としつつ、所々を裏道や行ったことのない道等を利用して成木街道〜名栗村へ。
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この辺は北方面の遠出の度によく通る道なのですが、いつ来ても気分いいところです。空がキレイ!
ちなみにこの道路が整備される前は、川(写真右側)を挟んだ反対側の細い道を通ってました。
気温は22.5℃(前回同様温度計はバイクのハンドルに取り付けているので走行風があたり、表示される数値は若干低め。しばらくすると適正表示になる)でしたが、先ほどのマックと着込んだ服と日光のおかげか、だいぶ快適になりました。

さらに北へ進み、これまたおなじみ山伏峠。
その途中にある意味不明な階段で久々に撮影。
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かなり急なヘアピンカーブの根元(?)の上下をつなぐ形で設置されていますが、あるのはここだけで他の急カーブにはありません。
ここも昔よく通っては写真を撮ったりしたところです。

山伏峠を越えて国道299号線に入り、秩父方面に少し進んだところにある道の駅で保温と眠気覚ましにと、あたたか〜いコーヒーを摂取(まぁそんなに眠くはなかったけど)。
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しかしもうこの辺からかなり夏らしい気温になってきて、走ってても寒くなくなりました。

そこからはいかにも真夏の街中といった感じの秩父市街を抜けて北西方面へ。
ここからは走ったことのない道です。
ここら辺からは道ばたにキレイな花がたくさん咲いていて和みます。
そんな道中でこんな風景に出くわしました↓
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やはり日本情緒溢れる田舎道には欠かせないアイテム、カカシ。
材質はよくわかりませんが、顔まで立体的に作られていて手が込んでます。

その後給油したりキレイな公衆便所でパーカーを脱いだりしつつ山道を走り、これまた何度も来たことのある神流湖へ到達するはずだったのですが、一応神流川には到達したもののなぜか湖が見当たらず、あたりを行ったり来たりしてしまいました。
でもコンパスがあるので方角を目安にそれらしい道を選んで進み、また不安になって地図を広げたりしたわけですが、この地図というのが自前でグーグルマップでルートを作って、それをプリントアウトしたものを持っていったわけです。
しかしこの地図が肝心な部分がプリントされてなかったり(ルート周辺しか出さなかったため)縮尺が小さ過ぎたりで、いまいち役に立たず…次回の反省点であります。
まぁ別に湖を見るのが目的ではなく、この先もっと長い道を行かねばならないので時間の無駄は極力避けようと、コンパスと道路標識をたよりに進み、なんとかルートに近いところを通れたのではないかと思います。
この辺の道中もなかなか情緒ある山らしい風景が多くてよかったです。
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ちなみに初回給油で計測した燃費は35km/l。順風満帆であります。

途中で見つけた比較的新しそうな物件↓
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ちょうどいいやとここでイマイチ役に立たない地図を広げてルート確認。
10分も止まってなかったと思いますが、その間に温度計は35.2℃を記録。
やっぱこうじゃなくちゃ夏とはいえん。
こんな気温でも走ってしまえば快適だから不思議(4気筒とか大排気量車だとヤバイのかな)。
ちなみにこの小屋の中にはツーリングルートでよく見かける「旅ノート」の入った缶がありましたが、暑さと時間的制限の焦りからチラ見することもなく出発してしまいました。
次回はもっと気分的にゆとりを持てるルートを企画しよう…。

みかぼ林道へ向かう道に入るところ↓
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ここから北へ向かってひたすら進みます。

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それにしても気分良い景色ですなぁ〜。気温も実に快適。

風情たっぷりの道を進み、やっとみかぼ林道に接続。
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ここでマップ確認していると東からスクーターに乗ったおじさんがやってきて軽く挨拶。
おじさんは滝を探しているらしいんだけど、標識によるとその滝はおじさんが来た方にあったはずなんだけど…。
「滝はあっちじゃないですかねぇ」と教えてあげたけど、おじさんは「なんか昔のバイクみたいだけどキレイに乗ってるね〜」と褒めてくれた後、滝とは反対の方向へ走っていきました…。

みかぼ林道に入りましたが、予定ではみかぼを最後まで行かずに途中で北側に降りることになっています。
その分岐地点に到着すると…なんと大規模に崩落してて進めませんでした…↓
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しょうがないのでさらに西へ進んで別の分岐を目指すことにしました。

傍らにひっそりたたずむお地蔵さん↓
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森に明るさを合わせたら非常に夏らしい、いい感じの写真になったと自画自賛。

さらなる分岐を目指して西に進んでいくとトンネルが現れました↓
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このトンネルを見てぼくはずいぶん昔(1995年)に友達とここで写真撮影したことを思い出しました。
なぜかセルフタイマーかけて二人でジャンプした瞬間を撮ろうとしたものの、できあがった写真はなんとも中途半端な、盆踊りでもしてるかのようなマヌケな写真でした。
それがこれ↓
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今ならデジカメなのでその場で確認したり枚数気にせず何枚も連写で撮ったりできるんですが、当時はまだ銀塩フィルムのコンパクトカメラだったので帰宅後に現像するまでどう写ってるかわからなかったものでした(しみじみ)。

結局、次の分岐はこれまた毎度おなじみの看板のある所でした(写真上)↓
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写真下は1994年に友達数人でボロいサニー(なぜか「カフェ(レーサー)」と呼ばれていた:笑)に乗って深夜に遊びにきた時のもの。
所々に走り屋御用達のステッカーが貼ってあるのが時代を感じさせます。
若かりしぼくが立ってる背後は誰かが突っ込んだのか、ぶっ壊れてます(笑)。
新しい看板は安い塗料使ったんだろうな…。

分岐を北へ進み、県道45号線に出たところ↓
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ちょっとしたループ橋がありました。「新大倉橋」だそうです。

さらに進んだとこにある分岐にて↓
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この辺も道ばたに花がいっぱいでほのぼの。花壇じゃなくて植木鉢ってのもポイント高し。

そこから下仁田町を経由して国道254号線を北西へ進むわけですが、小腹が減ってきたので昼前だけどちょいとコンビニで小休止↓
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ここもいい感じの風景満載の地域でしたが、気温は厳しい残暑そのもので、日陰にいないと確実に熱中症になりそうな陽気でした。
案の定、出発する時に温度計を見たら直射日光が当たってたようで、48.5℃になってました!
金網は誰かが車で突っ込んだんだろうなぁ、ほのぼの。

次に県道51号線「上毛三山パノラマ街道」とかいう道に入って北上。
分岐を左に進むと見事な山が一望できるところに出ました↓
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前方に見える建物は土産物屋さんで、その前には広大なアスファルトの駐車場があり、観光客の車やバイクがそこそこの数停まってましたが、この手前の草原は誰もいなくて景色も良かったので360°撮影会(笑)↓
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駐車場の向かいには神社があって、その中にはあまり古くなさそうな造形の巨大大黒様(略して巨大黒様)が鎮座しておられましたが、いかにも観光地風だったので写真だけ撮ってスルー↓
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その先を進むとすぐ工事で片側通行になっており、自動信号で1分くらい停車してましたが後ろからも前からも誰も来ませんでした。
先ほどの駐車場にはけっこうな数の車やバイクが停まってたのに、あの観光地から一歩外れたとたんに誰もいなくなる不思議。そういや来る時も交通量少なかったなぁ。みんなあの場所で固定されたキャラだったのか?
まぁもちろん偶然だろうけど、こんな快適さを提供してくれる偶然なら大歓迎。

そのすぐ先のブラインドコーナーを抜けると目の前に親子の猿が道路でくつろいでてビックリ。
飛ばしてなかったので緩やかに避けてから「あ、写真撮っとこう」と思って停車して振り返ってカメラを取り出そうとしたら、親猿は危機を感じたのか小猿を抱えたまま逃げていきました↓
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小猿、背中擦ってますぜ!
シカもタヌキもそうだけど、野生動物ってカメラ構えようとするとすぐ逃げちゃうんだよな〜。

山道を出てちょっと進むと信越本線と並走する国道18号線に出ます。
あとはこの道をちょっと進めば本日のメインディッシュ「碓氷(うすい)峠鉄道文化むら」に到着です↓
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…が、その前に前回ここに来た時に立ち寄った「鳥獣資料館」に寄り道↓
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「聞こえますか 森の声」という旗の絵も非常に気になりますが、赤矢印が示すところになんとスカイフィッシュ…いやトンボでしょう。
ここは鉄道むら横にある山奥にひっそりたたずむ施設で、登山道でも来れるようになっていて、前回は歩いてみましたがヘトヘトになったので今回はバイクでピュー。
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屋内には親子連れが一組、夏休み工作教室みたいなのをやってましたが、ぼくが入ってすぐ終わったらしく、すぐいなくなって館内はシ〜ンと静まり返ってしまいました。

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↑このカモシカの剥製は前回も見たぞ!まったく変わってないなぁ〜(当たり前)。
でも横の補食してるテンは初めて見た気がする〜。けっこう芸が細かい。

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「ピュー」って感じの飛翔姿の鳥達。なんか円谷特撮を思い出しました。

奥に行くと無造作に展示物の棚とかが放置されてました…↓
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ちなみに手前の棚には本物の動物の頭蓋骨やらホルマリン漬けのヘビらしきものとかが入ってました。

というわけで時間もないのでザッと見て撮影して建物を出ると目の前にこんなものが…メチャ驚いてます↓
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なんとなくツキノワグマっぽい気がしますがどうなんでしょう。
工作教室ではこういう感じの木の動物を作るみたいなのをやっていたと思われます。

建物の前の駐車場↓
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実にいい雰囲気でした。
この時点で時刻はPM12:56。なかなか良いペースで来れました。

山を下りてくると鉄道むらの一部が見渡せます↓
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鉄道むらの裏は普通の住宅のあるちょっとした集落になっててこの辺一帯がジオラマのようです。

現在廃線となっている線路を利用してEF63の運転体験コーナーをやってました↓
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ちなみにこの撮影地点も昔は線路だった部分で、今は「アプトの道」とかいう遊歩道になっています(ちなみにこの遊歩道は鉄道むらに入場しなくても外から入れる)。
この遊歩道は軽井沢方面へ伸びて熊ノ平駅跡まで続いてるようです。

正式に入場すべく駐車場へ↓
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ここも1997年に来た時に撮影した場所。
↓これが1997年撮影。
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まだアスファルトが新しい!
↓違うアングルから。
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いよいよ入場。
入場料は大人500円。
さすが夏休みというだけあってそこそこのお客さんがいましたが混雑はしておらず、ちょうどいい快適さのあるにぎわいといった感じでした。
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↑189系あさまが乗っかったアプト式レール。
アプト式ってのは碓氷峠の急勾配を蒸気機関車が登るため、ギアをかませて滑らないようにしてた、という男臭さ満点のレールです。
奥に見える建物も廃線前から使用されていた車庫をそのまま利用しているようです。
↓1997年当時。
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189系あさまの中に入りました。
やはり運転席は行かなくては↓
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横の「禁煙」看板が新しいところを見ると、こんなとこでタバコ吸う奴がいるのかねぇと呆れてしまいます。歴史的に貴重な展示物だってことをわかってないのかなぁ。
…とか偉そうなことを言っておきながら、本人はこのような大人げない写真を撮影↓
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まぁ臭いも付かないし灰が落ちたりシートが焦げたりしないから許してください。
実は前々回も同じことやってました↓
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あまり誰も見向きもしてなかった「ヨ3500」という客車↓
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ぼくは鉄ちゃんというほどマニアではないので、これはさすがに思い入れもウンチクもありませんが、1997年に来た時は若さ故の写真を撮ったりしてたのを思い出しました(写真下)。
昔は車庫の横に隠されるようにひっそり置かれていました。
塗装はリペアしたのかな?
↓その車内。
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丸いストーブがカワイイ。

炎天下の中、けっこうな広さの園内を歩き回ってフラフラしつつ、広大な展示エリアへ↓
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途中で思わず自販機のジュースを飲みましたがあっという間に飲み干せました。

よく知りませんがDD53-1。カッコイイ↓
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これの反対側(前?)はラッセル車になってました。
しかしこのライトの枠といい、おでこが出っ張ったようなフォルムといい、機能美の塊のようなメカ部分といい、非の打ち所がないデザインだと思います。

ディーゼル車DD51-1の運転席とそこからの眺め↓
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運転席の機能美もさることながら、窓からの眺めもボンネットトラックどころじゃない視界の悪さでシビレます。
ちなみに窓にある丸い部分は「旋回窓」という、いわゆるワイパーのようなもので、遠心力で堆積物を飛ばすそうです。雪等の重さで壊れることもないというすばらしくカッコイイ装備。

やはり昭和前半のデザインはカッコイイ!↓
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写真上が189系あさまのボディにある国鉄マーク。
JNRは「Japanese National Railways」の略だそうです。
写真下はキハ20-467のドアにあったステッカー。
「ドアを手で」の字体がカッコ良過ぎ。
しかし手動ドアなんて乗ったことないなぁ…日常の中で乗ってみたかった。
↓同じくキハ20-467の車内。
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扇風機車両はぼくも乗ったことがあるぞ!夏場は全部首降りながらブ〜ンと回ってるんだけど、やはり送られてくる風は生温かった記憶があります。でも熱中症なんてあまり聞かなかったなぁ。
同じくキハ20-467のドア↓
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補強リブなのかデザインなのかよくわからないモールドと窓の配置がカッコイイ。
下の申し訳程度の窓なんて無駄に良い。
コスト重視が当たり前の現代ではあり得ない形でしょう。

寝台車オハネ12-29の車内↓
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おもひでぽろぽろなアングルです。
廊下に見える赤いミニカーみたいなのは子どものサンダル。
「3段ベッドだ〜!」とかいって数人ではしゃいでました。
その後、引率のおばあちゃんらしき人が来て「おばあちゃんも昔よく乗ってたのよ」とか言ってました。
ぼくは乗ったことないです。
バイクも積めればこれで北海道まで行くなんてのも楽しそ〜。
その3段ベッドのあるところの各装置類↓
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写真左上は天井。
デカくて丸いスピーカーみたいなのはどうやらクーラーのようで、スイッチには「切」「送風」「冷房」と書いてあります。
右上は恐らくライトでしょうか。現代なら確実にプラスチックで作られるであろうこんな部分もアルミ製で、デザインなんてまるで考えてないからこそ生まれるスパルタンな機能美で満たされております。
左下は…なんか若干時代が新しい感じのする…なんだこりゃ?
ツマミには「冷ー暖」とあり、スライドツマミがあったとおぼしきところには「10 20 30」とあることから恐らく冷暖房エアコンのコントローラー?これは廊下に1個だけだったので廊下全体の温度調節に使ってたのかな?ぼくの勘ですが、これは後の時代になって取り付けられた装備ではないでしょうか…って今調べてみたらやはり「昭和42年に冷房改造されて…」とありました。
右下は寝室から少し離れたところにある洗面所。
間にある丸い洗面器みたいなのはなんだろう?細かくチェックしてこなかったのが今悔やまれます。
なんせ炎天下の中、各車両はほぼ全て冷房無しで窓を閉め切っている(お座敷列車の1両だけ冷房して「くつろぎスペース」となっている)ので蒸し風呂状態。
長居する気はとても起きず、めぼしい写真だけ撮ってそそくさと退散するという感じでした。
その洗面所の水道部のアップ↓
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なんとハイカラなことに出水はひねる蛇口とかレバーとかではなく、ボタン式!
しかも右ボタンが水で左ボタンがお湯(湯と書いてある)!う〜ん、昭和の未来世界的〜。
当時の子ども達もここにはときめいたことでしょう。
ボタンを押すと「ズッコン」という重いタッチでした。

いきなり展示場所が違いますが189系あさまの「冷却飲料水」器です↓
これ家にあったらいいな〜。
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ぼくが子どもの頃、大阪の親戚の家に行く時なんかに0系新幹線に乗ってましたが、新幹線にも良く似たものがありました。
紙コップは今のようなしっかりした丸いコップではなく、検尿に使うような折りたたんでぺったんこのペラペラの紙をパカッと開いて使ったような記憶がありますが…ホントにそんなんだったっけ?
水も妙に冷たくて、若干ほんのりとなにか機械的な…というか人工的な香りがして子ども心に「未来っぽい〜」という感慨を抱いて味わったもんです。ゆらゆら揺れながら。
そういや新幹線って小学生の時以来乗った記憶が無いな…。

広い屋外展示スペースの端っこには、立ち入ることができないところにEF63と189系あさまが鎮座してました↓
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その間にあるのは…拡大してみるとDB202と書いてありました。工事用車両だそうですが、これは乗車体験用に改造されてあるようです。
いっちょまえにEF63と同じカラーリングでカワイイ。

さすがに暑さで朦朧としてきたので再度ジュースを飲みつつ、まだ見てなかった車庫へ。
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↑写真上は昔の信号機でしょうか。子どもの頃に持ってたプラレールにこんなパーツがあったような…。
写真下は…なんじゃこりゃ。妙にメカメカしい、ちょっとSFチックな造形美すら感じさせるこれは「回転整流器」という、交流電気を直流電気に変換するものだそうです。
それを架線に流して電車を動かしていたとのこと。
昭和28年から平成19年まで現役だったそうです。

ほかにもなにやら用途不明だけどカッコイイ、レトロメカがお出迎え↓
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左上の電話機みたいなの以外は初代ウルトラマンとかセブンあたりに出てきそうな感じです。
左下の横長のやつなんて科学特捜隊日本支部の中になかったっけ?

アプト式電気機関車ED42の車輪部分↓
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モーターから出力された動力をギアボックスを介してロッドに伝えて車輪を回しているんでしょうか?
なんか蒸気機関車と電気機関車のハーフみたいでゾクゾクします。
ちなみにアプト式と書いてあるように、車体下面には歯車もついてます。

忘れちゃいけない乗り物といえばコレ↓
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前回来た時には園内ガラガラでほとんどお客さんがいなかったので、一人でも思いっきり乗れましたが、今回は恥ずかしくて乗れませんでした。
あれ!?牛なんてあったっけ!!これは初めて見た!けっこうカワイイではないか。
ちなみにパンダはもう1台、黒い部分がグレーに日焼けしたのがあります。

そろそろお腹いっぱいということで資料館&お土産コーナーとなっている建物をザッと見た後、もう一度冷たいジュースを飲み干していざ出発。
その前にバイクにも冷たいガソリンを給油して、燃費を測ったらなんと40.4km/l達成〜!
ここからは国道18号をひたすらに進むわけですが、鉄道むらを裏から出て住宅の裏みたいな道を入ると↓のような場所に出ます。
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廃線直後は柵も無く、もちろん遊歩道も無く線路のままで、この数十メートルくらい先に鉄道むらの入れないスペースに安置してあった189系(と、もう1両EF系かなにかがあったような)が停車してたと記憶してますが、現在はこのようにキレイに整備されております(もちろん線路内には侵入禁止。冬期以外の土日祝祭日にはトロッコ列車が走ります)。
そういや観光用に改装した丸山変電所跡ってまだ見てなかった…暑さで行くの忘れてた〜!
ていうか家帰ってからパンフレット見たらけっこう見てないところがいっぱいあった(トロッコ列車なんてあるの知らなかった…知ってたら乗ったのに〜)。

あとは軽井沢へ向けて進みます↓
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この時点でPM2:42。

道中の碓氷峠にはかなり有名な観光スポットになった「めがね橋」があり、やはりたくさんの人がいました。
写真も撮りましたがいろんなメディアで良く見る風景な上に、大勢の観光客のみなさんがワラワラと写っているので割愛。
ちなみにその先に進むとチラホラとめがね橋の子どもみたいなのも点在しているのが見られます。
その途中に数カ所遊歩道に入れる場所があり、トンネルの切れ目で毎度恒例となりつつある「バイクのエンジン切ってトンネル内まで押して移動して(つまり歩行者になって)撮影」をしました↓
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2004年は夜に来たので実にカッコイイ雰囲気に撮れましたが、今回はトンネル出口が明るくてイマイチ。
↓2004年撮影。
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さらに時間を遡って1997年だとこんな感じでした↓
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線路は撤去された跡でしたが、まだまだ廃線っぽさ満点のゾクゾク感がありました。

遊歩道の終点、熊ノ平駅跡↓
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ここは現在も外から徒歩で入れますが、けっこう段数の多い階段を登るため、鉄道むらを歩き回った後ではキツかったです。
ちなみに遊歩道がここまで延長されたのはつい最近のようです。
さらにちなみにこの前後はトンネルが3つ横に並んでいる珍しい光景があり、駅の真ん中あたりには災害で亡くなった方々の慰霊碑があります。

国道に戻りさらに進むとまだ遊歩道化されてないトンネルの切れ目を発見↓
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写真左が鉄道むら方面、写真右が軽井沢方面。下はそれぞれの内部。
レンガ作りの照明の一切無いトンネルは実にレトロで怖くて魅力的。
遊歩道化にあたってキレイに整備&保存してくれるのは非常にありがたいのですが、もっと当時の雰囲気を残して照明無し&スス汚れ有りとかにしてほしいもんです(なんていうのは変態の戯言でしょうか)。

ウネウネと心地よい峠道を抜けると軽井沢駅手前のトンネルの出口に到着します↓
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写真を撮って出発しようとしたら、ママチャリに乗った鉄ちゃんらしき人が「キッ」とブレーキを鳴らしてぼくのすぐ後ろあたりに停まりました。
チラっとしか見てませんが1眼レフのカメラを持っていたようにも思えます。
もしかしたらもうすぐ新幹線でも来るのかなと思いましたが、鉄道むらでかなり体力気力を消耗していたので何も聞かずに速やかに立ち去りました。

そして軽井沢市街地に入ると急に車が増え、店舗も増え、あちこちで渋滞が発生しているではありませんか!
なんか急に都会に戻っちゃった感じ。
時間はPM3:30頃だったでしょうか、マトモに昼飯を食ってなかったので腹も減り、失った体力&気力を一時的にでも補おうとコンビニで軽い食料とリポビタンDを購入。
外に出て即座にリポDを飲み干したものの、メッチャ猛暑の真っただ中だったので日陰を探すも、食事できそうないい場所は見当たらず。
しかたなくビニール袋を左ハンドルに下げて渋滞の中を彷徨うと「軽井沢町立図書館」という看板を発見。
図書館での飲食はできないという常識もこのときは忘れ、とにかくこの渋滞と日照りから逃れようと図書館を目指すといい感じの日陰の駐車場がある…と思ったら一番良いところで工事関係の人達が休憩してて断念。
さらに上に進むと図書館の駐車場があり、そこは木々に囲まれた実に涼しいところで、傍らにはなんとベンチと机まである!…と思ったらすでにその机には先客がおりました…。
「…ムム…なんか面白くないぞ軽井沢…」という思いが頭をよぎりましたが諦めずにさらに探索。
一旦渋滞に戻ってすぐ線路を越えて南側の別荘地帯らしき地域へ突入。
うお〜どこ行っても渋滞かよ〜!
しかもショッピングモールに出入りする車で渋滞とか、近所のベッドタウンそのまま!
どこが避暑地の高級別荘地やねん!車がちょっと高級なだけで庶民の巣窟と変わらんやんけ!ていうか全然避暑ってねーし!…と怒りが次々こみ上げてくるのを抑えつつ、進行予定の南へ進路をとり、車のいない方へ適当に走ると別荘地の奥深く、というか商店のない完全な住宅地に入りました↓
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木々も多く涼しいのですが今度は「ここから先私有地のため侵入禁止」的な看板がやたら登場。
「くっそ〜ちょっとそこの木陰で座ってコンビニの食い物食べたいだけなんだけどな〜、そんなことしたら怒られそうだしなぁ(そこかしこに人が散歩してる)つーか飯冷めちゃうよ〜」とモヤモヤした気分で別荘地帯の網の目のような道を進むと一カ所だけ何の看板も無い空き地を発見(土地所有者はいるんだろうけど…)。
やむなくそこにバイクを停めて横にしゃがんで(いまいち座る気がしなかった)速やかに飯を食い、そそくさと立ち去りました(もちろんゴミはバッグの中に)。
そういや軽井沢って以前(2004年)夜中に通り過ぎた時もやたら混んでたなぁ。
山梨や長野南部の高原別荘地帯のような人気の少ない、のどかな所と同じに考えてたけど全然違いました。
メジャー過ぎるのも考えものだなぁと思いました。

飯も食ったし時刻はもうPM4:00を過ぎていたので、あとは帰るだけ。
ルートもイマイチ外れてるのか当たってるのかわからないまま、方角と標識だけをたよりに進むとやっと忌まわしい人混み地帯を抜けることができました。
しかもいきなり広大なナイス風景↓
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これよ!こういう風景を探してたんスよ!と先ほどのイライラからのギャップで実に爽快な気分に。
ルートも標識に登場して迷いも消えて、いざ妙義荒船林道へ!…と思ったらこんな看板が出現(↓写真上)
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でもよくよく見たらぼくの行きたい方角の林道は通行止めじゃなかったので一安心(写真下の奥へ進む)。

やっぱ夏は日が長くていいわ〜と林道を快適に進むと謎の建造物やら、うしの材料マシュマロパック改めロールサイレージが無造作に置かれてたりして、いつもと同じようなワクワク山道が出迎えてくれました↓
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その先にあった牧場らしき場所↓
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ホントはこういうとこで飯食いたかった…。

その後はけっこう迷路チックな道に少々迷いながらも正しいルートをたどることができましたが、この標識は大雑把すぎるでしょ〜↓
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佐久はわかるけど東京って…まぁたしかにこっちに進むんですがね。

最後に5本もの分岐のある地点でどっち行っていいかわからず停まると、すぐ先で女子高生だか女子中学生だかの若い女性達がスクール水着だかスパッツだかよくわからないのですが、なにやら黒っぽいピチっとした衣装を着た集団が着替えてるような、なにか準備してるような所に出くわしまして、じっくり観察したいけど観察するわけにもいかず、若干パニクりながら目をそらしてイマイチ役立たずの地図広げたりしているうちに彼女らはジョギングでどこかへ行ってしまいましたが、その後近くにあった地図看板を見るとどうやらこの近くに学校の宿泊施設(合宿所)があるとのことで納得。しかもこの辺一帯は牧場と別荘が点在する地域だったようです。
しかしこんな人気の無いとこで山中で、場違いなキャピキャピギャル(完全なる死語)の集団なんて出くわしたことがなかったのでちょっとビックリしてしまいました。立ちゴケしなくてよかった。
そのすぐ近くにあった良い風景↓
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写真では見づらいですが草原の中にキレイな花が咲いてます。
この時点でPM5:32

あとは日が暮れてしまい、写真も撮れなくなってしまったのでひたすらに走り続けて帰路を急ぎます↓
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これどこのトンネルだったか…もう覚えてません。
一応、来た道になるべくカブらないようなルートで帰ってきたのですが、帰り道は渋滞も無く非常に快適&快速に進むことができて、思いのほか早く八王子につきました↓
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ここは早朝に食事したマック。
もう面倒だったので夕飯もここで済ましてしまいました。
ぼくは食に対する興味が碓氷…いや薄いのです。
まぁ欲を言えばその土地土地での郷土料理なんかで3食済ませることができればまた楽しいとは思いますが。
あと風呂も途中で温泉なんか入れたらさらに良かったかも。

でもおかげでPM10:30頃に帰宅できました。
総走行距離は476.3km。
総所用時間は約18時間。
総ガソリン代は1,885円。
食費は2〜3千円(レシート無しもあるので不正確)でした。
早く帰れたので風呂に入って大満足。
リポD効果か、意外と体力も気力もまだ余裕ありました。

ちなみに八王子までの道程の途中で3回目の給油をして燃費36.6km/l。
家の近所で最後の給油、燃費32km/l。
最高燃費は40.4km/l。
平均燃費は36km/lでした。
キビキビもカッ飛びもトコトコも無難にこなせてアイドリングでエンストもせず、始動性も良く排気音も以前よりなぜか心地よく、さらに燃費も良いなんて、なかなかナイスなセッティングなのではないでしょうか。

そういえば撮影した写真枚数は370枚もあり、ブログ用に厳選するのが大変でしたがもう一度遠出を追体験しているようで楽しかったです。
しかし厳選したつもりなのにすごい枚数になってしまいました…まぁ個人のブログだから別にいいか。
それだけいい風景や楽しいことが多かった今回の遠出でした。
posted by 文鳥 at 03:03| 東京 ☀| Comment(0) | 遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月31日

秋の遠出

前日記の続きで連続投稿。

翌28日は早朝5時起きで、スタートはまだ街灯も消えてない5時半。
5時起きといっても前夜はなかなか寝付けずぐっすり眠った記憶が無いままアラームで起床。
前日の装備は下半身が少々タイトな装備(伸縮性の無いモトパンとオフブーツ)で、エンジン始動のキックだけでけっこう辛かったので、本日はもっとラフでカジュアルな感じに変更。
気温は天気予報では平年並みか若干高めと言ってましたが、バイクで山に行くと体感温度は異様に下がるので真冬装備に近い状態にしました。
暖機は近所迷惑なので始動早々チョ−クかけたまましばらく低回転走行。

ルートは去年の夏の終わりに行ったとこをなぞって、夏と秋の違いを堪能しようという予定。
まずは毎度おなじみ陣馬山のこのポイント↓
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時刻は06:43。
さすがに八王子とはいえ山は薄ら寒いですが、装備のおかげで胴体は全然平気。
「胴体は」ということは脚や顔は実は寒かったです。

温度計では7〜8℃あたりを表示していました。
自分の記憶では0℃近くまでならそれほど寒くないだろうと思っていたのですが、朝から何も飲まず食わずで来たためか道を進むにつれて体温が下がり、陣馬山を越えて標高も下がったのに気温も上がらず快適ではなくなってきたので、運良く早朝から開いていた商店でチリトマトシーフードのカップラーメンとカフェオレを購入(↓この場所)。
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それでもまだ足りない感じだったのでサンドウィッチも追加。
やっと落ち着きました。
カップラーメンなんて何年振りに食べただろうか、というくらいに久々でした。
ちなみにこのお店、家帰ってからレシート確認してみたら「ベイスターズマートよつや」という名前で、レシートには今話題の横浜ベイスターズのキャラがプリントされてました。

先を急ぐので早々に出発してしばらく、また登場の妙なカカシ↓
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去年の場所とは違う所なので彼ら(?)も去年とは別人なのですが、制作者が同じなのかパッと見同じ雰囲気(このカカシは他にも数体別の場所に存在している)。
特に右のお子様は意図的にやってんのか?と思える倒れかかり方で笑えます。

この辺の道はいつ来ても車の往来の少ない印象でしたが、この日はいつもより多かったです。
ひょっとして通勤ラッシュだったのかな?と思ったらこの辺にはゴルフ場が2個もあるので、もしかしたらそこに行く人も多かったのかもしれません。
まぁ多いといっても数分に1台見る程度でしたが(笑)。
なので前後に車が常駐することもなく、やはり快適な道でした。
ただやはりまだ寒い。
寒くて60km/h以上で走る気がしません。
どこが寒い原因なのかと考えると、腰まわりとヘルメットの耳周辺がスースーしているような…。
今まではジェッペルだったので、顔がススで真っ黒になるのを防ぐためにバンダナで目から下を覆うように巻いていたのですが、今回からフルフェイスになってバンダナを無くしたことが影響しているのでしょうか。
冬はバラクラバみたいなのかぶった方がいいのかも。
腰まわりに関しては、セローでちょくちょく真冬の山行ってた頃はフリ−スの厚手パンツをチノパンの下に履いてましたが、これは強力でした。
ただ欠点は着膨れしてカッコ悪いということ…もっと薄手のフリースパンツって無いもんだろうか。
そういや今は防風ジーンズってのもあるから今度買ってみようかな(種類が多いともっといいんだけど)。

その後も山道は続き、腕時計の気温表示は6.1℃を記録して「ウブブ〜!」と言っちゃうくらいの寒さになりましたが、時間と共に徐々に太陽の位置も高くなってきたところで去年バイクにまたがって撮影したポイントに到着↓
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まだこの辺はほとんど紅葉はしていないようです。

去年撮影した地点は材木が山積みになっていて景色がイマイチになってました↓
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ちなみに気温を計測してる腕時計はこのような場所に取り付けしています↓
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これなら腕の体温の影響も受けずに身体が受ける温度を測れるし確認もしやすい。
もちろん走行風も受けるので気象庁や電光掲示板の表示する気温より低い値が出ます。
停車すると正しい気温になるはずです。
この写真では10.8℃となっていますが、この後ここで10分ほどのんびりしてたらもっと気温上昇してポカポカ気分になりました(何℃だったか忘れた)。

身体も温まったということで走り始めたらやはり気温表示は下がりましたが、もうそれほど気になるような寒さは感じませんでした。
そんな中、いい具合のレトロっぷりを発揮する廃バスを発見↓
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恐らく人ん家の敷地内なので入って観察はしませんでしたが、ウインカーが異常にレトロ。
車体左側にピロッと出てるオレンジのものがウインカー(というか点滅しないので方向指示器と言った方が正確か)です。
点滅する代わりにこのオレンジ部分がパタンと起き上がって意思表示する方式です。

さらに進むと次第に紅葉している木が出てきました↓
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ここら辺は気温も風景も道も最高に気分良かったです。
緑から赤へグラデーションしている様が美しいですが、まだまだ一部の木だけで荘厳な雰囲気とまではいきません。

お次はまるでCGのようにキレイな富士山↓
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この少し手前は峠の茶屋的な場所「柳沢ドライブイン」があったのですが、やはりこの日は平日にも関わらず適度に人がいました。さすが行楽の季節というだけあります。
でも夏休みのバカ混みのような感じではなく、定年後らしき旦那さんと奥さんとか、大人なソロライダーが大半を占めており「理想的な観光地」といったいい雰囲気でした。
もちろん下品な爆音をまき散らす車&バイクは皆無。
やっぱ平日はいいわ〜。

柳沢峠を下っていくとこんな見事な建造物が現れます↓
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巨大な橋です。
よくこんなもん作れるよな〜と感心しちゃいます。
あの雨樋だけでも相当な重量&金額でしょうに…。
次回は下から見上げてみたいものです。
ここで時間は09:45。
去年だと丹波山村でこの国道411号に出る丁字路にいる時間です。
デジカメ写真はこんなデータまで残るから便利ですね〜。

この国道411号をさらに進み、塩山市街に入ります。
去年は市街地の真ん中あたりまで行って大回りしてしまったので、今回は近道しようとウロチョロ(少し迷った)していると、こんないい雰囲気の神社が現れました↓
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普段無宗教で盆暮れ正月の無い生活をしているぼくですが、遠出をしてて古い神社やお地蔵さんを見かけると妙な魅力を感じてしまいます。
例えば「鳥居ってカッコイイ形してんな〜」とか思うわけです。
ぼくのバハもおそろいの赤になっていい絵になりました。
MADE IN JAPANって感じです(笑)。
すぐ近くには恵林寺というデカいお寺がありまして、ここはかなりメジャーなようでお年を召した観光客の皆さんが参拝しておられました。
でもぼくはこういうデカくて有名なとこよりひっそりとした神社や寺の方が好み。

そこから西進した所にあるコンビニでちょっと早めの昼食(10:39)。
かなり空腹だったので、後ほど快適な山中でのんびり食べる分と、今すぐ食べる分のパン類をガサガサッとまとめて買い込んで少し食べるものの、満腹になったので残りをバッグに入れようとしたら量がギリギリ多くて入らず、入らなかった分をさらに食す。
しかしパン類だけで満腹ってのもなぁ…と、近くの店で食べれば良いようにも思いましたが、やはり青空の下、バイクの横に座って食べる方が気分いいような気もするし…そうか、今すぐ食べる分は弁当類にすれば良かったんだ。今度からそうしよう(そういう結論でいいのか?)。
気温はなんと28.8℃に上昇。快適〜。

そしていつものルートで塩山市街を離れて川上牧丘林道の山梨側の麓である牧丘町へ。
途中、去年発見した絶景ポイントで同じような写真を撮りたかったので、そのポイントを探したのですが少々迷ってしまい時間をロス。
やっと見つけたポイントで撮影↓
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もうちょっと早い時期に来れたら金色の稲穂がそよぐ背景になったのにな〜残念。
ちなみに去年の夏はこんな感じ↓
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やはり刈り取った後だと夏の景色に負けるな…。
街のモヤも今回の方が濃いのはなぜ?
でも空の雲の無さは今回の方が完璧!
時刻はなんと去年の夏(11:26)とほとんど同じ11:29。

去年は撮らなかったセルフ写真を撮影↓
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靴はこないだ買ったSIDIのブーツにしようか迷ったのですが、長距離なので履き慣れた靴の方が疲れないだろうということで、数年前から主にバイク用として使用しているPF-FLYERSのCenter Xtra Hiにしました。
防寒は発熱系ソックスと部屋履き用モコモコソックスの重ね履きで大正解(腰からヒザは寒かったけど)。
バッグは2個用意してましたが、それほど持っていくものが無かったので小さい方のJZ-010B(過去の日記参照)のみで、サイフやケータイも上着に入るので付属ポーチ類も無し。
この写真の時点でバッグの中に入っているのは工具とマイクロファイバーウエスと食料だけ。
あとこの写真撮影で使用中のカメラの三脚がベルト固定されます。
三脚は最もコンパクトで脚の長いものをチョイス。

写真撮影もほとぼり醒めてさらに進み、琴川ダムの横まで来ました↓
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やっと紅葉らしい紅葉が出てくるようになりました。
この右斜め後ろの方に「ペコちゃん牧場」があるのですが、よく来ていた昔(10数年前)と比べると建物が増えたり新しくなったりしてまして、今回もなにやら新たな建物が建築中でした。もう昔の寂れた雰囲気はありません。
そもそもこの琴川ダムってのもちょっと昔には無かったのです。

その「ちょっと昔」にぼくが通ってたと思われる道がダムの水中に消えているのを発見↓
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廃墟に通ずるゾクゾクする風景です(笑)。
昔セローでこの辺にあった住居跡(レンガの土台と壁の一部だけ残ってた)や、たくさんのカエルが暑い日差しを避けて道の横にあるフタ付き水路の中でゲコゲコ鳴いていた場所も今やこの深緑色の水の中かと考えてもまたゾクゾクもんです。

ダムの怪しい魅力を堪能した後、川上牧丘林道には行かず西に曲がってさらに進みます。
マップには「クリスタルロード」と書いてある道をひたすら進むだけです。
その途中の木のアーチ↓
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これ、ひょっとして葉っぱが散る前は奇麗な黄色とか赤だったのかなぁ?

その先にある「グリーンロッジキャンプ場」の直前にあるススキ野原↓
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手前の柵は木で作ってあって気を使ってます(シャレのつもりは無し)が、欲を言えば柵なんていらない(雪が積もったら道がわからなくなるかもしれんけど…)。
この手前には広い駐車場があって、去年の夏は誰もいなかったのでド真ん中にバイクを停めて写真を360°から撮影しましたが、今回は車が1台停まって中で誰かが寝てたので断念。
キャンプ場界隈も車が数台停まっており、近くのテーブルでは熟年のご夫婦が弁当を食べてました。
この日はこうした「お弁当を仲良く二人で食べてる熟年夫妻」といった風景が至る所で数多く見受けられ、なんだか妙にのどかで微笑ましかったです。
記憶のいたずらか、その光景を思い出すと、まるでテレビゲームの中に出てくる背景の人のようにみんな同じ姿で、2人横に並んで座っておにぎりをほおばっているという絵が脳裏に浮かんでニヤニヤしてしまいます。
ここもやはり去年より人が多かったですが、メチャクチャ静かでした。

そこから少し進んだとこにある、これまた去年イイ写真が撮れたポイントに到着↓
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去年と同じようなアングルで撮影してみましたが、家に帰って確認したら微妙にアングルが違ったようです(去年の夏がこれ↓)
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時間は今回が12:24、去年は12:31。

またがり写真は違うアングルから↓
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この横道をさらに奥へ進むとすぐ行き止まりになるのですが、その手前に一つポツンと真っ赤な物体が…↓
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近寄ってみると…なんだこれは…↓
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この謎の植物はこの後ずいぶん離れた所でも1本だけ遭遇しましたが、いったい何?
ウルトラQ的な怪奇植物でしょうか。

その後は北西方向にある清里へ抜けるルートで、途中に眺めのいい場所に出るはずだったのですが…なんか去年とは違うような雰囲気。
でも紅葉が次第に奇麗になってきたのでそのまま進行↓
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すると「増富ラジウムライン」という紅葉がメチャクチャ見事な川沿いの道に出ました↓
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さすがに紅葉が見頃とあって今までで一番車が多く(バイクも1台遭遇)完全に観光地といった風情でしたが、やはりこういう場所に来る人は落ち着いた大人なのか(笑)秩序を保ったいい雰囲気でした。

その先に進むと「津金楼」という温泉街?に出まして、確実に去年来たルートではないと悟り、引き返して違うルートへ行ってみましたが、また違う場所に出てしまいました↓
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なんとなくラシュモア山を彷彿とさせます。

その後現れたのはこれまた程よく人が訪れていた場所…なんだここは?↓
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どうやら「みずがき山自然公園」という場所らしいです。
この地点から左側に向くと先ほどのラシュモア山(ホントは瑞牆山)の全景が見られるとあって、そこそこのにぎわいを見せていましたが、ぼくが行きたいのはここじゃない〜。
ちなみにココ↓が行きたい場所。
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また引き返して別の道へ行くとそこは本日初の未舗装路。
でも轍も深くなく、ガレ度も低いので走りやすいダートでした。
そしてブラインドコーナーを抜けると、立派な角をはやした鹿が道の真ん中にいてお互いビックリ、鹿は軽やかなステップで横の山を駆け上がっていき、途中で止まってこちらを観察していましたが、近づいて撮影しようとしたら奥の方に逃げていってしまいました。
結局撮影できたのはこんな不鮮明な写真だけ↓
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しかたないので書き足して説明(笑)。
正面から顔を撮ったのもあるんですが、ブレてハッキリわからないのでボツ。
この後、子鹿たちの群れが斜面に展開している状況にも遭遇しました。
「お!」とバイクを停めて数秒彼らと見つめ合った後、カメラを取り出そうとポケットに手を突っ込んだとたんに彼らはクモの子を散らすように山奥へ消えていってしまいました。

さすが未舗装路だなぁと走っていると何かが緩んでカチャカチャした音が聞こえるので停止して各部をチェックしてみると…なんとリアアクスルシャフトが緩んでチェーンがダルダルになってました(写真上)↓
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早速持ってきた工具が役に立つZ!とバッグを開けて工具をとりだし…あ…見事にサイズを間違えてました(写真下)。
重量のあるプライヤーを持って来なかったのを後悔。
仕方なく手締めで対応。

交通量のほとんど無い道だったのが幸いで、朝とは違うポカポカ陽気の中でのんびり快適作業。山の静けさが心地いい〜。↓
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しかしあっちこっち道を彷徨ったあげくに修理作業もしていたのでこの時点で15:29。
もう去年の道発見は諦めてこのまま長野側へ脱出することにしました。

やはり広大で牧歌的な長野の農道↓
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夏と違ってまだ15:51なのにもう影が長くなってきました↓
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予定ではこのまま去年の夏に探してた「イイ感じのダート道」を探索するつもりだったのですが、睡眠不足と疲れもあり、家に帰りたくなったので(笑)帰路につこうと走ります。
しかし、ここから帰るにしても今来た道を引き返すのは面白くないので西進して野辺山駅へ↓
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この近所のガソリンスタンドで給油ついでに工具借りて、リアアクスルの増し締めをして一安心。
ちなみにこの写真の背景に写ってるお土産屋さんはファニーアイテムの宝庫だったお店。
今回も数年振りに相変わらずなのか確認しようかと思いましたが、店員さんが暇そうにしてるのがチラッと見えて、冷やかすのも悪いのでそっとしておきました(やっぱ見とけばよかった…なんなら何か買ってもよかった気もする)。
横には巨大なウサギが小さく写ってますが、これは去年見かけて笑わせてくれたロールサイレージ製の牛と同じ種族の新型でしょう。
しかし疲れてて詳しく確認する気力がありませんでした。
この撮影地点の右横にはその「牛」が鎮座しておりますが、これも去年みた奴とはなんか違います↓
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表から見ると牛ですが、鼻の頭になにやら赤い丸があり「なにこれ?」と裏をみると…さらに「なにこれ〜?」という顔になってました(笑)。
なるほど、この裏の顔の鼻が表にもついてるわけね!…っていうかなぜ牛じゃない顔にした?
よく見りゃ牛のお腹もハート柄になってたりしてカオス度アップしてます。
いろいろ新しいことやってるんですね…。
ただ今回は、地元小学生が命名した名前が無いのが残念。
「うっしー」と「かあちゃん」はどこ行った?ドナドナ?(まぁ解体されてエサの牧草に戻ったんでしょうけど…)

そこからさらに南西へ進み清里駅へ。
やはりそこにも「牛」がいました↓
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こちらの牛は鼻に異常はありませんが、胸に名札があり「お!名前か?」と見ると「明日を信じて」…だそうです??
なんでしょうか、被災地に向けたメッセージなのかな?
でもこのコミカルで意味不明な牛とアバウトで真面目なメッセージとのアンバランスさがまた漠然としたイイ味を出してます。
この地域のこういった妙な面白さは末永く継続していっていただきたいものです。

そこからは一気に南下して国道20号に入って真っすぐ帰宅。
日が暮れてからの高原の気温低下は激早で、やはり後半は停まって休憩するのも面倒(停まると眠気で帰れなくなりそう)なのでガタガタ震えながら逃げるように帰りました。
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↑これは20号に入る前の国道141号からの風景だったかと。
本当は電線が数本写っていたのですが、空があまりに奇麗なのでフォトショで消してみました(暇人か)。

帰宅直後は酔っぱらったかのようなフラフラ状態で心地よかったのですが、身体は骨の髄まで冷えきって、鏡を見たら目は充血して真っ赤で、目の下にクマができて鼻の横はススで真っ黒というコントの爆発後みたいな顔でした。
この状態で入る風呂がまた最高。
ちなみに食べきれなくてバッグに収納したパン類は見事に潰れてぺったんこでしたが、風呂上がりにおいしくいただきました(笑)。
今回の遠出は夏の遠出に比べると快適度が若干落ちましたが、風景の美しさは夏にも引け劣らないものでした。
四季があるってすばらしい!

総走行距離は393km。
平均燃費は35.8km/L、最高燃費は38.1km/Lでした。
冬装備と工具のチョイスが今後の課題です。
posted by 文鳥 at 00:56| 東京 ☁| Comment(2) | 遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする