その前にカメラの話を少々。
前回(2014)の写真はSONYのRX100でしたが、今回はPanasonicのGM1-Kにパナライカ15mm/F1.7、もう一つ遠方用でG VARIO 45-150mm/F4.0-5.6も持って行って「さらにキレイな写真撮るぞ〜」と意気込んだのは良かったんですが、パナライカ15mmに手ブレ補正が付いてないってことをすっかり忘れて絞り優先(一番無難そうなF5.6)で気軽にバシバシ撮影して、友人宅で確認したらブレてるのがけっこうあってショッキング〜。
手ブレ補正付いてないこと忘れてなけりゃもっとしっかりホールドしたのに…。
45-150mmも一回使っただけ。
時間はあったんだからもっといろいろ試してみりゃよかったんですが、なんかセカセカしちゃいました。
というわけで以下の写真には、いくつか手ブレしてるのが、ありま〜す。
毎回長年のバイク友達と行ってたんですが、今回は前日の夜中にモーターサイクルショーがあることを知って急遽行くことにしたので、その友人がどうしても来れず一人で来場(こういうイベントに客として一人で来るのは十数年ぶりかも)。
まず最初は、カスタムギャラリーというコーナーに置いてあったコレ↓


一見Z2カスタムに見えますがゼファー750だそうです。バグース!モーターサイクルによるカスタム。
個人的にゼファー750はノーマルだとズングリムックリな印象なので1100の方が好きなんですが、このカスタムはかなりカッコイイっす。テールの長さに横浜銀蠅テイストを感じます(笑)。
次はヤマハブースのコレ↓

2015年式YZF-R1。
全部強烈なカクカクデザインですが、特にこのテールまわりはもはや宇宙世紀な感じです。
形だけじゃなく「六軸姿勢制御センサー」なんて宇宙的なのも付いてるらしいです。
しかし最高出力200psってアンタこれ公道走っていいんすか?
こちらは完全なるワークスレーサー↓

あまりレースに詳しくないぼくでも知ってるロッシさんのYZR-M1です。
先ほどのR1もハイテクですが、これも何やら訳の分からないメカが見え隠れしてます。
フォークに沿って配置されてるステアリングダンパーみたいなのはなんだろ?
その近くにある電気配線は何?
アクラポビッチのマークがカッコイイってのはわかる。
次もヤマハのブースにて↓

最近出たばっかのBOLTの純正カスタム参考出品車「BOLT Cafe」だそうです。
ノーマルもカッコイイけどこれもなかなか。初期型RZを彷彿とさせるカラーリングがまたイイわ〜。
空冷ってのも好感度高し。どんな音するんだろ?
同じくヤマハブースにて↓

MT-09 TRACERだそうです。かなりアニメチック…人の価値観は様々だということを痛感させられます(笑)。
TDM850の子孫かと思いきや、これ3気筒なんすね。
んでもってヘッドライトもオールLEDだそうです。未来だね〜。
そしていきなり初期型セロー(この写真ちょっとブレてま〜す)↓

欲を言えばタンクのカモシカマークも最初期型(本物の初期型はマークのツノの形が間違ってた)だったら良かったのに(良くないか)。
ぼくは過去に89年式(セルが付いた最初の型)と2000年式の2台を乗ってましたが、89年式はトライアル車みたいに楽しいマシンでした。でも2000年式は排ガス規制のおかげで低速トルクが激減しちゃって残念でした。
ゼロ・エンジニアリングブース↓

カスタムショップというより、もはや車両メーカーみたいな雰囲気です。
そのカスタム車↓

すんごいピカピカ。これを雨ざらししてたらサビる前にバチが当たりそうです(笑)。
なにげにブレーキキャリパーがフローティングマウントっぽい。
PANOLIN?AFG MOTOSPORTS?のブース(よく見てなかった)にて↓

曲乗り(ああいうのってなんて言うんだろ?)専用マシンですが、ベースはなんだろ?カワサキっぽいな〜と思って画像検索したらZX6Rっぽい?
テールに書かれてる「icon」のマークって最近よく目にするけど、アメリカの車カスタム屋のICONと同一なのか?と調べたらこっちのはバイクアパレルブランドなんすね。でもバイクカスタムもやってるみたいでややこしや。どっちもカッコイイけど。
これまた何のブースだったか不明↓

HONDA RC213V。なんかMOTO GPで凄い人って印象のマルク・マルケスさんのマシンです(たまたま何回かMOTO GPのテレビ番組を見たことがありましたが、毎回1位だった気がする)。
これもヤマハのYZRと同じく謎のメカが見え隠れ(笑)。フォーク沿いの謎ロッドと電気配線は定番なんすね。
しかも今気づいたけど2台ともカーボンブレーキディスク!
このディスクって何で固めて(成形して)るんだろ?燃えたりボロボロになったりしないのかな?
左側面↓

フォークボトムにはこれまた謎のタンクがありますが、80年代中頃に流行ったアンチノーズダイブ機構…じゃないんだろうなぁやっぱり。
スプロケカバー辺りにもまた変な電気部品がくっついてます。なんだかわからんけど乗ってみたい。
DUCATIブースにて↓

新しいスクランブラー?
ついにドゥカティもメイド・イン・タイだそうです。タイ製バイクも立派になりましたなぁ。
別バージョン↓

ここにもICONの文字が。イマイチ意味不明。
しかし、このドゥカティもちゃんとドカドカ言う(言うっていうか鳴るっていうか)のかな?
BULLDOCKブース(たぶん)にて↓

Z1Rカスタムですかね。初音ミク(笑)っぽい色がすごいキレイです。
後ろから見るとかなり強力なカッコよさ↓

ちなみに本来テールライトが入る部分の両サイドに細長いウインカーが入ってます。
IGNITE STRAIGHT 6のブース(BMWの企画?)↓

これは2台ともK1600GTLで、手前がKen's Factory、奥がHOT-DOCK CUSTOM-CYCLESによるもの。
完全に原型を留めてません。
バイクというより、もはや芸術作品みたいな感じです。乗っちゃいけない気がします(笑)。
R nineT Custom Projectのブース↓

こちらもBMW企画なんでしょうか?全部R9Tのカスタムです。
一番手前のHIDE MOTORCYCLEカスタムを横から撮りたかったのにマネキンが邪魔で撮れず。なんやねん!
しょうがないので手を伸ばして反対側を撮影↓

カッコエエ〜。先ほどのR1600GTLカスタムは乗っちゃいけない感じでしたが、これは街乗り可能な感じ。
上から見た図(微ブレ)↓

ロケットカウル、細い車体、飛び出したシリンダー、たまらん造形美なり。
こちらはCHERRY'S COMPANYカスタム↓

これもなかなかいい感じですが、やはりちょっとぶっ飛び気味というか常軌を逸した感があるので、街乗りするにしても夜の都心部限定って感じです(笑)。
こちらは46Worksカスタム↓

うおーこれ最高に好き!これなら日々の街乗りに使えそう。
横から↓

なにげにラムエアインテークなんすね。しかもチタン管。
こちらはBRAT STYLEカスタム↓

これは完全街乗り可能ですな(笑)。
これはもう見た瞬間でブラットスタイル製ってわかりました。
しっかし総合して言えることは「こんだけ工作できたら楽しいだろうな〜」。
変わりましてこれはMVアグスタブースにて↓

車体にはそれほど興味は無いんですが、ホイールを見ると↓

片持ちのスポークなんてあるんすね〜。左右のバンクで剛性変わったりしないのかな?
ちなみにフロントフォークはマルゾッキ。なんか懐かしい〜。触ったことすら無いけど。
またしても何のブースなのかイマイチわからない所にて、異様な人だかりを発見↓

こういったイベントでは定番のキャンギャル撮影隊であります(笑)。
「どんな娘かな?」と見てみるとけっこうなカワイコちゃん(死語)がフェチズム溢れる服装だったので撮っとこうと撮影隊の後ろからカメラを構えましたが15mmじゃ遠すぎ。
そこで45-150mmに交換!して撮ったのがコレ↓

このレンズは手ブレ補正入ってるはずなのに、ブレてるんだかボケてるんだか、イマイチな写真になってしまいました…連写すりゃよかったのかな。
キャンギャルの背後にある壁の向こう側のAVINTON?MOTO CORCE?(またしてもよく確認せず)ブースにて↓

要するにハーレー系のエンジン(がベースなのか、新規で作ったのかわからないけど)のカスタム車のようです。しかしすんごいキレイに作ってるな〜と思って足元のプレートを見ると…コレクターGT 車両本体価格 \5,580,000…!?(ブレブレ写真)↓

「ギョエ〜!!高っけ〜!まぁMVアグスタもそんな感じだし、最近の高級車ってやつなのかな〜」なんてしゃがんでプレート見てたら、なにやら背後に妙な圧迫感のある気配がするんで顔を上げたらなんと先ほどのカワイコちゃんが目の前(バイク横)に立ってて撮影隊がぼくの背後に展開してるではありませんか。
慌てて脱出しようとしましたがズラ〜ッと囲まれてるので後ろに行けなかったので、気を取り直し撮影隊の仲間入りを果たしました(笑)↓

今度はちゃんとブレずに撮れた。でもこれ一枚でそそくさと退散(後ろには行けなかったのでカワイコちゃんの背後から逃げた)。今にして思えば正面から目線もらいたかったな〜なんて撮影隊気質を発揮。
同じブース内の別の車両↓

よく見ると奥の人がカメラ撮影してますが、例のカワイコちゃんを後ろから撮ってます。しかもこの人たぶんこのメーカーの偉い人だと思われます。すごい楽しそうでした(笑)。
同じく同ブース内の別車両↓

これはドゥカティの1199スーパーレガーラ?とかいうめっちゃ高いマシンがベースのNVC1199SL。
値段を確認すると…\17,500,000…ウゴォオオ〜!!いっせんまんえん超えてる!!
ちなみにライトはこんな感じ↓

ウインカーがトラック野郎みたいな感じにピロロ〜ンと流れるように光ります。
その近く(隣だったかな?)にあったマシン↓

キレイに作るよな〜。CBR600RRがベースなのかな?ってことはお値段はリーズナブルなのかな?…\6,782,400か、NVC1199SLの半額以下だな!安…くない!
雲の上から地下3階まで降りてきた感じになりました(失礼)↓

FTR250?と思ったらRS250Dだそうです。なにが違うんだろ?そしてシートに乗ってるキャラはなんだ?と思ったら横で等身大キャラがお家に帰ろうとしてました↓

頭ぶつけて倒れるくらいやってくれたら面白かったのに。
これは恐らくZ系のパーツで有名なPMC.incのブースだと思います↓


少々夜露死苦な感じですが、なかなかカッコイイです。
ライトの位置やオイルクーラーの配管に合わせて開けた穴とかもセンスいい。
そしてモノサスっぽいけど2本サスっていうのも意味わかんないけどカッコイイっす。
これは恐らく現代の空冷直4を70年代風にモディファイしてるDOREMI COLLECTIONのブース↓

これってひょっとしてゼファー400?だとしたらすごいけど、タンクの黒塗装で形状ごまかしてるのが惜しい。
カワサキブース↓


2015年のカワサキといえばこれしかないでしょう。H2R。
カワサキは時々こういう革新的なものを作るから面白いですね。
まさか大手メーカーがスーパーチャージャー積んだ大排気量市販車を作るとは…。
デザイン的には、フロントの重厚さとリアまわりの軽快さのバランスが絶妙だと思います。アンダーカウルが無いってのもイイ!
ぼくは普段こういう未来的なデザインはそれほど興味ないんですが、これはなんだか素直にカッコイイと思っちゃいました。まぁ「所有したい」というのとはちょっと違うんですが。
そのH2Rの公道仕様であるH2↓

さすがにマフラーが悲惨なことになっちゃってますが、やっぱり交換前提でしょうか(笑)。
ちょっといじったら300ps出ちゃうのかな?これこそ「公道走っていいんかい!?」って感じです。
そこらへんの道で300ps発揮させようとするアホには出くわしたくないなぁ…。
モリワキのブースで合ってるかな↓



CB1100カスタム。この日で一番カッコイイと思った車両です。
以前見たモリワキ改より格段に良くなってる〜。
欲を言えばサイドカバーは付けたままにしてほしかった。
でもまぁやっぱりCB1100はエンジンとフレームが非常にいい造形してるから、いろんなカスタムがしやすい気がします。
最近のバイクの中ではダントツに好きなバイクです。
ホンダブースにやってきました↓

BULLDOG。参考出品車ですが、もうほとんど市販されそうな雰囲気です。
PS250を思い出した人はぼくだけではないはず。
SFA↓

150ccには見えないっすね〜。しかしこれはショーモデル感が強いです。
今年のホンダの目玉はこれかな?↓


ホモロゲーションモデルのRC213V-S。
RC30やNRみたいに、ほとんど肉眼ではお目にかかれない存在になるんでしょうか(笑)。
ワークスと同じくフォーク周辺の謎の電気配線やサブタンクは付いてますが、謎のロッドは無い…あれは一体何なんだ。
True Adventure(微ブレ)↓

泥だらけ&変な迷彩塗装でディテールがわかりづらい。
アフリカツインもシャープになったんすね〜(違う?)。
これはもうひとつの目玉なのかな(やはり微ブレ)↓

CRF250 RALLY。
これももう販売開始しそうな雰囲気を漂わせていました。
ノーマルCRF-Lより売れそうな気がします。Lのライトカウルもなんかカワイイんですがね(笑)。
何のブースだったかもはや記憶に無し↓

72年式モトグッチV7 SPORT。カッコイイ。
かろうじて読めるプレートには、ライダースクラブ誌でテストライダーやってる人のマシンだとか書いてあるように見えます。ひょっとして特注ピストンとか入ってるやつかな?
同じくモトグッチ(またブレちゃった)↓

V7 RACER。レーサーといいつつ保安部品が付いてる公道OKな市販車です。
でもテールカウルのゼッケン部分を無しにして、リアの保安部品&ナンバーをスパルタンに処理すればけっこうカッコ良くなりそう。
最後はSHORAI(バッテリーメーカー)ブース↓

ハーレーカスタム…ってブレブレやんけ!せっかくカッコよかったのに〜。
やっぱりオンロード系バイクは雨の日に(もしくは雨上がりの水たまり)を走ると身体に泥の跡がついちゃいそうな短いフェンダーの方がカッコイイっすね。
会場を出て2階の駐輪場へ向かう途中のエスカレーターにて↓

会場より暗かった上に、絞りをF9まで上げちゃってた(いつの間にか動いてた)のにブレませんでした。
恐らく空で測光してシャッタースピードが上がったためだと思われ。
この後は毎度イベント時にはおなじみの千葉の友人宅で赤ちゃんの相手とアホ談義で夜中まで過ごしてから帰宅しました。
昼間は暑いくらいでしたが、やっぱり夜中は放射冷却のせいかガクブルレベルの寒さでして、トラックが前を走ってないと(トラックの後ろ走ると多少温かい)50km/h以上出せませんでした(笑)。
R357を降りて銀座方面へ向かう途中にて、カメラテスト↓

絞り優先(またしても勝手にF7.1になってた)、SS1/3でブレブレ。
次にSS優先(1/250)、F1.7↓

被写界深度が浅くなって背景がボケた上にSSが速くなったために街灯のフリッカーが出て大失敗。
次にプログラムオート(SS1/50、F1.7)↓

被写界深度の浅さのために背景がボケてしまいましたが、まあまあキレイに撮れました。
昔アサヒペンタックス(フルマニュアル)でちょくちょく写真撮ってたけど、そんなに難しかった記憶が無いんだけどな〜。あ、そういや夜景とか室内は撮ってなかったかも。
この日の燃費=31.1km/l
総走行距離=162.8km