2015年12月11日

カッコイイレンズ2

今年も残すところあと僅かとなりまして、毎日の家事に加えて仕事やら年賀状やらバイクやらカメラやらゲームやらと、やりたいこと&やらなきゃいけないこと山の如しの今日このごろ。
レストア&カスタム発注してるXL350はどうも年内には完成しなさそうな感じになってきまして、その待ち遠しさをごまかすかのように、ついついまたカメラレンズのことばかり考える日々を過ごしてしまった結果、買ってしまいましたフォクトレンダー。それも立て続けに2本。

まず1本目、NOKTON 58mm/f1.4 SLII N↓
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別売フード付きの中古を見つけてしまい購入。送料込みで36,850円。
フードをつけるとこんな感じ↓
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事の発端はGM1をメインで使ってた時に買ったKOWAのプロミナー8.5mmの質感が忘れられず(まだ持ってるけど)こんな質実剛健なMFレンズがX-T1にもあったらいいのにな〜という発想が元でした。
オールドMFレンズも悪くないんですが、やはり数十年前のものだと大抵どこかが劣化してる(バルサム切れや曇りがあるタマが多い印象)し、今でも売ってるニコンのMFレンズなら新品で買えるけど、ゴムグリップとかデザインが若干理想とは違うし…やはりオール金属削り出しでプラ部品一切無しってのが欲しいんすよね〜。
そうなると思い当たるのはライカとかカールツァイスとかフォクトレンダーくらい。
ライカレンズはベラボウに高いので即却下(最も安くて18万以上…)。
カールツァイスとフォクトレンダーは幅広い価格帯&スペックのレンズがあり、この2社を比較するとカールツァイスの方が若干高めの価格が多い感じ。
ちょうど中望遠レンズが欲しいなぁと思ってたのですが、フォクトレンダーの最も安いモデルがこのノクトン58mmで、APS-CセンサーのX-T1につければ85mm相当の中望遠レンズとして使える。そしてなんといってもデザインがカッコイイ!
スペック的にはフジフイルムにも似たようなレンズはあるのですが、やっぱり電源入れないと動かないデジタルなレンズだし、しかも値段がこのノクトンより全然高い!まぁたしかに最先端ならではの高性能を誇っているとは思いますが、ぼくが欲しいのは高性能とかよりカッコと質感&操作感なのです(もはや写真関係ないし)。
とはいえ、レビューとか作例とか見ると何十年も昔のオールドレンズよりは進化すべき部分はちゃんと進化してるようで、そこがまたそそられます。
てなわけで新品でもさほど高額ではないので新品買おうかと思ったらこれが全然売ってない。
どうやら生産分が全部売れてしまったようで…でも再生産する可能性もあるし〜なんて思いましたが、いつ生産するかわからない(メーカー問い合わせ不可)し、もしかしたらこのまま生産終了しちゃうかも…!なんて考えたら焦ってしまい、中古を検索しまくって見つけたのがコレ。
状態は非常に良く、新品と偽って売っても気づかれなそうなレベル(笑)。別売フードもついてこのお値段ならお買い得と言えましょう。

しかし、これだけではこのレンズを使うことはできません。なぜならこのレンズ、マウントがニコン用だから。
もちろん速攻で恒例のヘリコイド付きマウントアダプターを購入。
しかしヘリコイド付きは普通のアダプターより高額なので結局このレンズ一式で55,650円な〜り。
でもやっぱこのアダプターはカッコイイのでコレ以外には考えられない↓
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うっひょ〜う、やっぱX-T1にはこういうレンズが似合うわぁ〜。
ちなみに以前買ったKマウント用ヘリコイドアダプターよりも、ギザギザが大きくなってていとうれし。
フードを付けた状態だとこんな感じになります↓
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これまたカッコイ〜。いかにも中望遠っぽい長さです。
今までぼくは長いレンズはあまり好きではありませんでしたが、これを触って考えを改めました。
持ってみるとちょ〜どいいしっくり感のある長さ&太さ。
フードを取ればもうちょい短くなり、持った感触がまた気分いいのですが、これはなんかフードを付けておきたい気分です。
ちなみにこのフードは金属製なので、硬いものに接触した時のメタリックな音がまたイイ。
肝心のフォーカスリングの操作感はKOWAのレンズよりは軽いものの、デジタルレンズには無い「グリスが入ってる」感のある、程良いトルクがあります。
絞りリングもKOWAに比べれば軽めですが、マニュアルレンズらしいしっかりとしたクリック感があり「気づかぬ内に回ってた」なんてことはないと思います。
やはり現代のマニュアルレンズは、デジタルレンズにもオールドレンズにもない魅力を感じます。

しかし、ここ最近の散財でそろそろ懐が寒くなってきたので、このレンズを買った後にもう使わないであろうオリンパスのM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8(初めて買った交換レンズ)と、パナソニックのLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7と、GM1の純正キットレンズをドナドナ。総額53,800円な〜り。ほぼノクトン&アダプター分の値段になりました。
ズイコー25mmは仕事と遠出で1回使ったきり、パナライカ15mmはモーターサイクルショーと近場にバイクで持ってっただけ、GM1キットレンズは買ってから試し撮り程度にしか使ってなかった、という全部キレイなままだったのが功を奏しました(笑)。もちろんキットレンズ以外は箱あり。
パナライカ15mmはホントは持っていたかったんですが、高精細クッキリレンズはX-T1にまかせてGM1は日常スナップ専用にしようと割りきりました。
売却先は新宿のマップカメラで、新し目のものなら「ワンプライス買い取り」ってやつで買い取ってくれるのでかなりお得だと思います。

で、新宿行ったついでに買ったばかりのノクトンの試し撮りしてみようとしたのですが、すっかり日が落ちていたのと、何を撮ったらいいかわからないまま何枚か撮った結果、スマホでも撮れそうなつまらない写真や手ブレ写真ばかりになってしまいました。
その中から、辛うじて見れるであろう1枚↓
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開放f1.4。
この場所で何枚か撮ったんですが、ブレてないのはこれだけ(笑)。
しかも極薄ピントのおかげで、よく見ないとどこにピントが合ってるのかわからないし。
その上、カメラ内のMFレンズ焦点距離設定を50mmのまま撮影してしまいました(でもこれ何に影響するんだろ?)。
まだまだ修行が足りません。

バイクに乗らない時はこのノクトンを付けっぱなしにするつもりだったのですが、帰宅してから「中望遠って難しいなぁ」と思い知り、ノクトンを付けっぱなしにするのは修行ハードルが高いようにも思えたので、もうちょい広角気味のレンズを探してみた結果が今回購入した2本目となる、COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SLII N↓
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これも別売りフード付き(もちろん金属製)の中古で42,800円。小さいけどノクトンより少し高いですが、別売りフード付きなのでやはりお買い得と言わざるを得ません。
程度はやはり新品同様。どこが中古なのか見ただけではわかりません。箱は無かったけど。
フルサイズセンサーなら20mmの超広角ですが、X-T1だと30mm相当の画角になります。
30mmといえばパナライカ15mmも換算30mmでした。これは気軽に使えそう。
ちなみにこれも本来はニコン用なので、ノクトンと同じマウントアダプターをはさみます。
フードの付いた状態↓
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X-T1に合体させてみるとこんな感じ。まずはフード無し↓
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おぉぉ、これまたイイっすね〜!
このレンズはパンケーキ型ですが、アダプターと合わせるとちょうど標準レンズっぽいサイズ感になりました。
フードありの状態↓
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うお!これはかなりぼく好みのシルエット!
以前買ったオールドレンズのリケノン21mmに似た雰囲気。

形ばっかりあーだこーだと言ってるとカメラが盆栽になってしまいそうなので、早速この2本を持って試し撮りに行ってきました。
例によって写真は全てRAWをLightroom5で現像。
基本は露出とダイナミックレンジの調整、明瞭度の微増、写真によってはフィルムシミュレーションを使い分けてます。ノイズ消しやトリミングはしてません。
アップロードするにあたってサイズを半分に縮小してますが、圧縮はほんのわずかだけしかかけてないので容量は大きめです。
※2016年11月21日訂正:サイズはアップロード時に自動的に1920pxに縮小されているので、半分ではないです(アップした画像は2208x1472。今まで気づかなかった…)。
カラースコパー20mm↓
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これまた焦点距離設定をノクトンの58mmに合わせたまま変更するの忘れて撮影。
この設定がファンクションボタンに設定できれば楽なのに、いちいちメニューから辿らないと変更できないってのがちょいクソ仕様。でもまぁキレイに撮れました(実はこの日、全て58mm設定で撮影してました…トホホ)。
ちなみにノクトンもカラースコパーもCPU搭載してるので、ニコン機ならこういったレンズ情報が自動で記録できたり、本体のいろんな機能を使うことができるそうです。いいな〜。
レンズ情報が記録されるだけでも便利だろうな〜。
このレンズの描写や特性に関しては、レビューとか見ると周辺歪曲がけっこうあるとか見かけましたが、APS-Cならほとんどわからんのでお気楽。

これはノクトン58mmだったと思います↓
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絞りは恐らく開放ではないと思います。f2とかf2.8だったかな?
さすが現代のレンズだけあってけっこうな解像感です。
ぼくはボケを活かした写真ってのがイマイチ好きではなかったのですが、このレンズだとそういう写真を率先して撮りたくなる気がします。ボケ写真も好きになれそうです。

これもノクトンかな?↓
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このサイズに縮小すればわかりませんが、元画像ではこのお地蔵さんの表面がポップコーン現象(詳細は過去の記事参照)を起こしてるのがわかりました。
どうやらこの現象はX-Transセンサーのカラーフィルター配列に起因してるとか…だとしたらファームウェアアップデートじゃ治らないんじゃねーの?だったらンガ〜ン。
画像処理エンジンのアルゴリズムいじって改善できないんすかね。専門的なことはよく知らんけど。
まぁ元画像の等倍拡大でないと見えないくらいだから重箱の隅な話なんですが、この現象を発現しやすい芝生やコケ、こういった石の表面や砂地なんてよく撮る風景なんでリンダ困っちゃう。
ベイヤー配列センサーでローパスレスのSONY a7Rはモアレ対策どうしてるんだろ?

これはカラースコパー20mm↓
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恐らく開放f3.5だと思います。
それほど明るくないf3.5とはいえ、開放だとやはり像や光が若干滲んでしまうようです。
フジのXF16mm(最新レンズ)も開放でやはり少し滲んでましたが、これはどんなレンズでも起きることなんだろか?キャブレターの流体力学と同じく、光学関連の話はさらに想像しづらくて難しい…。
でも解像感が無いというわけではなく、程よくカッチリした印象を受けます。

同じ場所からノクトン58mm↓
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これは絞りいくつだったかな〜。ピント部分のカッチリ具合からして開放じゃなさそう。

カラースコパー20mm↓
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これも絞り不明。背景からして開放じゃなさそう…f8とかかな?
太陽を入れてみましたがフレアもゴーストもほとんど出ませんでした。さすがのコーティング技術。
しかし四隅の空と木のあたりには色収差が見られます。
ノクトンもカラースコパーも完全なデジカメ専用設計ではなく、元々はフィルムカメラ用なので、この辺の大味さは致し方ないのでしょう。信じるか信じないか…いや、これも味と捉えるか欠点と捉えるかはあなた次第!

ノクトン58mm↓
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上と同じ場所にて。これはなんか開放っぽいな〜(何一つ覚えてない)。
上部の空と葉っぱが混ざってるあたりは元々は色収差(紫)がかなり激しい部分でしたが、Lr5で補正したらモノトーンになっちゃいました。
あと、この1枚だけ若干青寄りにWB調整しています。ちょいやり過ぎたか。

カラースコパー20mm↓
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これは開放かな〜、いやf5.6っぽい気がするな。
家を出た時間が遅かったのでもう日が暮れかかってます。

ノクトン58mm↓
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上と同じ場所にて。これは間違いなく開放f1.4でしょう。
個人的にはやっぱりもう一段絞ってカッチリさせた方が好きなんですが、この撮影時のファインダー像だけではその辺の良し悪しまで判断できないんすよね〜。三脚持ってきてじっくり煮詰めればよかったなぁ。

カラースコパー20mmの絞り比較↓
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ボケてる方が…開放じゃないよなぁやっぱりf5.6かな?
締まってる方が…f11とかf16かな〜?すんげー適当。三脚使ってないから位置ズレしてます(比較なのに…)。
今度ちゃんと三脚使って全絞り比較しとこうかな。

同じくノクトン58mmの絞り比較↓
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これはボケてる方が開放っすね。
締まってる方は…なんだろ?f5.6くらいかな?もうちょい浅いかな?
…なんか数値がハッキリしないから比較した意味無いような気がする(笑)。

ノクトン58mm↓
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なんか開放気味な写真ばっかりになっちゃったような…。
色収差は逆光気味だからなのかな?それとも開放だから?絞れば出ないのかな?今度その辺も調べよう。

時計撮ってたらちょうど米軍輸送機が視界に入ってきたので咄嗟に撮影。ノクトン58mm↓
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絞り開放ですが、元画像では米軍機に書いてある文字やマークが辛うじて確認できたので、ちゃんと絞ったらもっとよく写ってたんだろうな〜。

カラースコパー20mm↓
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長いこと洗車してないから汚ったねぇ〜。年内中に洗ってやらんと…。
絞りはそこそこ絞ってると思います(もはや数値を書くことを諦めた)。

ノクトン58mm↓
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たしかこれはf11だったような記憶があります。
最大絞りはf16ですが、小絞りボケを極力少なくしようとf11にしたような気がします。
三脚がわりにコンクリ柵の上でホールドして撮りましたが、置いてセルフタイマーかけた方が確実だったか。
微妙〜にブレてるようにも見えます。

…というわけで、ほとんどデータの無い試し撮り写真でした。
次はちゃんとメモっとこう…。
あと最近いろいろ撮影してて思ったのは、漠然とうろついて撮影ネタを探すってのは意外と難しいってこと。
明確な目的・目標が決まってる、もしくは興味あるものが被写体として存在している方が楽しいし、魅力的な写真が撮れるってことでしょうか(当たり前か)。
適当に街をぶらついてカッコイイ写真をバリエーション豊かに撮れる人は実は凄いんだと思い知った2015年冬。
そんなスキルが欲しい。

最後に換算28mmレンズ(GM1+LUMIX G 14mm/F2.5)で撮影したカッコイイカメラの写真(笑)↓
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やっぱ広角のパースが付いた写真は迫力出ますな〜。
しかしやっぱりフジフイルムのXマウント用にもレンズ作ってくれないかなぁ〜コシナさん。
シェア低いから無理かなぁ。
でも純正レンズって電子制御ばっかりだしデザインや質感が好きになれないのばかりなんすよね〜…なんかバイクと同じこと言ってんなオレ。
まぁマウントアダプターかませばマクロ能力も追加できるから他機種レンズでも満足なんですが、レンズデータのやりとりができる電子接点は羨ましいですね。
さらにデジカメ対応光学設計で防塵防滴性能まで装備してくれたら絶対買っちゃう…そんなMFレンズって今までにあっただろうか?

…存在しないレンズの妄想するようになったらもう重症だろうか。いかんいかん。
話変わって、ノクトンのレンズキャップはフードの中に入る形なので簡単には落ちませんが、フォクトレンダー純正キャップはイマイチホールド感が弱かった(しかもハメにくい)ので、フジフイルム純正キャップに交換しました。
カラースコパーのキャップはフード用のもの(フォクトレンダー純正)しかついてなかったのですが、これがノクトンとは逆にかなりホールド性はよかったです。しかしこのキャップ、フードの中に入るタイプではない上にツマミ部分が外に飛び出してるので、ちょっと脚や身体が触れただけで外れることが頻発。
おかげで公衆トイレで小をしようとしたら思い切りキャップが外れて「カランカラン!」と便器の中へ落下するというバッチィ事故が発生。もちろんすぐ洗いにいきましたが、その水道の水圧が異様に高くて「ブシャーーー!!」となってしまい、飛沫がカメラにかかるという泣きっ面に蜂状態。
でもX-T1は防塵防滴だもんねー!レンズは違うけど…(まぁ大丈夫でしたが)。
翌日すぐヨドバシカメラへ、フジフイルム純正レンズキャップを買いに行ったのは言うまでもありません。
ちなみになんでフジフイルム純正キャップなのかというと、本体がフジ機だからってのもありますが、このキャップ、角が斜めになっている上に薄型なので、キャップが表にむき出しでも何かに当たったり引っかかって外れることが少ないのです。
しかもセンターつまみと外周つまみ両方対応なのでフードの中でも脱着楽々。

…いいかげんそろそろ仕事モードに切り替えんといかんな…時間経つの早いってば。
posted by 文鳥 at 05:08| 東京 ☔| Comment(2) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月23日

フィルムスキャナー

前回の記事では安いスキャナーで新品ASA400ネガカラーフィルムを取り込んでみましたが、光量ムラがあったり色味や解像度でも少々不満だったので、もうちょい上等な機種(OpticFilm 8100)を購入してみました。
台湾のメーカーで、同梱の取り込みソフトはドイツ製だそうですが、現時点においてこの価格帯でこのレベルの性能を持つスキャナーは他に無さそうなので必然的にこれになりました(台湾製なら信頼性も大丈夫だろうし)。
届いて早速説明書に目を通してから起動させようとしましたが、最初のシリアルナンバー入力でつまづきました。入力できない…いろいろ調べたもののさっぱりわからず。
エラーメッセージには「インストールが正しく行われていない」的なことが書かれていたので3回くらい再インストールしましたが同じ結果に。
サポートに電話するも、担当者が不在とのことで折り返しの電話を待つことになり、しばらく待っているとふと本体電源を入れてないことに気が付きまして、電源ONにしてソフトを起動するとあっさりトラブル解決。全然インストール関係ないっつーの。なんで「本体電源が入ってません」とか「スキャナーの反応がありません」とかそういうメッセージ出せねーの?
んでサポートに電話して自己解決したことを伝えてからシリアルナンバー入れて登録、ソフトを起動してフィルム取り込もうとすると、今度は「名用をインストール中です。しばらく待ってもこの画面から進まない場合、ネット環境や接続に問題がある可能性があります」とかいうメッセージがず〜っと出たまんま。名用ってなんじゃい!
さっぱり意味がわからないのでダイアログ下にある「保存をスキップ」みたいなボタンを押したらあっさり起動。そのまま使えました。
その後ソフトを終了したりパソコンを終了したりして何度かソフトを起動しましたが、毎回起動時に上記の「名用をインストール中」メッセージが出ますがスキップで問題なく使えてます(登録内容も設定もちゃんと保存されてる。「保存をスキップ」の保存って何のこと?)。
この意味不明なとこがいかにも海外製って感じですが、ここからしばらくの使用は特に問題ありませんでした。ところが、ある程度時間が経ってから急に謎のトラブルが発生。
特にパラメータを何も変更せずに何枚も取り込み続けているといきなりおかしくなりました。
まず取り込み画面をごらんください↓
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特に異常はなさそうですが(色味は置いといて)このまま取り込んでLightroom5(以下Lr5と記述)で調整するために開くと…↓
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このような真っ暗な画像になってました。
拡大するとこんな感じ↓
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細かいディテールがドット絵みたいにぶっ壊れてます。
それまでの写真はすんなり取り込めたのに、いきなりこうなるとか全く意味不明。
そこでもう一度、今度は明るさをかなり上げて取り込んでみました↓
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かなり白飛びしてそうですがまぁテストです。すると↓
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ドット絵にならずにマトモに取り込めたようです。
調整してみると白飛び部分もデータは失われてなかったようです↓
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ということはこれから少し明るめに取り込めばいいのか、と同じように次々取り込もうとするとまた同じ症状が発生。どんなに明るくしてもダメ。そもそも最初の内は明るくしなくても取り込めたのが謎。これはもはやバグ?
ちなみにLr5で開かずともバグってるかどうか判断する目安として、通常20〜30秒程度の取り込み時間が数分かかるようになったらそのデータはまず壊れていると見ていいでしょう(何回かやってる内にスキャン開始音でわかるようになった)。
何回も試してみると、どうやら連続取り込みで内部のCCDセンサーとかが加熱して異常になってるように思えたので、フィルム1本分取り込んだら一旦スキャナーを終了して(電源オフ)Lr5で色味調整して時間経ってから新たにスキャン…というペースにしたらなんとかサクサク取り込めたように思います。
というわけで、やっぱこういうのって日本製じゃないとダメなのかな〜と痛感した次第であります(でもソフトはアドビがいいな。このドイツ製ソフトはイマイチ)。
でもフィルムを使う人、ましてや自分でスキャンする人なんて絶滅危惧種みたいな存在になりつつある昨今では日本のメーカーもこんな機械には興味ないんでしょうかね…日本製高性能スキャナーはどんどん生産終了になって後継機も出てないようです。

とりあえず今回マトモに取り込めた(笑)写真を見てみましょう(サイズはオリジナルの約半分にして僅かに圧縮かけてます)※2016年11月21日訂正:サイズはアップロード時に自動的に1920pxに縮小されているので、半分ではないです(アップした画像は2208x1472。今まで気づかなかった…)↓
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色味調整とゴミ取りだけLr5でやってますが、取り込みソフトだけでもフィルム選択やパラメータ調整で、ある程度マトモな色味にできそうです(Lr5ほど使いやすくはなさそう)。
もちろん安いスキャナーのような光量ムラも皆無なのでLr5の調整も簡単です。
取り込み範囲も安いスキャナーでは調整できませんでしたが、これは自由に範囲を設定できるので、フィルムに写ってる範囲ほぼ全域を取り込むことも可能。
ちなみに安いスキャナーで取り込んだ同じ写真(Lr5補正あり)はコチラ(2.6MB)
取り込みソフトは前述のバグ?もあるので早めに終わらせるべく、軽く明暗調整だけしてツール類は使用してません。画像形式はTIFFで取り込みました。

もう一枚↓
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まだ補正スキルが未熟なのでなんとも言えませんが、色味は以前より簡単に鮮やか&現実的に調整できたように思います。
以前の写真はコチラ

さらにもう一枚↓
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以前の写真はコチラ
取り込み時のさじ加減かもしれませんが、以前より橋の裏が良く写ってます。
この写真の等倍トリミングを比較↓
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Aが今回のもので、Bが前回のもの。
Aは粒状感が強いですが、Bのモロモロ写真よりは高解像であることがわかります。
ノイズ処理すればもうちょい粒状感を減らせそうですが、解像感を優先して未処理です。
Bの方はノイジーさは減少してますがディテールは完全に劣化していて、明暗コントラストの激しい部分のノイズみたいな乱れもかなり目立ちます(バイクの赤色はAとBの中間くらいがよかったかな…)。

露出アンダー気味の写真はこんな感じ↓
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以前の写真はコチラ
光量ムラが無いので色味調整も楽になりました。

スキャン解像度は安いスキャナー画像に合わせて全て3600dpiにしました。
最大7200dpiでスキャンできますが、そうするとデータ量が1枚で200MBとかになってしまいスキャン時間もかなり長くなるので、ネットにアップするとか自分のパソコン画面(当方21.5インチフルHD)で等倍拡大せずに見る程度なら、さらに軽い2400dpiでも十分かなという感じです。
基本操作画面にはある程度の明暗やコントラストを調整できるパラメータとフィルムの種類を設定できる項目が備わっておりまして、その他何種類かのツール(色味や粒状感等)がありますが、処理が複雑になる(ツールを使う)ほどスキャン速度は落ちるようです。

解像感は前回のものより確かに向上しているのがわかりましたが、ASA400だったためか、ただ単にヘタだったためか、今回のフィルムでは粒状感が目立ってしまい高解像感をイマイチ感じられなかったので、約20年前に専門学校の課題で撮影したASA100(FUJI HG100)の写真をスキャンしてみました↓
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ただこのフィルム、経年劣化のせいか少々色味調整が難しかったです。
レトロなまんまの色にするか、現代的な色にするか悩ましかったんですが、現代っぽくした方が面白そうだったのでなんとか調整してみましたが、な〜んかまだ変な感じがします。
等倍トリミングするとこんな感じ↓
05a.jpg
粒状感が非常に少なくてキレイです。これは果たしてフィルムのせいなのか、それとも腕前なのか(昔の方が上手かった?)それともレンズのせいなのか?
なんにしても、解像度の高いスキャナーであることがわかって一安心。
こうなってくるとリバーサルフィルムも試してみたくなりますが、リバーサルは露出選定がシビアらしいので、このクオリティで写るなら多少の露出失敗もリカバーできるネガでも全然いいっすね。安いし(実はリバーサルフィルムはこの専門学校時代に一度だけ中判カメラでスタジオ撮影に使ったことがあるだけなので自信がない)。
ちなみにこの時使用したカメラ&レンズは学校から借りたものだったのですが、それが何だったのか、残念ながら全く覚えてません(今ほどカメラに興味なかった)。
おぼろげな脳内記憶映像や時期から考えると、70年代末期〜80年代中頃のモデルだったように思えたので、今いろいろ調べてみるとどうもOMシリーズ(OM-20とかOM-4かな?)のような気がします。
スプリットプリズムと露出計がすごい使いやすかった記憶があります。

最後に、以前にも掲載した劣化フィルムも(2400dpiでのスキャン)↓
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以前の写真はコチラ
これまた正しい色なのかよくわかりませんが、すごくいい雰囲気になりました。
つい最近撮ったのに1970年代に撮ったような印象です(笑)。

というわけで、フィルムスキャナーOpticFilm 8100のインプレッションでした。
取り込みソフトが少々使いづらいことと、たまに画像データがぶっ壊れてスキャンされることを除けば、かなり上等なスキャナーだと思います(後にこのデータぶっ壊れ問題は解決します。その記事はコチラ)。
安いスキャナー(サンワダイレクトの400-SCN024)は光量ムラとか色味のバラつきとかいろいろ自由度が低いですが、パソコン不要でスキャン時間がほぼ一瞬(安いデジカメで撮影してる感じ)なので、画質にこだわらず、時間をかけずに大量にスキャンしたい人向けと言えます。
posted by 文鳥 at 00:48| 東京 ☀| Comment(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月15日

フィルム写真

露光漏れしてないか確認するためMEスーパーに入れてた新品ASA400(FUJIFILM PREMIUM400)をやっと撮り終えたので現像に出してきました(例によって大きな写真はサイズを半分に縮小しています)※2016年11月21日訂正:サイズはアップロード時に自動的に1920pxに縮小されているので、半分ではないです(アップした画像は2208x1472。今まで気づかなかった…)↓
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露光漏れ無ーし!
やった〜タダで手に入れたジャンクMEスーパー、これにて実用機に昇格!
劣化フィルム入れて撮影した時には露光漏れらしき形跡がありましたが、やはりあれはフィルムの劣化だったようです。
近くに電子レンジがあったし、6年以上放置されてたフィルムだったから電磁波とかガスとか放射能の影響なのかな?

カメラはこれでよし。次なる問題はフィルムのスキャニング。
上の写真はちょっと前に買ったサンワダイレクトの400-SCN024っていうかなり安いモデルでスキャンしたものですがこのスキャナー、解像度とか色味にこだわる人にはオススメできません。
上の写真はスキャン後にLightroom5(以下Lr5と記述)でかなり補正したものなのです。
元の写真はコレ↓
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露出が適正な写真でもこんな感じでした。かなりマゼンタが強いのかな?
まぁレトロな味わいがあるようにも思えますが、デフォルトでは自然な感じになってほしいところ。
んで露出アンダーな割合が多いとこんな感じになります↓
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このスキャナー最大の欠点と思うのはこれ。
フィルム背面のLED照明に光量ムラがあって左右だけ妙に明るく、センサーは中央を基準に自動補正してるので、中央付近はコントラストがマトモですが左右は薄くなっています。
しかもキッチリ垂直ラインで変化してるのならまだ楽なのですが、右下部分だけちょっと膨らんで変化してたりしてホセ・メンドクサ。
これを色味を含めてLr5で補正↓
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Lr5にはこういった光量ムラ補正にちょうどいいツールがあるですが、色味調整は何度も試行錯誤しちゃいます(ず〜っと同じような写真見てると視覚が麻痺してくる)。
この光量ムラの厄介なところは明暗だけでなくて色味まで変化している点。
全ての写真で同じような変化なら設定のコピペで済むのですが、1枚1枚光量や色味に微妙な違いがあってコピペだけではマトモに補正できません。
あと、かなり暗い写真だと完全にホワイトバランスが狂って暗い部分が強く茶色(赤?)がかった色になります(露光補正しても治らない)。
これをスキャン時に回避する方法として、一旦明るい写真をセンサーに写してから、サッとスキャンしたい暗い写真に移動させて、センサーが反応しきる前にスキャンボタンを押すという荒業を編み出しました(笑)。
こうすると比較的マシな色味でスキャンできますが、非常にアナログなやり方で笑えます。

あと解像度はやはり簡易的なスキャナーなのであまり良くないです。
↓この写真で見てみると…
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等倍トリミング↓
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パソコンの画面で拡大せずに見る分にはほとんど気になりませんが、等倍で見るとディテールがモロモロです(ピントは合ってると思うけど、もしかしたらちょい奥ピン?)。
民生用のフィルムスキャナーってこんなもんなのかと思っちゃいましたが、検索してみるともうちょいイイ機種だとちゃんと解像してるんですね〜。もっとちゃんと調べてから買えばよかった…。

このスキャナーはかなり低価格で、スキャン時間もほぼ一瞬(安いコンデジで撮影してるようなイメージ)で、さらにパソコンが無くても液晶モニターで確認しながらSDカードに直接記録できるという、画質とかにこだわらない人にとってはかなり便利な道具ではありますが、ぼくにとってはコレジャナイ感満載…。
てなわけで、先ほど高解像度の機種(OpticFilm8100)をポチりました(笑)。はたしてこれはちゃんと使えるのかな…?

一応他の写真もいくつか掲載(ちなみに以下全てLr5にて補正済みのもの)↓
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この写真はかなりゴミが入ってしまったのですが、Lr5で消してます。自動ではありませんが超簡単です。
ちなみにこの場所は以前に劣化フィルムで撮影したのと同じ場所です。太陽が画面外すぐにあるので若干フレアーが出ました(フードは邪魔なのでいつも付けてない)。
でもフレアーやゴーストって入り方によってはいい感じの演出になるように思えてきました。

トンネルの中から↓
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これも以前X-T1で撮影したのと同じ場所
さすがに安物スキャナーでスキャンしたASA400フィルムの写真見た後にX-T1の写真見ると「うぉ!」となりますが、フィルムはフィルムでノスタルジックな情感を掻き立てられるように思います。

バイクのカスタムでお世話になってるタックインさんにて↓
09.jpg
先ほどのトンネル写真もそうでしたが、意外とフレアもゴーストも出てないように見えます。
レンズはたしかペンタックスのSMCM28-50mmだったと思います。
ちゃんとしたスキャナーでスキャンしたらけっこうキレイな写真が見れそう。

毎度おなじみ陣馬山にて↓
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これはかなりキレイに撮れたと思います。
でもX-T1と比べてみると…↓
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グハ!やっぱデジカメってクリアで高精細ですな〜。
でもネット検索で上手なフィルム写真を見ると、デジカメ写真とは別ベクトルの魅力を感じて「こういうの撮りたいな〜」と、ある種もの作り魂みたいなものを刺激されます。

つーかXLまだかな…っていうかそろそろ仕事開始しないとイカンな。
posted by 文鳥 at 00:10| 東京 ☔| Comment(2) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする